2022/05/28

CW「雪原を越えて」感想

対象:4~6
作者:ABCさん

中編探索シナ。グゥル雪原の氷海にあると言う氷河の結晶を手に入れてきてほしいという依頼です。

凍えながらの雪原探索で吹雪やら寒中水泳やら雪原らしい?苦難もあったんですが、それよりも斜め移動に苦戦させられました。最終的にはお絵かきソフトを起動したけども、手書きはめんどくさいので斜め移動がある場合はオートマッピング機能が欲しい…(わがまま)。マップが完成してからは普通に楽しめましたけどね。

こちらから攻撃を仕掛けなければ冒険者に見向きもせず走り去っていく狼とか風情がありました。
狼ってゴブリンやチンピラに次いで戦うことが多い相手という印象だけど、よほど飢えてなければわざわざ武装した冒険者に襲い掛かったりしないのかも…。

また、雪原の住人との交流も面白かったし(挨拶する仲に)、村の住人たちが時折入れ替わって日常生活を垣間見せてくれるところが凝ってて良かったです。井戸端会議がすごくそれっぽいし、雪遊びする子供が楽しそう。

あと冷たい石と温かい石を集めまくって、祭壇で錬金術してきました。何気に回復アイテムが優秀なんだ。
あの人間嫌いの竜は意外とチョロそうだったので、頻繁に通える場所だったら冒険者と酒を飲みかわす仲になれたかもしれないなぁ。

2022/05/23

CWまとめ感想(2022/05/23)

「鈴の音(6~7)」作者:月並みさん
子供非推奨のPC一人専用長編読み物シナ。傘作りの手伝いの仕事をしていたPCが、並行して踊り子の送迎もすることになり…というお話です。それぞれの依頼で交流する二組の親子との描写が良かったですね~。市井の人との何気ない日常描写が大好きなので、ぐいぐい引き込まれました。そして、日常シーンからリューンの風景や他国のことなど、少しずつ作品世界が広がっていって読みやすかったです。きな臭い展開になってからは冒険者が冒険者って感じで格好良かったし、親子にすっかり感情移入してたので終盤の展開にはもう感情揺さぶられまくってしまいました。身も心も疲れた冒険者に見せる親父さんの優しさに泣く…。傘職人のおやじさんの心配りも沁みるよね…。3人の女性たちの旅立ちに明るい未来が待ってますように!

「旅先譚:公女救出(6~8)」作者:黒土 禾甘さん
人数調整不要の一人用短編シナ。主が山賊にさらわれたので助け出して欲しいと旅先で頼まれます。一刻を争う事態という様子だったので、必要事項だけ聞いて引き受けました。妙に選択肢が多かったから時間制限があると予想。森は意外と広く、ところどころ途絶える山賊の足跡を追っていくのも緊張感ありました。いつもなら隅々までマッピングするんだけどね~。そして山賊のアジトへの侵入も、救出対象の身の安全を第一に考えて慎重に行動します。…壁を登ろうとして一回落ちたけど。報酬は微妙でも、1人で山賊を退治して少女を救出するなんてカッコいいよね~。冒険してる感ありました。

「ダウンプア(10~15)」作者:かがちさん
一人用の何度か出入りする(トータルで中編くらい?)高難度戦闘ありのシナリオ。夢でシキという女性と邂逅を重ね親しくなっていくが、やがて彼女はPCに強い執着を持つようになり…というお話です。公式ではヤンデレじゃないそうですが、私的にはヤンデレヒロインだなぁという印象。儚いようで苛烈、恐ろしいけれど放っておけないところのある女性でした。戦闘は連戦で厳しいけど、それまでに強力な回復バフアイテムを手に入れられる機会があるので安心です(持たせ忘れた人)。シキさん、連れ込んだらlv10(上限に達してない)の汚名てんこ盛りで、永遠のlv10って感じなのかな?

