2023/07/18

CWまとめ感想(2023/07/18)

「ミス・エネット、笑ってくれ」作者:カブさん
3人以上向け短編謎解きシナ。一日遅れで依頼人の家を訪れた一行が目にしたのは依頼人の遺体で…というお話です。依頼人の魔術によって現在・過去・未来に分断されたPTが、状況を整理しつつ依頼人死亡の原因を取り除きます。とても楽しかったですね~。一筋縄ではいかない依頼人の運命に、不憫を通り越して笑ってしまった。でも単に運が悪いとか、ヤバい奴につけ狙われているというわけでもないようで…。一度目は普通にクリアして、二周目は攻略テキストを見ながらプレイするのがオススメ。ミス・エネットは彼の元に舞い降りた守護天使なのかな?

「幽霊舞踏会を終わらせろ!」作者:生野菜サラダさん
お題を貰って作った短編戦闘シナ。夜な夜な舞踏会を開く幽霊とかロマンがあって素敵ですよね。でもご近所さんにとっては騒音でしかないので仕方がない。対幽霊装備に乏しい駆け出しPTで挑んできました。上手く亡者退散を引いてくれてよかった!手に入ったメイド服の解説が面白かったです。

「自室に現れた可愛い子ちゃん」作者:CW用の樽さん
人数調整不要の一人用短編もふもふシナ。一仕事終えて部屋に戻ったら、そこにカーバンクルが現れ迎えが来るまで構うことに。魔法生物としての矜持を持つモフモフなカーバンクルが可愛かったです。構う選択肢の内容は所持KCとかクーポンで変わるのかな?ちょっとばかし不穏な選択肢を無視しつつ、カーバンクルを思う存分可愛がって過ごしました。癒し…。絵を描いて迎えの魔術師に渡したら大層気に入ってもらえて、ミンさんの器用さに驚かされたり。最後は冒険者らしく、しっかり報酬もぎ取ってやりました。賢者の塔と冒険者のお互いの認識とかも面白かったです。

「帳の魔女と墜つる星」作者:カブさん
参謀と盗賊の二人専用マルチエンドの長編読み物シティアドベンチャーシナ。北辰の街ヴァラックの魔術師学連支部で起こった自殺事件を追います。この作者さんの作品は本当、ビジュアルもUIも構成も完成度高いですね。作品の世界を築き上げることに妥協がない印象です。人間同士の事件はあまり好きじゃないんですが、気付けば事件にも中心人物たちの背景・心情にも引き込まれてました。新しく参謀と盗賊役の二人にぴったりのPCが見つかったのも引き込まれた理由かも(街シナに永住させまくってるので、シリーズすべて別のコンビだったひと)このコンビ、探偵バリアントでも嵌りそうな気がしますね~。

「ゴブリンの殲滅依頼」作者:たろうさん
トーベルシリーズの男性一人用中編読み物シナ。今回もメイアーの口八丁が大活躍です。宿の評判も気にしてかアフタフォローもしっかりしていて、ベテラン冒険者の貫禄さえありました。こうして見ると、交渉役って重要なポジションですよね。荒くれ者ばかりのパーティだったら、きっと汚名をしょって帰ってきたことでしょう。というか、例の村人たちが無事でよかった(汗)飛び道具も魔法も割と身近にある世界で無茶がすぎるでしょ。経験の差を見せつけてくれたメイアーに対し、主人公もしっかり成長してメイアーを慌てさせるオチが微笑ましかったです。いいコンビだねぇ。

「参謀が盗賊に技を教わってるだけ」作者:生野菜サラダさん
人数調整不要の盗賊と参謀二人用短編読み物。タイトル通り参謀が盗賊に技を教わります。頭の回転の瞬発力では盗賊が勝ってるというのは確かにあるかもしれない。罠をちゃんと見つけて解除できないと全滅もあり得るから、プレッシャー大きいよね。そして、かなり切実な理由で闇に隠れるをマスターしたい参謀に笑う。スキル「闇に隠れろ」の効果が面白いです。

「すまん、マヨネーズ買ってきてくれ」作者:生野菜サラダさん
人数調整不要の短編読み物。昼起きでいきなりハゲ呼ばわりする冒険者(笑)でも軽口たたきながらも、なんだかんだで親父さんを気遣ってるところが仲良しで和みます。冒険者なら箱買いでのお使いも任せとけ!

「スライム採取の依頼(2~3)」作者:ハーバーさん
二人以上向け短編探索シナ。流行り病の治療薬の材料となるスライムの粘液を採取するため下水道へ向かいます。奇塊よりも小さめなマップで休憩エリアもあるので、物理が通らない相手でも安心でした。しかし、下水道のスライムから採取したものを薬に使うのかぁ…。衛生的な抽出方法があるんだろうけど、バレたら炎上しそうだと思ってしまいました。

「薬医の護衛(1~3)」作者:ガヴァドンエースさん
サクッと終わる短編護衛シナ。報酬200spって安すぎない?と思ったけど、馬車代は依頼人持ちで、ゴブリンが多少いるかもしれない山中を日帰り護衛するくらいなら許容範囲か。”ゴブ洞より短い”とある通り、全体マップもあってテンポよく進みました。チンピラ並みの山賊さんたちのノリが好き。口の悪いツンデレ依頼人(おっさん)とも何となく信頼関係のようなものができていって、短いながら冒険者らしい日常風景を楽しめました。

「峠の戦い(1~2)」作者:takeさん
6人向け短編シナ。事故の多い峠の激闘馬車レース進行を、状況に合ったスキル(シナリオ内で用意されている)を使ってサポートします。レースの様子がとても楽しそうで、使ったスキルなど「精霊宮のなになにで~」という風に宣伝する実況の人が好き。スキルを持ち変えるのがちょっと面倒だったけど、上手くいくと嬉しいですね。終盤は冒険者が大活躍して盛り上がりました。

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