2021/12/29

CWまとめ感想(2021/12/29)

「バトルオリンピアトーナメント(7〜9)」作者:SADさん
6人専用中編戦闘シナ。優勝すれば3000SPもらえると知ってバトルトーナメントに参加します。lv8で程よく手ごわかったです。毎回次の対戦相手との顔合わせがあって、ちょっとだけNPCの背景や性格がわかるところがいいね。最後に戦ったPTと準決勝で戦ったPTは因縁があったみたいなので、彼らの対戦も見てみたかったかも。

「ゴブリンの住む洞窟(1~3)」作者:ぼぼるだーさん
妖魔バリアント向けゴブ洞改変。群れを離れたゴブリンたちが一族の宝を持っていったので回収してきてほしいという依頼です。でも行ってみるとゴブリンの死体が転がっており…。となれば奥にいるのは冒険者ですね!聖職者シルエットから倒していってサクッと依頼達成。「ゴブ運を!」と別れたゴブリンがついてきちゃった。

「たぶんゴブリンの洞窟(1~3)」作者:飽和さん
テキストがすべて曖昧な感じのゴブ洞改変。冒険者たちの自信のなさに笑う。でも確証がないまま退治されるゴブリンたちは可哀そうかもしれない。場合によっては役立つ杖げっと!(自分に混乱2枚配布)

「泣け、叫べ、そして恐れろ(4~5)」作者:itsukaさん
短編戦闘シナ。途中から筆が乱れて読めない怪しい依頼に興味を持ち依頼人の村へ行ったところ、住民たちが恐慌・混乱状態になっていて…というお話です。連戦はなく、人質戦はあるけど最初の1回だけだったかな?行動によって足止め戦のリミットが変わるのが面白い。全体的にコミカルなノリだったんだけど、最後は思いがけない展開にウルっときてしまいました。「こんなもののために」と冷たく言い放つ冒険者がひどい。まあ村の食料を食い尽くした上で村人を狂わせてたので、冒険者が来るのが遅ければ村人全員どうなってたかわからないけども…。せめて、あの寂しがり屋の妖魔たちには安らかに眠ってほしいですね。

「ゴブリンと運命の大迷宮(1~3)」作者:vip産
JNethack風ゴブ洞改変。ゴブリンの死体を手に入れると「貴重なたんぱく源」と書かれてるんだけど、ゴブリンって不味そうだよなぁ…。そして宝箱の中には子猫が!最初すでにお亡くなりになっていて、最短ルートで来ないとだめなのかと思ってやり直したけどダメで、未練がましく直前セーブから何度かやり直したら生きてる猫に会えました。お腹を空かせてるようだったから仕方なくあれをあげたけど、お腹壊したりしないよね?子猫を連れ込めたぞー!

「妖魔退治のお願い(1~3)」作者:ゾンビ見習いさん
多人数推奨短編ゴブ洞シナ。ゴブ洞と思って舐めてると痛い目を見ることになります。渋い雰囲気がいいし、油断してるとそこそこ危ない。駆け出し脱却に丁度いい作品でした。

「複写機の洞窟(4~6)」作者:にわかブロンティストさん
ゴブ洞改変短編シナ。悪そうな顔の魔術師からの依頼で、機甲兵によって守られる古代遺物の洞窟へ行きます。隠し通路に手記が残っていたり、ボス戦にちょっとしたギミックがあったりと凝ってました。危険を排除して依頼人に報告したところ、財布を忘れたから報酬は後日とか言われ…。クスリと笑えるところもあったし、ガッカリからの逆転展開が痛快でした。

「積雪の白ウサギ(4~5)」作者:VIPPASさん
短編シナ。導入はゴブ洞っぽい雰囲気で15分くらいの内容なんだけど、何気にやり応えある作品でした。まず雪の中に隠れているウサギに不意打ちされないよう、雪玉を作って盛り上がった雪を崩していくのが面白い。雪玉を作るのにも盛り上がった雪を使うので、うっかりウサギがいる雪に手を突っ込まないように慎重にやらなきゃいけないし。そして洞窟の奥でボスを倒して終わりかと思いきや、狂暴ウサギ発生の原因がまだあるようで…。知らんぷりして依頼終了してもいいし、報酬アップのために危険に突っ込んでもいい。lv5パーティでバフ持ってなかったけど頑張ってきました。帰り際にスキルげっと!

「おおきな王子様(3〜10)」作者:サークル毒餃子さん
6人専用中編リレーシナ。少女とお近づきになりたいというロリコン眼鏡紳士から依頼を受け、少女がどこに帰るのか尾行して突き止めようとします。真っ暗な森で少女は消えるし依頼人ははぐれるし、意外とホラーしてました。終盤で依頼人が見せる男気が良かったですね。少女を守ろうと必死になって。戦闘もあるけど平均レベルに合わせた強さになるので安心です。

「通商大陸漫遊記(1〜10)」作者:サークル毒餃子さん
3人以上用短編読み物リレーシナ。行商人タムランと積み荷を護衛するお話です。リレーシナなのでたまにおふざけもあるんですが、物語自体は人間味あったし、ビターな後味でよかったです。冒険者をやっていれば、こういうこともあるよね。道中が結構楽しかったからこそ残念な気持ちも大きくなるというか…。クリア後に荷物袋を見てギョッとしました(汗)

2021/12/24

CWまとめ感想(2021/12/24)

ちょっと前から新作シナの感想を予約投稿済みの直近の記事にねじ込んでたんですが、やっぱり面倒だし順番がめちゃくちゃになるので普通にほぼ時系列順に出していくことにしました。とりあえず3か月分くらいは新作シナの感想は出せないです。あと釣りシナ巡りも満足してしまったのとジョス君がレベルMAXになったので終了します。たくさん釣りシナが増えて楽しかったです。好きなジャンルは感想をたくさん書けばきっと増える!

「開拓者の集落(3~5)」作者:怪獣クドラさん
妖魔バリアント向けゴブ洞改変シナ。開拓者によって妖魔の棲み処が荒らされているので退治してほしいという依頼です。ゴブリンの洞窟の依頼を逆転させたらこうなる、というのがよくわかりますね。元から住んでいる住民にとって、縄張りに入ってきた新参者は敵でしかないという。人間たちの小屋が宝箱みたいな扱いでキノコを見つけたりするんだけど、小屋は破壊しなくていいんだろうか?

「我ら現代怪談研究会(2~4)」作者:怪獣クドラさん
学園バリアント短編シナ。短編3話分の繰り返しプレイ形式です。人面犬の撮影をしたいから手伝ってほしいと現怪研に頼まれます。人面犬にトイレの花子さん、そしてこっくりさんと有名な都市伝説ばかり。撮影できたはずなのに写真に写っておらず、倒したら消えてしまったということで謎めいた展開でした。繰り返しプレイがちょうど日を改めてという感じでテンポ良かったです。学園ものらしさが出てました。

「エリクの残念な話(4〜5)」作者:SARUOさん
宿の残念な冒険者が伝説の剣を抜いたせいで魔物たちが解き放たれ、宿の汚名が広まる前に剣を戻しにいく短編探索シナ。町で情報収集したりアイテム購入できるけど、報酬が300SPと低めなので考えて購入しないとタダ働き以下になります。敵が案外強くて回避しまくるので、手に入った魔弾の杖をガンガン使いました。エリクさんがとても残念で笑わされっぱなしでした。

「誘いのうた(5〜6)」作者:98さん
男性1名を含む6人用短編討伐シナ。最初に不幸な男性PCと参謀を1名ずつ選びます。村の働き盛りの男が4人も失踪したということで問題解決に当たるんですが、囮役として男性1名が半強制的に選ばれるんですね。その流れがとても楽しくて、生い立ちから不幸なオットー君が嵌ってました。誰も何も言ってないのに「嫌だ」と主張するなんて、普段どんな扱いを受けてるんだ(笑)PCたちのやり取りは全体的にクスリと笑えるもので楽しかったし、ギミック戦闘も楽しかったです。囮役が一人でしのいでいる間、数ラウンド目に駆けつけるメンバーと、参戦がさらに遅くなる後方支援メンバーを決めて戦闘開始!一人で戦ってるPCはすぐに重傷になるけど的確な回復で持ち直し、遠距離攻撃で敵が撃ち落とされ通常攻撃が届くようになるというコンビネーションが良い感じです。対象レベルPTで程よい緊張感でした。

「雨宿りの夜(3〜4)」作者:98さん
6人専用PT分断ありの長編探索シナ。雨宿りで立派な館の廃墟に泊まることにした一行だったが、その夜、物音に気付いた一人が様子を見に行くと…というホラー風味の作品です。何かが体を侵食するような感覚に襲われ、タイムリミットがある中で仲間と無事脱出するために館内を探索します。プレイするのは久しぶりですが、本当によくできたシナリオだと再確認できました。侵食の進み方が丁度いい塩梅で、リトライはたぶん必要ない難易度だけどハラハラしながらプレイできました。何度も調査する意味はないと最初に断言されているのもあってサクサク探索できるし。一度全体を見て回って発見したものや場所を把握してから、何をどうすれば先に進めるのか考えるのが楽しい。過去に館で何が起こったのか、仲間たちはどうなったのかが少しずつわかっていくのも臨場感あってよかったです。ラスボスはあっけないくらい弱かったけど、3名での戦闘になるので強いよりはいいでしょう。前回に引き続きオットーが可哀想な役になってて笑いました。

「Welcome to Adroad!(樹木婚イベント)」作者:AACWProjectさん
樹木婚で対象消去&子供連れ込みできると聞いて、吸血鬼化してから色々こじらせてたヘタレ参謀さんが想い人と結ばれるにはこれしかない!と思ってやってみました。草木の力を借りるスキルを使っていくと、じわじわとそれらに浸食されて植物化していきます。吸血鬼の血にすら打ち勝つ植物の強さがすばらしいですね。吸血鬼から半植物に、半植物から樹木に…。静かに語られる樹木化と樹木婚の様子が神秘的でした。彼らの子供はヒーラータイプの策士型でとても打たれ弱いもやし少年に。CWで初めて作ったPTメンバを復活させて一緒に旅させようかな。

