2020/12/28

CW「墜落跡地」感想


対象レベル:1~10
エンジン:NEXT
作者:utaさん

デストラップ満載のダンジョン付き町?シナ。
ジョークスキルや植物系スキル、超能力スキルなど売り物も魅力的なのが揃っています。何よりここにいる異形の住人たちがいいですよね。サルスベリ伯爵とかウカレさんとか好き!

ダンジョンの方は8パターンくらいのマップがランダムで決まる4層の中型で、難易度を選んだ時点で宝箱や罠、階段の位置や中身などが決定するタイプです。
汚染による中毒や回収できるアイテムの重量制限、連れていけるNPCの特殊能力などの要素もあり、どのレベル帯でも手応えを感じられるものになってました。

敵は結構強くて、とくに対象レベル11以上のダンジョンは油断してるとすぐゲームオーバーになってしまいます(屍骸が売れないバグもある?)。
でも、鑑定や解錠はKCがあればたぶん絶対成功なので、実は同行NPCによってはlv8パーティでも宝箱だけで結構稼げたり。雑魚戦を繰り返すことで経験点が最大64点入るようなので、低レベル向けダンジョンで戦いまくってレベル上げしてもいいと思います。

探索は町のオマケかと思ってたのに滅茶苦茶やりごたえありました。無限パイげっと!

2020/12/23

CW釣り巡り36「トレイン・トゥ・ザ・スターデザート」

作者:かがちさん

3人以下専用の、クレプサミア星砂漠で観光できる釣りシナ。
そこは砂漠以外にはほとんど何もなく、けれどアワーターンという幻想気象によって空にはたくさんの魚が。砂漠にいるタツノオトシゴに頼んで空の釣りを楽しめます。

この星に行く時の電車移動シーンも可愛くて好きですが、アワーターンで天地がひっくり返るアニメーションは幻想的で何度でも見たくなる美しさ。
実際、釣りに必要な星の欠片集めのために砂漠と星の海を往復してたので、何度も目にしてその度にほえ~と見とれてしまいました。

釣りは釣り竿を持ってなくてもできる仕組みで、まずは魚影を探し、いいポイントに魚影を見つけたらタツノオトシゴに探してもらいます。そして見つけたらクリックして捕まえるというもの。
星の欠片探し、魚影選び、魚探しとランダム要素が多いので狙った魚を捕まえようと思うと結構大変ですが、代わりに能力判定がないので冒険者の能力に関係なく釣りができます。

のんびりクリックしていれば何かしらの魚がゲットできるし、運が良ければ超レアな魚だってゲットできる!
さらに、捕まえた魚を展示できるスペースがあるのが嬉しい。砂漠にポツンと建っているガラスの家に水を満たして、捕まえた魚を飼えるんですよね(人の家だけど)。この水槽の魚がイベントにも関わっていて、魚集めにも俄然気合が入りました。

電車でたまに他の乗客と出会うのも旅をしてる感じがして良かったです。ちょっと哲学してるカカポとか、チケットをくれた獣人とか、キラキラ瞳のタツノオトシゴとか。この電車に乗って色んな世界を旅してみたくなります。そして、戻ってきたあの人がどんな人だったのか気になるし、あの砂漠の星の背景も気になる!
魅力的な世界でした。

<釣果>


◆釣り場情報◆
カテゴリ:空釣り
アクセス:ロワンタン世界鉄道にてクレプサミア星砂漠行き
時期  :チケットがある限り
釣り場 :1か所
持ち帰り:OK
釣り竿 :不要
釣れる物:クマノミ、アウリペス、クシクラゲ、タコクラゲ、ネコザメ、コバンザメ、ジンベエザメ、ハナヒゲウツボ、ミノカサゴ、ホオジロザメ、ラブカ、大王具足虫、シンカイクサウオ


