2022/01/03

CWまとめ感想(2022/01/03)

「山間の村(4~7)」作者:机庭球さん
6人専用中編シナ。村で悪さをする新種のゴブリンを退治してほしいという依頼です。村に来るルートと時間帯はだいたいわかっているということで、罠をいくつか張って残りを叩くことに。村で集めた道具を組み合わせ、より効果的に罠を張るくだりが楽しかったです。でも、そこで気持ちよく終わる作品じゃあないんですよね。村人との会話で引っかかっていた点が、とんでもない事実に繋がっていきます。人によってはかなりの胸糞要素かもしれない…。私的には”あれら”からその残滓は少しも感じられなかったから別物として認識できたけど。ただ、黒幕が行き当たりばったりなところにはちょっとガックリきてしまいました。

「新月の塔(4~6)」作者:机庭球さん
6人専用長編探索シナ。罠にかかり捕らわれた仲間たちを取り戻すため、_1が魔術師のゲームに乗り塔を攻略していきます。1階ごとに一人救出して仲間が増えていくパターン。敵さんは少しでもゲームを盛り上げようと、救出するごとに少しずつ難易度を上げてきます。会ったばかりなのに難易度調整が上手いな!!しかも、塔に元々あったというギミックも活用してリドルやギミック戦闘で丁重なおもてなししてくれます。PCが酷い目に遭ってるのに、めちゃくちゃ楽しんでしまいました。魔術師さんはこの手の作品ではよくあるタイプの享楽的な人でしたが、最後の最後まで勝負を楽しんでた(ように見える)ところは嫌いじゃないかも。こんな人に目を付けられたら厄介だから、息子くんは”復讐なんて考えてないし父親なんて興味ない”という風に振舞ってたんだろうか?お迎えしたらまだ子供だったし、精神的DV被害者みたいなもんだもんなぁ。

「ペンとダイスと0のゴブ洞(1~3)」作者:野良鯖さん
まさかの0コンテンツゴブ洞改変。シナリオを開始すると1~79の番号が振られたカードと帰還のカードが並んでいて、01のカード解説からゲームブックの要領で攻略していきます。ダイスを振って○○以上の数値だったら成功、のようにやっていくのが新鮮で楽しかったです。いやホント発想が素晴らしい!

「バリアントの洞窟(1~3)」作者:盆栽の人さん
中世・妖魔・大江戸・現代・学園バリアントを選べるゴブ洞改変。済み印が付くので周回プレイは想定していないものの、すべて別のクリアクーポンが用意されているという豪華仕様でした。学園バリアントは見張りポジションが教師で、仲間に大人以上がいれば話して平和的に進めるのが嬉しい。中世I型では狂暴化した鶏たちを何とかします。原因がメルヘンっぽいし鶏さんが可愛い!大江戸バリアントでは駆け落ちを手助け。ゴブ洞形式をそこはかとなくなぞりつつ、ドラマがあって趣も違うのが面白い。現代バリアントではポルターガイストの証拠写真を撮ることに。敵の妖術師がこちらの動きを感知してくるのが一枚上手!妖魔バリアントでは幻の珍魚を料理するため、香草を探しに行きます。妖魔なのに料理を嗜む上にグルメリポートできるとは…。やるな!いやぁ、ホント豪華なゴブ洞改変でした。

「ダイナミックゴブ洞(1~3)」作者:にわかブロンティストさん
音楽と画像とテキストで壮大に演出されたゴブ洞改変。最初から村の被害などを描写していて悲壮感漂ってました。親父さんもいつもより被害状況を詳しく説明してくれるし、冒険者たちも熱血モードに。ボス戦前の会話もラスボス感アップしててノリノリで楽しかったです。

「黒い棺オルガ(6~8)」作者:SARUOさん
PC一人用短編戦闘シナ。魔都の半分を支配するサキュバスのオルガに敗れ、彼女の隙を伺いつつ大悪魔フレディ討伐をさせられます。毎回セーブポイントがあるし、1対1の戦いなのでサクッと遊べました。クリア後はオルガ視点の読み物(最後に戦闘あり)があって、何故彼女が今更フレディを討つことにしたのかの理由がわかります。愛を知らなかった彼女が、愛しい妹分を喪って心を乱している描写がよかった。妹ちゃんをたぶらかした人間視点もちょっと見てみたかったですね。

「石化の魔物(5〜6)」作者:ぼぼるだーさん
親父の過去の過ちを正す短編シナ。ペットを捨てた上に、人様に迷惑をかけたから退治してくれとか親父さんひでーな…。でもまあ放置しておくわけにもいかないので行ってきました。サクッと倒せたけど、トドメを刺すのは可愛そうなのでどうしようかと思ったら…!親父さんの臭いに喜ぶコカトリスの姿にホロリ。連れて帰るしかないでしょ。娘さんに「ちゃんと面倒見るのよ」と言われて「はーい」と子供のような返事をする親父さんに笑った。

「ミスティカ大密林(3〜6)」作者:FooKeさん
秘境探検シナ。およそ30×50の広大な密林マップを探索し、未知の生物や遺物、珍しい現象などを見つけて調査します。めちゃくちゃロマンに溢れているんですが、ストイックなつくりのため後半は辛い方が勝ってしまいました。食糧の持ち込みがとても大変だし、現在地の座標を知るためには存在するか分からないマイナーすぎるKCが必要。そして一番しんどいのが『シナリオ開始時に発見できるものがローテーションで決まり(すべて発見済のことも)、絶対に発見できないものでも原住民からの情報で”この近くに何かあるようだ”というメッセージが出る』という点なんですよね。この説明されてない仕様を理解するまで無駄に探索し続けて、私の精神力を使い果たしてしまいました。せめて発見物がいくつかに達したらスポンサーが付いて、食料の配給や座標確認アイテムがもらえるとかあればなぁ…。ちなみに、頑張れば自分で新しい発見物を追加できるようになってます。

「峠の侵略者(4~6)」作者:盆栽の人さん
妖魔バリアント向けゴブ洞改変短編シナ。峠を占拠する人間の武装集団を討伐するため、小悪魔たちに協力します。最初に作戦を決めるんですが、今回は普通に小悪魔たちに攪乱してもらって、自分たちは敵将を討つことに。敵は単独行動をしないので、ゴブ洞と同じように行動してるとすぐに笛で警戒されてしまいます。しかも戦闘中は武器も敵として表示されるタイプで、これ全面対決を選んだ場合はどれくらい倒さなきゃいけなかったんだろう…。スリルを求める人向けかな。

「#Tの巣窟(2~6)」作者:光るニートさん
「ゴブリンの洞窟」クリア前提のマルチエンドな立場逆転ゴブ洞改変シナ。「宿に住み着いた冒険者がゴブリンの洞窟を荒らしてるから討伐して」という張り紙から妖魔バリアント向けかと思ったら、ちゃんと冒険者がメインでした。最初にリーダーや見張り役、いびきがうるさいPCを決定して、宿という名の洞窟を舞台に妖魔を迎え撃ちます。しかし、見張りと居眠り役は最初から詰んでますね(笑)見張りの方は何かやりようがあったかもしれないけど、居眠りPCは問答無用でむぎゅ☆だし。ラスボス戦は二人いない&敵がフルバフ状態&宝箱まで敵、という状況でかなり苦戦させられました。何度か挑戦してやっとのことで勝利。いつものゴブ洞のゴブリンたちの絶望感が判る作品でした。

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