「人生最悪の依頼/モンスター討伐隊の募集(5〜6)」作者:FooKeさん
モンスター討伐隊として駆り出された50人の冒険者たちだったが…という短編戦闘シナ。コミカルな展開なものの洒落にならない状況でしたね。冒険者ギルドは積極的にあいつらを血祭りに挙げるべき!色々と戸惑いつつも脱出する展開は面白かったです。冒険者の行動によって、戦闘で不利になるか犠牲者がどれくらい出るかが変わるのかな?たぶん、かなり不利な状況になって、犠牲者も多く出る行動ばかり選択したみたい。でもlv6PTで回復アイテムもいくつか持たせていたので生還は果たせました。放っておいたら他の駆け出し冒険者たちが自滅するかなぁと思って一緒に行動したのに、主導権を別のPTが握ってしまったのがなぁ。そこまで読めなかった…。でも、戦闘で烏合の衆の足手まとい感を最大限に表現していて面白かったです。

「アイススケートリング(8〜9)」作者:itsukaさん
2015年100kb祭り参加の短編戦闘シナ。真冬になると池に張った氷で見知らぬ子供2人がスケートをし、遊びに行った子供たちが行方不明になるので退治してほしいという依頼です。氷は効かない、殺しても平気な顔をして復活するという前情報は頂いたけども、かなり手強い相手でしたね…。復活するだけじゃなく敵を回復してしまうペナルティアイテムまで配布してくるし、毒攻撃やリバース攻撃が鬱陶しい。消えた子供たちと遺族のためにも頑張って退治しましたが…。ギリギリの勝利でした。

「話が長い子爵の護衛(5〜6)」作者:itsukaさん
6人専用短編戦闘シナ。一日だけの屋敷の警護を引き受けるが、そこの子爵はやたらと話が長くて肝心な話を聞く前に出掛けてしまい…というお話です。上手いこと乗せられましたね〜。短編戦闘シナなのに、二転三転する物語に振り回されるのが楽しい。戦闘も次々状況が変化して、少ない情報からその場で最適なメンバーを選ばないと戦闘が厳しくなるんですよね。襲撃者が現れてからは一度もセーブポイントがなく、緊張感ある戦いになりました。回復多めに持たせておいて良かった…。シナリオ開始時と終了時で子爵の印象がガラリと変わるのが面白い。でも、さすがにその杖は返還したが良いのでは。やはり敵だからといって誇りや民族の象徴みたいなものを奪ってはいけないと思う。無力化できない危険な杖だったんだろうか?。

「ディーユーラストアゲイン(9〜10)」作者:itsukaさん
短編戦闘シナ。子供が書いたような依頼書を見つけ、暇つぶしに洞窟へ行ってみたところ謎の粗大ごみが襲ってきて…というお話です。ダイヤルアップかぁ。接続時の独特な音は聞き覚えがあって思わず笑ってしまったけど、戦闘は何やってもラウンド終了時に解除してきて苦戦させられました。最後の「いつまで必要とされる?」がグサッときます。

2021/12/19

CWまとめ感想(2021/12/19)

「雪の森を二十進んだら」作者:*ttt*さん
Py2以上専用20コンテンツ短編読み物シナ。依頼帰りに森を歩いて帰るだけなんだけど、進むごとに情景が目に浮かんで素敵でした。あと雪の中に色々埋まってたりして楽しい。回復スキルげっと!

「多重世界の相棒(1~5)」作者:Lucaさん
py4以上専用の二つの宿で平行プレイしていく短編脱出シナ。依頼中に滑落したサイドAのPC1と、たまたま拾った端末で通信できるようになったサイドBのPC2が協力して、PC1の脱出を図ります。コモンでPT名(相手の名前を入力しておく)を取得し、別の宿のPCの名前を呼べるのが面白いですね。ボイスチャットコードというのを入力して同期させるというのも、本来会えない相手との繋がりを感じられてロマンがありました。PC2の見てる端末の画面が昔のwindowsって感じで片っ端から調べたくなるし、そこにちゃんと攻略に必要な情報があるから調べがいあります。あとビホちゃん可愛いくて宿に置きたい…。pyの宿が二つ必要ということで一見ハードルが高そうですが、宿のコピーでも普通にプレイできるので顔は知ってるけど名前は知らない程度のPC二人でプレイしてもいいかも。ラストで”同じ宿にいるのに、あの時の相棒ではない”というエモいシチュエーションを楽しめたので、個人的にはコピー宿でやって正解でした。

「深き淵から(3~5)」作者:cobaltさん
6人専用中編読み物シナ。依頼帰りに頼まれた届け物のせいで仲間の一人がさらわれてしまいます。攫われた先は海の底、水棲たちが住まう世界…。なかなかにロマンあふれる展開で、海の美しさと怖さが描かれてました。仲間を助けるために奔走するんだけど、時間制限がある海中探索はかなりスリリング。時間が経過するごとに攫われた仲間目線に切り替わり、追い詰められていくのがわかるから余計に焦ります。そして最後の選択。せっかく情報収集したのでちゃんと踏みとどまりましたよ!水棲たちのしきたりや海で亡くなった人たちの設定が興味深かったし、冒険者たちの絆も丁寧に描かれていました。長のラストの決断も良かった。

「ミドロ沼の冒険(1~3)」作者:Wizさん
沼に生える希少な植物を採取してきて欲しいという短編シナ。希少なので奥の方に一本生えてるだけだし、ライバル冒険者も狙ってます。ところどころ橋が欠落していてジャンプで通れるんだけど、魔術師系のPCがことごとく沼に落ちて笑いました。飛行KC持ってなかったからなぁ。泥だらけになって依頼をこなした駆け出し時代の思い出ですね。激昂茸とムナの実げっと。

「親父でGo!」作者:vip産
短編コマンド式会話シナリオ。宿で親父さんと話したり臭いをかいだりできます。基本的に何度も同じコマンドを繰り返すとエンディングを迎える感じかな。それによってほのぼのシナになったり狂い系シナになったりします。変なことばかりやってると汚名がつくことも。しかし、急に冒険者たちが労いまくってきたら嬉しいより怖いが先にきそうだ(笑)

「親父の選択(5)」作者:割れざくろさん
「賢者の選択」部分改変シナ。宿に帰ってきたらツケまみれの冒険者たちを根絶やしにしようとする親父さんがいて…という戦闘シナ。どれを選んでも戦闘に突入するんですが(笑)布団たたきと包丁をもつ親父さん…。見るからに怖いですねぇ。カナン様と違って不浄の存在じゃないと思うから、親父さんの方が強い気がします。やや暗い終わり方だけど、親父ならきっと復活するから大丈夫!

「親父組」作者:野良鯖さん
短編狂い系シナ。夜中に親父と一杯やってた冒険者が、親父と悪ふざけしていてとんでもないことになります。すごい発想ですね~。でも変なことに慣れてる冒険者なら、こういうことも抵抗なくできてしまうかもしれない。っていうか、変なものを見つけたら絶対興味示すだろうし、酔ってたらなおさらだよね。タイトルの意味が予想と全く違っていて面白かったです。娘さんとのやり取りにホロリとしていたら、オチでガクリ。魔法や呪いが身近な世界でこの図太さは逆にすごい。

「天高く馬肥ゆる秋と二十栗(4~6)」作者:vip産
20コンテンツ戦闘シナ。20R持ちこたえるか殲滅させるとクリアできます。見た目はみんな同じなんだけども、よく見たら名前からなんとなく使ってくる技の傾向がわかったのね(気付いたのが終盤という…)回復持ちをさっさと倒せばよかった。おみやげげっと!

「20匹の仲良しキノコと悪キノコ(3~5)」作者:vip産
20コンテンツ戦闘シナ。ウンディーネ先生による調理実習の授業に悪いキノコが乱入してきます。先生を人質にし、生徒たちを洗脳して襲ってくるとは。可愛いキノコたちが毒々しいキノコに…。敵の数が多い分攻撃回数も多いので、回避が苦手な回復役が息も絶え絶えでした。人質を解放するには対応KCが必要なので、事前にりどみを読んでおきましょう(読まずにやってやり直した人)。

「冬の恵みは海の底から(5~7)」作者:割れざくろさん
短編戦闘シナ。美食家?な貴族の依頼で冬の海へ大物を獲りに行きます。何も知らされてない漁師さんが可哀想(汗)美味しいものを食べるために賢者の塔の叡智を用いるとは…。貴族の道楽で技術が発展していったりするんだろうねぇ。こういう貴族との繋がりは大事にしたいところなので、全力で狩ってきました。お土産のカニ缶げっと。倒したあれの料理とかじゃなくてよかった!

2021/12/14

CWまとめ感想(2021/12/14)

「時計台下の狂想曲(2~4)」作者:アインさん
たまたま出会った商人に新興都市にいる友人に骨董品を届けてほしいと頼まれるが…というお話。内容を忘れてしまったので再プレイしました。初めてプレイした時は気に入らなかったみたいだけど、たぶんPCがいきなり人殺しになったように見えるからかな?後で違うと判ってもショックだったのかもしれない。あの頃は柔軟性が足りなかった…。それにしても、かなり凝ったやり口ですよね。駆け出し冒険者に”宿を介さない依頼”の怖さを教えてくれる出来事だったと思います。

「発狂する1日」作者:紅月せなさん
狂い系戦闘シナ。親父と戦うだけです。でもPTの平均レベルで親父のレベルが変わるので良心的。魔法の矢一発で意識不明にされたけど、手札の回りがよくて何とか勝てました。親父の眼で所持金を確認してくるのに笑った。大金と経験点がいっぱい手に入ります。

「狼の唄/狼の歌(4)」作者:ヘリウム4さん
2周以上の周回プレイ前提の短編シナ。満月の夜に行われる神事の護衛と下調べを行います。一回目は必ずバッドエンドになり、二週目から選択肢が増えて悲劇を回避できるように。バッドエンドが結構血なまぐさい感じでしたね。首がスパーンと飛んだり。冒険者に前回の記憶が残っているわけではないのでPLが頑張ります。ネタバレを見ずにやって一回でトゥルーエンドに行けました。ボスにやられたけどコンティニューできてよかった。連れ込みヤッター!ヤンテと同じ顔だー!