「石像回収の依頼(4~6)」作者:清風りちあさん
3人以上向け中編探索シナ。石化させられた仲間たちの回収を手伝ってほしいという冒険者からの依頼です。かなり切迫した状況なのに、遺跡に到着したら急に荷物袋に入り込む依頼人に笑わされました。怖いのはわかるけどシリアスが霧散しちゃったよ!しかもアイテムとして使えるというね…。おかげで探索中もコミカルで楽しかったです。彼の仲間たちも親しみやすい人たちばかりで、何だかんだで荷物袋がにぎやかに(笑)彼らが手助けしてくれるし遺跡内で手に入るアイテムもあり、それほど準備していかなくても対処できます。もちろん、スキルなどで対処できればその分使わず持ち帰れるアイテムが増えるから嬉しい!サクッと遊べて探索しがいもある作品でした。

「家族の象徴(1~2)」作者:むーさん
サクッと探索チュートリアルシナ。家族がバラバラになって寂しいので家族の象徴である肖像画を以前の家から持ってきてほしいという依頼です。交渉すると、依頼の品以外に何か見つけてきたら報酬アップしてくれることに。危険もほとんどなく、駆け出しに嬉しい依頼ですね。ラストはほっこり温かい気持ちになれました。

「我こそが偽り騙る者(7〜10)」作者:Luckyさん
嘘つきを見つける6人専用短編シナ。変装の達人ネームレスに命を狙われる豪商を護衛することになり、主人公_1は仲間に成り代わったであろう暗殺者を特定しようとするが…というお話です。みんなの話を聞いて偽物を指摘するんですが、ぜんぜんわからなくてダメ元で選んだら正解しました。疑心暗鬼に陥いった挙句、全てを失って絶望の中で死んでいく依頼人…。悪役PTじゃないと違和感あるかもしれないものの、渋くて格好よかったです。

「誰かの紡ぐ英雄譚(8~10)」作者:Luckyさん
繰り返しプレイ前提の6人専用短編戦闘シナ。山に出かけた友人と捜索に行った冒険者が帰らないので、何が起こったのか調査してほしいという依頼です。洞窟を訪れると謎のモンスター襲撃と助けてくれる人影が…。そういうことか~。これは面白いですね。終わることのない物語であり、これからも引き継ぎ継がれていく。でも毎回行方不明者なってる友人が気になる…。

「聖カミツレ病院跡」作者:307さん
next専用の戦闘なし短編探索シナ。取り壊す予定の廃病院から人の気配がするので調査と安全確認をしてほしいという依頼です。ちょっと構造が分かりにくくて迷ったけど、廃病院の不気味な雰囲気が出ていて肝試し気分で探索できました。かなり崩れてて建物倒壊の怖さもあるし(汗)一通り見て回って”安全ではない”と結論付けて報告。建物の取り壊しはノームとか使えばいいんじゃないかな?収穫は腐敗臭漂うなか頑張って回収したチーズ一つ。さすが冒険者、なんでも持ち帰るなぁ。

「好奇心は化け猫をも殺す(4~7)」作者:怪獣クドラさん
短編三つ入り店シナ。妖怪の体の一部を収集する妖怪研究家の依頼で、幾度か妖怪退治をします。妖怪の一部がゴロゴロしてる部屋で暮らすとか、かなりの変人ですね(汗)封印的なものを施さないで、しかも一箇所に集めておいて大丈夫なんだろうか…と思っていたら案の定な展開に。研究するなら安全に扱う方法を最初に研究して!1話目は蛇の呪いの対象の決まり方がいかにも怪異という感じで面白かったし、2話目は圧倒的クマパワーと、怪異化しても残っている親の情が印象的でした。3話目はタイトル回収でスッキリといきたかったけども、そもそも最初に化け猫化した原因はなんだったんだろうなぁと少し気になってしまいました。人間への恨みから化け猫になる話(映画?)が印象に残ってるので。

「魂の解放(2~4)」作者:怪獣クドラさん
探偵バリアント向け短編シナ。娘の様子がおかしいので薬物をやってないか調べてほしいという依頼です。近々警察も動くらしいということで、急いで彼女の近辺を探ります。探偵バリアントの親父…もとい所長はキリっとしてて格好いいですよね。秘書な娘さんも有能っぽくて、やり手の探偵事務所という感じでした。探偵たちも頑張ってたけど、今回一番活躍したのは自称・情報屋の白瀬ちゃんかもしれない。彼女の情報のおかげでギリギリ間に合ったようなものだし。好奇心を満たすために危険も顧みず(いちおうヤバいのは避けてるらしいけど)情報収集してて、探偵とも嬉々として交渉する辺り将来大物になりそう。また彼女と仕事をしたいですね。

