2020/12/28

CW「墜落跡地」感想


対象レベル:1~10
エンジン:NEXT
作者:utaさん

デストラップ満載のダンジョン付き町?シナ。
ジョークスキルや植物系スキル、超能力スキルなど売り物も魅力的なのが揃っています。何よりここにいる異形の住人たちがいいですよね。サルスベリ伯爵とかウカレさんとか好き!

ダンジョンの方は8パターンくらいのマップがランダムで決まる4層の中型で、難易度を選んだ時点で宝箱や罠、階段の位置や中身などが決定するタイプです。
汚染による中毒や回収できるアイテムの重量制限、連れていけるNPCの特殊能力などの要素もあり、どのレベル帯でも手応えを感じられるものになってました。

敵は結構強くて、とくに対象レベル11以上のダンジョンは油断してるとすぐゲームオーバーになってしまいます(屍骸が売れないバグもある?)。
でも、鑑定や解錠はKCがあればたぶん絶対成功なので、実は同行NPCによってはlv8パーティでも宝箱だけで結構稼げたり。雑魚戦を繰り返すことで経験点が最大64点入るようなので、低レベル向けダンジョンで戦いまくってレベル上げしてもいいと思います。

探索は町のオマケかと思ってたのに滅茶苦茶やりごたえありました。無限パイげっと!

2020/12/23

CW釣り巡り36「トレイン・トゥ・ザ・スターデザート」

作者:かがちさん

3人以下専用の、クレプサミア星砂漠で観光できる釣りシナ。
そこは砂漠以外にはほとんど何もなく、けれどアワーターンという幻想気象によって空にはたくさんの魚が。砂漠にいるタツノオトシゴに頼んで空の釣りを楽しめます。

この星に行く時の電車移動シーンも可愛くて好きですが、アワーターンで天地がひっくり返るアニメーションは幻想的で何度でも見たくなる美しさ。
実際、釣りに必要な星の欠片集めのために砂漠と星の海を往復してたので、何度も目にしてその度にほえ~と見とれてしまいました。

釣りは釣り竿を持ってなくてもできる仕組みで、まずは魚影を探し、いいポイントに魚影を見つけたらタツノオトシゴに探してもらいます。そして見つけたらクリックして捕まえるというもの。
星の欠片探し、魚影選び、魚探しとランダム要素が多いので狙った魚を捕まえようと思うと結構大変ですが、代わりに能力判定がないので冒険者の能力に関係なく釣りができます。

のんびりクリックしていれば何かしらの魚がゲットできるし、運が良ければ超レアな魚だってゲットできる!
さらに、捕まえた魚を展示できるスペースがあるのが嬉しい。砂漠にポツンと建っているガラスの家に水を満たして、捕まえた魚を飼えるんですよね(人の家だけど)。この水槽の魚がイベントにも関わっていて、魚集めにも俄然気合が入りました。

電車でたまに他の乗客と出会うのも旅をしてる感じがして良かったです。ちょっと哲学してるカカポとか、チケットをくれた獣人とか、キラキラ瞳のタツノオトシゴとか。この電車に乗って色んな世界を旅してみたくなります。そして、戻ってきたあの人がどんな人だったのか気になるし、あの砂漠の星の背景も気になる!
魅力的な世界でした。

<釣果>


◆釣り場情報◆
カテゴリ:空釣り
アクセス:ロワンタン世界鉄道にてクレプサミア星砂漠行き
時期  :チケットがある限り
釣り場 :1か所
持ち帰り:OK
釣り竿 :不要
釣れる物:クマノミ、アウリペス、クシクラゲ、タコクラゲ、ネコザメ、コバンザメ、ジンベエザメ、ハナヒゲウツボ、ミノカサゴ、ホオジロザメ、ラブカ、大王具足虫、シンカイクサウオ


<特徴>
幻想気象で知られるクレプサミア星砂漠にある釣り場です。砂漠にいるタツノオトシゴが星の空に泳ぐ魚を捕まえてくれるという、一風変わった釣りが楽しめます。

砂漠だというのに、そこには多種多様な海の生き物が。幻想的な空の魚に魅了された人がいたのか、砂漠にはポツンと魚のためのガラスの家が建っています。

釣った魚はクレプサミア星砂漠の特産品として、地域によっては貴重な海産物として扱われるでしょう。 魚を料理する設備があればお好みで海鮮料理も堪能できます。

2020/12/18

CW「ギャランドゥ」「ソウルカードNext」感想


「ギャランドゥ(5~6)」
エンジン:NEXT
作者:SARUOさん

幻の秘宝ギャランドゥを求め、フレディ少年と共に遺跡を探索するクリック式探索シナ。
雑魚戦が嫌いなのでクリック式探索も実はあまり得意ではないんですが、この作品はとにかく無駄なクリックを無くしていてサクサク進むので楽しめました。

パートナーとなるNPC(フレディ以外を選ぶことも可能)にはレベルと能力値が設定してあって、例えばlv3の宝箱を発見したらパートナーの解錠レベルが3以上なら必ず解錠に成功します(ただし気力が0じゃなければ)。なのでパートナーに任せておけばいい時は、わざわざ解錠スキルなどを使用しなくても宝箱のメニューカードをクリックするだけで開けられて楽チン!!

しかも入手アイテム情報はテキストセルで表示されるのでメッセージ送りのためにクリック(またはスクロール)する必要もありません。
最初の層はとても短く(15回進めばボス)慣れてなくてもサクッとクリアできるし、次の層が出現するまではたぶん敵が少なめでパートナーの経験値が入りやすくなっていた気がします。

手間は少なく、コンスタントに何か見つけたりレベルが上がったり次の層に行けたり素材を合成できたりと、楽しいことがいっぱいあるのがいい。そして気付けば探索や遺物復元、秘宝集めに没頭してるんですよね。
こういう単純作業になりやすいゲームは、いかに序盤で”面倒くさい”と感じさせずに作品の面白さを伝えられるかが肝心だと思います。クリック式探索の完成形なのでは?

さすがに後半は敵が強くなってくるし(遺物を復元しまくってればボスは怖くない)、秘宝はなかなか手に入らず疲れましたが、一度没頭し始めてしまえば気にならないもので気付けば遊び尽くしてました。
何気に金策シナとしても優秀だしおススメです。

…にしてもギャランドゥがどんなものかわかると、エンドレスの人たちって……となるよね(笑)


「ソウルカードNext(8~10)」
エンジン:NEXT
作者:SARUOさん

「ギャランドゥ」仕様のクリック式探索シナ。
高レベル向けになって敵が全体的に強くなり、サクッと感は薄れてます。ザコ敵が6体以上で組んでることが多いので全体攻撃を多めに持っていった方がいいかも。

しかも、今回は”ソウル”と”カード”の2つが揃って初めてアイテムをゲットできるんですが、シナリオを出るとそれらの入手記録がリセットされる仕様です。そのため私みたいな貧乏性は一度シナリオを始めるとクリアするまで出られなくなってしまうという…。

気軽さはなくなってしまったものの、探索自体は相変わらずテンポが良くて楽しかったです。ストーリーは前回と比べるとコメディ色が薄れ、この遺跡で何があったのか、ソウルカードとは一体何なのかというミステリアスな展開になってます。終盤はどちらを選ぶべきか悩む場面も。

ストーリー終了後に済印がつかなければ、さらに探索をしてレアなソウルカードをゲットできるし、結構お強いアイテムも手に入ったり(≪断罪≫と万象の司はいくらやっても手に入らなかった!)。
序盤の遺跡だけでも回復系アイテムをいくらでもゲットできます。

敵の解説が面白いので余裕があったら暴露してみるといいと思います。

2020/12/13

CWまとめ感想(2020/12/13)

「初心者の墓場(3~4)」作者:SARUOさん
サックリシリーズのシステムを、よりイベントを組み込みやすくバージョンアップしたNext専用短編探索シナ。☆集めは廃止され、代わりに移動ごとに反応・意思・幸運のどれかを上げつつ探索します。油断してると熟練でもサクッと死ねるということなので、とりあえず幸運上げまくってました。…うん、幸運だけじゃ即死罠は回避できない。でも直前でセーブしてたので一つだけステータスを振り直してなんとか回避。もしかして最初に少年を仲間にしてなかったら詰んでた?ゴブ洞なのに罠が仕掛けられてるし、予想外の敵も現れたりして本当に初心者殺しでした。でも苦労したかいあって便利そうな指輪もゲットしたし、宝箱にはなんと豪華3000sp!幸運上げといてよかった~。

「続・初心者の墓場(3~4)」作者:SARUOさん
サクッと死ねる冒険シナ第2弾のNext専用短編探索シナ。前回逃した特殊なゴブリンを倒すべく、再びゴブ洞へ向かいます。またしても幸運を上げつつ進んだんですが、念の為先に1度反応を上げておいてよかった~。前と同じペースでやってたら即死イベント回避できなかったわ…。今回も盗賊少年君にはお世話になりました。100spで仲間になってくれるし、思う存分幸運を上げられるのは彼のおかげです。しかし、やはりゴブシャーはゴブ洞の強敵ですね。駆け出しにとって、眠りの雲は死の呪文に等しいということを思い出させてくれます。全体回復がなかったらヤバかったかも。そして厳しい戦いの後にはワクワクお宝タイム。金色の宝箱を見るとテンション上がる!

「まどろみに沈む花(5~6)」作者:SARUOさん
貴族の坊っちゃんが購入した曰く付きの屋敷の安全性を調査していたところ、盗賊だけ地下に落とされ不思議な少女と出会うNext専用マルチエンド短編シナ。楽さんの「妄想ワース」に着想を得た作品で「まどろみに咲く花」の素材を主に使っています。少女は一体何者なのか、ここから生きて帰れるのか、限られた情報の中で最善を探すのが結構大変でした。2回くらいゲームオーバーになったし(汗)でも最終的には彼女を救うためにロマンティックな展開に。そして、ほんの少しの時間を一緒に過ごした彼女のため、全財産はたく盗賊が男前!こういうお金の使い方大好きです!

「マジンクラフト(6)」作者:SARUOさん
サックリ死ねる冒険シナ第3弾(?)のNext専用短編探索シナ。魔物の大氾濫に対抗するため、マジンのコアを求めて遺跡を探索します。「初心者の墓場」を簡略化しメニューカードの「慎重に進む/大胆に進む」を選ぶ形式に。慎重すぎると他の冒険者たちに遅れをとり、お宝が残り物だけになるということかな?今回はほぼ慎重を選んでいったんですが、遅れを取った割に敵は残っていたような…。でも最後はコアを手に入れて英雄になれました。運良く持ってたKCが役立った!