「洞窟内安全調査(2~4)」作者:ラクーンさん
短編探索シナ。考古学研究会からの依頼で地下墓地のある洞窟を調査してほしいという依頼です。でも別の宿の冒険者も同時に依頼を受けてしまい、報酬を山分け&埋葬品を無事回収した分だけ上乗せということに。運に左右される最初の1つ以外はライバル冒険者との勝負(戦うわけではない)で手に入るので、頑張ればかなりの報酬をゲットできます。思ってたよりは広くて、早いもの勝ちということもあって緊張感があり楽しめました。ラスボスのいる場所へ行くと残りを探索できなくなるので注意。

「満腹食堂の大戦(5~7)」作者:平江 明さん
コミカルな短編探索シナ。憎めない元冒険者モルヴァンの依頼で、インプに教えられた洞窟にある食堂まで護衛します。この依頼人好きですね~。妖魔と縁のある人らしく、万が一でも美味いものが食えるなら良いじゃないか!というノリで洞窟へ向かいます。探索中も色々と話してくれて、回復力の高いモンスターと戦って筋肉痛に苦しんだとか思わずクスリと笑えるようなエピソードで場を和ませてくれました。事の真相も愉快だったし、協力してヤバイ奴を封じる展開も良かったです。何も知らない親父さんの前で、モルヴァンと冒険者たちだけが満足げにしてるラストも好感でした。

「城/蜥蜴/栄光(6~7)」作者:平江 明さん
妖魔討伐の依頼を受け村へ向かったが時すでに遅く…というビターな始まりの短編シナ。砦のリザードマンたちを討伐することになるんだけど、探索ではなく戦闘メインです。いちおう鑑定は活躍します。即死罠が仕掛けられた扉と敵が待ち受ける扉の二択を4回繰り返し、フロアごとに階段を守る兵を倒しつつボスが待ち受ける最上階を目指します。ラスボス戦後の「本当に名誉のために戦ったのか?」というボスからの問いかけや、序盤で泣いて冒険者を詰るしかなかった少年と親父さんのさりげない優しさなど印象に残りました。選択によっては経験点が合計5点入るぞ!

「宿屋のアクアリウム」作者:シオマネキさん
付帯能力販売育成シナ。全8種類の永続召喚獣を購入して育成できます。育成と言っても訓練を積んだり好感度を貯めたりするのではなく、ひたすら有料の餌をあげるだけ。一匹を完璧に仕上げるのに3万SPほどかかるけども、試しにやってみたら金欠になるのが楽しくて全部育成してしまいました。愛着わいてきたし、いちおう召喚獣欄に入れておこう。って、めちゃくちゃ強いなこの子ら!?

「剣と言ったらショーテルに決まってんだろカス」作者:カナソの魔剣さん
ショーテル技能を5,6枚販売している店シナ。ショーテル技能といいつつ、解説を読むと「使いにくいショーテルを使わないほど強くなる」とかよくわからないもので笑う。絵柄だけ見ればまともな技能に見えるのに、戦ってる様子を想像したら…(笑)面白かったのでヤンテ君にいくつか買ってあげました。

「三原色の守護神(6~8)」作者:Wizさん
2人以上用短編探索シナ。下水道で発見された区画の調査をしてほしいという依頼です。ゴーレムに守られている場所で、普通の機甲の兵士ではなかったとのこと。慎重に探索すればKCがなくても戦闘を回避できる仕様で、その分対峙する敵の強さも中々のものでした。ランダムエンカウントはおそらくないし、片っ端から倒していってもいい。マップは「奇塊」と同じくらいの広さで、それなりに調べがいがあります。解錠KCで部屋に鍵をかけて安全に休憩っていうのがいいね。最後の謎解きはタイトルから何となく予測できるんじゃないだろうか。依頼人にはとても喜んでもらえたし、収穫も色々あって楽しいお仕事でした。

「炎の城塞(7~8)」作者:クエストさん
炎の精霊が暴走し儀式が通常通り行えないため護衛をすることになる中編戦闘シナ。水棲召喚と冷気による攻撃がないとかなり辛い戦闘になります。戦闘の数自体は4回ほどで少ないし、1回毎に村に戻って回復&水の補充ができるので、じっくり攻略するといいかも。精霊王に勝てば経験点が余計にもらえます。続編はあるのかな?

2021/12/09

CWまとめ感想(2021/12/09)

「シープスリープの糸(4~5)」作者:ゆずきちさん
コミカルな6人用長編探索シナ。簡単なお使いのはずが、依頼達成のために街のトラブルを解決しなければならず…というお話です。困る街の人たちの前に、鴨が葱を背負ってくるみたいに冒険者が現れる序盤から楽しい。前半は準備で街を見て回るんだけど、みんな友好的だし冒険者たちの会話もにぎやかで、さらにミニゲームやわらしべ長者みたいなイベントもあって楽しかったです。後半の鉱山探索は地図をもらっているので迷う心配なし。毒ガス発生場所以外は大した危険もないだろうと油断してたら、とんでもないものが出てきました。まさかあのエピソードが伏線になっていたとは!(笑)かなりのトンデモ展開でしたが、後日談で街の人たちがそれを活用して町興ししているのがわかり、前半で描かれていた”限りある資源に依存する街の危うさ”に対してしっかり取り組んでいるところが良かったですね。最後まで楽しい気持ちでプレイできる作品でした。

「ここではないどこかへ(1~3)」作者:竹庵さん
2人以上用中編読み物。冒険らしい依頼がないとぼやいていたところ、東方へ旅したいと夢見る商人ルイージと出会い…というお話でした。保守的な兄を納得させるために簡単な護送依頼をこなします。山賊がでるという街道で隠れられそうな木々のカードをチェックしながら進み、発見時は眠りの雲でサクッと倒せました。楽ちん。ルイージと同じく外の世界を見たいという10歳の甥っ子が、父親が許してくれないからと商人の大物を味方につけて説得しちゃうエピソードが好き。続きがあるかわからないけど、大冒険の始まりという雰囲気が味わえる作品でした。

「Killer Queen(1~2)」作者:七四.三さん
昔住んでいた家に忘れてきた日記を持ってきてほしいという短編シナ。嫌というほど蜂の大群の恐ろしさを味わえるシナリオでした。脳筋なので全部倒そうと頑張ってしまって、何度も返り討ちに遭い…。まさか蜂蜜が何度でも手に入るとはね!民家だけあって休憩できる部屋が多いので有効活用しましょう。いちおう副収入もあったけど、割に合わない感がすごいです(笑)害虫駆除業者は偉大だ…。

「人と妖魔と魔道士と(2~4)」作者:みいさん
2人以上用マルチエンドの短編討伐シナ。普通のゴブリン討伐かと思いきや、色々と裏をかかれて罠に嵌ってしまいました。他のルートはどうなるかわからないけど、共闘に不干渉条約、財宝の取引など一風変わった展開で楽しめました。3Dダンジョンなので小さなゴブ洞も広く感じてやり応えあります。

「石の棺(1~3)」作者:おぺ吉さん
マルチエンドの短編シナ。洞窟の蝙蝠退治から始まり盗賊や吸血鬼と戦ったりもします。盗賊と戦うルートは見れなかったものの、lv1PTで吸血鬼討伐ができるのは結構すごいですね。まあ聖水が当たるか当たらないかの戦いなんですが…。神父さんが貸してくれた呪縛の杖が聖水より少し当たりやすいかどうかくらいなので、まったく役に立ちませんでした(汗)何気に謎めいた展開で良かったです。

「百足退治の依頼(4~5)」作者:vip産
「ゴブリンの洞窟」と「遺跡に咲く花」部分改変20コンテンツシナ。めっちゃ堅い!と焦ってたら、あの人が颯爽と現れて手助けしてくれました。こんな風に手助けして、報酬の分け前を要求するでもなく去っていくとか、あの二つ名も伊達じゃないね。

「それだけの話」作者:焼きフォウの人さん
人数調整不要の一人用短編読み物。街でたそがれていたら知り合いに会い、ちょっと話をするお話です。オチがインパクトありましたね。それなのに出会った時にああいう反応だったのが、さすが冒険者という感じでした。

「親父の等式問題(1~10)」作者:運の子さん
狂い系短編戦闘シナ。いきなりPCたちのそれぞれの父親を名乗る親父が登場し、なんやかんやでひとしい君と第一次親父対戦を繰り広げることに。いろいろとシュールだけどちゃんとクリアできる狂い系で、クスリと笑えるところもありました。戦闘はシナリオ内で配布されるアイテムを使います。一応全レベル対応だけどレベルはそれなりに高い方がいいかも?

「妖魔討伐作戦(5~7)」作者:運の子さん
冒険者による妖魔討伐を妖魔視点で描く妖魔バリアント短編シナ。一人で眠っているところを冒険者に襲われ、さらに回復スキルやアイテムを使ってすぐに回復する冒険者のいやらしさを存分に味わえます(笑)仲間が駆け付けるまで生き延びられた時の嬉しさよ…。でも一人二人と少しずつ駆けつけるので油断は禁物。仲間のありがたさを感じられました。

「旧き沼の花束(3~5)」作者:SARUOさん
「旧き沼の大蛇」改変シナ。NPCを可愛くして、ちょっと変な選択肢が増えてる感じかなと思ってたら最後に不意打ちでウルッと来てしまいました。ミヒェル神父に蛙を食べさせたり、ヒドラと打ち解けたりするルートがあるんですが、最後に「本当にこれでいいの?」と聞かれて「どう考えてもおかしい」を選ぶと冒頭でアントンの話を聞き終わった時点に戻ります。横道ルートをすべて見ると新たな選択肢が増え、そのルートで今まで見ていたものが何なのかわかるんですよね。子ヒドラを連れ帰った冒険者とその別れにしんみり…。アントンが諸悪の根源のようになってるのは若干可哀想な気もしましたが(汗)石版の内容は、裏返せばヒドラ迫害の歴史なのね…。ちなみに、原作と同じく神聖な攻撃KCが必要になるので準備を忘れずに!