<特徴>
幻想気象で知られるクレプサミア星砂漠にある釣り場です。砂漠にいるタツノオトシゴが星の空に泳ぐ魚を捕まえてくれるという、一風変わった釣りが楽しめます。

砂漠だというのに、そこには多種多様な海の生き物が。幻想的な空の魚に魅了された人がいたのか、砂漠にはポツンと魚のためのガラスの家が建っています。

釣った魚はクレプサミア星砂漠の特産品として、地域によっては貴重な海産物として扱われるでしょう。 魚を料理する設備があればお好みで海鮮料理も堪能できます。

2020/12/18

CW「ギャランドゥ」「ソウルカードNext」感想


「ギャランドゥ(5~6)」
エンジン:NEXT
作者:SARUOさん

幻の秘宝ギャランドゥを求め、フレディ少年と共に遺跡を探索するクリック式探索シナ。
雑魚戦が嫌いなのでクリック式探索も実はあまり得意ではないんですが、この作品はとにかく無駄なクリックを無くしていてサクサク進むので楽しめました。

パートナーとなるNPC(フレディ以外を選ぶことも可能)にはレベルと能力値が設定してあって、例えばlv3の宝箱を発見したらパートナーの解錠レベルが3以上なら必ず解錠に成功します(ただし気力が0じゃなければ)。なのでパートナーに任せておけばいい時は、わざわざ解錠スキルなどを使用しなくても宝箱のメニューカードをクリックするだけで開けられて楽チン!!

しかも入手アイテム情報はテキストセルで表示されるのでメッセージ送りのためにクリック(またはスクロール)する必要もありません。
最初の層はとても短く(15回進めばボス)慣れてなくてもサクッとクリアできるし、次の層が出現するまではたぶん敵が少なめでパートナーの経験値が入りやすくなっていた気がします。

手間は少なく、コンスタントに何か見つけたりレベルが上がったり次の層に行けたり素材を合成できたりと、楽しいことがいっぱいあるのがいい。そして気付けば探索や遺物復元、秘宝集めに没頭してるんですよね。
こういう単純作業になりやすいゲームは、いかに序盤で”面倒くさい”と感じさせずに作品の面白さを伝えられるかが肝心だと思います。クリック式探索の完成形なのでは?

さすがに後半は敵が強くなってくるし(遺物を復元しまくってればボスは怖くない)、秘宝はなかなか手に入らず疲れましたが、一度没頭し始めてしまえば気にならないもので気付けば遊び尽くしてました。
何気に金策シナとしても優秀だしおススメです。

…にしてもギャランドゥがどんなものかわかると、エンドレスの人たちって……となるよね(笑)


「ソウルカードNext(8~10)」
エンジン:NEXT
作者:SARUOさん

「ギャランドゥ」仕様のクリック式探索シナ。
高レベル向けになって敵が全体的に強くなり、サクッと感は薄れてます。ザコ敵が6体以上で組んでることが多いので全体攻撃を多めに持っていった方がいいかも。

しかも、今回は”ソウル”と”カード”の2つが揃って初めてアイテムをゲットできるんですが、シナリオを出るとそれらの入手記録がリセットされる仕様です。そのため私みたいな貧乏性は一度シナリオを始めるとクリアするまで出られなくなってしまうという…。

気軽さはなくなってしまったものの、探索自体は相変わらずテンポが良くて楽しかったです。ストーリーは前回と比べるとコメディ色が薄れ、この遺跡で何があったのか、ソウルカードとは一体何なのかというミステリアスな展開になってます。終盤はどちらを選ぶべきか悩む場面も。

ストーリー終了後に済印がつかなければ、さらに探索をしてレアなソウルカードをゲットできるし、結構お強いアイテムも手に入ったり(≪断罪≫と万象の司はいくらやっても手に入らなかった!)。
序盤の遺跡だけでも回復系アイテムをいくらでもゲットできます。

敵の解説が面白いので余裕があったら暴露してみるといいと思います。

2020/12/13

CWまとめ感想(2020/12/13)