2022/05/18

CW「往く人の残香」感想

作者:カブさん

6人専用長編シナ。邸宅跡を調査し、当時の邸宅の間取り図を完成させてほしいという依頼です。
廃墟の調査かと思いきや、ほぼ更地になった場所を調査することに。測量、聞き込み、文献調査、現場調査、現場保存のための警備、そして柔軟に対応するヘルプ君を決めて調査開始です(ほぼ何も残ってないのに当然のように測量できる冒険者すごい!)。

最初はどう分担したものか迷ったけども、制限時間はないので配置が決まれば後はひたすら調査と推理を重ねていきます。考古学の調査もこんな感じなのかなぁと思いつつ、間取り図を埋めていきました。

それぞれが入手した断片的な情報と、いざという時の魔道具(使うごとに報酬が減る)頼りで、次第に当時の邸宅の姿や暮らしていた人々のことが浮かび上がっていくのが面白かったです。
ヘルプ君の働きによっては邸宅の秘密にもたどり着けるかも?

攻略テキストがあるし、普通にプレイしていてもヒントが出るので気楽にプレイできます。ロマン溢れる作品でした。
あと色褪せた古書の挿絵のように見える背景が非常にセンスあふれてて、この作品にぴったりです。

2022/05/13

CWまとめ感想(2022/05/13)

「水の都アクエリア」作者:SARUOさん
5分~30分程度の短編依頼がたくさん受けられる街シナ。全ての依頼をこなすとlv1の冒険者がlv5になっている(合計24点)というくらい依頼がメインの街シナでした。依頼を受けていくことで、水の都の住人マリナーたちや街の背景もわかってきて親しみが湧いたし。フィーとイルザのシリーズをやってると、より入り込めると思います。あと、低レベル向けなのに、かなりやり応えあるのもいいですね。ハートを消費したりKCを上手く使えば戦いを有利に進められるシステムで、色々とやりようがあるのが嬉しい。盗賊になんとなく持たせていた遠距離攻撃KC付きのリサイクル武器が大活躍しました。効果的なアイテムやスキルも報酬と一緒にもらえたりするし。駆け出し冒険者PTも今やすっかり中堅です。

「Gorąco dzisiaj」作者:while(TRUE) 😱;、さん
py5以上の6人専用長編狂い系シナ(クリア後は店シナ)。狂ったかのような記録的猛暑が続き、なんか色々あって死後の世界に来た冒険者たちが事態を収束させるため奔走します。バー○ード○トラーができるというのが面白いですね。スキルカードの情報(たぶんカード名の文字数とかKCの数とか?)からAtk・Def・Spdを算出し、選んだ行動と相手の能力値とで攻撃順やダメージ、連続攻撃や反撃ができるかなどが決まります。カードの能力値はバトル中に使うしか確認方法がないのがちょっと面倒でしたが、一度メモしてしまえば相手の得意戦法に合わせてどのカードを使うか考えるのが楽しかったです。ただ、初回のストーリーがかなり人を選ぶんですよね。アニキ、アッチャラペッサー、せりざわぽや~んなどのCWネタ(新しい作品についても)、パロディ、メタネタ、時事ネタ何でもありでした。クリア後はカードバトルトーナメントに参加できて、勝てば景品(特産品とか)がもらえます。でも相手が持ってるカードが結構強いので、所持スキル全てがそれ以下の性能だとほぼ勝てないかも。せめて簡単に所持スキルの性能をチェックできれば強カードを探そうと思えるんだけどなぁ。ちなみに勝ち抜くと_1/2クーポンがもらえます。py5でしかできないことに意欲的な作品でした。

「桜易都市リューン」作者:生野菜サラダさん
デザインを桜に変えたリューン改変シナ。さりげなく売り切れごめんのスキルや魔法薬、火晶石も売ってます。隠しイベントもあって、連れ込みのためには生野菜サラダさんの作品をプレイしつくしたPTでやるか、解析するしかない。色んなPTでプレイしてたから頑張りました。またもや吸血鬼(ロリババア)を連れ込みだ!能力値的に冒険に連れ出して大丈夫か心配になるけど、老骨に鞭打ってもらいます。