2021/12/04

CWまとめ感想(2021/12/04)

「灯中花想」作者:かがちさん
一人専用短編ホラー。不安を煽る張り紙から雰囲気ありますね。何故ここにいるのか、どうやって帰るのか分からない状況で、出口を求めて謎の空間を彷徨います。可愛いホラーということでNPCが可愛かったです。背景もパステル調でほんわかしてて、だからこそ何が起こるか分からない不穏な空気感が際立ってました。ウロウロ彷徨って最後の答え合わせでなんとか脱出。おうちに帰れて良かったです…。

「奇眼(3~5)」作者:胡乱茶さん
Ask風短編シナ。下水道に変なビホルダーが出たので討伐してほしいという依頼です。ロケランは落ちてないけど、途中で人助けすると敵の情報がもらえます。逆に言えば、倒す自信があるなら助けなくてもいいし、倒してから助けてもいいんですよね。どれを選んでもメリットがあるのが嬉しい。サクッと遊べました。

「親父の岩戸(1~3)」作者:vip産
ゴブ洞改変シナ。親父さんが他の宿の亭主たちに色々言われて岩戸に閉じこもってしまったので、連れ戻してほしいという依頼です。洞窟には説得しに来た亭主たちがいるんだけど、みんな絵柄が違う親父さんなのが…(笑)当然話が通じるので普通にやれば戦闘にはなりません。ただ、なぜか見回りの亭主たちがたまに襲い掛かってくる。岩戸の向こうの親父さんを説得するくだりは、具体的な内容は描かれないもののジーンときましたね。みんなに愛されている親父さん…。ほっこりできるシナリオでした。

「シナリオ作成の洞窟(3~10)」作者:しろねこさん
2人PT以上ゴブ洞改変シナ。村のそばの洞窟が未完成のシナリオになったので完成させてほしいという依頼です。村人がお金を出してまでやることなのか(笑)まあ、確かにゴブリンの洞窟よりも未完成シナの方が危険は大きいかもしれない(帰らずの洞窟とかありえる)。そして、洞窟の行き止まりで必死になってるホブゴブリンに親近感を覚えたり。むぎゅっ☆はするけどね。冒険者たちが雑に完成させていくところが手慣れてました。

「快き夢を(2~4)」作者:vip産
要「『司教デュソー』の面識」の「賢者の選択」部分改変20コンテンツシナ。仕事でカルバチアを訪れたところ、見知った顔に出くわし…という読み物です。疲れたガルシアさんのため、墓地の雑草抜きと聖花を植えるお手伝いをします。エレナちゃんが可愛いですね。ただの雑草抜きなのに、2人と話しながらやってると楽しい。夏のお墓参りみたいな雰囲気でした。

「Fairy Tale/看護人募集」作者:三流ブロンティストさん
人数調整不要のお人好し一人用マルチエンド長編読み物シナ。貧しい母子家庭で母親が仕事に出ている間、病気の子供の面倒を見るというボランティア同然の依頼を受けます。この母子との交流が本当に心温まるんですよね。PCのセリフはないんですが、依頼を受けたからには完璧にこなすというプロ意識が素敵でした。冒険者の話に触発されて、ミアも空想の冒険譚を作って照れながらも話すところが可愛い。でも彼女の病気は思った以上に重いもので…。たぶんエンディングは5、6種類くらいあって、今回たどり着いたのは一番ノーマルなエンディングだと思います。奇跡は起きないながら穏やかな終わり方でした。最後まで優しく見守っていた親父さんがあったかいなぁ。

「栄光の杯(2~4)」作者:vip産
要「教会の妖姫」救出成功の「教会の妖姫」部分改変安価20コンテンツシナ。いくらでも葡萄酒が湧いてくる栄光の杯を発見したトービアスが、その杯の所有権を巡ってブルーノと飲み勝負をするはずが…というお話。カード裏と情報屋の情報から何が起こっているのか判断し、最適な行動を取って解決します。状況がまず面白いし、情報を突き合わせていくと裏があるのが分かって20コンテンツなのに内容が濃かったです。ブルーノを懲らしめたかった気もするけど、ちゃんと解決はできたからいいか。

「ゴブリン退治(9~10)」作者:vip産
要「ゴブリンの洞窟」クリアの「ゴブリンの洞窟」部分改変20コンテンツシナ。背景のテキストセルで誰かが語り掛けてる風だから誰かなぁと思っていたら…。20コンテンツの中にドラマが詰まってました。これは切ない…。彼の持つ闘争本能と冒険者としての強さを求める性質が組み合わさって、挑まずにはいられなくなってしまったのかなぁ。PLが知らない、彼との冒険の日々に思いをはせてしまいました。

「ゲット・アップ・ルーシー(6~8)」作者:vip産
「機械仕掛けの番犬」「傍迷惑な大激突」「逆襲の機械巨人」のいずれか1つをクリア(依頼解決)したPT向け鳥の歌が聞こえない改変20コンテンツ妖魔バリアントシナ。ここでもルーシーがゴーレムを使って妖魔たちに喧嘩を売ってます。不屈の精神と経済力だなぁ。何気にスチームゴーレムで儲かってるんだろうか?彼女が残していったゴーレムたちを退治するんだけど、一体毛色の違うやつが。自分に似せて作ったのかな?可哀想なので連れて帰りました。

「悪鬼騒動(7~9)」作者:vip産
「教会の妖姫」「賢者の選択」の部分改変20コンテンツ大江戸バリアントシナ。世間を騒がせる悪鬼の正体を見たという大家の話から、医者の魔芳賀須のところへ向かい…というお話。ダスキンみたいな人の性格が大雑把すぎる(笑)そして20コンテンツなのにマルチエンドというのがすごい!

2021/11/29

CWまとめ感想(2021/11/29)

「宮崎弁の洞窟(1~3)」作者:星火さん
宮崎弁のゴブ洞改変。セリフ変換が主だけど、ご当地ネタらしきものもチラホラあります。子供PCが「ホブゴブどうして黄色いの?」と言ってて可愛かった。ホブゴブはバナナ食べてそうだよねえ。賢者ん杖げっと。

「ごぶいんのどおくつ(1~3)」作者:星火さん
子供の落書き風ゴブ洞改変。文字も絵もぜんぶ子供が描いたみたいになってて和みました。背景もクレヨンで描いたっぽさが出てていいよね。とくに宿の親父さんと娘さんの絵が好き!

「阿智慧良白、夏/アッチャラペッサマー」作者:風切 快夢さん
これは良いアッチャラペッサーリスペクトですね!夏のうだるような暑さをアッチャラペッサーしたい時にぴったりだと思います。寒い中プレイしてたのに暑苦しさを満喫できました。原作をプレイしたPTで来るといいことあるよ。

「夕刻の招かざる怪」作者:怪獣クドラさん
大家の店でのんびりしていたところ、いつのまにか見かけない老人がいて…という大江戸バリアント短編シナ。レベルに応じてクロスシナの話をいくつか要求されます。仕事人は見知らぬ老人が店の主だと聞かされて不審に思うんだけど、話してみても気のいいお爺さんという感じなんですよね。この妖怪は「鬼太郎」で敵対してた気がするけど、そんな無害な妖怪だったのか…。でもなんか貰えそうだったので一応倒しました。腰を痛めたのにぜんぜん怒らないとは…ごめんよお爺さん。お土産にカッコいいスキルまでもらえました。いい妖怪!

「水の妖精(1~3)」作者:>>178さん
学園バリアントなゴブ洞改変。入部したとたんに肉体どころか容姿まで変わってしまう謎の解明のため、シンクロナイズドスイミング部へ向かいます。見張りがいる部活って何なんだ(汗)しかもアニキなので目立ちまくってます。エンカウント率が高い気がしたけど、あの筋肉で人口密度が高かったんだろうか…。結局依頼人の憧れの人は元に戻れたのかなぁ…。

「奇怪な奇塊(3~5)」作者:怪獣クドラさん
ダスキンに1500SPをちらつかされて下水道のビホ退治に向かいます。ビホルダーに愛着湧き始めてるダスキンに笑う。撫でてみたって!まあ私もビホちゃんは結構好きだし可愛いと思わないこともないけども。連れ込みがあるということで子供受けが良いビホならいいよと言ったら帽子が可愛いビホちゃんでした。袋の中には何が入ってるのかな?

「ミキサー(3~5)」作者:vip産
要「旧き沼の大蛇」クリアの部分改変20コンテンツシナ。アントンが発見した石版に書かれた肉料理を再現します(アントンは魚人語辞典で解読したのかな)。材料集めはすべて戦闘形式(倒したら入手)で、最後は祭壇で焼くだけ。ヒドラも材料にするとは、昔の人はすごいな…。それを食べるアントンも大胆すぎ!謎の武器げっと。

「ゴーストパレード」作者:vip産
要『司教デュソー』の面識クーポンの「賢者の選択」改変20コンテンツシナ。マハガスによって穢された死者の魂を天に還すデュソーらの儀式を見守ります。厳かな雰囲気がありました。冒険者的には割とよくある事件だったけど、こういう風にアフターケアが必要な場合もあるのね…。しかし、デュソーさんの印象が薄くて何故贖罪しなきゃいけないのか思い出せないという(汗)

「奇塊SLOT」作者:vip産
「奇塊」部分改変20コンテンツシナリオ、地下水道の水路を塞いでいる奇塊がなんでスロットになってんの(笑)10SPでスロットを回し、3つのマークが揃ったら1000SPもらえます。当たる時は当たるので、結構嵌りそうになる。20コンテンツシナなのに当たりが出た時の演出とか凝ってる!

