2019/05/08

CW「琥珀色へ至る路」感想


推奨レベル:5~6
作者:柚子さん

遺跡から持ち帰った鏡によって仲間の一人が大変な目に遭う戦闘ありの中編探索シナ。
フィールド探索とダンジョン探索、仲間との絆にドラマティックな展開とグイグイ引き込まれました。
いろんな要素が詰まっているのにバランスが良くて、プレイ中にダレることも戸惑うこともなかったです。

最初の食糧を確保しながらフィールドを移動するパートは、あてどなく1人彷徨うPCの不安を共有できるし、民家や町に着いた時の安心感、そして財布と相談しながら必要なものを見極めて買っていく冒険者らしさも味わえます。
何気に経路が二つあるので好きな方を選べるし、いろんな場所を移動するので旅行している気分。

そんな中、不安要素が一つ、二つと増えていって、これはヤバいかも…と思ったところで燃える展開!
謎が解ける爽快感に、罠あるダンジョンの緊張感、…からの大団円でめちゃくちゃ楽しめました。
お酒のエピソードもホロリとさせてくれます。

冒険の魅力が詰まった一作でした。

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