「異教徒狩り(4~5)」作者:大地の子さん
マルチエンドの短編シナ。聖北教会からの依頼で、リューンに潜伏するクドラ教徒のアジトを探し当てて討伐します。うっかり未入手作品だったので再公開されて嬉しいです。中堅冒険者でサクッと遊べる作品でした。でも情報収集パートで考えなしに動くと大赤字になるし、回り道をする破目になったりするから気を抜けません。やはり酒場でいろんな人と信頼関係を築いておくのは大事よね。能力値に社交性があるのも納得。

「BigでGreatなMusic!」作者:キアさん
NEXT/py専用で6人専用のコミカルな中編シナ。賢者の塔の魔道具の暴走でBGMがバグってしまい、空気を読まないBGMに冒険者が悩まされるお話です。BGMに言及してる時点でわかるようにメタネタ満載でした。最初から全力で笑わせてくるし、作者さんが楽しんで作ってるのが伝わってきます。ゲーミングタイトルとか、格好よく決められなくて泣き叫ぶ参謀とか面白すぎる。…参謀役は幼いルルナ君だったんで可愛かったけども。とにかく”場違いなBGM”というネタでよくここまで色々な面白いシチュエーションを思いつくなぁと感心するくらい、最後までノリノリです。久々に大笑いできるシナリオでした。

「妖魔の谷」作者:ロキさん
lv4未満なら何度でもプレイできる経験値稼ぎ&金策シナ。大量の妖魔が棲みついた森で妖魔の巣を潰してほしいという依頼です。クリック式探索とミニマップの複合的な探索シナですね。移動すると、5種類のマップと花畑、果樹園のどれかにたどり着き、花と果樹は採取した後また移動できます。でも巣を見つけて討伐するを選んだら、その日の依頼はそのマップで終了。1回のクリアで経験点が4点入り、最大9回もらえるとかどういうことなんだ…。ゲーム的には思ったよりサクッと遊べるシナリオだったけど、色んな冒険で育てたい派には気軽にプレイできない感じでした(特産品が欲しくなったらレベルMAXのPTに頼めばいいかな…)。

「謂れなき魔女の郷」作者:Azami.さん
1.50/Py2向け街シナ。特産品KCに対応しており、魔女との物々交換や山での採取&狩り&料理などによって特産品が手に入ります。魔女たちと友好的に接していると他の住人も顔を見せてくれるので、他の街の特産品をたくさん持っていくといいかも。物々交換で相手の欲しがっているものを渡すと、お返しに郷の特産品を何個かオマケでくれます。普通に交易所で売るよりお得かも?(少なくとも特産品_小はお得)それに物々交換で貰える切手のデザインが素敵なんですよね。魔女の誰かが作ってるんだろうか。他にも、山で材料集めして、空き家で料理や薬などをつくって田舎のスローライフを楽しめました。

「惑いの花(1~3)」作者:仁芝イノさん
人数調整不要の若者仲良し(親友・片想い・両想い)二人用短編読み物シナ。おつかいを終えて桜の木の元へ行った感受性の強いPCの様子がおかしくなり…というお話でした。片想いでやったら切なくて良かったです。何よりも大切な人を、いつの間にか忘れていた罪悪感…。状況や心情で印象が変わる桜の美しさが印象的でした。

「CRUEL ・ SHOW(7~10)」作者:かがちさん
悪役推奨一人専用マルチエンドの短編シナ。嘘も人殺しもできて、後悔しないPCへの依頼です。次々と出会いを繰り返し、コネを得ていく様子が描かれ、最後には…。淡々と進んでいくもののどういう依頼なのかは何となくわかって、返答の選択肢の時に”このPCならこんな気持ちでいるだろう”と想像できました。最後の戦いが切ない!

