2021/10/30

CW「Crescent Earth」感想

制作:ほにゃらら工房

男性一人専用マルチエンドのアドベンチャーゲーム風長編シナ。昔ながらのアドベンチャーゲームのように”辺りを見る”や”話しかける”のコマンドがあり、途中どう進めるのかわからなくて同じことを繰り返してやっと先に進めたりと懐かしい作風でした。

ストーリーはかなり思い切ったSFファンタジーで、大量の魔力を秘めた月の石を採りに、火精エンジンや演算用人造霊を載せたロケットで月へ向かいます。
カードワースで宇宙ロケットという発想がすごいし、火精エンジンとかの仕組みを聞くと「宇宙いけそうだな!?」と思えてきます。大量の自作グラフィックに圧倒され、PCと一緒に宇宙旅行してる気分でした。

ただ、PCがヒロインに好意を抱いている描写があるので、当てはまるPCがいないなら専用のPCを用意してから開始した方がいいかも。ヒロインの一歳年上という設定で、一人称は”僕”です。

周回プレイできるようになっていて、ルートは大まかに4つ。その内3つがコンプリート称号を得るのに必要です。再プレイ時に前回の称号は剥奪されるので(隠蔽クーポンで情報は残る)、経験点をなるべく多く取りたい人は隠しルートを最後にプレイするのがオススメ。5点貰えます。

初期の作品なのに、ここまで作り込まれてることに驚きました。宇宙のロマンとカードワースの世界観との融合で異彩を放ってると思います。好き嫌いは分かれるかもしれないけど一見の価値ありです。

<おまけ>
けっこう難しいので攻略情報を載せときます。ネタバレなので黒文字で。
でも何周もすると特典のアイテムをもらえるよ!

BADEND:資源を無駄遣いして船外活動を途中で諦める(コンプリートには必要ありません)
ノーマルEND:月の石を無事持ち帰る(50kg以上採取&火災時に飛び込むとクリア時スキル取得)
両想いEND:好感度MAXで無事帰還。彼女を気遣い、彼女への信頼を示し、積極的にアピールしよう。
救済END:両想いENDをみると出現。彼女が不審な行動をとった時にコックピットをよく調べよう。

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