「そして焼肉へ(6~7)」作者:SARUOさん
妹を殺され復讐を誓ったノートと共に魔神に戦いを挑むNext専用短編シナ。かつて彼の復讐に付き合った猫人ラグとのエピソードがいいですね。渋くていい人だった…。とりあえずノート君をお迎えしたので新PTで焼き肉行こうか。

「燐光と剣劇(3~5)」作者:割れざくろさん
人数調整不要の戦士系PC一人用マルチエンド討伐シナ。亡霊だらけの村に討伐に行くのに戦士単独指定とのこと。詳しく話を聞いてみると、まるで一対一で戦える相手を招いているかのような…。背景がわかるとなんとも救いのない状況で、それが盗賊団の襲撃によって引き起こされたというのが恐ろしい。こんなことがいつどこで起こってもおかしくない世界だというね。うめく死霊たちの合間を縫って進み、願いを託され、討伐対象に語り掛ける一人の戦士。ただ依頼をこなすのではなく、納得できる決着の付け方を模索するところが人間らしくて良かったです。称号も選択によって少し変わるところが粋でした。

「バベルの図書館と意味のない本」作者:にじいろさん
人数調整不要の参謀と魔術師二人用中編読み物。ランダムな文字列が並ぶ”意味のない本”に価値があるのか、そんな本ばかりが並ぶ図書館で思考するお話でした。条件に合うPCを探すのに苦労しましたが、ぴったりの二人がいればとても有意義な時間が過ごせると思います。たまには哲学するのもいいよね。雰囲気もいいし、魔術師と参謀の似てるようで全然違うところが描かれてました。二人をここに連れてきた少年に”答え”を伝えるんだけど、それをただ受け入れるんじゃなくて咀嚼しながら自分の答えを見つけようとしてる様子が良かったです。にしても、あの図書館をガチで探索したらどうなるのか妄想が広がります。館内で魔法が使えるならワープポイントを設置して少しずつ…とかできそうな気もする。遭難者もいたりして…。

「ホックホク記念日」作者:ゆずきちさん
恋人二人を含む6人用中編コミカルな読み物。以前ほどときめかないと悩む二人の気持ちを盛り上げるため、4人で”お付き合い1周年記念パーティ”を企画します。カップルのラブラブっぷりも堪能できるんですが、それ以上に仲間たちの仲良しっぷりが楽しかったです。二人が破局したら解散の危機だということで、いったいいくらかけたんだというパーティを開いてくれるとか仲間のこと大好きすぎでしょ!まあ半分は自分たちが楽しむためという感じでノリノリでしたが。魔道具を用いたメモリアル映像も最高に楽しくて、親父さんのところで笑いすぎて腹筋痛くなりました。あと手書き招待状も可愛いし、カップルPCをおめかしさせるところも好き。安定の面白さです。

「イラウ村の奇恵(2~4)」作者:AM4さん
怪しい声が森から聞こえてくるので調査する中編探索シナ。対応KCはほぼ持ってなかったけど、低レベルパーティでも頑張れば報酬+αを狙えるのが嬉しい。結構探索し甲斐のあるマップだったし、怪しい声の正体がなんというかもう予想外過ぎて!”それ”をクリックするとPCごとに違う反応を見せるのが面白かったです。戦闘もちょっとした工夫で有利にできるのが冒険者らしくていいですね。何気にマルチエンドで、今回は持ち帰る方を選びました。親父さんがいつか集団食中毒事件を起こしそうで怖い!

「奇跡の檻(7~10)」作者:かがちさん
”シャケ、タイムリープ、未帰還者、ゴリラ、珈琲、プリン、オムレツ”のお題に沿って作られた短編ホラー読み物戦闘シナ。未帰還者11名に上るクドラ教徒のアジトへ向かいます。不気味というか血の臭いしかしなさそうな場所なんですが、ひときわインパクトを放つ”シャケゴリラ”の文字にホラー感は(私的に)崩壊しましたね…。いや敵の解説欄以外で名前は出てなかったかも?今回もヤバい依頼な上に2か所から依頼が来てるので報酬は高額です。クリア後にクドラ教の中でも異端な法衣派クーポンがもらえるということなので、新しいPCを作って行ってきました。いずれ法衣派対応シナが出るかもしれないし頑張って育てねば!

2020/12/08

CW「ファミリー・ゲーム」感想


対象レベル:7~10
作者:みんさん

とある特殊な村で行われる悪行を暴き、村の子供たちを救うために潜入調査する6人専用長編シナ。
すごかったですね…。前作同様メンタルがゴリゴリ削られていくような事件なんだけど、今回は少なくとも新しい犠牲者が出ないようにできるマルチエンド!
ヒント機能もあったので迷わずONにしてAエンド目指しました。たぶんこれ、私がバッドエンドルート見たら3か月は引きずるやつ。

内容はかなり盛沢山で、潜入班と別動隊の二つの視点を切り替えながら村の秘密に迫っていきます。
とくに潜入班は苦労が多く、すでに怪しまれている状況から何とか村に馴染まなければならないし、自分の身を守りつつ情報を引き出さなければいけなくてハラハラしました。…割と最初からバレバレっぽかったけど(笑)

狩りや料理、勉強のミニゲームを挟みつつ、別動隊による探索などもあり一日の密度が本当に濃かったです。
とくに勉強は普通に算数のテストがあって錆びついた脳細胞が悲鳴を上げました(汗)

印象に残ったのは村の子供たちとの交流です。信用を得られると色々と話してくれるんだけど、あんなに小さな子どもが不安に押しつぶされそうになりながら精一杯自分にできることをしようとする姿に涙腺が…。なんとしても子供たちと村人の平穏を取り戻さねば!という気持ちになります。

終盤は連戦かつかなり火力が高い(リューンスキルとアイテムいっぱい)ので帰らぬ人になるところだったんですが、何とかベストエンドに行けました。あの子の笑顔に癒される…!

ただ、最初から異端審問官が村焼き準備をしててもおかしくない状況だったと思うのと、捨て駒さんたちがリスクの高すぎる仕事を最後まで続けたこと、スラムに浮浪児がいくらでもいるだろうに養子縁組を選んだ点は少し気になりました。 とはいえ、それでも一気にプレイさせて感動までもっていく力のある作品でした。

2020/12/03

CWまとめ感想(2020/12/03)

「きのこの森の青空カフェ」作者:青闇さん
きのこ料理やお菓子、フラスコ試験管飲料、吸血鬼技能とインク技能を販売しているNext専用店シナ。食べ物系アイテムは森で材料を集めてくればタダで作ってもらえるのが嬉しい。美味しそうなものばかりで、食いしん坊PCがいるならぜひ持たせたいですね。森の散策も秋らしい雰囲気でいいし、集めたきのこや果物はぜんぶ食料KCがついてるので食料調達にも便利。しかも宿で割と高く売れるので金策シナとしても優秀です。

「20の位階を越えしねこ(10~15)」作者:つくったひとは対象消去されました(斜め96度)さん
狂い系高難易度戦闘シナ。しろねこさんと戦えるんだけど、やってみたらまったく太刀打ちできないし何をやられたのかよくわからなかったので諦め。ぐぬぬ、しろねこさん連れ込みたかった…。対象消去する時ににゃーんと聞こえてくるのが何となく風情ありました(?)

「渾身の一撃でゴブ洞を蹂躙駆逐するだけの洞窟(5~10)」作者:我さん
py専用、人数調整不要のストレス抱えてそうなPC一人用ゴブ洞改変。渾身の一撃を乱発できます。ただそれだけなのに妙に爽快感があって戦闘が楽しくなるんですねー。見張りも寝てるやつも集団も宝箱も片っ端からぶっ壊していきました。洞窟カードにはさすがに対応してなかった(笑)ストレス解消にぴったりな作品。

「果てに眠る者(7~15)」作者:鏡水リトさん
自称カミサマの依頼でなんかヤバいヤツを倒していくNEXT専用戦闘&店シナ。敵を倒していくと販売スキルが増え、そのスキルが次の敵を倒す鍵になったりします。とくに清流の敵はかなりマイナーなキーコードが必須となるので、素直に大地のなんたらを購入した方がいいみたい。っていうか無報酬なんだから一回くらいスキル貸し出してくれてもいいのに(汗)いちおう最初はいつもの装備で頑張ったんですが、対象レベル10になるともう無理ですね…。スキルやアイテムを少しずつ強いものに交換していって、最後の”目覚めし者”戦ではチート級装備と全体回復アイテムでガチガチに固めてやっと勝てました。「距てるは永劫の名残り雪」の絶対防御スキルがあってよかった…。

「死こそ我が喜び」作者:大地の子さん
クドラ教徒の野望を阻止するため、遺跡からある祭具を回収してほしいという依頼。いつもながら”いかに情報を集めるか、必要なものを準備していくか”が重要な作品でしたね。そもそも依頼人を信用していいのか微妙なところだし、クドラの神殿でクドラ教徒を相手取るというのだから慎重すぎるということはありません。準備のために前金をたんまりもらったので惜しむことなく使いました。そしてお高い酒が余りました(笑)それじゃあ後半の遺跡探索を…と思っていたら油断して痛い目をみることに。さすがクドラ、抜け目ない!当然、遺跡内も盗賊の力が試されるものだったし、準備してなかったら戦闘も厳しかったと思います。本当に最後まで気が抜けなくて、冒険者にとってはスリルこそが一番の報酬という感じです。

「ゴブリンパンチの洞窟(1~4)」作者:どもしペッテさん
妙な技を使ってくるほんのり手ごわいpy専用ゴブ洞改変。普通のゴブリンでさえ一般人には脅威なんだから、技を使うゴブリンが近くに棲むようになったら村人たちは生きた心地しなかったでしょうね。しかも鉢巻きして気合入ってる!コボルトだけのけ者なのは、やはりパシリ扱いなんだろうか?手に入れたゴブリンパンチは相手によってはめちゃくちゃ強いな~。

「学術の都 アルケミア」作者:ABCさん
学者技能が揃ったNext専用街シナ。シナリオ内では技能のお試し版を無料で借りられて、模擬線や依頼で使ったりできます。依頼の内容は最初は駆け出しでも工夫次第で達成できるものなんだけど、3つ目の依頼から高難度ギミック戦闘シナかな?という強さ。育成中の魔術師多めPTだったので、最終的には先輩にお土産で貰った古代兵器(byさまよえる牢獄)をぶっぱなしました。次の敵も強かったけど、ヤバイ技を撃ってくるタイミングはわかるし魔法生物に効く技を結構持ってたので聖刻の護りで何とか。ラストはギミックがよくわからないまま攻撃しまくってたら何となく勝てました。結局3つ目が一番辛かったなぁ…。街にある施設やNPC、置いてある商品や受けられる依頼内容など、すべて学者の街らしいもので良かったです。最後の依頼で見つけたメッセージもロマンがあって面白い。

「ジーヴル村雪祭り」作者:ジーヴル村製作委員会
Next専用合同街企画シナ。雪祭りまっただ中のジーヴル村で買い物やイベント参加、素材採取に自警団の依頼など様々なことができます。中でも結婚式イベントは貴重ですね~。依頼も結構充実してるしスキルもいいのが揃ってます。あとジョークスキルいっぱいの「ジーヴル特産あったか掌破」の店には笑いました。あの人面白くて好きだ。他にも寒さ我慢大会とか迷子のこうもり探しとか色々あって、お祭りのにぎやかさを堪能できます。

「魚の唄(4~6)」作者:伊礼さん
座礁した船の調査依頼。ただの船ではなく、調査に行った村人の一人が発狂し、三人が返ってこなかったいわくつきです。幽霊船も怖いけど、こういう何があるかわからない船はまた違った怖さがありますね。ドット絵で描かれた船内はコンパクトながら探索しがいありました。つい最近まで人が生活していた痕跡があるのに人けがないのがまた不気味で…。代わりにいた存在のおぞましさと、先に進むにしたがって聞こえてくる音の不穏さが良かったです。あと、扉の向こうの気配が呼び掛けに答えない理由が生存の理由にもなってて「なるほど」と思いました。ラストの選択は迷わず破壊。持って帰ったら宿が恐ろしいことになりそう…。全体的に怖い作品だけど、永遠に続くかという箪笥のくだりなど楽しいところもあって大好きです。

「シメンタの戦闘指南」作者:木綿豆腐怪獣さん
戦闘の基本を優しく実践を交えて教えてくれる戦闘指南シナ。教えてくれるのは竜人のシメンタさんで、強面に似合わずめっちゃ優しくて丁寧な解説でした。CW始めた頃に教えてもらいたかったなぁ。冒頭で親父の「興味があるのかね?」をガン無視する冒険者に笑った。

2020/11/28

CW「凍える湖城」感想


対象レベル:1~10
エンジン:NEXT
作者:梨野さん

クリック式ダンジョン探索&街シナ。
街の人たちを取り戻し、街に平和を取り戻すために悪魔を倒していきます。

悪魔を倒すごとに街に活気が戻っていき、街の中でイベントが発生するようになるのが楽しいですね。悪魔討伐というと重苦しい雰囲気になるのかと思いきや、観光を楽しみながらまったり攻略できます。

イベントも街のお祭り的なものだったり、子どもたちの遊びだったり、慣れない雪で体調を崩したりコミカルなものが多かったです。探索の合間に仲良しPTがワイワイしてるのを見て和み、英気を養ってからまた探索へ…という感じ。

ボス戦では戦いながらボスの弱点を探し、それを突けば一気に形勢逆転できる痛快仕様。
戦闘が苦手な人向けに、魔女の家で弱点アイテムを作れるようになってるのが優しい!