「初心者の墓場(3~4)」作者:SARUOさん
サックリシリーズのシステムを、よりイベントを組み込みやすくバージョンアップしたNext専用短編探索シナ。☆集めは廃止され、代わりに移動ごとに反応・意思・幸運のどれかを上げつつ探索します。油断してると熟練でもサクッと死ねるということなので、とりあえず幸運上げまくってました。…うん、幸運だけじゃ即死罠は回避できない。でも直前でセーブしてたので一つだけステータスを振り直してなんとか回避。もしかして最初に少年を仲間にしてなかったら詰んでた?ゴブ洞なのに罠が仕掛けられてるし、予想外の敵も現れたりして本当に初心者殺しでした。でも苦労したかいあって便利そうな指輪もゲットしたし、宝箱にはなんと豪華3000sp!幸運上げといてよかった~。

「続・初心者の墓場(3~4)」作者:SARUOさん
サクッと死ねる冒険シナ第2弾のNext専用短編探索シナ。前回逃した特殊なゴブリンを倒すべく、再びゴブ洞へ向かいます。またしても幸運を上げつつ進んだんですが、念の為先に1度反応を上げておいてよかった~。前と同じペースでやってたら即死イベント回避できなかったわ…。今回も盗賊少年君にはお世話になりました。100spで仲間になってくれるし、思う存分幸運を上げられるのは彼のおかげです。しかし、やはりゴブシャーはゴブ洞の強敵ですね。駆け出しにとって、眠りの雲は死の呪文に等しいということを思い出させてくれます。全体回復がなかったらヤバかったかも。そして厳しい戦いの後にはワクワクお宝タイム。金色の宝箱を見るとテンション上がる!

「まどろみに沈む花(5~6)」作者:SARUOさん
貴族の坊っちゃんが購入した曰く付きの屋敷の安全性を調査していたところ、盗賊だけ地下に落とされ不思議な少女と出会うNext専用マルチエンド短編シナ。楽さんの「妄想ワース」に着想を得た作品で「まどろみに咲く花」の素材を主に使っています。少女は一体何者なのか、ここから生きて帰れるのか、限られた情報の中で最善を探すのが結構大変でした。2回くらいゲームオーバーになったし(汗)でも最終的には彼女を救うためにロマンティックな展開に。そして、ほんの少しの時間を一緒に過ごした彼女のため、全財産はたく盗賊が男前!こういうお金の使い方大好きです!

「マジンクラフト(6)」作者:SARUOさん
サックリ死ねる冒険シナ第3弾(?)のNext専用短編探索シナ。魔物の大氾濫に対抗するため、マジンのコアを求めて遺跡を探索します。「初心者の墓場」を簡略化しメニューカードの「慎重に進む/大胆に進む」を選ぶ形式に。慎重すぎると他の冒険者たちに遅れをとり、お宝が残り物だけになるということかな?今回はほぼ慎重を選んでいったんですが、遅れを取った割に敵は残っていたような…。でも最後はコアを手に入れて英雄になれました。運良く持ってたKCが役立った!

「そして焼肉へ(6~7)」作者:SARUOさん
妹を殺され復讐を誓ったノートと共に魔神に戦いを挑むNext専用短編シナ。かつて彼の復讐に付き合った猫人ラグとのエピソードがいいですね。渋くていい人だった…。とりあえずノート君をお迎えしたので新PTで焼き肉行こうか。

「燐光と剣劇(3~5)」作者:割れざくろさん
人数調整不要の戦士系PC一人用マルチエンド討伐シナ。亡霊だらけの村に討伐に行くのに戦士単独指定とのこと。詳しく話を聞いてみると、まるで一対一で戦える相手を招いているかのような…。背景がわかるとなんとも救いのない状況で、それが盗賊団の襲撃によって引き起こされたというのが恐ろしい。こんなことがいつどこで起こってもおかしくない世界だというね。うめく死霊たちの合間を縫って進み、願いを託され、討伐対象に語り掛ける一人の戦士。ただ依頼をこなすのではなく、納得できる決着の付け方を模索するところが人間らしくて良かったです。称号も選択によって少し変わるところが粋でした。

