2023/08/15

CWまとめ感想(2023/08/15)

「虫の子ら(1~5)」作者:伊礼さん
3人以上向け中編ホラー風探索シナ。蟲術師の屋敷へ行って蟲たちを一匹残らず駆除します。不気味な雰囲気が良かったです。オートマップなんだけど手書きのイメージ画像もあって探索してる感が増してます。驚かしではない正当なホラーという感じ。落ちているもの、そこにいる敵などから断片的に見えてくる凄惨な蟲術の実態と蟲術師の狂気…引き込まれて一気にプレイできました。地下5か6階くらいまであって、上下構造をうまく活用したダンジョンも私好みです。行き止まりがあるたびに、この向こうへ行く道は…と間取りなどから推測する楽しみがありました。にしても、最後の部屋にあったアレはインパクトあるなぁ(理解が及ばない)

「油がない!(1~3)」作者:スロットさん
100kb祭り参加の短編シナ。揚げじゃがのため油一樽買いに行くが、盗賊団のせいで値上がりしてたので討伐することに。サクッと遊べて、冒険者の日常とか生態が伝わってくる良作でした。お駄賃のために討伐される盗賊団(笑)

「戦地メンタルショコラティエ」作者:ゆずきちさん
恋人関係の冒険者2人を含む6人用バレンタイン短編読み物シナ。恋人同士の二人が喧嘩し後悔していたところ、PTのお調子者が手作りチョコ選手権を始め…というコミカルなお話。なんで喧嘩したのかと思ってたらきのこたけのこ戦争か(笑)きのこの森とたけのこの海で引き裂かれるカップル…。いつもタイトルが絶妙です。

「洞窟探索Ver-A(2~5)」作者:あきらつかささん
100kb祭り参加の一人専用ハクスラ短編探索シナ。敵を倒すと手に入るアビリティポイントを消費し、アビリティを駆使して立ちふさがる大量のゴブリンたちを倒します。アビリティはスキルカードとして配布されるため、わざわざ手札を入れ替えないといけないのが面倒だったけども、CWではこういうのは珍しいので興味深く遊べました。これからアビリティの種類が増えていくのかな?

「紅葉ゾンビ狩り(2~5)」作者:伊礼さん
中編探索シナ。宿経営状況の悪化を匂わせる親父に、仕方なく紅葉狩りではなくゾンビ狩りに出かけます。とはいえ、季節は秋なので山は紅葉で、ゾンビを倒しに来たのに気分はピクニック。熊や花摘みに来た人もいて楽しい探索になりました。一方、地下墓地も雰囲気あっていいですね。怖くはないけどそれなりに広くて探索し甲斐があります。鑑定を使うタイミングは注意深くないと見逃してしまうかも?吸血鬼討伐もして報酬アップ、親父さんも喜んでくれてよかった~と思っていたら、またしても意味深な親父の発言。一体何を企んでいるんだろう…。

「探偵に暮れはない」作者:ハーバーさん
探偵バリアント向け二人以上用短編シナ。年末の祭りでスリ犯を現行犯逮捕していきます。事情を聴くかどうか選べるので、スリ被害を減らすためにもさっさと警察に引き渡しました。いちおう女の子の話は聞いたけど、あとは警察が然るべきところに連絡すればいいよね。探偵の仕事も幅広いんだなぁと、新たな一面を知りました。

「それは嚮導の光となりて(5~10)」作者:無名しさん
短編討伐シナ。連続児童誘拐事件解決のため、子供PCが一人で現場の調査に向かいます。「ざあ~こ、ざあ~こ♥」が似合いそうな子で行くといいかも。まだ愛着のなかった連れ込みさんで行ったら、思いの外可愛くて好きになってしまった。まともな教育を子供たちに、という理想は良いのに、やり方を完全に間違えている犯人たちで、でも憎めないところもあったり。「俺とお前でなんたら合体!」な展開には笑いました。にしても、最後の黒幕さんのセリフ…続編あるのかな?

「やまのは(4~6)」作者:takeさん
PY4以上向け、大江戸バリアント風6人専用短編読み物戦闘シナ。宿のお得意さんの村で日用品がちょくちょく消えるので調査しに行きます。黒背景にメッセージの枠サイズぴったりの背景写真が置いてあって良い雰囲気でした。やや戦闘が厳しかったけど、負けても進むのかな?落ち武者の霊が祭られている山奥に、何となくいる化けキツネと化け狸。ちびっ子妖怪と保護者という雰囲気で可愛かったです。

「喫茶 #Y」作者:takeさん
PY4以上向け、人数調整不要のPC一人用短編読み物。思い出に誘われ、茶を飲みに宿に来たNPC目線で進みます。疲れた大人が喫茶店のマスターと思い出を語るところは雰囲気がありました。NPCが去った後、PCが水を差すのに笑った。

「黎明の強襲(3~5)」作者:ハーバーさん
戦士と盗賊を含むPT向け短編討伐シナ。邸宅の使用人たちを皆殺しにした盗賊たちを討伐します。盗賊のアジトらしく侵入者を迎え撃つ罠がいくつかあり、短編ながら盗賊が活躍できます。サクッと雰囲気を楽しめる作品でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