ダンジョンで集めた素材から作るんだけど、素材は4種類あって1種類をいくつか合成すると上位素材になるというシンプルなもの。あれを作りたいのにレアな素材が手に入らない!ということがないし、もう必要ないとなればぜんぶ合成して上位素材にすれば高く売れるので金策にも。

悪魔討伐し終える頃にはすっかりこの街に馴染んでしまって、もう一つの拠点にしたいとすら思える魅力的な街でした。

2020/11/23

CW「竜殺しの英雄求む」感想


対象レベル:1~10
エンジン:NEXT
作者:にじいろさん

lv1のPCが竜との戦闘を経て経験を積んでいき、最終的に5体の竜を倒すことを想定した人数調整不要の1人用修行戦闘シナ。

丁度よいlv1PCがいなかったので「幸せ運ぶお店です。」のカリビアさんをスカウトしてきました。
おかしで釣って、即竜と戦わせる鬼畜行為…(笑)

年齢・腕前問わずということなので、まったく前衛向きじゃないPCでも大丈夫だよね?…と思ったけど、やはり低レベル時は厳しい。二体目の水竜戦で何度も何度もやられたし、三体目の火竜戦ではさらに何度も負けました。
魔法中心の手札なので魔法無効化が辛い…。

でも負けても経験点が入る上にNPCたちにも鍛えてもらえるので、いずれは勝てるんですよね。CWでここまでサクサクレベルが上がるのは初めてだし、ある程度上がったところで急に勝てるようになるのが新鮮な体験でした(レベルが上がった頃には大抵別の敵と対峙してるもんなー)。

NPCたちの会話も楽しく、話していくうちに彼らの背景の物語もわかってきて、最後にこの依頼がどういうものだったのかわかると切なくなりました。彼の話も聞いてみたかった気もするけど、聞いたら倒せなかったかも…。

2020/11/18

CWまとめ感想(2020/11/18)

「ひとりの昼に」作者:モリバネさん
一人専用短編リドルシナ。一人で洞窟の奥にある指輪を回収する依頼を受けるも、そこには盗賊がいて奥の部屋の鍵を持っているから何とかしようというお話。盗賊から鍵を奪い取るのも、その後の謎解きも、洞窟にあるものを上手く使えば解決できるのが楽しかったです。使う順番をちょっと間違えただけで失敗したり。あとメニューカードの裏に色々書いてあるのが面白くて好き。

「ボサの散歩(1~10)」作者:ボサキンさん
宿で依頼を受けたり犬のボサの散歩をしたりできるシナリオ。済印はつかないので繰り返しお小遣い稼ぎに使えます。ボサは人語は話せないけどカッコ内に気持ちが書かれるので親しみがわきました。性格がとても可愛い。かなりイベント詰め込まれていて、雑魚戦がうざいことを除けば結構面白かったです。経験点が入るイベントの一部は条件が厳しくて全部見るのは難しいかも?

「フラッペの依頼1(1~2)」作者:SARUOさん
こなゆき堂の店主フラッペの依頼でスニの実を採取してくるNEXT専用短編クリック式探索シナ。ほんわかした雰囲気でサクッとこなせる依頼でした。探索も自動でしてくれるので移動カードをクリックしてるだけでOK。熊が出て困ってるようでしたが、依頼内容はスニの実採取なので熊退治をしても無駄骨です。長編シナの合間の息抜きにぴったり。フラッペとチャリンが可愛い!

「フラッペの依頼2(1~2)」作者:SARUOさん
ブルーソーダの材料となるセホリのしずくを採取するNEXT専用短編クリック式探索シナ。今度はカエルがいる湖周辺の探索で、やっぱり戦闘しても意味がないので回避しつつ探索です。報酬は前回と同じくアイスロッド。夏のお供のブルーソーダというのを飲んでみたくなりました。

「フラッペの依頼3(1~2)」作者:SARUOさん
魔女の軟膏の材料となるシロツバメの巣を採取するNEXT専用短編クリック式探索シナ。今回は回避できない敵が出てくるので少し緊張感がありますね。これまで貰ったアイスロッドを使ってもいいけど、あれは一度に3つ召喚する系なので低レベルPCが使うともったいない気も。今回は魔術師系が多いPTだったので最初に魔法さえ引けば楽勝でした。お人好しなフラッペと金にがめついチャリンがいいコンビです。

「フラッペの依頼4(1~2)」作者:SARUOさん
ブラウフ草の採集をするNEXT専用短編クリック式探索シナ。今回は行動によっては高レベル冒険者でもヤバイ敵と戦うことになるとりどみにありましたが、普通に薬草採取してる分には遭うこともありませんでした。たぶんウサギさん関連だろうなぁ。今回はフラッペたちと冒険者の絡みが一切なくて悲しい!

「エリーズの受難(3)」作者:SARUOさん
サックリ冒険第四弾。正気を失ったエリーズの師匠を止めるため追いかけるコミカルなNEXT専用短編シナ。あえて困難な道を進もうとしたり、スキルを活用できたら評価が上がって追加報酬が出るということで思いっきり寄り道してきました。行く先々で村が犠牲になってるのに、のんきに無関係な塔を探索してみたり、あえて足を踏み外して星をゲットしたり(笑)テンポよくサクサク遊べる短編で、依頼人のエリーズとのやり取りも楽しかったです。ラスト、金がなければ用はなしとプロ意識高い冒険者が最高でした。

「オスターデの墓(3)」作者:SARUOさん
サックリ冒険第一弾。英雄オスターデの墓の正確な位置を割り出すNEXT専用短編探索シナ。「エリーズの受難」と同じく、クリック式探索とゲームブックを足して二で割ったようなミニゲーム的な作品で、こちらはNPCがいないので割と淡々としてます。でも星を稼ごうとするとマイペースで向こう見ずな冒険者になって十分面白い(笑)サクッと遊べて報酬も結構多いから駆け出しに嬉しいシリーズです。

「クイーンズティア(3)」作者:SARUOさん
サックリ冒険第二弾。かつて築かれた精霊による日照り対策の遺跡を探索するNEXT専用短編探索シナ。今回は遺跡までの道のりと遺跡内部の探索で、後半はイベントや出現する敵も遺跡っぽいものになってます。何気に人々のために作られた施設の遺跡というは珍しいかも?遺跡というときな臭い背景が多い印象があります。火晶石げっと!

「サルガッソーの悪霊(3)」作者:SARUOさん
サックリ冒険の第三弾。船の墓場サルガッソーへ悪霊退治に行くNext専用短編探索シナ。今回は海なので星目当てで軽率なことをすると海の藻屑になるかも(笑)割と長いマップなのでゆっくり星を集めつつ、幽霊船など肝試し感覚で楽しめました。シンプルなシリーズですが、毎回ちゃんと別の場所を冒険してる感があっていいですね。亡者退散が活躍できて嬉しかったです。

2020/11/13

CW「エメカナール村の結晶」感想


対象レベル:8~10
エンジン:Next専用
作者:葛雅さん

主人公とその恋人を含む若者以上の6人PT専用中編シナ。いつの間にか辺境の村へ老人を護衛をする事になっていた主人公が、帰りに行方不明になって…というお話です。
公認カップルがいて子供がいないPTを用意しなきゃいけないけど、始まってみるとテンポよく進んでいってとても楽しかったです。

テンション高くてノリノリな依頼人とエメカナール村村長がいいですね~。老人が生き生きしてる作品は大好きです。
子供みたいに再会を喜んで、25年前の約束を果たすのだとキャッキャしてる姿が微笑ましいんですよ。二人に振り回される主人公もツッコミ役として光ってました(笑)

そして後半、主人公が行方不明になってからの恋人や仲間たちの様子も良かったです。焦る気持ちを抑えつつ冷静に対処しようとしてて。
…NPCが登場するとやっぱりコミカルな雰囲気になるけど。

探索パートは割と広い洞窟なのもあって気が引き締まります。どれくらいの大きさなのか予想できないので余計に仲間が心配に。しかも途中でPT分断されるので緊張感増していきます。
ボス戦はややテンポが落ちるけども、やっと再会した恋人たちの時間もやっぱりコミカルで最後まで楽しかったです。

2020/11/08

CW「海還る、天孵りの」感想


対象レベル:1~10
作者:かがちさん

男が貼っていった遺跡の場所が書かれた地図を手に、遺跡探索をする長編探索シナ。
結構マップが複雑な上にマッピングできない系の構造なので方向音痴には厳しかったです。

初回はあんまり探索しないうちに引き返せないところまで来てしまい、ボス戦に突入して無事死亡。気を取り直して、lv1からでもクリアできるということで新しく結成したPTで再突入。攻略txtを見ながら上から順にやっていったところ、気付けばまた引き返せないところに入り込んでいて…(汗)
…いったい何度同じ手に引っかかれば気が済むんだ!

3度目の正直でちゃんとすべてのギミックを発動してから戦闘に入ったと思ったものの、今度は保護風を起動し忘れたようでまた死亡しました…。瀕死状態になってもさすがボス、ほとんどの攻撃を回避してしまうんですよね~。
最初からやり直すのもあれなので、荷物袋にあったお古の癒しの錫杖と全体回復アイテムを持たせ、攻撃魔法を持つPC一人に技能配布アイテムを持たせてやっと勝てました。

エンディングはしみじみとした雰囲気で良かったです。
あと金貨探しが楽しかったしリベラシオン到着時のアニメーションが綺麗でした。

2020/11/03

CWまとめ感想(2020/11/03)

「雷鐘響くは狩人の夢(10)」作者:にべおさん
狩人がかつて見たという天鼓の奏主をまた見せてほしいという依頼。呼び出せば戦いは必須ということで命がけの高難易度戦闘シナです。雷の引き連れて現れたボスの姿がインパクトありますね。登場シーンと本領発揮する時にエフェブで流れる雲と雷鳴のアニメーションが入るんですが、その迫力にも負けない”荒ぶる神”感!本気モードの戦闘はマジで厳しいので、再戦するたびに荷物袋とご相談でした。最終的に聖刻の護りを引っ張り出してきて、ヒーラーと戦士に防具ガン積み&とっておき回復アイテムを使って頑張ります。魔術師はすぐ倒れるから魔法無効化でもOK。復活しては魔法を放つゾンビ戦闘員に。あとは雷球に麻痺が通ったのと、雷球を倒した時に味方全体に1回復?してくれる優しさに助けられました。しかしあの場所、天鼓の奏主のお気に入りだったみたいだから、いなくなったら別のヤバいのに目を付けられないか心配…。

「竜王の城(2~4)」作者:パンケさん
竜王討伐のパロディ中編探索シナ。「なんとミミックは宝箱だった!」に笑いました。探索シナとして普通に面白いし、某RPGを知っているとより楽しめるネタが詰め込まれてます。さらに某RPGとはぜんぜん関係のないキャラも出てきて、竜王はまさかの……。そして一番面白かったのが、最後の脱出方法ですね。神官がなんか言ってるなぁと思ってたら、最後の最後でこんな重大な役割があったなんて!CWの仕様を上手く作品に取り入れていました。

「アンダーグラウンド “777”」作者:生野菜サラダさん
100kb祭り参加作品。1回100spでカード3枚引いて特定の組み合わせになれば800sp~3万sp当たるギャンブルシナ。カードがくるくるするのがスロットっぽくて無心で回せますね…。いちおう8000spくらい持って行って5分くらい回してたら3回ほどゾロ目が出て、最終的に800spの儲けでした。次も上手くいくとは限らないのがギャンブル…ご利用は計画的に!