「バベルの図書館と意味のない本」作者:にじいろさん
人数調整不要の参謀と魔術師二人用中編読み物。ランダムな文字列が並ぶ”意味のない本”に価値があるのか、そんな本ばかりが並ぶ図書館で思考するお話でした。条件に合うPCを探すのに苦労しましたが、ぴったりの二人がいればとても有意義な時間が過ごせると思います。たまには哲学するのもいいよね。雰囲気もいいし、魔術師と参謀の似てるようで全然違うところが描かれてました。二人をここに連れてきた少年に”答え”を伝えるんだけど、それをただ受け入れるんじゃなくて咀嚼しながら自分の答えを見つけようとしてる様子が良かったです。にしても、あの図書館をガチで探索したらどうなるのか妄想が広がります。館内で魔法が使えるならワープポイントを設置して少しずつ…とかできそうな気もする。遭難者もいたりして…。

「ホックホク記念日」作者:ゆずきちさん
恋人二人を含む6人用中編コミカルな読み物。以前ほどときめかないと悩む二人の気持ちを盛り上げるため、4人で”お付き合い1周年記念パーティ”を企画します。カップルのラブラブっぷりも堪能できるんですが、それ以上に仲間たちの仲良しっぷりが楽しかったです。二人が破局したら解散の危機だということで、いったいいくらかけたんだというパーティを開いてくれるとか仲間のこと大好きすぎでしょ!まあ半分は自分たちが楽しむためという感じでノリノリでしたが。魔道具を用いたメモリアル映像も最高に楽しくて、親父さんのところで笑いすぎて腹筋痛くなりました。あと手書き招待状も可愛いし、カップルPCをおめかしさせるところも好き。安定の面白さです。

「イラウ村の奇恵(2~4)」作者:AM4さん
怪しい声が森から聞こえてくるので調査する中編探索シナ。対応KCはほぼ持ってなかったけど、低レベルパーティでも頑張れば報酬+αを狙えるのが嬉しい。結構探索し甲斐のあるマップだったし、怪しい声の正体がなんというかもう予想外過ぎて!”それ”をクリックするとPCごとに違う反応を見せるのが面白かったです。戦闘もちょっとした工夫で有利にできるのが冒険者らしくていいですね。何気にマルチエンドで、今回は持ち帰る方を選びました。親父さんがいつか集団食中毒事件を起こしそうで怖い!

「奇跡の檻(7~10)」作者:かがちさん
”シャケ、タイムリープ、未帰還者、ゴリラ、珈琲、プリン、オムレツ”のお題に沿って作られた短編ホラー読み物戦闘シナ。未帰還者11名に上るクドラ教徒のアジトへ向かいます。不気味というか血の臭いしかしなさそうな場所なんですが、ひときわインパクトを放つ”シャケゴリラ”の文字にホラー感は(私的に)崩壊しましたね…。いや敵の解説欄以外で名前は出てなかったかも?今回もヤバい依頼な上に2か所から依頼が来てるので報酬は高額です。クリア後にクドラ教の中でも異端な法衣派クーポンがもらえるということなので、新しいPCを作って行ってきました。いずれ法衣派対応シナが出るかもしれないし頑張って育てねば!

2020/12/08

CW「ファミリー・ゲーム」感想


対象レベル:7~10
作者:みんさん

とある特殊な村で行われる悪行を暴き、村の子供たちを救うために潜入調査する6人専用長編シナ。
すごかったですね…。前作同様メンタルがゴリゴリ削られていくような事件なんだけど、今回は少なくとも新しい犠牲者が出ないようにできるマルチエンド!
ヒント機能もあったので迷わずONにしてAエンド目指しました。たぶんこれ、私がバッドエンドルート見たら3か月は引きずるやつ。

内容はかなり盛沢山で、潜入班と別動隊の二つの視点を切り替えながら村の秘密に迫っていきます。
とくに潜入班は苦労が多く、すでに怪しまれている状況から何とか村に馴染まなければならないし、自分の身を守りつつ情報を引き出さなければいけなくてハラハラしました。…割と最初からバレバレっぽかったけど(笑)

