2022/01/08

CWまとめ感想(2022/01/08)

「美酒は魅惑の味わい(1~10)」作者:cielさん
マルチエンドの中~長編アニキシナ。これは濃いですね~(笑)依頼を受ける受けないの時点から冒険者が必死で、すでにアニキの洗礼を受けているPCの方がしっくりくると思います。意外とまともな依頼だったと安心させてひっくり返すところも完全に騙されましたわ。後半に行くにしたがって益々濃くなっていくアニキ濃度…。街の人たちも大分毒されてました。後半は訳あって街の男性たちの願いを叶えていくことになり、街のいたるところにイベントが隠されていて面白かったです。別に全員の願いを叶える必要はないのに片っ端から叶えていきました。何度か失敗しつつ、最後はトゥルーエンドで経験点2点ゲット!

「傾斜45度の戦い(2~4)」作者:きしりとおるさん
3人以上用中編探索シナ。妖魔に驚いて置いてきた荷馬車の元まで護衛してほしいという依頼です。すぐに終わる仕事かと思いきや、依頼人がおっちょこちょいな上に脇道がいっぱいあって1日潰すことに。斜め移動があるとマッピングできなくて方向音痴には厳しい…。雑魚戦も多いし。でも蜘蛛の洞窟は面白かったです。蔓を登って行って通り抜ける必要があり、途中に妨害してくる妖魔がいてあみだくじの要領で進んでいきます。呪縛解除が役立つ貴重なシナリオですね。思うような結果にならなくても、きちんとお礼を言える依頼人で気分よく終われました。

「グリフォンの谷(3〜4)」作者:紅月せなさん
マルチエンドの短編討伐シナ。これをこなせば新米卒業だと親父に言われ、張り切ってグリフォン討伐に向かいます。現れたグリフォンにどう対処するかで分岐するんだけど、巣まで追跡するルートを選んだら道中で色々拾えて楽しかったです。回避が高いグリフォンには魔法を駆使して何とか退治。報酬をたっぷりもらい、親父さんに暖かく迎えられて、また1つ成長したなぁと風呂に浸かる冒険者たちが微笑ましかったです。

「緑鱗の勇者(2〜4)」作者:紅月せなさん
マルチエンドの短編シナ。村の近くに住み着いたリザードマンを追い払ってほしいという依頼です。村長さんがいい人で、強い妖魔だと察して1300SPも報酬を用意してくれてるんですよね。しかも危険手当も考えてるとのこと。しっかり仕事をしなければという気持ちになります。森はシンプルな作りで、リザードマンの棲家にたどり着くと探索できなくなるのでぜんぶ終えてから進むと良いと思います(やり直した人)。やはりリザードマンは誇り高く穏やかな種族という印象があるので、話し合いで解決できるならそうしたいですよね。お土産ももらったし、見送りに来てくれるとか素敵すぎる!

「蝙蝠屋敷(2〜4)」作者:机庭球さん
2人以上用短編シナ。治安隊に名指しで蝙蝠退治を依頼されるが、案内人の様子がおかしく違和感も多々あり…というお話です。冒頭で何か悪いことをしている人たちが目撃者を始末しようとしている描写が入るので、PL的には見えている地雷を慎重に取り除く作業を楽しむ作品ですね。目に付くものを全部鑑定していけば、たぶん少しも遅れをとることなく華麗に解決できるんだと思います。ちょっとサボって微妙に格好つかなかった…。あまりスカッとする終わり方ではないものの、最後の親父さんとのやり取りにホッとできました。

「冬に咲く花(2~4)」作者:にわかブロンティストさん
聖北教徒を含む6人専用マルチエンドの中編シナ。雪の中迷うはずのない道を迷い、謎の少女に導かれたどり着いた教会でトラブルに巻き込まれます。メインは物語とリドルかな?リドルは難しくてさっぱりわからなかったけど、トライ&エラーを繰り返しつつ相談してるとほぼ答えを教えてくれる親切設計です。たまたまジーニャのいるPTで張り紙を選んだら、聖北教徒が主人公の作品でぴったりでした。「拾った十字架を売らないのか?」と仲間に言われ、ぶち切れるジーニャに笑った。展開は基本シリアスで、ラストは親子愛にホロリとしました。

