2022/05/03

CWまとめ感想(2022/05/03)

「風の回廊(3~5)」作者:ABCさん
長編探索シナ。絶滅したと思われていた美しい羽をもつ巨鳥の噂を聞き、一攫千金を狙ってクアル村を訪れます。村で情報収集、目的地へ行く手段のために森探索、そして巣を目指して洞窟探索と、少しずつ目標に近づいていく感じがいい。森と洞窟では勝手が違って同じ探索でもぜんぜん印象が違うし、村で得た情報を上手く活用できるかどうかは冒険者たちの機転にかかっています。発煙筒を使うタイミングが結構難しくて、何度かやり直しました。そして最後の難関はやはり巨鳥との対決です。すんなり羽根だけ持ち帰れるとは思ってなかったけど、思いの外命がけでしたね…。それでも可能な限り羽根を拾い集めてきました。羽根9枚で4500spげっと!

「交雪都市リューン(白銀に沈む交雪都市)」作者:生野菜サラダさん
短編戦闘シナ。今度はリューンが雪に埋もれてしまったので、解決のためリューンの施設を片っ端から回って原因を探します。背景真っ白に苦言を呈する冒険者たち(笑)口は悪くても当然のように事件解決のために動き出します。リューンで変なことが起こったら、大体そこらへんに諸悪の根源がうろついてるからね。ちょっと苦戦したけど原因撃破。りどみにあった方法でスキルとアイテムもゲットしました。これだけトラブルが多いと、リューン内だけで冒険してる冒険者もいるんだろうなぁ。

「逢わせ屋の詩」作者:にわかブロンティストさん
初回は短編護衛シナで、それ以降は呪歌と死霊術の店シナになります。逢わせ屋というものが何かわかると、短編シリーズものにしてもよかったんじゃないかと思える題材でした。操る系の死霊術は嫌いだけど、こういう死者との交感系はロマンがあっていいなと思います。依頼人のエーミルくんは「早晨宿」で連れ込めるみたいなので、今度お迎えに行こうかな。

「かりそめの呼び名を」作者:風切 快夢さん
リューンっぽい人物名を生成してくれる命名ユーティリティシナ。2文字ずつ入った大量のステップをランダムで組み合わせてるっぽいですね。ちゃんと名前っぽくなるよう調整してあるようで、結構いい感じの名前が生成されて驚きました。50sp支払うと、冒険者が気に入るまで延々と名前を挙げていってくれるペコさんもすごい!NPCの名前とか、逸話の中に出てくる人物名とかの生成には使えないのかな?

「現代ウィッチクラフト(1~8)」作者:黒豚和牛さん
探偵バリアント向け依頼付きオカルト系店シナ。今のところ3つ依頼があって、2回目の来店時から順番に一つずつイベントが発生します。学校の七不思議などのオカルト系の事件で、それぞれ短編シナとして成立するくらいの作り込みだし雰囲気もあって楽しめました。女子中学生な今どきの魔女(依頼人)ミサキちゃんも可愛いし。事件の背後には共通の何かがあるようで、だんだんと怪異の凶悪さが増していくのも探偵として見過ごせないよね。続きが見られる日を楽しみに待ちたいと思います。個人的に最初の依頼で雑霊を言葉攻めによって倒すところがツボでした(笑)普段大人しい感じのPCを選ぶとギャップが楽しい。

「高原の村シャイア(1~7)」作者:班地 殴さん
イベント付き街シナ(村シナ)。牧歌的なようでいて、どこかおかしな田舎の村で、村の住人から色々な依頼を受けます。みんな個性的で、普通そうに見える人がぜんぜん普通じゃなかったりするから面白いんですよね。条件の合ったPCがいる時しか発生しないイベントなんかもあって、白黒つけ隊で行ったら若者男性のジェット君が村娘に惚れられて、大人男性のハロゲンさんが幼女にからかわれて大変でした(笑)あと牧場で乳搾り体験ができるんだけども、牛がどう見ても牛じゃなくてミルク一瓶手に入れるのも命がけ。牧場主さん、毎日これをやってるのか…すげぇな。ゴブリンや密猟者と戦ったりすることもあるし、熱い展開や心温まる展開もあったりして最後まで楽しめました。ロムルとレムルは院長に出会えてよかったねぇ(涙)

「奇食の店」作者:ゾンビ怖いさん
ダンジョン付きゲテモノ料理販売店シナ。食材モンスターばかりがいる遺跡のそばのお店で、ゲテモノ料理の販売やゲテモノ食材の買取をしてます。遺跡の謎の解明には、lv7以上のPTで中編探索シナくらいの時間かかりました。いつの時代もゲテモノ好きっているんだなぁ…。錬金術でも科学でも、美味しいものが作れるようになったら作っちゃうのが人間だよね(見た目はともかく)。何度でも狩れるし、飢饉になっても安心だ!

「漢と漢が出会う時」「押忍!男闘虎塾(3~10)」作者:古山シウさん
男闘虎塾出身じゃないPC一人用修行シナ。何も知らずに体験入学したら、地獄のようなしごき特訓で持ち前の才能を開花させていき…という少年漫画的熱血作品でした。基本は先生と戦って、勝ったらスキルを伝授という流れを繰り返します。濃いキャラたちと、青春の汗、ライバル・アオサとの友情など、嵌れば楽しいし嵌らなくても途中から慣れて楽しめるかも。終盤のバトルがかなり厳しかったけど…。一人用だったのでPTから外した1人で突入したら、所持金0spなのに寄付を求められて焦りました。そして無一文で気まずい雰囲気になって笑った。

「刀剣これくしょん」作者:カナソの魔剣さん
未完成の剣娘収集シナリオ。とりあえず素材集めとほぼすべての剣娘の作成が可能になっていて、剣娘は召喚獣として連れだすこともできます。素材収集はクリック式探索で、戦闘はオリジナルのコマンド戦闘でした。連れている剣娘の特徴を考慮しつつ、構えと間合い、攻撃か必殺技かを決めて妖怪を倒します。剣娘のレベルは実装されてないので、とにかく砂鉄と木炭を集めまくって剣娘を作り(鋼のランクである程度選べるけど完成する剣娘はランダム)コンプリートするのが目的に。完成した剣娘に刀の蘊蓄を聞くのが楽しかったです。色々未実装なのが残念!

「Bitter End Chocolate」作者:割れざくろさん
人数調整不要のPC一人用ホワイトデー短編読み物シナ。これは苦いですね…。恋愛とかホワイトデーとかでなくても冒険者なら起こりうることだけど、明るいイベントの中だと一層取り残された感があるというか…。なぜ一か月後なんだろうな、という言葉が重い。そして宿の娘さんへの気遣いが優しい。

0 件のコメント:

コメントを投稿