狩りや料理、勉強のミニゲームを挟みつつ、別動隊による探索などもあり一日の密度が本当に濃かったです。
とくに勉強は普通に算数のテストがあって錆びついた脳細胞が悲鳴を上げました(汗)

印象に残ったのは村の子供たちとの交流です。信用を得られると色々と話してくれるんだけど、あんなに小さな子どもが不安に押しつぶされそうになりながら精一杯自分にできることをしようとする姿に涙腺が…。なんとしても子供たちと村人の平穏を取り戻さねば!という気持ちになります。

終盤は連戦かつかなり火力が高い(リューンスキルとアイテムいっぱい)ので帰らぬ人になるところだったんですが、何とかベストエンドに行けました。あの子の笑顔に癒される…!

ただ、最初から異端審問官が村焼き準備をしててもおかしくない状況だったと思うのと、捨て駒さんたちがリスクの高すぎる仕事を最後まで続けたこと、スラムに浮浪児がいくらでもいるだろうに養子縁組を選んだ点は少し気になりました。 とはいえ、それでも一気にプレイさせて感動までもっていく力のある作品でした。

2020/12/03

CWまとめ感想(2020/12/03)

「きのこの森の青空カフェ」作者:青闇さん
きのこ料理やお菓子、フラスコ試験管飲料、吸血鬼技能とインク技能を販売しているNext専用店シナ。食べ物系アイテムは森で材料を集めてくればタダで作ってもらえるのが嬉しい。美味しそうなものばかりで、食いしん坊PCがいるならぜひ持たせたいですね。森の散策も秋らしい雰囲気でいいし、集めたきのこや果物はぜんぶ食料KCがついてるので食料調達にも便利。しかも宿で割と高く売れるので金策シナとしても優秀です。

「20の位階を越えしねこ(10~15)」作者:つくったひとは対象消去されました(斜め96度)さん
狂い系高難易度戦闘シナ。しろねこさんと戦えるんだけど、やってみたらまったく太刀打ちできないし何をやられたのかよくわからなかったので諦め。ぐぬぬ、しろねこさん連れ込みたかった…。対象消去する時ににゃーんと聞こえてくるのが何となく風情ありました(?)

「渾身の一撃でゴブ洞を蹂躙駆逐するだけの洞窟(5~10)」作者:我さん
py専用、人数調整不要のストレス抱えてそうなPC一人用ゴブ洞改変。渾身の一撃を乱発できます。ただそれだけなのに妙に爽快感があって戦闘が楽しくなるんですねー。見張りも寝てるやつも集団も宝箱も片っ端からぶっ壊していきました。洞窟カードにはさすがに対応してなかった(笑)ストレス解消にぴったりな作品。

「果てに眠る者(7~15)」作者:鏡水リトさん
自称カミサマの依頼でなんかヤバいヤツを倒していくNEXT専用戦闘&店シナ。敵を倒していくと販売スキルが増え、そのスキルが次の敵を倒す鍵になったりします。とくに清流の敵はかなりマイナーなキーコードが必須となるので、素直に大地のなんたらを購入した方がいいみたい。っていうか無報酬なんだから一回くらいスキル貸し出してくれてもいいのに(汗)いちおう最初はいつもの装備で頑張ったんですが、対象レベル10になるともう無理ですね…。スキルやアイテムを少しずつ強いものに交換していって、最後の”目覚めし者”戦ではチート級装備と全体回復アイテムでガチガチに固めてやっと勝てました。「距てるは永劫の名残り雪」の絶対防御スキルがあってよかった…。

