2022/06/07

CW「アマリアがために」感想

対象:7~10
作者:SARUOさん

周回プレイ前提のマルチエンド長編シナ。
ピグマリオン奇跡を求めて竜の国の最果てを目指します。

シャールと共に旅をする前編(lv7向け)と、ファクトと共に旅をする後編(lv10向け)に分かれていて、それぞれ時代が違うため二つのパーティが必要になります。
…まあ、一度前後編を攻略すればその条件は解除されるので深く考える必要はないですが。
前編も後編も一回のプレイは30分程度(戦闘で苦戦するともっと長い)で、すべてのルートを見るには最短で6周だったかな?
ネタバレを見ずにやると10周以上かかると思った方がいいかもしれません。

でも、魔力感知手段を持ってれば毎回サクッと色々掘り起こせるので、プレイすればするほどお金がたまります。
さらに全ルート経験点1点入るので経験値稼ぎにもオススメ!

もちろんストーリーも引き込まれるものがありました。前編で一緒に旅してきた仲間の願いはどうなるのか、後半で見られる歪んだ世界は現実なのか、ファクトの失われた記憶とピグマリオンの関係など、謎めいた展開が良かったです。
出だしがコミカルだったのに、いつの間にやらシリアスな空気にどっぷりでしたね。

同行NPCたち(連れ込みは残念ながらない)のキャラもよかったし、ヘタレっぽい雰囲気だったシャールがお人好しながら芯のある男で応援したくなりました。
周回プレイをし続けて、やっとたどり着いたハッピーエンドは解放感があります。

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