「ソーシャルディスタンスの洞窟(1~3)」作者:alcanaさん
100kb祭り参加のゴブ洞改変シナ。カードがくるくるして入れ替わるのが楽しい。ちゃんと参加してるというのをエリア移動ごとに主張してきます。きっと戦いに参加できない時は離れたところから応援してるんだろうな。手に入れたアイテムはゴブリンが使ってたかもと思うと使いにくい(汗)

「オークの荘(2~4)」作者:スロットさん
100kb祭り参加のゴブ洞改変シナ。舞台に使ってる素材と敵がオークということで「家宝の鎧」の雰囲気もあります。ゴブリンと違って見張りのやる気のないところが(笑)あと洞窟のメニュー絵の流用が上手い!サクッと遊べてお土産もいい感じでした。

「狼の森(2~4)」作者:スロットさん
ゴブ洞改変シナ。ゴブ洞と比べると少しだけ広い森を探索し、狼たちを討伐します。統率の取れた狼たちだからこそ通じる戦術でサクッと退治。お土産は盗賊が愛用してます。

「二羽の鳥を狩る(4~6)」作者:三升さん
100kb祭り参加作品。希少な鳥肉を二種類取ってくるという依頼で、依頼人があのメロンの人というだけでもう嫌な予感しかしません(笑)案の定、鳥は鳥でも…という展開。そういえば鳥系のモンスターって結構多いかも。モンスター肉というとドラゴンが思い浮かぶ昨今ですが、それと比べればマシだったかな…?とはいえ足場がよくない場所での戦いは緊張感ありました。割とポピュラーな敵でも状況によって手こずるというのが冒険らしくて良かったです。美味しい唐揚げとお宝げっと!

「手乗り#M」作者:木綿豆腐怪獣さん
100kb祭り参加作品。手乗りサイズになってしまったPCと、そのPCをお世話することになったPCの人数調整不要の短編読み物です。手乗りと聞いて真っ先にワク君が浮かんだのでそのまま突入してきました。傷薬と並ぶワク君可愛いですねー。これはドールハウスとか用意してあげたくなる…。ごはんをもぐもぐ食べる様子とか、なでなでされっぱなしな姿が目に浮かぶようでした。にしても、先に見つけたのが娘さんだったら危なかったかも(汗)クリアクーポンはpy以外だと「手乗り#M」、pyだと「手乗り”PC名”」になるみたい。

「鉱石とオヤジ」作者:抹茶あずきさん
いつもツケ払えばかり言ってる親父が、何故かプレゼントをくれて逆に怖いという100kb祭り参加の短編シナ。本物の親父さんじゃなかったとして、一体何の目的でこんな事を…と考えると不気味です。カタカタ震え出すし(笑)でもせっかくなので貰ったものは有効活用するとします。鉱石たくさんげっと!

「共に夢の外へ(2~3)」作者:茶頭巾さん
ロッザという少年に呼び出され、夢の世界から脱出するため彼の頼みをきくNext専用1人用短編シナ。ロッザの羽を探して館を探し回ったり、館にあるものを上手く使って状況を有利にするのがいいですね。とくにお菓子の使い方が面白かったです。悪魔と戦えるみたいでしたが火力が高くないと無理そうなのでやめときました。報酬に剣をもらう約束もしてたし!

2020/10/29

CW「妖樹討伐依頼」感想


対象レベル:4~6
作者:里臼臣さん

リューン近くの山で大量発生したエントやトレントの討伐シナ。
街になだれ込んで来ないようにと複数の宿に出された緊急依頼ということで、他の宿の冒険者と協力することになります。

いくつかのシナリオとクロスオーバーしているようで、名犬牧場での活躍?が他の冒険者にまで伝わってて嬉しい!
わんこと散歩中は前作もプレイしているので、ケッパーさんもちょっとだけ登場。自分も異変を見に行きたくてソワソワしてるのが面白かったです。

討伐シナを二人でやるのは心もとなかったのでNPCの存在は助かりました。ずら~っと妖樹たちが登場した時の絶望感と、NPCが「こちらは引き受けた!」と半分くらい減らしてくれた時の頼もしさったら!
なんとか事件解決できた上に、わんこがたくさんエントを倒してスキルを閃いてくれました。

あと、精霊術師がいるPTで再突入したところ事件の背景がわかって爆笑。そんなことで争ってたのかお前ら…。
印象ががらりと変わるので再プレイおすすめです。

2020/10/24

CW「×マヤカシソウ」感想


対象レベル:1~3
作者:ゆずきちさん

仲良しPT向け6人専用探索シナ。
普段クールな人の方が面白くなるということなので主人公にはモノクロパーティのベアトリスをチョイス。甘える相手はモフモフで頼りがいありそうなパンダ、マスコットはパネにしました。

ベアトリスはクールというより感情表現が控え目なだけだけかもしれませんが選んでよかったです。もう全力で可愛い!
これはパンダじゃなくても仕方がないなぁとなっちゃいますね。その微笑ましさに仲間たちも温かい目で見守ってて、冒険者PTというより一家団欒という雰囲気。

でも、このおかしなトラブルや可愛らしい花とかげが、とんでもない一面を持ってたりするから油断できません。
場合によっては依頼人ぶっとばされてたよね(可愛いから許すけど)

本来の依頼と仲間を助ける方法探しが流れるように後半の探索に繋がり、そして思わぬ出会いから心温まる展開に。思わず抱きしめたくなるようなNPCのために、お土産用に買ったものも全部使って盛り上げました。
症状が回復したわけでもないのに、NPCとの出会いによって主人公が”成長”するのも面白かったです。やっぱり完全に別の感情が生まれるわけじゃなくて、心の奥底に持っていた願望だったのかな?

たくさん笑えて、心温まる作品だったと思います。

2020/10/19

CW「推理パズルの洞窟」感想


エンジン:Next
作者:満月丸さん

行方不明事件に関係していると思われる”ゴブ洞での惨劇”を解明する推理パズルのミニゲームシナ。賢者の塔で作った”過去の映像と音声がわかる道具”を使って、ゴブリンたちが全滅した謎を解き明かしていきます。

これ100kbなんですね!?
Nextの前面セルを使っていて、ゴブ洞全体マップをクリックすると部屋の様子が表示されるなど、良い意味でカードワースらしくない演出が凝ってました。

映像と音声がわかるなら簡単に解明できそうですが、映像は映像のみ、音声は同時刻のすべての部屋の音声が同時に聞こえるということで情報整理と推理が必要になってきます。
どの時間帯に誰が(実名まで!)どう死んだのか、一つずつ穴埋めしていくのが楽しかったです。

そして解き明かされていく全貌がホラー映画さながらでゴブリンたちが哀れに感じるほど。でも、これが村で起こった事件だったら…と思うと、申し訳ないけどゴブリンたちでよかったとも思えてしまいました。

オマージュ元への愛が感じられるし、やりごたえある作品だったと思います。

2020/10/14

CW「古代神殿の財宝を狙え!」感想


対象レベル:4~5
作者:大地の子さん

マップの上にカードを敷き詰めたような状態から始まる1エリアダンジョン。
スタート地点から通路が繋がっている方向のカードしか選べないようになっていて、鑑定や解錠などで安全を確保しつつカードをめくって探索を進めていきます。

カード自体が未踏襲の部屋または通路というのが面白いですね。エリア移動や背景変更などで進めるタイプのダンジョンでは全体像は予測不能ですが、この作品ではパッと見で大体の広さはわかるから初心者でも安心。
ある程度マップが見えてくると、重要な部屋がありそうな場所も予想できるし、ここぞという時に鑑定スキルを使って何か発見できたら気分がいい!

敵はアンデッドばかりなので亡者退散や聖印が大活躍。
割とサクサク進められたので調子に乗って欲を出したら、最後の最後で大ピンチになってしまいました。いちおうギミックが用意されていて対象レベルでも問題なくクリアできるはずなのに、こんな時に限って解錠スキルを引いてくれないんですよね~。

たぶん破壊でもOKだと思うけど、どうせなら解錠スキルが出るまで戦ってやろうと思ってしまって、またもやギリっギリのところで勝利。このPT、意外と粘るなぁ。

見事お宝と名誉をげっと。
サクッと遊べてやりごたえある作品でした。

2020/10/09

CWまとめ感想(2020/10/09)

「くらいみち(1~8)」作者:新矢晋さん
100kb祭り参加作品で、平均レベルと人数で敵の強さが変わる短編ホラー。暗い闇の中から迫ってくる何かを振りほどき、何度かの戦闘を交えつつ逃げていくお話です。よくあるオチではあるものの、悪夢の焦燥感が伝わってくる作品でした。もし捕まっていたら目覚めなかったのかも…。

「ブロットバロット(1~2)」作者:かがちさん
100kb祭参加のバッドエンドが約束された短編シナ。空き家の調査に行ったところ、キャンディがたくさん突き刺さった不思議な場所へやってきます。キャンディやクマちゃんという可愛らしいモチーフを扱った世界なのに、なぜか不気味さが漂っているところがさすが。この世界を作ったのが何だったのかいまいちわかりませんでしたが、たぶん冒険者が来なかったら永遠にあのままだったんだろうなぁ。最後に広がる花火がインパクトあります。100kbなのにアニメーションが凝ってる!

「赤の眼孔(3~5)」作者:オサールでござ~るさん
100kb祭参加作品で「教会の妖姫」の二次創作シナ。いわゆる”死ネタ”なので苦手な人は注意です。何となくレベルが丁度いいからと選んだPTがクリアPTだったので重苦しさ倍増。こうなるとバルドゥアよりも、バルドゥアを野放しにした聖北に文句を言いたくなりますね。…というか、こうなるとわかってて野放しに?聖北的には、バルドゥアに直接処分を下せなかったこと以外は悪いこと一つもないもんなぁ。

「Nursery made by children(4~6)」作者:かがちさん
あみだくじ企画のお題に沿って作った100KB祭り参加作品。空からお菓子が降ってきて、女の子が食べたがっているものの下に女の子を誘導するミニゲームです。お菓子が降ってくる絵本の中の世界という設定が可愛らしいし、女の子の走る姿がとても愛らしくてメルヘンという感じでした。でも、ステージを進めていったらやっぱりそこはかがちさん、メルヘンだけでは終わりません。女の子が何をきっかけに絵本の世界で暮らすようになったのかわかるとゾッとしますね…。でも、この程度で済んだのならラッキーだったのかもしれない。もう一つの作品も諸悪の根源は同じ気がするし…。

「七口怪談」作者:焼きフォウ描いた人(焼きフォウの人)さん
7つの短い冒険者宿怪談集な100kb祭り参加作品。これはきっと異空間に飛ばされて帰ってこれなかったんだろうなとか、これは親父さんの狂い系シナ、これはメイリア調査団案件かな…と色々想像が膨らんで楽しかったです。普通にゴーストやら呪いやらがある世界だから、こういう怪談も身近な恐怖として情報共有してるんだろうか。

「読み解かれる筆痕(5~15)」作者:風切 快夢さん
100kb祭参加の短編シナ。盗賊ギルドからの依頼を受けて報酬を受け取るところで、ちょっとした遊びを…という状況が面白いですね。本物が混じる1000sp相当の絵画の中から好きなものを選ぶか、普通に1000spもらうか。どれを選んでも損をしないのであれば遊びに付き合うのも一興です。張り切って色々見比べ、鑑定したけども違いはわからず。ペコさんがイタズラしたりするからますます分からなくなったり。でも贋作の世界も奥深くて面白いですね。選んだ後の冒険者のセリフがカッコよかったです。クリア後に中を見たところ、いちおう違いはあったけどこれは意図したものなのかな?それとも「神のみぞ知る」の方が正しいんだろうか…?

