2022/02/27

CWまとめ感想(2022/02/27)

「ピスト村の山菜取り(2~3)」作者:VIPPASさん
お題に沿って作った短編探索シナ。村に蔓延る病気の治療薬を森の薬師からもらってきてほしいという依頼です。年に1、2人村人が森で亡くなってるって、結構ヤバいのでは?なぜ討伐依頼を出さなかったんだろう…。それはともかく、老人に会いに行くと必要な薬草が足りず森の奥へ採取に行きます。でも、強い妖魔がいて即席罠で倒すことに。時間制限があるなか、材料集めがランダムなのが厳しいですね。あと3か所に設置できるんだけど、1か所につき3個仕掛けられるというのを聞き逃して一度ゲームオーバーに。やり直して3個ずつ仕掛けようと思ったら、今度は3番目の場所で2番目の設置罠が表示される不具合が…。いちおう頑張って倒せたし、思うようにいかないところも結構楽しかったです。

「ある音楽家の護衛(1~2)」作者:ゾンビ怖いさん
短編護衛シナ。ギター奏者からの依頼で、ギターの修理のため職人のいるジアム村との往復を護衛します。駆け出しでもサクッと遊べて、冒険者としての能力を試されるシーンもあって楽しかったです。やっぱり情報収集は大事よね。ギターを大事にする依頼人が何気に個性があって好きです。

「爆弾仕掛けの番犬(5~7)」作者:ゾンビ怖いさん
「機械仕掛けの番犬」の外伝的続編を想定した中編探索戦闘シナ。ルーシーのスチームゴーレムが何者かに盗まれたので取り戻してほしいという依頼です。戦闘ではPC一人がスチームゴーレムに仕掛けられた爆弾解除に当たり、仲間は犯人のウッドゴーレムを倒したり解除PCを回復したりとサポートに回ります。ウッドゴーレムがそれなりに多く、全体攻撃できないのでlv5パーティだと結構大変ですね。爆弾解除してルーシーに動力を外されるまで、スチームゴーレムもこちらを攻撃してくるし程よく緊張感がありました。かまってちゃんな犯人とルーシーとのやり取りも楽しかったです。スチームドッグげっと!

「森の異変(1〜3)」作者:ルココさん
短編探索討伐シナ。森に妖魔が住み着いて村人を襲うので討伐してほしいという依頼です。洞窟なのに中は遺跡のようになっていて、古代文明の痕跡みたいなのはなかったけど宝箱がいっぱいありました。住み着いた妖魔は色々で機甲の兵士もいるから油断なりません。さくっと遊べました。

「黄金色の鳥(3〜5)」作者:Dr.タカミネさん
3人以上向け中編シティアドベンチャーシナ。宿に逃げ込んだメイドが追手に殺され、その場にいた冒険者と宿の亭主に娘が犯人として牢屋に入れられてしまう。親父の計らいで一時的に保釈された冒険者たちは、真犯人を探すため街で情報を集める…というお話です。時間制限はないのであちこち聞きまわっていれば真相に辿り着くと思うけど、このまま進めても大丈夫なのかな?と不安になるイベントもあったりして悩ましかったです。盗賊ギルドで情報を買いまくってもいいし、宿に来た盗賊さんに少しだけ払って後は自力で解決しても良し。殺人事件の話は気が滅入るものの、冒険者たちを信じてくれる人や、友人のために怒る人、信念をもつ人なんかもいて最後まで引き込まれます。最後の最後にあんな切ない話を聞かされるとは…(涙)悲しい事件でした。

「春の七種、召し上がれ/思いつくままに作った春の七種ネタ」作者:神覇万象/Shinha-Bさん
暁の兆し企画参加の短編読み物シナ。娘さんが作ってくれた春の七草料理を頂きます。冒険者が多い宿なら、つまみ食いも日常茶飯事かもしれないですね。材料が足りなくても冒険者のために頑張って用意してくれた娘さんが優しい…。あとフォウ様も(涙)お正月気分を味わえるほのぼのシナでした。お土産にアイテム2つげっと!

「フランシス氏は足を掻く(3〜6)」作者:たこおどりさん
探索もある中編コメディシナ。ある秘薬を手に入れてきて欲しいという依頼で、薬を作って生計を立てているという村を訪れます。秘薬というから命に関わるものなのかと思ったら(笑)まあ他人には知られたくないだろうね。そして、この手の調達がスムーズにいくわけもなく、もう薬を作れる人はほとんどいないということで、薬そのものか調剤知識をもつ人を探すことに。途中、依頼人の秘密を守るためにPCが犠牲(?)になったり、酔っぱらいのミスで機甲兵と戦う破目になったり、住民同士の確執に振り回されたりしつつ何とか薬を手に入れました。まさかコメディシナでここまで苦労させられるとは…(機甲兵は逃げてもよかったけど心配なので倒した)。ラスト、依頼人に詰め寄る冒険者が鬼気迫る感じで面白かったです。

「豚と犬の一騒動(3〜5)」作者:Luckyさん
妖魔バリアント向けマルチエンドのほのぼの説得シナ。コボルトの集落とオークの集落の曹長がちょっとした口喧嘩から険悪になっているので、何とか仲裁して欲しいという依頼です。2つの集落で聞き込みをして、どうやって解決するか相談して決めます。話を聞いてみると二人とも悪い奴ではなくて、少し意固地になっているだけという感じで微笑ましかったです。仲直りは当事者同士で存分に。ボコボコになりつつ素直に仲直りする二人にニッコリでした。これからは親友になれそうですね。

「偽り語るは妖魔の言霊か(2〜4)」作者:Luckyさん
短編エイプリルフールシナ。最初から嘘だらけです。まず張り紙も依頼内容と違うからね。最後は色々と煙に巻かれたというか狐につままれたような感じだったけど、遊びに付き合ったお礼?は貰えたからいいか。どこからどこまでが幻だったのか考えると少し不安になります。

「一つ、嘘の話(1〜3)」作者:Luckyさん
エイプリルフール向け短編護衛シナ。シナリオ内に嘘が1つあるので、1回しか使えない専用アイテムを嘘を吐いていると思った相手に使います。こんなふうに言われると、何もかもが怪しく見えてきますね。依頼人に懐疑の目を向けまくってしまいました(汗)そしてクリア後に正否がわかります。アイデアが楽しい作品でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