「1day×Buddy×Duty(3~4)」作者:ゆずきちさん
人数調整不要の犬猿二人用(仲間がいれば少し出番あり)長編シナ。不慮の事故で村に寄った犬猿二人が、その村のお祭りである儀式を”仲良く”行うことになり…というお話です。全体的にゆる~いノリで楽しかったです。村に伝わる伝承からしてもうゆるいし、祭りを全力で楽しむお爺ちゃん村長が可愛い。周りが心配になるくらいはしゃいでるんだもの。儀式では山を登りながら二人の絆を見せるんだけど、本当にこれで合ってるのか神様に問いただしたい。まあ人外な存在がいっぱいいる世界だから、ようちえんのせんせい気分で人に構う神様もいるのかな…。判定甘すぎて意味があるのか分からないけど(汗)最初から最後まで、犬猿が仲良く喧嘩してるのを楽しめる作品でした。

2022/05/08

CW「モノクの森」感想

対象レベル:1~5
作者:伊礼さん

3人以上向け長編探索シナ。
懐かしい雰囲気漂うモノクロドットのマップがいいですね~。しかも色んなところに小さなイベントが隠されていて、探索するのが楽しい!
次は何がくるだろうとワクワクしながら探索できました。

探索中に手に入ったアイテムなどで対応できる部分もあるから、駆け出しPTでも十分楽しめると思います。森とダンジョンで仕掛けなどの傾向も違って、最後まで飽きずに探索できるし。
そこかしこにスキルやアイテムが隠されてるのも嬉しい。

あと、森のくまさんのおかげで、思いがけず釣りが楽しめました。釣れる場所がいくつかあって、それぞれ釣れるものが違います。無限に釣れるわけではないけど、探索中の息抜きにはちょうど良かったです。
たくさん釣ったのをくまさんも喜んでくれて、クマパワーを分けてもらえました(笑)
釣りは友情を育むのだ!

依頼をこなした後、それ以上の冒険を望むかどうかは冒険者次第。
最後はキングのありがた~いお言葉までもらえて、盛沢山なシナリオで大満足でした。

2022/05/03

CWまとめ感想(2022/05/03)

「風の回廊(3~5)」作者:ABCさん
長編探索シナ。絶滅したと思われていた美しい羽をもつ巨鳥の噂を聞き、一攫千金を狙ってクアル村を訪れます。村で情報収集、目的地へ行く手段のために森探索、そして巣を目指して洞窟探索と、少しずつ目標に近づいていく感じがいい。森と洞窟では勝手が違って同じ探索でもぜんぜん印象が違うし、村で得た情報を上手く活用できるかどうかは冒険者たちの機転にかかっています。発煙筒を使うタイミングが結構難しくて、何度かやり直しました。そして最後の難関はやはり巨鳥との対決です。すんなり羽根だけ持ち帰れるとは思ってなかったけど、思いの外命がけでしたね…。それでも可能な限り羽根を拾い集めてきました。羽根9枚で4500spげっと!

「交雪都市リューン(白銀に沈む交雪都市)」作者:生野菜サラダさん
短編戦闘シナ。今度はリューンが雪に埋もれてしまったので、解決のためリューンの施設を片っ端から回って原因を探します。背景真っ白に苦言を呈する冒険者たち(笑)口は悪くても当然のように事件解決のために動き出します。リューンで変なことが起こったら、大体そこらへんに諸悪の根源がうろついてるからね。ちょっと苦戦したけど原因撃破。りどみにあった方法でスキルとアイテムもゲットしました。これだけトラブルが多いと、リューン内だけで冒険してる冒険者もいるんだろうなぁ。

「逢わせ屋の詩」作者:にわかブロンティストさん
初回は短編護衛シナで、それ以降は呪歌と死霊術の店シナになります。逢わせ屋というものが何かわかると、短編シリーズものにしてもよかったんじゃないかと思える題材でした。操る系の死霊術は嫌いだけど、こういう死者との交感系はロマンがあっていいなと思います。依頼人のエーミルくんは「早晨宿」で連れ込めるみたいなので、今度お迎えに行こうかな。

「かりそめの呼び名を」作者:風切 快夢さん
リューンっぽい人物名を生成してくれる命名ユーティリティシナ。2文字ずつ入った大量のステップをランダムで組み合わせてるっぽいですね。ちゃんと名前っぽくなるよう調整してあるようで、結構いい感じの名前が生成されて驚きました。50sp支払うと、冒険者が気に入るまで延々と名前を挙げていってくれるペコさんもすごい!NPCの名前とか、逸話の中に出てくる人物名とかの生成には使えないのかな?