「通り魔剣(3~5)」作者:モンドリ鬱さん
100kb祭り参加作品で、通り魔事件の解決をする短編戦闘シナ。りどみにあったカナンの魔剣を持ってったら、さすがカナン様の魔剣という結果に。そこらの野良魔剣とは格が違う!たぶんリューンだけで魔剣を持ってる冒険者はゴロゴロいると思う(笑)二周目に魔剣ゲット!

「新・精霊宮の受難(4~5)」作者:三升さん
100KB祭り参加のコミカルな短編戦闘シナ。精霊宮が経営難で潰れた世界線(笑)という設定から面白い。確かに一般人や駆け出しには使えないスキルしかないし閑古鳥状態になっててもおかしくありません。嘆くお人好し依頼人と、ちょっとめんどくさそうに依頼を引き受けたPCたちのやり取りも楽しかったです。意外と敵の回避が高くてよけられまくったけど力押しで勝利。人数が倍だったらヤバかったかも。依頼人は可愛かったし、サクッと楽しめる作品でした。

「闘え!龍伐都市リューン!」作者:生野菜サラダさん
ドラゴンからリューンを救うマルチエンド討伐シナ。それぞれタイプの違うドラゴンを一体ずつ撃破していきます。大都市といえどもこんな数のドラゴンに襲われて耐えてたリューンに驚かされますね。市民の防災(厄)リテラシーの高さがうかがえます。1匹ずつの対戦なので戦闘難度はそこまで高くはないものの、かなり慎重に行動しないと「交易都市リューン」に済印が付くという(笑)真の冒険者なら、一度鑑定してカキーンとなったくらいで諦めてはいけないということか!何気にスキルがいっぱい手に入ってウハウハでした。この前連れ込んだ竜の子に持たせようっと。

「ゴブ洞講習会(見張り兵編)(1~3)」作者:茶頭巾さん
100kb祭り参加の4人以上向け短編シナ。先輩冒険者が後輩冒険者たち(+紛れ込んだ大先輩)にゴブ洞攻略の講習会をします。この講習会がきちんと対処法を教えていて、CWを始めた頃に聞きたかったです。そういえば呪縛で失敗したこともあったなぁ…。素直に講習を受ける後輩たちも初々しくて可愛かったし、よそのPTから来た大先輩が後ろの席でニヤニヤ眺めてる様子も目に浮かぶようでした。洞窟内での危険察知編とか集団との戦闘編とかも見てみたいかも。

2020/10/04

CW「砂漠の守護者」感想


対象レベル:3~5
作者:盾さん

白銀砂漠を彷徨う砂のゴーレムの”魔力が切れてない核”を手に入れてほしいという依頼。
話を聞いてみると単に倒して奪えばいいというものではなく、一筋縄ではいかない相手だとわかります。
群れの中の1体しか核をもってないとか、人間を飲み込んでくるなんていう情報も。でもだからこそ冒険者の腕の見せ所ですよね。

難易度は事前準備と情報収集をちゃんとやるかどうかでかなり変わりそう。一度断っても再度受けられるから、しっかり必要なものをそろえてきた方がいいと思います。

lv3PTで行ってきたところ、蛇の回避力が思った以上に高くて苦戦しました(笑)
あと、核奪取人員がゴーレムに飲み込まれるたびにワタワタ。

回復は自腹ということもあって、誰に何のスキルを何枚持たせれば効率よく核をたくさん集められるか考えるのが楽しかったです。最終的に5個集めて満足しました。
どこか抜けてる依頼人の後日談も面白くて、またどこかで会いたいですね~。

2020/09/29

CWまとめ感想(2020/09/29)

「巨人についての唄」作者:石川さん
吟遊詩人とそれ以外のPC二人用短編読み物。ほんの短い巨人との会話に彼の生き様が込められていてよかったです。きっとどうしたらいいのかたくさん考えて、できる限りのことをしてきたんだろうね…。どんな歌詞なのか詳細はないけども、もしかしたら唄の中でなら巨人はあの子供と一緒にいられるじゃないかと想像したりしました。そしていつかこの唄を聞いた他の巨人も世界が変わるかもしれない。かなり琴線に触れるものがあってホロリときました。

「友と共に灯す色」作者:烏間鈴女さん
人数調整不要の恋愛感情のない仲良し二人用短編読み物。何故か私的に甘えたがりなイメージがあるルルちゃんと、そういうのを何だかんだ受け入れてそうなMyAnでやってみたらめちゃくちゃ可愛くて癒されました。きっとルルちゃんはオフの時は思いっきり甘えてると思うよ。PTで唯一の子供だし、裏の世界で生きてきた反動とかありそう。飛びついたり目隠ししてきたり構ってほしい子供そのものでした。「×マヤカシソウ」の主人公コンビでも合うかもしれない。

「Oyaji Distance(1~10)」作者:茶頭巾さん
ソーシャルディスタンスならぬOyaji Distance。すべてはOyajiの采配次第…。時事ネタで昔ながらの狂い系戦闘あり短編シナとなっております。精霊を使役する親父さん強い!「ノームの圧が強い」に笑いました。戦闘はかなり苦戦。眠らせて火の玉が凶悪だし、遠距離攻撃主戦力の錆の魔術師を魔法の矢で何度も沈められ…。回復アイテムをたくさん持ってたからなんとか耐えられたけど、それがなかったら無理でした。負けたらどうなってたのかな?

「悪徒と傑物の契約」作者:にじいろさん
人数調整不要の、悪役と悪役を表の世界に引き入れたリーダー二人用短編読み物シナ。悪役は基本的にひと纏めにしてるので、リーダー役は悪役寄りでリーダーでもない恋人PCを選択。でも意外としっくりきて、こういう関係もいいなぁと思えました。仲間たちには迷惑をかけないようにしてる悪役PCが健気だし、自己犠牲的な考えをピンチもろともぶち壊す相方が頼もしい!簡単に切れてしまう関係ではないと見せつけてくれました。NPCのキャラもよくて、悪役も好きでなったとは限らないんだよなぁとしみじみ。連れ込みがあれば喜んで迎えたんだけど、状況が状況だけに仕方ないか…。

「羽化の洞窟(3~5)」作者:割れざくろさん
突如凶暴化した洞窟の妖魔を討伐するゴブ洞改変。獣みたいな蜂さんが結構可愛い見た目で、真相がわかると同情してしまいますね。どことなくニホンミツバチを連想。大きな巣には蜜が溜め込まれているんだろうか?いちおうりどみにかかれていた通り冷気による攻撃を持っていったんですが、一度は戦ってみようとレベル下限のバフなしPTで挑戦してみました。しかも欲を出したせいで増援つき(笑)スキルの回転はあまり良くなかったものの、ボスに防御デバフが決まってギリっギリの勝利!このPTでこんな冒険したのは初でした。いい思い出ができたねぇ。勝利特典?の杖げっと!

「最果ての魔女」作者:ニョロさん
短編ギミック戦闘シナ。盗賊を伏せておくことで魔女の回復の要である軟膏を奪ったりできるけど、全体攻撃を連続してると軟膏が壊れてしまう罠…。さらに暗殺スキルを持たせてなかったので伏せた意味がなくなったりもしました。魔女を庇う敵もいて、全体攻撃をすると最初に魔女が判定されるようで完全に防がれてしまったり。敵の数は思ったより少なかったので単体攻撃をたくさんもたせた方が良かったかも。今回は力押しで勝ったので、次やる時は魔法無効化と単体攻撃と解錠を持っていってギミックを活用したいです。

「赤いヤツ(4~6)」作者:HANDさん
保管庫で勝手に動き出した機甲の兵士を討伐するシナリオ。保管庫には他の機甲の兵士や資料などもあるので、それらに損害を出さないように上手くやれば報酬も増えるというもの。赤いヤツの動きが早すぎて残像しか見えない!(笑)すぐ逃げるし、他の機甲兵を起動したりして厄介な相手でした。制御室でどうにかできそうな感じだったので開けようと頑張ったものの、鍵がありそうな場所がパスワード式の扉の部屋しか思い当たらず、そのパスワードがヒントを読んでもまったくわからない!数字に弱いので泣く泣く諦めることに…と思ったけど、リドル解かなくても開ける方法はあったのね。レベル3PTでかなり苦戦したけど、何とか弱体化して勝てました。でも結局パスワードはどうやって解けばよかったんだろう?

「煙の巨人(6~10)」作者:にべおさん
メイリア調査団の依頼で、巨大な煙と森の荒廃について調べる中編シナ。煙の精霊というのを倒すと結構いいアイテムが手に入るんですが、彼らがどう生まれたのか聞くとアイテム目当てで倒すのは可哀想になったので、サクッと探索して先へ。探索で手に入れたアイテムを使って、協力者のクローゼさんが爆弾を作るところが面白かったです。スライムや死霊術にそんな使い道が!そして結界の先にあったものには驚かされました。そこに繋がるのかと。一方であれがそんな枠組みの中に収まるようなものではないとも思ったり。真のラスボス戦では荷物袋の肥やしを引っ張り出してきて応戦。精霊たちからの感謝の気持ちも受け取ってドヤ顔で帰還しました。

「ワイルドワース#4モンスターハウス(10)」作者:THさん
宿の冒険者たちからツケを回収するクリック式探索シナ。結構強い冒険者たち(変なのも混じってる)なのに、揃いも揃ってツケを滞納しているとは(笑)しかも罠まで仕掛けてるし!そして集金側も容赦なく力ずくでふんだくっていきます。ふんだくった後は部屋を破壊する勢いで物色するおまけ付き。ここは冒険者の宿…強き者だけが生き残る弱肉強食の世界…という感じでした。驚かされたのはラスボスですね。まさかあの人が立ちはだかるとはー!(棒読み)何気に石化とか撃ってきたのでビビりました。ツケ滞納者たちを従えて、まさにラスボスの貫禄。なかなかに手強くて楽しかったです。

「お宝すくい」作者:Lucaさん
Py専用の100kb参加作品。真っ黒い池からお宝をすくうミニゲーム的な短編シナです。とはいえちゃんとした依頼なので、周辺調査や鑑定、魔力感知など探索KCを駆使して冒険者らしい仕事ぶりを依頼人に見せつけます。不慮のトラブルに対処できるかどうか、ちょっとした情報がそれを左右するところなど冒険者の腕の見せ所ですね。サクッと遊べて、しっかり依頼らしさも味わえました。しかしこの依頼人、あの貼紙をどんな顔して書いたんだ(笑)

2020/09/24

CW釣り巡り35「そんなことより鮭獲りいこうぜ!」


作者:つちくれさん
エンジン:NEXT専用

川下りをしながら鮭を獲れるミニゲームシナ。最初は「釣り竿KC対応してないか~」と残念に思ったんですが、釣り竿KCに対応してないなら対応KCを持った釣り竿を使えばいいじゃない!!!

ということで、Nextシナ用にyadoデータをエクスポートしたジョス君たちで試してみました。そしたら対応してるじゃないですか~。「Welcome to Adroad!!」や「城塞都市リムリック」の釣り竿に「冒険者の自由市2」の釣り技能が!
技能の方は麻痺や眠り効果の2種類が対応してました。投網でもよければ「常夏の楽園シェルパール2nd」の技能も使えます。

ミニゲームの内容は、一つの群れにエンカウントしたら最初の1ラウンドで鮭に対して行動します。次のラウンドには鮭が突進攻撃かまして去ってしまうので、六人が一人一匹ずつ獲っていけばOK。
かなり多くのKCに対応していて、案外手札の中に有効KCがあるんですよね。試しに使ってみて新たな対応KCを発見するのが楽しい。

慣れてくると六匹全部獲れたりもするし、KCによってはただの鮭ではなく加工済みの鮭になったりしてそれも楽しかったです。鮭たちの心の叫び(?)も面白かった。
釣り技能が公開された後にプレイしてよかったです!