「死こそ我が喜び」作者:大地の子さん
クドラ教徒の野望を阻止するため、遺跡からある祭具を回収してほしいという依頼。いつもながら”いかに情報を集めるか、必要なものを準備していくか”が重要な作品でしたね。そもそも依頼人を信用していいのか微妙なところだし、クドラの神殿でクドラ教徒を相手取るというのだから慎重すぎるということはありません。準備のために前金をたんまりもらったので惜しむことなく使いました。そしてお高い酒が余りました(笑)それじゃあ後半の遺跡探索を…と思っていたら油断して痛い目をみることに。さすがクドラ、抜け目ない!当然、遺跡内も盗賊の力が試されるものだったし、準備してなかったら戦闘も厳しかったと思います。本当に最後まで気が抜けなくて、冒険者にとってはスリルこそが一番の報酬という感じです。

「ゴブリンパンチの洞窟(1~4)」作者:どもしペッテさん
妙な技を使ってくるほんのり手ごわいpy専用ゴブ洞改変。普通のゴブリンでさえ一般人には脅威なんだから、技を使うゴブリンが近くに棲むようになったら村人たちは生きた心地しなかったでしょうね。しかも鉢巻きして気合入ってる!コボルトだけのけ者なのは、やはりパシリ扱いなんだろうか?手に入れたゴブリンパンチは相手によってはめちゃくちゃ強いな~。

「学術の都 アルケミア」作者:ABCさん
学者技能が揃ったNext専用街シナ。シナリオ内では技能のお試し版を無料で借りられて、模擬線や依頼で使ったりできます。依頼の内容は最初は駆け出しでも工夫次第で達成できるものなんだけど、3つ目の依頼から高難度ギミック戦闘シナかな?という強さ。育成中の魔術師多めPTだったので、最終的には先輩にお土産で貰った古代兵器(byさまよえる牢獄)をぶっぱなしました。次の敵も強かったけど、ヤバイ技を撃ってくるタイミングはわかるし魔法生物に効く技を結構持ってたので聖刻の護りで何とか。ラストはギミックがよくわからないまま攻撃しまくってたら何となく勝てました。結局3つ目が一番辛かったなぁ…。街にある施設やNPC、置いてある商品や受けられる依頼内容など、すべて学者の街らしいもので良かったです。最後の依頼で見つけたメッセージもロマンがあって面白い。

「ジーヴル村雪祭り」作者:ジーヴル村製作委員会
Next専用合同街企画シナ。雪祭りまっただ中のジーヴル村で買い物やイベント参加、素材採取に自警団の依頼など様々なことができます。中でも結婚式イベントは貴重ですね~。依頼も結構充実してるしスキルもいいのが揃ってます。あとジョークスキルいっぱいの「ジーヴル特産あったか掌破」の店には笑いました。あの人面白くて好きだ。他にも寒さ我慢大会とか迷子のこうもり探しとか色々あって、お祭りのにぎやかさを堪能できます。

「魚の唄(4~6)」作者:伊礼さん
座礁した船の調査依頼。ただの船ではなく、調査に行った村人の一人が発狂し、三人が返ってこなかったいわくつきです。幽霊船も怖いけど、こういう何があるかわからない船はまた違った怖さがありますね。ドット絵で描かれた船内はコンパクトながら探索しがいありました。つい最近まで人が生活していた痕跡があるのに人けがないのがまた不気味で…。代わりにいた存在のおぞましさと、先に進むにしたがって聞こえてくる音の不穏さが良かったです。あと、扉の向こうの気配が呼び掛けに答えない理由が生存の理由にもなってて「なるほど」と思いました。ラストの選択は迷わず破壊。持って帰ったら宿が恐ろしいことになりそう…。全体的に怖い作品だけど、永遠に続くかという箪笥のくだりなど楽しいところもあって大好きです。

「シメンタの戦闘指南」作者:木綿豆腐怪獣さん
戦闘の基本を優しく実践を交えて教えてくれる戦闘指南シナ。教えてくれるのは竜人のシメンタさんで、強面に似合わずめっちゃ優しくて丁寧な解説でした。CW始めた頃に教えてもらいたかったなぁ。冒頭で親父の「興味があるのかね?」をガン無視する冒険者に笑った。