「銀の鍵(3〜5)」作者:蒼馬さん
3人以上用短編探索シナ。訳ありな手紙配達の依頼を受け、どことも知れない場所へ向かいます。少し不思議な依頼でしたね。何となくこういうことなのかな?と思うものの、具体的にどういうことだったのかはよくわかりませんでした。探索パートも変わっていて、9マスのマップ(両端が繋がっている)にアイテムが落ちていたり、精霊がいたりするので、先に進むために情報を集めて試行錯誤するというもの。理屈はわからなくても”こうすればいい”というのは何となく判る不思議な感触。狐につままれたような気持ちになる作品でした。

「竜の洞窟(4~6)」作者:ヘリウム4さん
二人以上用マルチエンドの中編探索シナ。生贄救出とドラゴン討伐の依頼を受け、他の冒険者と協力することに。洞窟と言っても遺跡のようになっていて、手下が配置され罠や回転床まで設置されています。しかも、入口近くにいた生贄の女性はドラゴンに同情的で…。彼女の説得に成功すれば(何度も判定に成功する必要がある)、内部情報を把握できて不要な戦闘を回避できるのが嬉しい。警戒度を上げないように進めて行けば、イベント戦闘のみで攻略できるのも私好みでした。嫌な奴らは最後にぶちのめせるし、依頼人は理解ある人で報酬もばっちり!ラストは同行していたNPCをお迎えすることもできます。

「荒野の迷宮(4~5)」作者:蒼馬さん
お宝がわんさか眠るという迷宮に挑む、ウィザードリー風3Dダンジョンの中編探索シナ。とりあえず未プレイの方はダウンロードできるうちに攻略pdfをダウンロードしておきましょう。これがなかったらクリアに何時間かかったことやら…(汗)マップがかなり広いうえに、一方通行の隠し通路や罠の中に飛び込んでからじゃないと解除できない罠、手に入った鍵をどこで使えばいいのかヒントがないなど、かなり難易度高めです。一応地図を手に入れてからはオートマッピングしてくれるんだけども、開かない扉や要ギミック解除の罠の位置などは自分で把握しないといけません。何か手に入れたり仕掛けを動かしたら、一通り回って進めるようになってないか調べるという地道な探索です。ほぼ戦闘がないのと、困った時のためにお助けアイテム(全回復、鑑定解錠アイテムの配布)があるのが救い。詰まったらネタバレを見るというプレイ方法でもやり応え十分で大満足です。探索好きな人におすすめ。

「赤い花は三度咲く(5~7)」作者:ひなたさん
魔術師と戦士を含む6人PT専用中編探索シナ。魔術師をかばって戦士が腕に傷を負ったことで、口論の末に飛び出した魔術師が事件に巻き込まれます。仲良しな二人なら誰でも嵌るけど、恋愛関係の二人だとより嵌るかもしれないですね。いつか筋骨隆々な女戦士とか作って再プレイしよう…。後半は誘拐された魔術師の脱出パートと、助けに来た仲間たちの侵入パートが切り替わりながら進んでいきます。魔術師パートでは謎解きもあったんだけど、いまいち理解できないままなんとなく上手くいきました(汗)マップはかなりコンパクトなのでサクッと探索できます。追いつめられる魔術師PCと選択を迫られる戦士PC、そしてそんな冒険者たちを見て動くNPC…。胸糞ボスと対峙してからの展開が熱い!当然連れ込みました。あれだけの戦士の心意気を見せておいて、心を持たないだと!?何気に後日談があるので張り紙を再度選択しましょう。

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