2022/01/18

CWまとめ感想(2022/01/18)

「盗賊退治(1〜10)」作者:KBTさん
盗賊団を罠にかけまくるトラップシナ。町にあるものを探しつつ、それを組み合わせて加工してもらい、様々な罠を町中と周辺の森に仕掛けまくります。罠設置や移動・調査などで時間経過し、決まった時間にNPCのところへ行ってアイテムをもらったりしなければいけないので時間配分が難しかったです。最初はどこで何が手に入るかわからないし、どこで何を作ってもらえるかわからないので難しいかも。でも、わかってくると面白い。より強力な罠を作って、効果的な場所に設置していくと本番で面白いほど盗賊団が餌食になっていくんですよね。盗賊団も人間なので可哀想になるレベルではあるんだけど、やっぱり設置した罠がクリーンヒットするとテンション上がりました。クリア後は何人盗賊を倒せるかトライアルモードが遊べます。景品もあるのか(笑)

「男爵の密かな楽しみ(4~6)」作者:Wizさん
二人以上用高難易度の中編探索シナ。ネズミ退治のため男爵の屋敷を訪れるが、それは罠で…というお話です。残念なことに古いサブPCがお亡くなりになり、感想メモをサルベージし忘れたようで…。お手製マップを見る限り、ものすごい数の罠とワープやリドルもあった模様。やり応えあって楽しんだ記憶はあるんだけど、記憶力が残念すぎて細かい感想が思い出せない。いつか再プレイしたいです。

「ダルタニアンの探求(8~10)」作者:SARUOさん
長編読み物戦闘シナ。男として育てられた領主の娘ダルタニアンが、修行の旅に出るのでサポートしてほしいという依頼です。猪突猛進な彼女が危険に突っ込んでいかないよう、さりげなく軌道修正していくほのぼのシナと見せかけて、結構な鬱展開に突入していきます。それもそのはず、例の組織が裏で暗躍してたんですね。他作品ではすでに何かやらかした後の討伐依頼が多い気がするので、こうやって現在進行形で忍び寄ってきて犠牲者が増えていくのは珍しいかもしれない。しかも家族愛や強い信頼関係を目の前で見ていたから、それが失われていくのがしんどい…。でも戦闘がどんどん厳しくなっていくので、ショックを受けている場合じゃないんですよね、PL的にも。負けてもちょっと前からやり直せたり離脱できるタイプでよかった。あと、単調にならないよう判定がちょくちょく入るんだけど、判定の結果をある程度調整できるトリガーカードを使ったシステムも面白かったです。自分で選んで行動してる感があっていい。密書を盗み見てとんでもないことになっても、自分で選んだことだから納得感ある。クリア後のオマケも面白かったです。

「雑貨屋の苦悩」作者:SARUOさん
リューン純正アイテム倉庫&自動販売雑貨屋シナ。潰れかけていた雑貨屋を店主ごと購入します。具体的に何ができるかというと、リューン純正アイテムを預けておく(仕入れることも可能)と、次来た時(時間経過コマンドもある)にランダムで客に売りさばいてくれる。試しに100個仕入れて0になるまで時間経過させたら、たぶん1万spくらい稼げました。アイテムが余ってるなら宿で売り払うよりもお得です。ちゃんと従業員の分の給料払ってるのかな(汗)

「ネゴシエーター!(6〜10)」作者:F太さん
誘拐された娘さんを取り戻す短編シナ。娘さんの命がかかっているということで、違法なことも気付かれないようやってのけます。終わりよければすべてよし!交渉での能力判定はスリルありましたね。失敗したら娘さんがどうなってしまうのか…。吟遊詩人が活躍する場面もあるということだったけど、戦闘以外で使うタイミングがあったのだろうか?助け出した娘さんが意外と平気そうだったのに驚きました。さすが冒険者の宿の娘さんは肝が据わってる!

「護衛兼見届け人求む/我は何でもお見通し」作者:とみさん
若者男性一人用短編読み物(軽い戦闘あり)シナ。怪我をした父親の代わりに配達の仕事をするので同行してほしいという依頼です。依頼人のレミナちゃんと街道を歩いていたところ、具合の悪そうなお婆さんを助けることに…。そのお礼の言葉が実はちょっとしたまじないで、PCに特殊な能力が備わってしまうんですね。それに気付くきっかけの出来事には、つい笑ってしまいました。だから男性専用だったのか!うろたえるPCと、その様子を訝しげにしている少女が面白い。この能力によって事件にも巻き込まれるんだけど、途中の真っ暗な遺跡の心細さも良かったし、レミナの危機を上手く切り抜ける展開もスリリングでした。最後の小悪魔なレミナが可愛いなぁ。

「大脱走(3~5)」作者:小柴さん
一人用中編脱出シナ。老人を助けたお礼にリゾート地への船の往復券をもらうが、船で一眠りして目覚めると様子がおかしくて…というお話です。薄暗い船内の探索は雰囲気ありました。移動できる範囲はそれほど広くないけど、かつて船で起こった悲劇の記録や幽霊との遭遇、脱出の仕掛けなど探索し甲斐があります。解読が結構活躍して嬉しい。魔力感知はカードに設定されてるので、対象を選べるタイプを持ってくるべし。後半は意外な展開だったし、登場するNPCたちがみんな魅力的でよかったです(フレディにペンギンたち…涙)。幽霊船シナとクロスオーバーがあるみたいなので、事前にリードミーをチェック!

「酒蔵の妖魔退治(2~4)」作者:サトウチさん
短編ゴブ洞改変シナ。酒蔵として使っていた洞窟をゴブリンに占拠されたので、討伐&逃げ遅れた兄を保護してほしいという依頼です。酒蔵ということで見張りのゴブリンまで酔っぱらってます。千鳥足な妖魔の影が可愛い。そして、洞窟にはキノコがたくさん。NPCの画像のチョイスといい、ブラザーズ繋がりですね!依頼を引き受けた時は、逃げ遅れた兄の死も覚悟してるという悲壮感さえあったのに、妖魔たちも酒豪PCも気楽なものでした。結局あの踊りは何だったんだ(笑)お土産もいっぱいで楽しいシナリオでした。

「嘘つきロッコ(1~3)」作者:Masyuさん
マルチエンドの短編討伐シナ。簡単な護衛の仕事で訪れた村で、嘘つきな羊飼いの少年がゴブリンを見たと騒いでおり…というお話。村人は全く信じていないうえに、話を聞きに行ったら謝礼目的でゴブリン退治をしたいのかと冷たい目で見られてしまいます。それでも一応確認はさせてくれるからいいけどね。たとえ駆け出しでも足跡くらいは見分けられるのですよ。でも油断してると痛い目を見るかも。スキル多めのPTだったので戦闘もそれほど苦戦しませんでした。無邪気に喜ぶロッコ君が可愛かったです。村の英雄になってレベルアップ!換金用羊毛げっと。

「ゴブリンの洞窟で潜入(1~3)」作者:plokmさん
PC一人に設定がつくゴブ洞改変。主人公は「移動基地 ミグラトリー」の関係者で、任務のために冒険者パーティにもぐりこんだという設定がつきます。作ったばかりのPTで来たので、とくに背景を考えてなかった頭脳派PCを主役にしてみました。上司に対してめんどくさそうにしてるのが思いのほか似合ってたし、やり取りが面白かったです。一気にキャラが立ったなぁ。潜入は滞りなく完了し、初めてのゴブリン退治も無事終了。親父さんはどこまで知ってるんだろう…?

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