2019/05/04

CWまとめ感想(2019/05/04)

「ストレンジ・ナイト(4~6)」作者:うらさん
吸血鬼退治を依頼される戦闘あり中編。血なまぐさい事件でしたが、とてもロマンティックなエピソードもあってプレイ後の印象は重くないです。一回目でトゥルーエンドに行ったので、別ルートでは印象が変わるかもしれませんが…。黒幕が清々しいまでに真っ黒なので(どんな面して話を聞いていたのやら!)、ひときわ純愛の美しさが伝わってきたのかも。姿が変わっても変わらない愛にホロリとしました。あと、通販大好きな娘さんが可愛かったです。

「僕のお兄ちゃん知りませんか?(5)」作者:うどんこさん
はぐれた兄を探してほしいという依頼。ムキッとしてる兄に呆れつつも探しに行く兄想いな弟くん。思ったより敵が強くて焦りました。女の子PTが嫌そうにしながらも依頼遂行するところがプロ。ハロ君は一体何だったんだろうねぇ。女の子PTなのにまたアニキっぽいスキルを手に入れてしまった…。

「幽霊屋敷(3~4)」作者:野澤さん
雨宿りしたら幽霊屋敷に閉じ込められる中編探索もの。屋敷と言うだけあって部屋数がかなり多いです。ランダム戦闘が少なめで助かりました。回復役がイベントの亡者の手にやられて焦ったものの、お屋敷内に消費アイテムが結構あるし、魔法薬を持ってきていたのでなんとか。幽霊やアンデッド系のモンスターに加え熊人間みたいなのにまで襲われたりして、まさにお化け屋敷です。ガンテツという退魔師さんのおかげで、結構明るい気分で探索できました。諸悪の根源を倒したことで屋敷の人たちの霊も開放されてたらいいなぁ。爽やかなラストでおみやげもたくさん。大満足でした。にしても呪縛解除が手に入るってことは、どこかに対応イベントあったのかな?

「長靴の黒猫(3~5)」作者:ナスカさん
長靴を履いた猫をベースとした悪役向け読み物。猫ちゃん可愛ぃーーー!色々と怪しいけど可愛いから全面的に協力してしまいました。まあ、使い捨てられないように多少は気をつけたけども。童話の方の話をすっかり忘れていたので、ああこんな話だったなぁと懐かしく読めたし、そこに悪役PCたちが関わって冒険できるのが楽しいですね。人喰いと呼ばれる魔法使いさんはたぶん「美女と野獣」の野獣と混ぜてると思うんですが、中々にやるせないもので悪役PTの相手にふさわしかったです。猫ちゃんと魔法使いの対決も頭脳戦という感じで良かった。あと猫ちゃん可愛い。作者さん手書きのイラストが絵本っぽくてとても可愛い。もう帰還の法を使って連れ帰りたいくらい可愛い。どうしよう…!(我慢しました)

「遺体捜索依頼(Blue Flower)」作者:yourmonoさん
殺された少女の遺体を犯人の家から探す短編ホラー探索シナ。モノクロを基調とした手描きイラストと、それがゆらりと動いたりするのが不気味で良かったです。家の中にある写真や日記などを手掛かりに捜索するんだけど、ウロウロしてると手助けしてくれる存在もいてサクッと解決。…すでに捜索しただろう村人には手助けしてあげなかったんだろうか?(見えなかった?)そして最後のあの場所は外じゃなく地下なのかな…。

「連環の鳥籠(4~6)」作者:むぅさん
プレイ後にタイトルの意味がわかって、運命の残酷さにしみじみしてしまうマルチエンド読み物。どう行動しても少なくとも片方は不幸になってしまうから、関わってしまった以上心にモヤモヤとしたものが…。いちおう冒険者として出来る限りのことはしたので納得はしていますが。パーティで美味しいものが食べれるかも、と軽い気持ちで受けた依頼で他人の人生の大きな分岐点に鉢合わせてしまった感じ。NPCの心情がそれぞれ伝わってきたし、ハッピーエンドではないけどロマンティック。こういうモヤモヤは結構私好みで良いですね~。

「死霊術師の隠れ家(3~5)」作者:Leeffesさん
ミマスさんの「不在の遺跡調査」やLeeffesさんの「宵楽都市サテラバス」とクロスオーバーしているQubesダンジョン探索シナ。割とコンパクトなダンジョンですが、罠や隠し扉、仕掛けなんかもあって探索の醍醐味を味わえます。死霊術師の隠れ家ということで、ぎょっとするものもあったり。うっかり亡者退散系スキルをもたせ直すのを忘れて戦闘でやや苦労しましたが、やりごたえはちょうどよい感じ。クロスオーバーのシナリオをやったすぐ後にプレイすればよかったな。スキルと使いきりアイテム2つげっと!

「黄昏は煉情の墓標」作者:caccoさん
片想いPCと片思われPCの全員で入れる二人用読みものシナ。選択によっては片想いやめたり、両片想いや両想いになったり。いつもの二人でいつも通りプレイしたら何も関係が進展しなかったので、ルートを確認してから再プレイ。片想い継続ルートもいつも通りのヤキモキ感がたまらなかったんですが、告白両想いルートも良くてニヤニヤが止まらなかったです。NPCの物語がいい具合に二人に影響を与えていて、どんなルートを選んでも雰囲気に浸れると思います。ただし、告白ルートは片思われから告白することになるので人を選びそう。

「わくわクエスト!」作者:禄山さん
RPG風短編シナ。セリフとメッセージコンテントのみで繰り広げられる世界はまさに昔懐かしのゲームのようでした。ちゃんとメニュー画面で装備やアイテムを確認できるのがすごい!王道RPGのあるあるネタを交えつつコミカルに進んでいく冒険は、ドット絵NPCの可愛さもあって楽しめました。あれだけの画像を用意した熱意に圧倒されます。もちろんワク君とトーゾは連れ込みました。二人と並んでも違和感ないドット絵冒険者を用意しなければ…!

「枠の中の思い出」作者:はぎのりとさん
しんみり丁寧な探索、探索系KCはなくてもできる安心な一人用探索。想い出の品を探しながら、依頼人の過去に触れる感じが良かったです。思わず連れ込んでしまいました。とても人間味あるNPC。耳が長いからエルフかと思ってたら別の種族でちょっとびっくり。

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