「見えざる者の洞窟(5~7)」作者:vip産
要「見えざる者の願い」依頼クリアの「ゴブリンの洞窟」部分改変20コンテンツシナ。魔法解除手段を持ってきてるのに反応しない!?と思ったらPCに持たせないといけないんですね。解除したらコボルトがいつもよりモフモフしてて可愛かったです。そしてゴブリンたちが結構いい鎧などを装備しているあたり、同じ手で色んなところを荒らしてきたんでしょうね。ゴブリンのくせに遮蔽魔術を使うとは生意気な。ばっちり成敗してきました。

2021/11/24

CWまとめ感想(2021/11/24)

「怪盗『 』と翡翠の石」作者:満月丸さん
役割設定が必要な6人専用NEXT/Py4向け長編シナ。プレイ時間は1時間くらいとあったんだけど、最近テキストを読むのが辛くなってきて2時間半ほどかかってしまいました。でもロマン溢れる怪盗モノで心洗われる優しい展開だったし、ミニゲームやPCたちによる演劇など楽しい要素盛沢山で面白かったです。演劇をする前の冒険者たちの打ち合わせがそれっぽくて好きですね~。教会関係など実名出したらヤバいからと名前など色々変えてみたり、カナン様の強者感を出すためにどうしようとか。あと上演中の演出で裏方が頑張ってるところも可愛い。何より、すべて目の前の子供を笑顔にするためにやってるところに癒されました。ラストは感動でうるうるです。クリア後に作中のミニゲームや演劇が何度でも楽しめるのが嬉しい!

「なぞなぞの時間です(1~10)」作者:あんずあめさん
娘さんと簡単な英単語のクイズをする短編ミニゲームシナ。辞書アイテムを貸してくれるからスペルがわからない時も安心だし、単語を調べられるだけじゃなく冒険者が知恵を絞ってヒントを出してくれます。自分で解きたければアイテムを使わなければいいし。正解するとドヤる冒険者と悔しがって次の問題を出す娘さんが見られます。みんな可愛くてほのぼのシナでした。

「オリヒメとヒコボシ」作者:たこおどりさん
3人以上用七夕短編シナ。喧嘩してどこかに行ってしまったオリヒメという娘を探してほしいという依頼です。街で聞き込みして盗賊ギルドやら怪しいお店まで探すことに。あの似顔絵でわかるおばあちゃんがすごいなぁ。あとにゃんこが可愛かったです。七夕らしいお話でした。

「逃走経路」作者:ユメピリカさん
聖北教会から追われるPC一人用シナ。ハロウィンカーニバル収録作品です。追手に追いつかれないように痕跡を消しながら逃亡します。能力判定で追手との距離や気付かれやすさが変わるようで、高レベル冒険者で行ったら余裕で逃げ延びられました。逃げきっても追手を倒してもクリアです。経験点稼ぎのために一人用シナに片っ端から突っ込んでる秀麗くんでやったら、聖北教会に追われる理由がいっぱいあってピッタリでした(笑)

「オルソワの槍使い ~ネズミ退治~(1)」作者:Mazeさん
ネズミ退治を引き受ける短編シナ。依頼人が同行して暴力をふるいつつ平和を説きます(笑)NPC主導っぽさはあるけどテンポが良いし、平和的に話し合い(暴力も振るう)で解決しようとするところが楽しかったです。探索もあるけど、広さはゴブ洞レベルでサクッと終わりました。連れ込めるかと思ったネズミの元親玉はNPCと一緒に旅立っていきました。シリーズものっぽいけど、続きはなさそうですね…。残念。

「HotSpot/ホットスポット(3)」作者:Mazeさん
NEXT専用短編戦闘シナ。熊退治の依頼を受けたら相手は予想外の体躯で…。喋らないし依頼を受けるくだりも省略されてて、20コンテンツに収まってそうなシンプルさでしたが、全体攻撃してくる格上(lv6)の怖さはひしひしと伝わってきました。

「二人は臭い仲(2~4)」作者:VIP本スレ
人数調整不要の恋人二人用短編シナ。二人で下水道掃除の依頼を受けることになったカップルが、軽くいちゃつきながら依頼をこなします。水道局が把握している範囲らしく、メニューからマップが見れるので安心。ヴァンパイア(仮)が出てきたり、変なゴーレムが出てきたり相変わらず下水道はヤバいです。ロマンティックさはあまりないけど、冒険者カップルならこういう日常もいいかもしれない。

「誰もが銀貨のために(3~4)」作者:あみゅあみゅMk-74さん
二人以上用短編西部劇シナ。金を持って逃げた強盗どもを追いかけます。ガンマンな_1がカッコいい。持ち逃げもできるところが西部劇っぽいですね。というか持ち逃げするのがトゥルーエンドなのかな?悪役冒険者で引き受けた方が良かったかもしれない。西部劇好きな人ほど楽しめると思います。

「道中護衛依頼(2~3)」作者:流水さん
廃村まで取りに行きたいものがあるので護衛してほしいという短編シナ。ひたすら進むだけのシナリオなんだけど、移動するたびに依頼人に話しかけていると少しずつ事情を話してくれます。一期一会の冒険者相手だからこそ話せることもあるんだろうなぁ。誰もがいつ死ぬかもわからないということをしみじみ感じました。

「あずかりしらぬ」作者:流水さん
村のある家に住み着いたゴブリンを一匹退治してほしいという依頼。その家の弟が殺されたらしいんだけど、兄はそのゴブリンを弟だと言って匿っているという。色々調べていたら何か妙な気配がゴブリンからしてくるとわかり…。森でいつの間にかそうなってしまったということで、妖精のいたずらか悪意ある人間の仕業だったんだろうか?もし気付かなかったらと思うとゾッとしました。

2021/11/19

CW「ドワーフ領第二鉱山にて」「賢者の塔556号室」感想

『ドワーフ領第二鉱山にて』
対象レベル:8~10
作者:どもしペッテさん

何度でも入れる鉱山探索シナ。
明かりをつけていればかなりザクザク採れるけど、空腹度が設定されている上に深部ではかなり強い敵が出てくるので緊張感ありました。

でも「闇に隠れる」があれば敵の遭遇率が減るし、空腹度を10%消費すれば必ず敵から逃亡できるので、大量の食糧さえあればレベルが低くても何とかなるのが嬉しい。
というか戦闘中の空腹度の減り方が1ラウンドに1回とかではなく、行動のたびに減ってるっぽいので高レベルPTでも逃げた方がいいかも?

金策したい時は「食の都メルカド」の森で大量の食料を集めた後、「冒険者の宿で」に行って麦はレンバスに、他は回数の多い料理にしておくと長期探索にも耐えられると思います。
鉱山の深部には鉱脈がたくさんあるし、一つの鉱脈から5個とか8個の鉱石が一度に採れたりするので、効率よく鉱石を集めたい場合も食糧準備は必須です。

lv10パーティでしっかり準備してから採掘に行ったところ、荷物袋70ページは余裕で埋まりました。鉱石で作りたいものがある時は、このシナリオを選んでおけば間違いないですね!
ちなみに、このシナリオのオリジナル鉱石ボーキサイトは同梱の店シナ「賢者の塔556号室」で加工できます。

『賢者の塔556号室』

鉱石などを使って武器やマジックアイテムが作れる「ドワーフ領第二鉱山にて」とセットの店シナ。食糧や道具類も購入できます。

店の目玉であるミスリル武器はかなり強いので作って損はないです。強い分、必要な材料もかなり多いですが、さすがに70ページ分の鉱石があれば大丈夫でした。事前にほしいものを作るのに必要な鉱石の数を調べたら、ボーキサイトが100個も必要だったので頑張り過ぎたんだ…。
あとは、余りがちな鉄鉱石と温存しすぎた火晶石で鋼鉄の箱が作れるので、景気よく破壊活動をしたい時も重宝しますね。

2021/11/14

CW釣り巡り42「良き隣人たちの商店街」


作者:水雲(もずく)さん
エンジン:NEXT/py4以上

ランダム生成ダンジョンつきの、妖精PCがいなくても入れる妖精向け街シナ。
たぶん私が初めて見るタイプのダンジョンで、必ず南西側から入り北東側に抜けて行く構造のマップになっています。なので先に進みたければ北東、帰りたければ南西を目指せば問題なく行けるんですよね。オートマップもあるし、直感的にサクサク進めて迷うストレスがありませんでした。

また、ダンジョンでは様々な素材や食材が手に入ります。空腹度が設定されていたり、一度に持ち出せる素材の重さが決まっていて、リソース管理に悩みつつ探索するのが楽しい!
集めた素材は宿の部屋で色々と加工可能。部屋を取るとそこに置けるものが街中で手に入るようになるので、シナリオを開始したら真っ先に長期滞在の手続きを取るといいと思います。

部屋でできるのは、「細工」「スクロール作り」「裁縫」「料理」「調合」「栽培」「錬成」など。
必要素材は基本的にはシナリオ内で手に入るけど、綿や麦、ミルクは他のシナリオから調達してきた方が早いかも。私も途中から他のシナリオで買ったり採取したりして調達しました。

作ったものの中には納品依頼が出されているものもあるので、探索→依頼チェック→クラフト→納品→探索…のルーティーンで回ると見逃しにくいです。
ここに薬屋の調剤も加わわったりするので、みるみる荷物袋がいっぱいに。何気に調剤からの物々交換(隠しイベント?)が儲かるんですよね(笑)

お目当ての釣りは、魚が2種類しかいなかったのでサクッとコンプリートできました。魚や肉などを釣り餌にできて、釣り餌があると釣れる確率が上がります。
もちろん、釣り上げた魚は探索中の貴重な食糧に。必要に迫られて行う釣りも楽しいし、冒険者たちが焚火を囲みながら食べてる姿を想像すると和みました。

<釣果>


◆釣り場情報◆
カテゴリ:湖釣り
アクセス:商店街郊外にある約束の森のどこか
時期  :いつでも
釣り場 :果てが見えないくらい広い森に点在
持ち帰り:貸し出された袋に入るだけ
釣り竿 :あってもなくてもOK、材料があれば自作可能(対応KC:釣竿、釣りざお、釣り竿、釣り、フィッシング)
釣れる物:魚、知恵の鮭

<特徴>
とある山の斜面を下ったところにある商店街。その郊外にある約束の森に点在する湖の釣り場です。
豊かな自然がはぐくんだ魚たちがたくさんいるので、釣りだけでなく、手づかみや網罠でも魚をゲットできます。