「現代ウィッチクラフト(1~8)」作者:黒豚和牛さん
探偵バリアント向け依頼付きオカルト系店シナ。今のところ3つ依頼があって、2回目の来店時から順番に一つずつイベントが発生します。学校の七不思議などのオカルト系の事件で、それぞれ短編シナとして成立するくらいの作り込みだし雰囲気もあって楽しめました。女子中学生な今どきの魔女(依頼人)ミサキちゃんも可愛いし。事件の背後には共通の何かがあるようで、だんだんと怪異の凶悪さが増していくのも探偵として見過ごせないよね。続きが見られる日を楽しみに待ちたいと思います。個人的に最初の依頼で雑霊を言葉攻めによって倒すところがツボでした(笑)普段大人しい感じのPCを選ぶとギャップが楽しい。

「高原の村シャイア(1~7)」作者:班地 殴さん
イベント付き街シナ(村シナ)。牧歌的なようでいて、どこかおかしな田舎の村で、村の住人から色々な依頼を受けます。みんな個性的で、普通そうに見える人がぜんぜん普通じゃなかったりするから面白いんですよね。条件の合ったPCがいる時しか発生しないイベントなんかもあって、白黒つけ隊で行ったら若者男性のジェット君が村娘に惚れられて、大人男性のハロゲンさんが幼女にからかわれて大変でした(笑)あと牧場で乳搾り体験ができるんだけども、牛がどう見ても牛じゃなくてミルク一瓶手に入れるのも命がけ。牧場主さん、毎日これをやってるのか…すげぇな。ゴブリンや密猟者と戦ったりすることもあるし、熱い展開や心温まる展開もあったりして最後まで楽しめました。ロムルとレムルは院長に出会えてよかったねぇ(涙)

「奇食の店」作者:ゾンビ怖いさん
ダンジョン付きゲテモノ料理販売店シナ。食材モンスターばかりがいる遺跡のそばのお店で、ゲテモノ料理の販売やゲテモノ食材の買取をしてます。遺跡の謎の解明には、lv7以上のPTで中編探索シナくらいの時間かかりました。いつの時代もゲテモノ好きっているんだなぁ…。錬金術でも科学でも、美味しいものが作れるようになったら作っちゃうのが人間だよね(見た目はともかく)。何度でも狩れるし、飢饉になっても安心だ!

「漢と漢が出会う時」「押忍!男闘虎塾(3~10)」作者:古山シウさん
男闘虎塾出身じゃないPC一人用修行シナ。何も知らずに体験入学したら、地獄のようなしごき特訓で持ち前の才能を開花させていき…という少年漫画的熱血作品でした。基本は先生と戦って、勝ったらスキルを伝授という流れを繰り返します。濃いキャラたちと、青春の汗、ライバル・アオサとの友情など、嵌れば楽しいし嵌らなくても途中から慣れて楽しめるかも。終盤のバトルがかなり厳しかったけど…。一人用だったのでPTから外した1人で突入したら、所持金0spなのに寄付を求められて焦りました。そして無一文で気まずい雰囲気になって笑った。

「刀剣これくしょん」作者:カナソの魔剣さん
未完成の剣娘収集シナリオ。とりあえず素材集めとほぼすべての剣娘の作成が可能になっていて、剣娘は召喚獣として連れだすこともできます。素材収集はクリック式探索で、戦闘はオリジナルのコマンド戦闘でした。連れている剣娘の特徴を考慮しつつ、構えと間合い、攻撃か必殺技かを決めて妖怪を倒します。剣娘のレベルは実装されてないので、とにかく砂鉄と木炭を集めまくって剣娘を作り(鋼のランクである程度選べるけど完成する剣娘はランダム)コンプリートするのが目的に。完成した剣娘に刀の蘊蓄を聞くのが楽しかったです。色々未実装なのが残念!

「Bitter End Chocolate」作者:割れざくろさん
人数調整不要のPC一人用ホワイトデー短編読み物シナ。これは苦いですね…。恋愛とかホワイトデーとかでなくても冒険者なら起こりうることだけど、明るいイベントの中だと一層取り残された感があるというか…。なぜ一か月後なんだろうな、という言葉が重い。そして宿の娘さんへの気遣いが優しい。