<釣果>


◆釣り場情報◆
カテゴリ:川釣り
アクセス:リューンより南へ徒歩で2時間、レンブ川上流
時期  :鮭遡上シーズン
釣り場 :1か所
持ち帰り:OK
釣り竿 :呪縛や眠り、麻痺KCなどを持つ釣り竿・釣り技能
釣れる物:鮭

<特徴>
リューンから徒歩2時間のところにあるレンブ川上流にある釣り場です。1回200spで川下りを楽しみながら荒ぶる鮭を釣りあげましょう。

鮭にとっては命がけの遡上です。勢いあまって突進してくるので、釣り人以外の人は攻撃や魔法で撃退して身を守ってください。運が良ければ”すじこ”が手に入りますし、炎の使い手ならその場で鮭を炙ってステーキにしてしまうのもアリ。

釣った魚は案内人の方に渡せば1匹50sp、切り身なら一切れ20spで買い取ってくれます。手に入れた”すじこ”を渡せば自家製醤油で漬けた”いくら”に大変身。秋の味覚を堪能してください。

2020/09/19

CWまとめ感想(2020/09/19)

「汚染された町(6~8)」作者:三升さん
「シュトルムウントドランク」の続編。大事なものを回収したいから、汚染された町に行くのを護衛してほしいという依頼です。冒頭からヤバい仕事だとはわかっていたものの、町に着いてみれば”汚染”の影響を嫌でも目の当たりにして戦々恐々でした。でも探索中は意外とゆるい空気で、探索中も小依頼人が割とコミカルな反応を返してくれるので調べがいがあります。それなりの手ごたえを感じながらも依頼終了と思いきや、畳みかけるようにハプニングが…!緊張感ある展開でした。わーい、連れ込みだー!

「In the mirror(6~7)」作者:つちくれさん
厄介事に巻き込まれた仲間を助けに行く6人専用nextシナ。以前どのPTでプレイしたか思い出せず、続編をやるために再プレイしました。露天であるものを買ったことで仲間の一人が密やかにピンチに陥ります。それに真っ先に気づく盗賊がいいよね~。おそらく最初の小さな違和感をスルーしていたら、すぐに慣れて気付けなくなってしまうくらいの違いだったんじゃないかな?何年一緒にいたと思ってる、と断言する姿に痺れました。そして迷うことなく後を追う仲間たちも素敵。非日常な空間での探索も”鏡”であることを上手く謎解きに絡めていてよかったし、そこで出会う影の人の親切が沁みる。どこか力ない話し方で、これまでここでどれだけの感情と向き合ってきたのか伺えました。ラストバトルは弱点がわかりきっているので、ここぞとばかりに手持ちのアイテムを活用。効果てきめんで痛快でした。

「Through the hole(6~7)」作者:つちくれさん
またもや宿周辺で消えたPCを探しに行く6人専用next探索シナ。謎解きが結構難しくてやりごたえありました。ザコ敵がいないので思う存分行ったり来たりできるし、閉じ込められたPCとそれを探す仲間たちで視点切り替えつつの疑似協力プレイも楽しかったです。人形のリドルはややホラーめいてたりするのに、間違えるとタライが落ちてくるのが(笑)たちが悪いもののに目を付けられたと自覚したPCの運命やいかに!

「Under the stone(6~7)」作者:つちくれさん
巻き込まれシリーズ第2.5弾。巻き込まれ役がまたしても見知らぬ場所に放り込まれ、今度は一人で脱出しようと奮闘する6人専用next謎解きシナ。もはやきっかけすらなく寝てる間に放り込むとか容赦なさすぎですね。仲間にも知られることなく荷物袋すらない。これで次があるとしたら、もっと厳しい条件になっていくのではと不安になります…。しかし、心細い探索も途中で小さな仲間ができるので頑張れました。名前はなんていうのかな?相変わらず謎解きがやりごたえあるし、癒やし担当のハムちゃんの一挙一動が可愛い。もちろん連れて帰りました!

「楽園の果て(2~5)」作者:FooKeさん
伝説地図のかけらを2つ以上と500sp以上を持つPT向け探索シナ。伝説地図と同じ時代の遺跡を調査します。戦闘はほぼないものの、調査などを行うと体力が減っていくので回復手段が必要。階段と昇降機、そして電源をONにしないと開かない扉や、住民カード?がないと入れないエリアなどがあり、そこまで広いわけじゃないのに大変でした。まず最初のエリアが何階なのかわからなかったし(汗)最後に出会うAIが切ないですね。話すべき相手はもうおらず、最後に出会えた冒険者にすべてを伝えて記録を残してほしいと…。探索は少し難しかったけど良きSFでした。

「空中庭園(3~5)」作者:下町砂介さん
遺跡へ行くので護衛してほしいという依頼。報酬は500spと遺跡にあるお宝ということで結構オイシイ依頼となってます。遺跡はシンプルな構造で謎解きや宝箱あり、そして戦闘はイベント戦闘のみ。この塔で眠っていたアルケシュらしき女性とも対面できました。もしかして「伝説地図」企画シナの初めにやるべきシナリオだった?

「欠片を知るもの(3~6)」作者:下町砂介さん
遺跡調査の手伝いをする短編シナ。どこかマイペースな依頼人がいいですね。遺跡探索は読み物に近い感じで、依頼人に話しかけると短いものの結構色々話してくれます。そして遺跡最深部で遭遇するものが作者さんの画力が発揮されていて魅力的。瞬きだけでインパクトあるよね。フェード式だととくになめらかなアニメーションになっていいと思います。白い花を持っているとイベントが発生する模様。手に入れたものは依頼人に貸してあげました。

「ベルマルク館の惨劇(3~6)」作者:緒浅丸さん
「伝説地図」のクロスオーバーシナ。依頼人の主人が突然使用人たちを解雇した理由を調べてほしいという依頼から、館の惨劇に巻き込まれます。ほとんど一本道で謎解きもないんだけど、図書室に逃げ込んだ時に見取り図を使うのにしばらく気付けませんでした。惨劇っぷりはホラー映画みたいで良かったです。あの連中を信じてしまったベルマルクさんがお人好しというか間抜けというか…(汗)彼がしっかりしていれば依頼人も死なずに済んだろうにね。

「地図へのしるべ」作者:下町砂介さん
伝説地図のかけらを探す男がやってきて、地図の示す場所へ行くお話。宇宙船?のガラスがひび割れたりしてたけど大丈夫なのかな。アルケシュや伝説地図のかけらについて色々わかるけど、個人的には”かけら”ひとまとめではなく、それぞれの背景が知りたかったかなぁ。とくに「小人の落し物」が本当にかけらだったのか、かけらだったとしたら何のつもりだったのか知りたい(笑)

「そして伝説へ」作者:AfternoonTeaさん
「俺達の戦いはこれからだ!」という感じでした。「インスタントゴブ洞」作る前にやってたら星海ゲート設定使ってたかも。これだけのものを作れる技術があったなら、きっと宇宙空間でも活動可能な魔法生物とかもたくさん作ったんだろうなぁ…(ビホちゃんがふよふよ飛び回る宇宙とか怖い)しかし宇宙に初の冒険者の宿を開くとは!!親父さんも連れてきたんだろうか?宇宙で活躍する冒険者はちょっと見てみたいです。

2020/09/14

CW「海の盗人」感想


対象レベル:6~7
作者:AM4さん

短編くらいの討伐シナをクリアして、二度目に入ると長編シティアドベンチャーになる変則的シナリオ。
かなり作り込まれていて面白かったです。後半だけで3時間近くかかりました。

悔しいのは私の記憶力と集中力がとても残念なせいで、物語に没入できなかったことですね。まとまった時間が取れなかったこともあり前半と後半の間が1日以上空いてしまったし、後半も3回に分けてプレイしました。そうなると大まかな流れはわかっても細かいところがあやふやに…。
あの指輪をどういう経緯で手に入れて、どこで持ち主のことを知ったのか未だに思い出せません(汗)

最初に先鋒は誰か聞かれて、行動順が一番早いレベル上限1のMyANを選んでしまったのも失敗でした。中盤で仲間と合流できないと知って「これまさか一人でボス戦とかないよね…(震え声)」状態でプレイしてたので。
いやホント、石化が通って良かった!

そしてMyANの活躍が最高でした。仲間と仲良くやってるのを見ると嬉しくなるねぇ。
バックグラウンドがしっかりしている海辺の街もよかったし、にゃんこには癒されまくりでした。
もちろんお持ち帰りです!

2020/09/09

CW「にんぎょうせんせい」感想

作者:にじいろさん
エンジン:Next

PC一人用読み物シナ。
壊れた自動人形が先生として振舞っているので回収してほしいという依頼ですが、
なんか想像してたのと違って怖いよっ!?

先生の話が通じない感じとか、ホラー映画に出てきたら怪しさ満点の笑い上戸な性格とか、教えているのが”一つ間違えば人間やめることになりかねない変身学”というのが怖い。
その上、途中から無関係な子供が出てくるんですよ!無関係なまま終わるわけないし、この子が好奇心旺盛でPCの目の届かないところで行動しちゃうからホント怖い!!

というワケで最初から最後まで先生にビビりつつプレイしてました。
怒らせたら怖いので先生の喜びそうな選択肢を選んでいたところ、ラストは連れ込みそうな展開に。クリア後に宿帳を見たらいなかったのでなぁんだと思ったのもつかの間、ふとPCの所持カード欄を見たら……ぎゃー、いるーーー!?

…最後までホラーで面白かったです。少年もいいキャラしてたし。ちょっとずれた感想かもしれないけど好きな作品。せんせい連れ込みがあってもよかったのよ?
でも最初に見てしまった魔法薬を割るルートは辛かった…(泣)

<追記 2020/09/16>
うっかり記憶を封印するところだったけど(?)、ネズミの末路と消えた猫ちゃんのエピソードがホント怖かったです。確認する術はないものの主人公とPLはどうなったか推測できてしまう。まさにシュレディンガーの猫。
…猫好きさんは注意です。

2020/09/04

CW「冒険者探偵」感想


対象レベル:5
作者:とりいさん
エンジン:Next

冒険者たちが現代にやってきて探偵か怪盗になってしまうコミカルな長編シナ。
浮気相手を討伐しようとしたり幽霊相手でもまったく通常運転だったりと、どこでも冒険者やってるところが楽しいですね。当たり前のように「冒険者探偵」を名乗る度胸もさすが(笑)

そんな彼らを喜んで受け入れてる探偵事務所の親父さんとのやり取りがまた楽しいんですよ。
依頼人だけが「(何なのこの人たち…)」みたいな戸惑いを見せてるのに、親父さんは自分のところの自慢の冒険者探偵を見て見て!という様子。
ずっと一人でやってきたらしく、元の世界の親父さんより露骨に可愛がってくれます。

また依頼ごとに1話2話となっていて、現代の街の色んな場所に行けるのも楽しい。
場所が違えば冒険者の反応も違ってくるし、中世ヨーロッパ風の彼らに対する周囲の反応も面白いです(驚いていても普通に対応してても面白いという)

あと1話毎にインターミッションが入って、次回予告(どちらかというとおさらいの方が充実)が見られるところも好きです。
わかんないことはスルーする冒険者とか、めっちゃ曖昧な感じで予告になってないところとか(笑)

後半は怪盗を名乗って暗躍する同じ宿の仲間との対立があったり、親父さんとの別れにしんみりしたり、冒険者らしいバトルがあったりしつつ最後まで盛りだくさんでした。
シナリオを終了して、いつもの宿画面にホッと一息つくまでがこの作品という感じです。

2020/08/30

CW「さまよえる牢獄」感想

対象レベル:3~10
作者:主計さん
エンジン:Next

3人以上向け中編戦闘シナ。
畑を荒らす猪退治のつもりが、とんでもないものに遭遇するお話です。

初戦で勝つこともできるけど見ごたえあるのは逃げ帰るルート。依頼放棄した冒険者に投げかけられる嘲りの言葉が辛い…。
同じ宿の冒険者にとっても評判に関わることだから良く思われないのは仕方ないけど、こういうのがきっかけでパーティ解散も多いというのがなんとも…。冒頭のほのぼの日常エピソードとの落差が印象的です。

でも、PL的には”普通の依頼だと思ったらヤバい奴がいた”状況は見慣れすぎてて、こういうのを経験したことがなくて嘘と決めつけるPTの方が珍しいのでは…?とちょっと思ってしまいました(笑)

後半は好奇心旺盛な賢者の塔の下っ端研究員のおかげで起死回生のチャンスが。
古代兵器には古代兵器を!
クリア後にエディタで中をのぞいてみたらとんでもない性能でびっくりしました。こんなものがあんな田舎にゴロゴロ転がってると思うと恐ろしい…。うっかり暴発させたらあの村吹き飛ぶのでは?