お腹がすいたら、ぜひシンプルな焼き魚にして食べてみてください。
空腹こそ最大の調味料。きっといくらでも食べられます。

また、持ち帰った魚は新鮮なうちに、森の幸をふんだんに使って料理してみてはいかがでしょうか。 魚が手に入りにくい地域に持っていっておすそ分けするのもいいですね。

2021/11/09

CWまとめ感想(2021/11/09)

「結氷術師フリーレン(4~)」作者:杉本清次/山科(日向丘)さん
py4以上2人以上向け短編シナ。夏の暑い日に丁度いいと、氷室に棲みついた妖魔の討伐依頼を受けます。カードダンジョン形式で、薄暗い洞窟とあって一度表示された場所でも離れれば見えなくなるのが雰囲気ありました。あと戦闘が自動戦闘なのが珍しいですね。一生懸命戦ってるのを眺めてるのが楽しい。スキルが使えないので回避率が高い敵で苦戦してるようでした。さりげなく採掘ポイントがあるので”つるはし”か”ピッケル”を持っていくといいと思います。

「βボックス(3~4)」作者:バルドラさん
リーダー、参謀、探査役を含む3人以上向け中編3Dダンジョン探索シナ。仮想空間のダンジョンを探索して、バグ報告や感想がほしいという変わった依頼でした。シナ作とかゲームを作ったことがある人なら「あるある」と思わず頷いてしまうはず。単純なマップでも想像以上にバグが見つかるんだよね…。小銭稼ぎができればいいと割り切っている依頼人との会話も面白かったです。悪趣味ではあるものの需要は確実にあるからね。モンスターをアンデッドにすれば、聖北のお墨付きが貰えそうな気がする。ゾンビ相手ならスプラッタ大好きな層も喜ぶし、幽霊出しときゃ聖水や亡者退散の宣伝になるでしょ(笑)

「古代の遺産(6~8)」作者:マットさん
短編探索シナ。何人もの冒険者が帰ってこないという遺跡へ向かったところ、入った途端に出口が消え…という脱出ものです。一部の敵がかなり強かったです。シンプルながら探索の醍醐味はあったし、頑張ればお宝もゲットできる。そういえば他の冒険者の遺体が見当たらなかったのはなぜだろう。

「蛇の遺跡(5~8)」作者:新矢晋さん
四人未満PT不可、六人PT推奨の短編3Dダンジョン探索シナ。簡単な遺跡調査のはずが、2名が落とし穴に嵌り…というPT分断の探索シナです。経験点稼ぎのためにベルーニさんとエドゥアルドさんを主役して行ってきました。冒険者がマッピングしてくれる上に、構造は基本的に左右対称でわかりやすく、3Dダンジョンとしてはかなり探索しやすかったです。困った時は相談コマンドでヒントがもらえるし、頑張ればボス戦で有利になるアイテムも手に入ります。一度そのアイテムのことを忘れてボス戦に突入してクリアしたものの、きっとそれがあれば二人だけで倒せただろうと経験点のためボス戦直前からやり直しました。やはり特効武器は効果テキメン!体力に自信がないエドゥアルドさんでも、仲間の合流を待たずしてボスを撃退できました。お宝も手に入ったし、探索しがいがあって面白かったです。

「森に生きるものとして(3~5)」作者:Masyuさん
4人以上向け中編シナ。情報屋におちょくられて何も得られず帰ることになった冒険者たちが、立ち寄った村でエルフとの仲介役を務めます。とても美しい物語でしたね。異種族間交流大好きなので、紆余曲折あって歩み寄るエルフと人間たちの姿に感動しました。そしてそこに至るまでの冒険者たちの行ったり来たりが、ちゃんと冒険者しててよかったです。新しい情報を得るたびに冷静に判断し、流れるようによどみなく対処していきます。状況が変わるたびにエルフたちと会話する機会があって、彼らの人間を見る目が少しずつ変わっていくのがわかるのも丁寧で良かったです。クリア称号になんだか誇らしい気分になる作品でした。

「冒険に行こう!(1~3)」作者:Masyuさん
冒険者に憧れるお嬢様の目を覚ますため、調べつくされた遺跡にお嬢様を連れて冒険ごっこにでかけます。道中の会話や遺跡での行動によってソーニャの好感度が変化し、好感度MAXになればお嬢様を連れ込めます。これが結構難しくて、会話の方は反応を見ればわかるからやり直せるけど、行動の方は冒険者の資質と運が試されるんですよね。回る順番によっては好感度が上がる流れにならなかったりするので。娘に甘い父親は思ったような結果にならなくても怒ったりせず、最後は親子愛に温かい気持ちになれました。でも本当に娘が冒険者になっちゃっていいの?

「安らかに眠れ(2~4)」作者:ライムさん
ハロウィンカーニバル提出の短編討伐シナ。治安維持体によるクドラ教徒の掃討を手伝います。連戦シナとあったけど、実際は戦闘ごとにセーブできるタイミングがあるので安心です。別働隊に雑魚を任せたり、術者を狙って集中攻撃すれば庇おうとするアンデッドをサクッと倒せたり色々凝っていて楽しかったです。

「アガーター荒原(1~2)」作者:クエストさん
経験を積むためにトロールを倒しに行く短編戦闘シナ。すぐ戦闘に入るわけではなく、情報収集をした上で、戦っても意味がないリザードマンを回避しつつトロールを探します。ただ、隠密行動に失敗して一番最初に遭遇したのがトロールだったのでほぼ戦闘のみだったという…。前も似たようなことがあったなぁ(汗)

「愚者たちの報い(1~2)」作者:Wizさん
自分を襲って恥をかかせたチンピラどもを倒して治安隊に突き出してほしいという短編シナ。たしかに裸で放り出されたら恨むよなぁ。この依頼人の偉いところは、冒険者にやってもらうのは合法的な部分で、後は自分の友人が上手いことやってくれるから汚い仕事にはならないと保証してくれるところですね。何でもかんでも冒険者に押し付けようとしない分別のある人でした。そして軽い聞き込み調査と戦闘で報復完了。その後、被害者たちが立ち上がり、きちんと?裁判を行ってチンピラたちが投獄される展開が小気味よかったです。

「ェリヵの依頼(1~2)」作者:SADさん
ギャルをネタにした一発ギャグ短編シナ。張り紙がギャル文字で娘さんによる解読が必要という(笑)人を小馬鹿にしたお嬢さんだったけど、依頼成功でちゃんと感謝して報酬の代わりにいらないキャメルのバッグをくれるくらいには常識人でした。依頼を受ける前に報酬の交渉をしなかった冒険者も抜けてると思うし。娘さんのイメチェンに倒れる親父のオチに笑った。

2021/11/04

CWまとめ感想(2021/11/04)

「血晶工房Weiss(1~10)」作者:モンドリ鬱さん
探索つき店シナ。血を使った癖のある技能の販売と、ボスを対象レベル下限で倒した時の特典アイテムでアイテム作成ができます。赤い服を着たPCがいたので赤いコートを作ってあげました。カッコいい。lv5からの吸血鬼討伐依頼のマップでかなり迷ったり。ずっと「なんだろうあのひと…」と思ってた(笑)

「ぬいぐるみの洞窟(1~3)」作者:抹茶あずきさん
もふもふなゴブ洞改変シナ。可愛いぬいぐるみを倒すのは心苦しいけど、お仕事なので頑張ってきました。ボス戦もみんな可愛くて持ち帰りたい…。可愛いお土産はヒーラーに持たせました。もふもふ~。

「忍び寄って仕留める洞窟(1~3)」作者:ああああ!!さん
タイトル通りのゴブ洞改変シナ。めっちゃ笑いましたね。まさかあれやこれまで忍び寄って仕留められるとは!行きも帰りも盗賊が大活躍でした。親父さんに怒られたけど(笑)仕留めまくってたら称号もらえたし、手に入ったアイテムはその称号の有無で効果が少し変わるみたい。見た目はゴブ洞で中身の改変度は高めの、ギャップが楽しい作品でした。

「矢印の洞窟(1~3)」作者:ああああ!!さん
矢印が棲みついたゴブ洞改変シナ。今回はゴブリンが矢印に変わっただけかなーと思ってたら、ラスボス戦で面白展開に。しかも騙された!お土産のスキルも面白いですね~。NEXTだとラスボス戦で止まるので注意。

「ボアードの洞窟(1~3)」作者:ああああ!!さん
ボアード退治をするゴブ洞改変シナ。ボアードさんが洞窟前で気さくに挨拶してくれたから、通してくれるかなぁと洞窟に入ろうとしたら突然チンピラのように絡んでくるという…。洞窟内のボアードはカード絵が変わって、絵の通りあの属性が効きます。セットであの人も出てくるよ!賢者の杖互換アイテムは色々見たけど、これが一番ひどいかもしれない(笑)ついでにスキルも貰えて太っ腹!

