CW「宿穴」感想

対象：1～3
作者：伊礼（いれい）さん

親父さんを探して宿の倉庫へ行くと、そこにマンホールがあって…な感じで始まるコミカルな探索シナ。伊礼さんのシナリオの常連になりつつある、でたとこギャンブラーズで行ってきました。

低レベル向けなのに、冒険者の好奇心をくすぐる要素がてんこ盛りでめちゃくちゃ楽しかったです。
下水道で見つけたアレコレに対するPCの反応も楽しいし、それが思わぬところで誰かの助けになったり、役に立ったりするのが嬉しい。
「なんで親父さんはこんなばっちぃところに…」とぼやいていたPCたちだったけど、一番楽しんでいるのはやはり彼ら自身なんですよね。親父さんや娘さんへの感謝の気持ちは忘れずに思いっきり冒険してました。

お気に入りは可愛いもの好きなおじさんのエピソード。
暗い・汚い・臭いが揃った下水道の一角が、だんだんと可愛くファンシーに変わっていくところが妙に楽しかったです。
そして報酬のスキルがまた個性的。ここまで極めれば確かに特別なスキルと言えます。使いこなす気満々のcollumさんが…（笑）

親父さん救出後はそのままシナリオ終了するのかと焦りましたが、冒険者が探索し終えていないダンジョンを放っておけるわけがなかった！疲れも汚れも気にせず下水道に舞い戻る冒険者が大好きです。
そして、その後の胸躍る展開にはマジで胸がドキドキしてしまいました。
続編が待ち遠しくて仕方がないです！！