2016/03/14

「傭兵の兄妹シリーズ」感想

戦闘シナやってみたいな~と思ってDLしたシリーズ。
全体の印象としては、戦闘シナだけあって戦闘はやりごたえありました。NPCが強いので、そこまで苦労しませんが。
キャラクターは元気いっぱいで個性的で良かったんですが、なんというかこう、会話の選択肢から「うちの子の過去や信条を語りたくて仕方がない!」という作者の気持ちが滲み出てるというか…。
でも、NPC連れ込みがなかったのは潔くて好きです。

「傭兵の兄妹」
とにかく連戦できます。数が多いので全体攻撃が活躍。魔法を使う奴が守られてて厄介だったような。兄妹に値踏みされて、好感度によって最後にもらえるスキル、アイテムが変わるのが面白い。お兄様好き好き妹が好きなら嵌るでしょう。ねこ耳少女が出てくるけど、猫人クーポンには反応しないかぁ…。
「氷竜退治」
こちらはボス戦だけだったかな?NPCの特徴を把握していれば、氷竜とも有利に戦えます。1作目と同じく、やたらとNPCが語りたがるのが玉に瑕。あと、小者臭しかしない氷竜が哀しい…。引火性劇薬という毒で炎なスキルがもらえます。
「正義と悪の狭間で」
善良なコボルトたちのために戦うシナリオ。選択によって戦闘数が変化し、流れもちょっと変わるのが楽しい。ただ、正義とか語る時点でカッコ悪いんだよなぁ…。聖北が妖魔を庇うというのがいまいちしっくりきませんでした。
「聖剣強奪」
このシリーズで一番楽しいギャグ満載の探索シナリオ。今度は守護精に値踏みされるんですが、タイトルに強奪とあるように、思うがまま進めちゃって大丈夫。わが道を行く兄妹たちと一緒にダンジョンを荒らしましょう(笑)仲間にも使える「賢者の杖・改」と、毎ターン攻撃する「召喚獣ミミィ」が手に入ります。敵を攻撃する永続召喚獣は強いけど、攻撃してはいけない戦闘の時とか困るよね。
「暗殺者達の挽歌」
暗殺者ギルドを抜けたアサシンたちを助ける中篇シナ。父親ルートと娘ルートがあって、済み印をつけずにやり直せます。個人的には娘ルートは彼女の思考回路に無理がありすぎてついていけなかった。父親ルートでは、そんな娘の苦悩はなかったことになってるし…。手に入る「暗殺の爆薬」は全体攻撃が少ない盗賊には嬉しい。

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