汚名返上戦では想定外の敵も出てきて結構ギリギリでしたが、あの堅い装甲をゴリゴリ削るのは爽快でした。
亡霊の正体には哀しいものもあり、こんな亡霊がまだどこかで彷徨っているのかもしれない…と思うと恐ろしいやら哀しいやら。

ちなみに戦闘前にヒラガのことを思い出すと、ラストに彼女の可愛いところと末恐ろしいところが見られます。ヒラガさん好きだなぁ。
…そういえば、下っ端さんが欲しがってた丸くて平べったいツルツルしたものってDVDか何かでしょうか。中のデータがポルノだったらどうなるかなと思ったり。最悪、聖北に目を付けられるかも(笑)

2020/08/25

CWまとめ感想(2020/07/16)

「仮装して南瓜を割る、秋。」作者:とりいさん
Next専用、仮装クーポン対応の(やや狂い系)ハロウィン短編シナ。突然謎の部屋に飛ばされた?冒険者たちが、溢れんばかりのかぼちゃを破壊しつつ出口を探す脱出シナです。炎の玉をぶちかましたりしつつ南瓜を一掃していくんだけど、たまに南瓜が料理になるのが嬉しい。南瓜1000個を破壊するのではなく、南瓜1000個分のビタミンÇに相当する南瓜を破壊するという微妙に複雑な設定が好き。大きい南瓜を見つけて「これは南瓜○○個分のビタミンCを含んでますね!」とか(笑)やけくそになった冒険者たちが、仮装クーポンに合わせたセリフを言いながら突き進むのが楽しかったです。ちなみに付けてきた仮装クーポンは、レイチェルが魔女、錆の魔術師が死神、オシアンがゾンビ、ビージョがエルフ、ヲルセンが天使、悪くない洞窟が墓石です。このPT、今までで一番仮装がしっくりくる!


「道標の灯」作者:紫音さん
Next専用、複数人数突入前提の1人用短編マルチエンド読み物(主人公はランダム?)。見知らぬ白黒の世界で目覚めたPCが、ジャック・オー・ランタンに導かれて元の世界を目指します。振り返ってはいけない系なのに、あたたかな光を灯す彼がそばにいてくれるおかげで安心して先に進めました。お話しながら進んでいたら彼自身の話がほんの少ししかなくて、迷い人を送る時以外は一人ぼっちで過ごしていたんだろうかと寂しくなってしまいました。御守りをくれるところのやり取りがよかったなぁ。選択によっては対象消去もあることを、つい忘れそうになる温かい作品でした。

「ハロウィン・パーチー」作者:あめじすとさん
届け物先でアニキを盗んだ犯人を探してほしいと頼まれるNext専用狂い系短編シナ。南瓜をアニキ(植物)に変えただけなのに恐ろしいほどの違和感。なぜこんなイベントに変わってしまったのかの経緯が面白かったです。村の危機を救われたとしてもそこまで好きになれるとは思えないので、やっぱりアニキは伝染するんだろうな…。一人でこんなところに来てしまったPCが哀れだし、犯人の「せめてきちんと祝え」という心の叫びに笑う。アニキとかいう作物が一体どんな見た目なのか非常に気になります。

「ハロウィン祭と一時の幻(5)」作者:ライゼリィさん
Next専用、人数調整不要の一人用短編脱出シナ。気付いたら見知らぬ部屋にいたので探索しながら脱出路を探します。さりげなく薬品調合ができる部屋があって、脱出に使えるアイテムが無限に作れるし持ち帰れますね。使い切り解錠アイテム作り放題!最後まで連れてこられた理由がよくわからなかったけども(何か見逃したかな?)、ラスボス戦で一度負けると助けに来てくれるテディベアが可愛かったです。

「かぼちゃ屋敷の夢」作者:島兎さん
Next専用、6人用ハロウィン探索シナ。撤去予定のボロ屋敷に幽霊が出るという噂があるので調査&退治してほしいという依頼です。簡単な調査のはずが変な場所に飛ばされて、無邪気なおばけと遊ぶことに。とてもハロウィンらしい楽しいシナリオでした。誰かと遊びたいからという理由で冒険者を巻き込むおばけが可愛い!そしてマスコット以外は犬やら猫やらに変身させられていて遭遇時の会話がとても楽しかったです。特徴を拾ってるらしく結構みんな似合っていて思わずスクショしまくりでした。レベルに関係なく気楽にできるし、謎解きもあって十分探索気分を味わえます。

「打ち捨てられた小屋に」作者:石川さん
薬草がたくさん生えている森を探索する短編シナ。ここに来た経緯が冒険者らしくていいですね。転んでもただじゃ起きないところが。そして発見したのは苔むす小屋。中には子供の落書きのような絵が飾ってあって…。当然のように小屋を調べ始める冒険者もさすが。不思議なことに遭遇したら、冒険者なら全部試さずにはいられないですよね~。何かに呼ばれたかのような経緯だったし。薬草摘みからこんな展開になるとは思ってもみませんでした。偶然にも錬金術師となったシャンテさんがいるPTだったので、新たな仲間をお迎えできることに。やったー!

「メガネの洞窟(1~4)」作者:にじいろさん
洞窟にメガネの集団が出現したので帰してほしいというNext専用ゴブ洞改変シナ。見張りや中にいる人から事情を聞き出そうとしたら本人も理由がわかってないようで割と不気味でした。最後には原因らしきものを見つけられるものの、いったい誰が何のためにこんなところに置いていったのやら?帰り道も丁寧に見て歩くといいことあります。

「チューベローズ館から中継(5~7)」作者:きいちさん
金持ちからの依頼で恐怖の館の出来栄えを確認することになるNext専用4人用ギャグホラー。怖がりと相棒の二人は何も知らずに館に調査にきて、実況と解説の二人が恐怖度を確認する役目。まあいわゆるドッキリです。実況がノリノリで楽しいし、怖がりもめちゃくちゃ怖がってて「普段ゴーストと対峙した時どうしてるの?」という勢い。オチは予想できるけどもPCたちが生き生きしてて楽しかったです。夏にぴったりの作品。別のPTでも行きたくなりますね。

「ドゥカーバンクの魔女(3~6)」作者:主計さん
雨に閉ざされた村からの依頼で魔女討伐に行くNext専用短編シナ。歯痛で不機嫌な親父さんに残り物の依頼、そして地味に辛い雨の中の行軍という始まりで、村につく前からハズレを引いた感が漂ってました。魔女討伐には裏があることも多いし、村人も進んで助けたくなるタイプではなかったり。探索部分は不気味な雰囲気が漂っていて緊張感あります。イベント戦闘しかなく、戦闘に入るまでの流れがホラー度高めで痺れました。女の語る真相もゾワッとします。ラストはもちろん食事を辞退しました。荷物袋に入れてたカタツムリはいったいどうしたのかな~?

「帝国の亡霊(3~5)」作者:主計さん
Next専用探索シナ。妖魔斬りの魔剣をもらったので試し斬りのためにゴブリン討伐を引き受けます。「魔剣に魅入られるのえらい早かったね」という仲間のやり取りに思わず笑ってしまったけど、仕事がはじまると一気に重苦しい雰囲気に。貧しい農民にとっては被害が牛だけでも大打撃なんですよね。無残に食い散らかされた牛さんの描写が生々しかったです。そして奥には石棺と干からびた遺体が。りどみと冒頭のエピソードから放置したらまずいとわかるので色々やって処分。でも神聖KCが効かないのが不思議でクリア後に中を見たら、なんと連れ込みがあるじゃないですか!何とか見つけた対応スキル、「死霊術師の館」の吸血スキルを吸血鬼PCに持たせ、即出直してお迎えしました!渋い軍人吸血鬼PCだやったー!

2020/08/20

CW「銀の月と夜の竜 ~前編~」感想

対象レベル:5~6
作者:サンガツさん
エンジン:NEXT

6人専用長編シナの前編。依頼の品「銀竜の鱗」を求め砂の島へ行きます。
竜が身近な家畜として存在する異国が舞台で、観光も楽しめました。
言葉があまり通じなかったり、よそ者に対する風当たりが強かったりするんだけど、異国情緒に溢れてるんですよね。
往来には普通に竜がいて荷物を引いているし、見たこともない料理やきらびやかな装飾品、リューンでは見かけない水煙草を楽しめる店など、街を回るだけで楽しいです。

自由行動時間はそれぞれ好きな場所に行っていて、本屋に入り浸ってこの国のことを調べる参謀とか、武器に興味津々な戦士とか仲間の様子を見られるのも面白い。
そして、行く先々で知る”街の成り立ちと竜の伝説”も興味深く、小さな竜を助けてある物を貰ってから伝説が他人事ではなくなっていく展開にワクワクでした。

NPCも魅力的で、この街を牛耳るワーヒド一家がいいですね。
決してお近づきにはなりたくないタイプの人たちなんだけども、そんな人たちでも街の存続のために必要だし、なんだかんだで親ばかなところのある領主も憎めないところがあります。

そして護衛対象となるアージムも人間くさくて好きです。英雄の子孫であることを誇りに思っていたのに、冒険者たちの戦いを間近で見て自信…というか虚勢が崩れていくところとか。
ただ、遺跡でかつての王族がしていたことを軽蔑していたりと、街で竜の子を痛めつけていた時の彼といまいち結びつかないところもあったり。後半では彼の内面も描かれていくのかな?

遺跡での探索や謎解きもやりごたえあったし、戦闘シーンはドラマティックで盛り上がります。
後編の完成が待ち遠しいです。

2020/08/15

カードワースシナリオ「酷暑の洞窟」公開しました

対象レベル:1~3
形式   :ゴブ洞改変
人数   :何人でも
プレイ時間:5分程度
エンジン :Ver1.50以上

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最終更新 2020.08.14 酷暑の洞窟 Ver 1.00 DL


あまりに暑くてシナ作も積みシナで遊ぶのもはかどらず、気付けばゴブ洞改変を作ってました。
熱中症の注意喚起シナリオ?です。

タイミングが良かったので100kb祭りに参加。
虫嫌いクーポンに対応してます(Gは出ません、いちおう虫嫌いの方は注意)。

「酷暑の洞窟」はPLもPCも熱中症対策をしてから楽しんでね!