「ネクロマンサーの穴(2~3)」作者:紅月せなさん
2人以上推奨短編討伐シナ。治安隊の手伝いでネクロマンサーを討伐しに洞窟へ向かいます。治安隊員が3人ついてきてくれるのが心強いです。亡者退散無双できるけど、アイテムを消費したいのであえて使わない方向で。ボス戦は実質時間制限があるので緊張感ありますが、全体冷気攻撃アイテムを使ってみたら雑魚はほぼ蹴散らせました。討伐後のワクワク物色タイムが楽しいですね(消費数を上回る戦利品の数…)。

「七人先の亭主様」作者:タビビトさん
ミニゲーム付きの短編読み物シナ。見知った道で誘われたかのように迷い不思議な館に泊まることになるが、中々館の亭主に会えなくて…というお話です。館の従業員たちはまるで前からPCのことを知っているようで、会えたことを喜び旅の話を聞きたがります。ここがミニゲームになっていて、能力判定に何度か成功すると満足してくれます。lv5PTで行ったら思ったより失敗しましたね。従業員が結構多いので途中で話の代わりにアイテムをあげようかと思ったけど、あいにく持ってきた食べ物は調理済みばかりで受け取ってもらえず。お金を渡すのはさすがに味気ないから、頑張って話しまくってたら、最後に”経済観念の発達した真っ当な御一行”認定されたし(笑)不思議な出会いになんだか世界の広さを感じる作品でした。

「万華鏡の悪魔(3~10)」作者:タビビトさん
戦闘ありの短編読み物。万華鏡の中に魂を吸われた母子を救出してほしいと頼まれ、一人が万華鏡の中に入ります。中は意外と美しい風景が広がっていて、でも知人や仲間がいつもとは違う様子でPCの前に現れます。最初が親父さんで変なことを言うから笑ってしまいました。仲間よりも先に出てくるなんて、PCにとって一番油断する相手だと判断されたんでしょうか。偽物を倒しながら進んでいくと合間に母子の幻影が。ギスギスしていて最初は不穏な空気を感じてしまったけど、ラストは幻影と実際とのギャップもあってホロリとしました。万華鏡の悪魔が思ってたよりフレンドリーなタイプで、こういう口が上手い奴の方が性質が悪いのかもなぁ。

「かいつまんだ冒険」作者:GEEPさん
メタ視点もある超短編読み物ギャグシナリオ。行ってきますからただいままでがすっぱり省略され、親父に省略するな、せめて何があったかかいつまんで説明しろと詰め寄られます。あれを押さなくてよかったとか、負けイベントだとかクスっと笑わせてくれました。親父さんは理解することをもう諦めたようだ…(でも最初にメタ視点で省略に気付いて発言したのは親父なんだけどね)

2021/10/30

CW「Crescent Earth」感想

制作:ほにゃらら工房

男性一人専用マルチエンドのアドベンチャーゲーム風長編シナ。昔ながらのアドベンチャーゲームのように”辺りを見る”や”話しかける”のコマンドがあり、途中どう進めるのかわからなくて同じことを繰り返してやっと先に進めたりと懐かしい作風でした。

ストーリーはかなり思い切ったSFファンタジーで、大量の魔力を秘めた月の石を採りに、火精エンジンや演算用人造霊を載せたロケットで月へ向かいます。
カードワースで宇宙ロケットという発想がすごいし、火精エンジンとかの仕組みを聞くと「宇宙いけそうだな!?」と思えてきます。大量の自作グラフィックに圧倒され、PCと一緒に宇宙旅行してる気分でした。

ただ、PCがヒロインに好意を抱いている描写があるので、当てはまるPCがいないなら専用のPCを用意してから開始した方がいいかも。ヒロインの一歳年上という設定で、一人称は”僕”です。

周回プレイできるようになっていて、ルートは大まかに4つ。その内3つがコンプリート称号を得るのに必要です。再プレイ時に前回の称号は剥奪されるので(隠蔽クーポンで情報は残る)、経験点をなるべく多く取りたい人は隠しルートを最後にプレイするのがオススメ。5点貰えます。

初期の作品なのに、ここまで作り込まれてることに驚きました。宇宙のロマンとカードワースの世界観との融合で異彩を放ってると思います。好き嫌いは分かれるかもしれないけど一見の価値ありです。

<おまけ>
けっこう難しいので攻略情報を載せときます。ネタバレなので黒文字で。
でも何周もすると特典のアイテムをもらえるよ!

BADEND:資源を無駄遣いして船外活動を途中で諦める(コンプリートには必要ありません)
ノーマルEND:月の石を無事持ち帰る(50kg以上採取&火災時に飛び込むとクリア時スキル取得)
両想いEND:好感度MAXで無事帰還。彼女を気遣い、彼女への信頼を示し、積極的にアピールしよう。
救済END:両想いENDをみると出現。彼女が不審な行動をとった時にコックピットをよく調べよう。

2021/10/25

CWまとめ感想(2021/10/25)

「絶叫の洞窟/ああああああああああああ!!(1~3)」作者:ああああ!!さん
みんなで絶叫してるゴブ洞改変。みんなと言っても宿の亭主と冒険者たちだけで、ゴブリンたちはいつも通りなのがより一層狂気を際立たせてます(笑)絶叫しながら移動するから即ゴブリンたちの警戒度MAXだよ!時折ゴブ洞デフォルトのメッセージが出ると、一瞬いつも通りと錯覚してしまうがそんなことはなかった。あんなに叫んで喉が枯れないのかなぁ。張り紙がシンプルに分かりやすくて好き。

「鉄の箱の洞窟(1~3)」作者:ああああ!!さん
箱と戦うゴブ洞改変。ゴブリンの洞窟にあるものは大抵主役になったことがあると思っていたけど、箱はそういえば初めて見たかもしれない。敵のカード解説もちゃんと箱になってて”代表的な妖魔”の文字が。宿から一歩出たらそこは未知の世界。それがカードワース…。ちゃんと杖を持ってる鉄の箱がちょっと可愛いと思ってしまった。解錠KC無双しようと思ったらバグっぽい挙動に。

「コフィンの森の洞窟(1~2)」作者:THさん
何度でも遊べるアレンジ版クリック式探索シナ。三つの山札からカードをめくって進めていきます。駆け出し向けなのと、すでに踏破済みのダンジョンへおこぼれを頂戴しに行くということで手に入るものはピッケルやきのこがメイン。ラスボスを倒すとそれなりの値段で売れる鎧が手に入るので、駆け出しの小銭稼ぎには丁度いいです。スキルが充実したPTだったので大ムカデを倒してスキルげっと!とりあえずコバルト鉱石を加工できるようになったら通おうかな。

「古城の追撃(2~5)」作者:吹雪さん
うわばみ退治の短編シナ。巨大な蛇が出ると言うから行ってみたところ、現れたのは蛇ではなく…という冒険ではよくあるハプニングから始まります。手傷を負った討伐対象を追って古城に行くと、そこには逃げた痕跡だけでなく城の主がどんな人物だったかを示す痕跡もたくさんあり…。討伐対象と城の主の間に何があったかわかるとホントもう脱力ものでした(汗)NPCのキャラもよかったし、思わぬ展開で最後まで楽しかったです。あと、相棒を設定できるのでワクくんとトーゾのやり取りにニヤニヤ。戦闘は上手くやれば回避できるようになっていて、駆け出しでも十分活躍できるのが嬉しいです。

「峠路の無法者(2~4)」作者:主計さん
マルチエンドの短編討伐シナ。何度も襲撃を受けた商会からの依頼で山賊を討伐しに向かいます。とりあえず囮作戦をすることにして、必要経費をたんまり使って準備します。こんなに景気のいい作戦なんて滅多にないから冒険者たちが楽しそう。しかし、なかなか山賊に遭遇しないので途中から不安になりました。大金使って失敗とか大失態ですからね。その後も冒険者の判断力が問われる場面が多く、場合によっては報酬の他にも臨時収入が得られる模様。まあ私は見逃してしまいましたが。アジトの場所を吐かせる下りやボス戦のやり取りが面白かったです。

「黒騎士の荒野(3~4)」作者:主計さん
辺境の地を不法占拠する男を追い払ってほしいという短編討伐シナ。道中で相手が30人殺しの狂人だと知らされてドン引きする冒険者に笑う。現地に着いてしまえば断ることもないだろうと、依頼内容をちゃんと教えない依頼人も多いんだろうなぁ。留守宅で木彫り人形を拾うPCが可愛かったのと、今回も討伐対象に出会うまでが長かったです。出会ってもなかなか通常戦闘に入らなくて、相手の矢が尽きるまで遠距離攻撃し続けないとダメなのかな?ずっと同じことの繰り返しで、これでいいのか不安になりました。倒した後に聞かされる彼の素性にしんみり。こんな末路は悲しすぎる。

「トリプルでぇと」作者:神無月まのんさん
男女男女男女構成のカップル二組&その他二人(_5は甘党)の6人専用中編読み物。真ん中の新米カップル男性が左先輩カップル男性に相談し、クリスマスを二人で過ごすために6人で出かけます。カフェでカップル用のパフェを頼むが、店員が置き間違えた上に甘党の5がそれを食べてしまい…というコミカルなお話でした。カップル以外の組み合わせでパフェを食べ始めてしまって、大っぴらにカップルらしく振舞うのを恥ずかしがっていた_1が慌てだす様子が楽しかったです。あと_6が辛辣でよい。面白いけど前提条件を満たすのがめちゃくちゃ難しい…。

「旧兵器の目覚め」作者:ゾンビ怖いさん
ゴブ洞改変シナ。機甲の兵士が村のそばに棲みつくとか怖すぎ!しかも洞窟から出てきて近隣を破壊するとか、何の命令が誤作動起こしてんの…(汗)気を抜けばやられると思いつつ、見張りはいつも通り草をゆすってみました。まさか通じるとは思わなかったんだ。でもラスボス戦はやはり怖いですね。見るからにロケラン発射してきそうな奴がいて速攻倒しました。危なかった…。古代文明人、迷惑すぎっ!

「雪かき(2~3)」作者:ゾンビ怖いさん
親父さんに頼まれて雪かきをする短編シナ。ホッカイロやスコップは有料貸し出しというのが世知辛い…。酒の使いどころがあったのに、こういう時に限って持ってないんだよなぁ。でも頑張って雪かきしました。ついでに変なのも倒したよ!ヴェラだけが翌日筋肉痛で苦しんでいるのに笑った。確かにPTで一番筋力なさそうだもんね。

「妖魔駆除の依頼」作者:ゾンビ怖いさん
ゴブ洞改変シナ。依頼内容はほぼ変わらないけど、ゴブリンとは書いてないから何が出るかわかりません。洞窟の前の見張りを見るまでは。いや、冒険者たちにとっては見てもわからない相手かな(笑)とにかく倒せればいいんだよ!といつも通り一掃してきたものの、未知の相手にガンガン突き進む冒険者ってよく考えたら無謀すぎるな…。まあ倒せたからいっか。通信機げっと!