バグ報告などありましたらコメントかメールフォームからお願いします。

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また自分で描いた素材も公開してます。
今までの素材一括DL

【素材の内容】
黒い群れ(白黒)、暴れる(白黒)、かき氷、アイス枕

あと、このシナリオとは関係ないですがMale-YNG07リペイント。

さらに「魔女フォーレンの夢見るケーキ」の妖精の森背景画像を描き直したもの。
8方位の道&獣道の透過pngセットです。合計85kb。ダンジョンを1エリアに詰め込む時など、上手く使えば矢印と道に同じフラグを設定して管理できます。
森ダンジョンセット

<見本>

2020/08/11

CWまとめ感想(2020/08/11)

「憧憬のヴィラン」作者:ゆずきちさん
悪役にあこがれる主人公とそれにつきあってくれる相方のコミカルな読み物シナ。ワクくんとトーゾを選んだらめちゃくちゃ可愛かったです。元々良い子なPCを選ぶと無理に悪ぶってる感がしっくりくるんじゃないかな。いくら悪いことをしようとしても、ひとさまに迷惑をかけてはいけない!という思いが強くて、傍から見ると”ちょっとズレたごっこ遊び”にしか見えないところが(笑)主人公の精一杯の悪役像が本当に面白かったです。それに巻き込まれる盗賊ギルドの人にも笑った。最初から最後まで笑いっぱなしでした。


「あまいものまつり」作者:ゆずきちさん
Next専用、人数調整不要の甘党含む二人用読み物。甘党ということで、久しぶりにシモンサーカス団のうさぷきゅとごおすとで行ってきました。ひらがなで書いてあったがために勘違いとすれ違いが起こるんだけども、表面的にはそれほど噛み合わないこともないまま進んでいくのが楽しいですね。甘党の妄想が広がっていく時に、ちゃんと思い浮かんだスウィーツたちが画面に表示されていくのも好き。勘違い劇となれば最後はお互いの勘違いが発覚して…となるかと思いきや、まさかの両方正解エンド!仲良し二人が幸せそうで何よりでした。

「20日目の雨の夜(4~6)」作者:ぱるぱる屋さん
Next専用、20コンテンツ祭り提出作品。止まない雨を不審に思った冒険者たちが見回りをして…な戦闘シナ。雨の中たたずむ敵が不気味でよかったです。ヤバイ雰囲気がよく出てました。

「海辺のストレンジ(3~5)」作者:禄山さん
アフロでご機嫌な海岸清掃局員の依頼で下水道掃除をする短編探索シナ。下水なのにネズミ一匹いないどころか、バカンス気分のゴブリンたちが(笑)ゴブリン的には臭いは気にならないのかなぁ。そしてビホちゃんの代わりに登場するのが夏の浜辺に似合いそうな緑のアイツ。いったい古代人は何を考えて作ったんだ…。奇塊に海を掛け合わせて変化球で攻める感じでした。楽しかったです。

「激闘!料理好き列伝~エビ編~(3~4)」作者:白澤さん
暇なので海産物を仕入れて料理しようと思ってたら、海辺の街で人食いエビ討伐を頼まれるpy4以上専用短編戦闘シナ。料理好きを選べたので、何となく雰囲気で料理してそうなシャンテさんを選んでみました。いつもと違ったノリノリなシャンテさんが見られて楽しかったです。エビさんの迫力もあって白熱した戦いになりました。そして戦いの後には思いがけないものがひょっこり。そりゃあ連れて帰るでしょう!

「愛と冒険の魔法少女(5~7)」作者:ぱるぱる屋さん
平和で暇してたら突如戦いに巻き込まれる狂い系シナ。「親しい人とは戦えまい」と親父を操ったのに、慣れてるから大丈夫という冒険者に言葉もない闇の人(笑)でも未だにバフスキルを持ってない”でたとこギャンブラーズ”にはかなり手強い的でした。戦いの後、魔法少女になってほしいと言ってくる謎の生き物と、使えるアイテムならもらっておくかという冒険者の温度差がいいですね。アニメのエンドカード風ラストが楽しかったです。

「古代撮影機プリ・クラァ」作者:ぱるぱる屋さん
二人以上用プリクラ風シナ。PC一人か二人で撮影できます。CWでプリクラっぽいものが撮れるのは知ってたけど、背景やフレーム、文字などはPCが勝手に決めるのね。スクショで見かけるようないい感じのプリクラァに仕上げるために、皆さんどれだけ撮ったんだろう?用意された画像の種類が驚くほど多いし、性格によって選ぶ傾向が違うみたいでPCによっては思うように行かなかったです。イチャコラさせてあげようと思って久しぶりにヘタレ参謀を連れてきたのに、根暗なせいで甘い雰囲気にならないという…(汗)お人好しヒーラーさんのおかげでなんとかラブラブなのが撮れました。嬉しいのが、持て余したシールでガチャができることですね。へんてこなアイテムから冒険で役立ちそうなアイテムまで様々あるので、宿のメンバーで片っ端から撮りまくって遊びました。どれと交換しよう?

「思い出の色を探して」作者:サンガツさん
Next専用、人数調整不要の仲良しPC二人用中編シナ。クリスマスにケーキの材料のお使いを頼まれた二人が、道端で探しものをする少女と出会い…なほのぼの聖夜系でした。実は少女はとある試練?を受けている最中で、傍から見たら訳の分からないものを探してる変な子。わざわざ聖夜にそんな子の手伝いを名乗り出るお人好しPCがいるとしっくりくると思います。ノエルちゃんは可愛いし、ちょっかいかけてくる3人組冒険者もいい味出してました。何気に掌破とかくれるいい人!買ってきた材料でケーキ作りも手伝うことになって、材料によって作れる物が違うのが嬉しい。ノエルちゃんを連れ込みたくて何度かプレイしたので毎回違うものを作ってみたり。PCの関係性も親友、恋人、犬猿が選べるので何度も楽しめます。

「ハロウィン・ナイト!」作者:サンガツさん
Next専用の「鈍色錆通りにて」の仮装クーポンに対応したほのぼのハロウィン短編シナ。お菓子作りの手伝いをした後、やってくる子どもたちにお菓子を配ります。お菓子づくりの能力判定が器用・知力・筋力とあり選べるのが嬉しいですね。器用以外は斜め上のやり方ゆえ難易度が上がりますが(笑)何度かやり直してすべての成功版と失敗版を見てみました。お菓子の材料でどうやって作ったんだというものもちらほら。失敗したときのツッコミも楽しいし、お菓子をもらってよ頃こぶ子供たちも可愛かったです。招かれざる客を亡者退散で即退場させたビージョさんがかっこよかった。

「パンプキン・ストリート(1~10)」作者:かりんさん
いろんなクーポンに対応したNext専用ハロウィン短編。特徴クーポンにも対応しているようで結構色々反応してくれました。普段は結構大人っぽいレイチェルが(参謀やリーダーをやったりする)、一生懸命子供の特権を使ってお菓子を集めてるのが可愛かったです。あと親父さんと娘さんが一緒にお祭りを楽しんでいるのを見かけてほのぼのしました。

2020/08/06

CWまとめ感想(2020/08/06)

「蜘蛛に落とされて」作者:水零さん
Next専用。気付けば見知らぬ場所にいたという人数調整不要の一人用短編脱出シナ。こういう状況に慣れているからこそ嵌りやすいという発想が面白かったです。そういう意味では、初回で素直に最短クリアしてしまった私は冒険者向きではないも(汗)色々見れなかったのでやり直したところ、不気味な雰囲気やひねくれたリドルが面白かったです。嘘つきは誰か、の答えは、そのまま短編として一作品作れそう。

「淀んだ底の棺」作者:かがちさん
怪しい薬草配達の仕事から始まり「悪役向けかな?」と思ってたら、普通にいつものかがちさんだった。ヤバい、怖い、そして背景を知るとやるせない…。青く輝く空に羽ばたく禍々しい鳥の姿が印象的でした。大量の薬草は浄化のために必要だったのかなぁ…。ネタバレツイートのおかげでトゥルーエンド行けました!

「魔王討伐依頼」作者:yourmonoさん
3人専用ギャグ依頼シナ。3人しかいないところへ魔王討伐(or封印)依頼が来て、ちょうど聖北で勇者になれるキャンペーンをやっていたので引き受けるお話。最初から最後までギャグてんこ盛りで面白かったです。進行はすごろく形式で、マスによってイベントが発生します。すべてのイベントを見たいタイプの人は、最初からすべてのマスに止まるつもりでプレイした方がいいかも。普通にプレイしたら見逃しまくってしまいました。二度目のプレイで全部見れたけど、ギャグは鮮度も大事だからねー。


「冒険者特別支援金」作者:十把一絡げさん
経済を回すために支援金10万spがもらえるシナリオ。一人10万spきっかりもらいました。ハロゲンさんがめっちゃ仕事してる!!!

「退治依頼 ~あるいは竜の子育て日記~」作者:ぽてとさん
報酬のおまけで幸運のお守りだという卵をもらったら、それが孵ってしまい…というNext専用短編シナ。かわいいー!!ペットとして飼ってもいいし、売り払ってもいいし、冒険者としてやっていけるように育ててもいいということなので、当然育てることにしました。育成はシンプルで、すばやさ・かしこさ・ちからのどれを上げたいかで、エサの種類や特訓メニュー、お話をするかどうかなどを選びます。いちおう他の能力が下がる事もあるけど、難しいということはなく狙った戦士系の子が連れ込めました。成長した姿も好きな方を選べるのが嬉しい。早く仲間を見つけてあげないとね。

「眠りの森(1~3)」作者:ABCさん
内容を忘れてたので再プレイ。雨に降られて駆け込んだ教会で怪しい光が現れるNext専用短編シナ。光がふらふらと飛び回る様子が幻想的でよかったです。真っ暗な夜の教会の不気味さと相まって雰囲気出てました。敵はボスのみだけど、レベル調整中の駆け出し3人PTで突入したら見事撃沈。小バフ付けられるアイテムと魔法スキルを何枚か先輩PTに借りてきたら一気に楽になりました。バフと命中は大事…。っていうか手に入れた聖印を使えば良かったのね(汗)旅先の不思議な体験という感じの作品でした。

「瞳の魔竜(5~7)」作者:ABCさん
村にいけにえを要求する一つ目の魔竜を討伐するNext専用短編戦闘シナ。事前に聞き込みや武器の購入、作戦会議などができるものの、演出は最低限で渋い雰囲気でした。目を打ち抜く作戦を選んだら、戦闘前に「私に命を預けていいの?」と短い会話があってグッときます。戦闘は”開眼時に全体即死攻撃”があるので緊張感が。でも上限のlv7で行ったらバフなしで割とあっさり勝てました。ヨカッタ。帰り際に家族を亡くした村人の話を聞き、しんみりしながら帰還しました。

「天空に舞う白金侯(6~9)」作者:ABCさん
村に飛んできては家屋を吹き飛ばす白い狐を退治するNext専用戦闘短編シナ。空飛ぶ敵との戦闘なので、飛行や浮遊KCがないと遠距離攻撃しか届かないギミック戦です。シルフィードを持たせると有利になるというので適性の高いリンちゃんに持たせてしまったけど、接近戦メインのラーヴルに持たせるべきだったねー。勝てて良かった…。人には被害が出てないのと風災が多く慣れてるということで、深刻さがなくて驚きました。さすがにあんな理由で襲われたんだから怒ってもいいと思うよ(笑)

「兄妹喧嘩の仲裁(7~9)」作者:ABCさん
はた迷惑な兄妹喧嘩を止めるNext専用マルチエンドシナ。末弟の扱いが悪くて可哀想でした(笑)平和的に説得しようとしたら、どちらも喧嘩はやめるから代わりに相手をボコしてきてと言ってきて、彼の日頃の苦労が窺えます。今回選んだのは厚き信仰持ちがいないと見れないルートだったみたいです。ダブルブッキング和解ルート。ため息ばかりついてる神官がまさかの重要人物だったとは!その後の展開もコミカルで楽しかったです。兄妹喧嘩の原因がくだらなさすぎて末弟が不憫…。エンディングが結構多そうだったので、これ以外のルートもいつか見てみたいです。

「ワイルドワース#3抑圧とハグレの顛末」作者:THさん
クリック式探索シナ。ただのゴブ洞かと思いきや、洞窟の奥には遺体やら怪しげな装置やら色々あって、何があったのかわかるようなわからないような…。あれを転送装置で隠そうとしてた魔術師が何かミスでもしたのかな?冒頭で娘さんに尋ねられて役割分担するところが可愛かったです。