2021/10/20

CW「盤上の騎士」感想

作者:overDoze

依頼で知り合った伯爵の暇つぶしに付き合うミニゲームシナ。
「ナイト・ツアー」という数学的パズルのアレンジ版のようです。”チェス盤の全てのマスを、同じマスを2度通らずにナイトで踏破する”のがナイト・ツアーの内容で、この作品ではそれに対戦相手という名の妨害者が加わります。
勝手にマスを通過済みにしたり、移動の矢印を1ラウンド消したり(複数消すことも)、ルークでナイトをとりにきたりとやりたい放題。伯爵様、大人げないにもほどがあるのでは?(笑)

依頼報酬は2000spもらったけど、勝負に負けたら1000sp払えとか言ってくるし、攻略に必要なアイテムは対戦して勝つか5000spで買うしかないというがめつさ!貴族の道楽に付き合って破産とかシャレになりません。
万全を期して妨害者がいない練習モードから始めたんですが、これが本当に難しいんですよね。即無理だと悟り、ネットで攻略法を調べました。

でもその解説すら難しくて、いくつかあるやり方の中の「移動可能なマスそれぞれの”移動可能なマスの数”が少ないものを選んでいけばクリアできる」という地道で面倒な方法しかわからず…。 結局、マス目を数えるのが辛くて、終盤はダメ元で使ってみたら使えた”あるお助けアイテムの名前と同じKCが設定されてそうなアイテム”を使ってしまいましたが、それでも楽しかったです。
伯爵様の暇つぶしがこんなドラマティックな展開になるとは思いませんでした(伯爵は最後まで平常運転でしたが)。
そしてクリア後にわかるタイトルの本当の意味。いいタイトルだよね。

ちなみに、後でちゃんと攻略法(ダイヤとスクエアのやつ)は理解しました。また忘れて「攻略法わからん!」となりそうなので備忘録を…。

1、以下のパターンを左からダイヤ1、スクエア1、ダイヤ2、スクエア2とする。
2、8×8の盤面を4×4の4つのブロックに分ける。
3、開始位置のあるブロックで「ダイヤ1」のパターン通りに4手進める。その時、隣接するブロックに近いところで終わるように駒を進め、次の手で隣接するブロックに移動して再び「ダイヤ1」を描いてゆく。
4、4ブロックすべてを「ダイヤ1」で埋めたら、今度は「スクエア1」のパターンで1周する。その時、隣接するブロックに移動して「スクエア1」を描いてもいいし、ブロックを移動せずにできるならそのまま「スクエア1」を描いてもいい。 5、同じように「ダイヤ2」と「スクエア2」でも4ブロックを一周すれば完了。

2021/10/15

CWまとめ感想(2021/10/15)

「KANI 深海の狩人、上陸す(7~10)」作者:生野菜サラダさん
砂浜に現れた巨大カニを倒して漁協に卸してほしいという短編戦闘シナ。退治だけじゃなくて、ちゃっかり”漁協に卸して”というところが大好きです。対象消去もあるということだったので、とりあえずバフ系スキルが貧弱なPTで突入。一回くらい見られるかな、と思ってたんだけど搦め手が上手く決まって予想外の勝利を掴みました。きっとカニ鍋が食べたくて気合入ってたんだろう。美味しそうなお土産げっと!

「誰もが銀貨のために(3~4)」作者:あみゅあみゅMk-74さん
二人以上用短編西部劇シナ。金を持って逃げた強盗どもを追いかけます。ガンマンな_1がカッコいい。持ち逃げもできるところが西部劇っぽいですね。というか持ち逃げするのがトゥルーエンドなのかな?悪役冒険者で引き受けた方が良かったかもしれない。西部劇好きな人ほど楽しめると思います。

「怪生物の発生(3~5)」作者:ゾンビ怖いさん
妖魔バリアント向け短編シナ。妖魔でも人間でも動物でもない怪生物を討伐しに向かいます。lv3だとかな~り厳しいですね。ボス戦は回復アイテムと強力攻撃アイテムを持ってきてなかったら死んでた。怪生物に襲われとんでもない姿になって生き延びた?魔術師さんがいい人でした。こうなったのも元々精霊の世界に行きたかっただけだし、そんな姿になっても後始末をしなくてはという心意気がよい。お別れが少し寂しかったです。

「カナナンダッツ(3~10)」作者:野良鯖さん
賢者の選択クリアPCを含む3人以上用プチ狂い戦闘ミニゲームシナ。賢者の選択改変シナです。寒い冬に食べたいもので盛り上がっていたところ、暖かい部屋でアイスを食べるのも乙だよねという話になり…。まさかカナン様をそんなことに使おうとするとは(笑)いつも真面目なシャンテさんが謎の情熱を見せて強引にカナナン村へ。仲間も突っ込みを入れつつ付き合ってくれるし、命とお金のかけどころを間違えてる!ミニゲームもなかなか楽しくて、カナン様相手にチキンゲームしてるみたいで面白かったです。そして最後、心が広いカナン様がさすがでした。あと配達した人もすごいな!

「囚われの君(1~3)」作者:野良鯖さん
連れがゴブリンらしき妖魔にさらわれたので助けて欲しいという短編探索シナ。上手く立ち回れば低レベル冒険者でも有利に戦えるギミックがいくつかあります。ゴブ洞くらいの小さな洞窟でしたが調べがいがありました。そしてオチも良かったですね。依頼し慣れてない人は多いだろうし、とくに今回のように焦ってたら説明不足や誤解も仕方がない。PCの一人に面白いクーポンが付いたんだけど、対応シナリオあるかな?

「美しさの証明(4~6)」作者:overDozeさん
子供を除く男性一人用中編読み物。タイトルから全く想像つかなかったし、プレイしていてこういう感じの話かなと想像していたのとも違う流れで驚かされました。渋めの作風だったからなおさら驚いたというか。ラストはサスペンスのクライマックスみたいで少し物悲しかったです。にしても冒険者はあの後ちゃんと逃げおおせたんだろうか?前日から現場周辺で目撃されて、ガルトン卿の使用人と一緒に行動してたのも知られてて、その上翌日変なことを聞きまわってたので怪しいことこの上ない。二度とサイタムには行けないかも。美しさを証明することに憑りつかれたガルトン卿の描写がよかったです。とくに中心がどこにあるのかひらめいた時の演出が好き。

「優雅なひと時(1~10)」作者:妖魔の人さん
人数調整不要の一人用護衛シナ。大事なパーティがあるので、招待客に失礼のないようこっそり護衛してほしいと依頼されます。もしかして秀麗対応かな?ドレス(ペナルティ)を着ながらの戦闘が面白かったです。警備が駆け付けるまでの数ラウンドしのげばいいだけなので、駆け出しでも十分対応できます。冒険者が正体を隠して上流階級の世界で任務をこなす展開っていいよね。

「北方街道の怪(1~10)」作者:ゴブ好きさん
リア充の若者男性一人用短編シナ。秀麗君で行ってきました。女で痛い目見るというからもっとコミカルな展開かと思っていたら、タイトルの”怪”の部分がメインでホラーシナリオとしてかなりインパクトあります。ほとんどの冒険者にとっては逃げるしかないし、大抵の人は逃げることすらできない状況…。lv7で突入してかなり微妙なラインだったものの、例のごとく強力アイテムをいくつか持ち歩いてたので何度か挑戦してギリギリ勝てました。魔剣式で結構削れるようになってきたからなぁ。場合によっては身体の欠損があるので、それが嫌ならlv10以上で挑むといいと思います。でも欠損ルートも読み応えあって(グロというよりはホラー)好きです。

「剣を置きて海へ遊ぶ」作者:牙険リ女子さん
波の音を聞くシナリオ。本当に海に来たみたいな感覚に浸れました。波の音を聞いて、海に来た人たちと話して、美味しいものを食べて…。海岸の名前の由来などドラマがあったし、仲間と羽をのばしている感じが良かったです。夕陽を見ながら一日を終えるのが最高!デートシナにもいいかも。

「砂蜥蜴の涙(3~5)」作者:比呂由希さん
砂漠にいる蜥蜴から素材を採取してきてほしいという短編シナ。だだっ広い砂漠を歩きつつ砂蜥蜴を探します。途中でアイテムを拾ったりオアシスを見つけたりすることもあるので、余裕があるなら砂蜥蜴と戦闘する前に他の場所も知らべておくといいかも。砂漠というだけでなんだかロマンを感じてしまうのに、特殊な状況でしか手に入らない妖魔の素材とかロマンの塊です。

2021/10/10

CWまとめ感想(2021/10/10)

「聖剣と番人猫」作者:かがちさん
WIRTHMAN対応の短編高難度戦闘シナ。弱点を突けるスキルがないと厳しいだろうと思い、久しぶりにでたとこギャンブラーズを動かしました。WIRTHMAN関連のスキルは全部持たせてたと思うので、片っ端から使っていけばどれか効くはず!…あ、これ「かげろう辻斬り」と関係あったのね。長引いたものの、弱点を突けたことと手札の巡りが良かったおかげで勝てました。秒針と鋏モチーフのエフェブが格好良かったです。主想いの猫ちゃんが安らかに眠れるといいですねぇ(罪人の子孫たちのためにも)。

「KingGrave(3~5)」作者:オサールでござ~るさん
中編探索シナ。最近見つかった遺跡で村に危害を加えるようなものがいないか調査してほしいという依頼です。遺跡調査隊が来るまで不安だから、先に危険がないかどうだけでも…ということらしい。藪蛇ということもあるから見張りだけやってもらうだけでもよかった気が…。というか、実際のところ起動するだけして逃げ帰ってきてしまったので、後から来た調査隊の人たちがキレそうな予感(笑)宝箱の中身も一つ持ち出してしまったし後で”盗掘だ”とか訴えられそうで怖い。依頼内容的に一つ扉が開かない程度無視して依頼終了できるかと思いきや、完全に調べ尽くさないと終われないのは意外でした。魔法的な仕掛けが多かったので”魔法を解除”を持ってきてれば活躍したのかな?隕鉄ゲット!

「魔導士ホッレウムの奇妙な部屋/被験者募集」作者:あきらつかささん
一人用短編脱出シナ。魔術師からの依頼で、彼が用意した部屋にある物だけを使って脱出する実験の被験者になります。使う順番を間違えると脱出できないタイプで(リトライはできる)結構大変でした。それを使ってそんなことするの?というのもあるので、リトライ前提で片っ端からアイテムを試していきます。やっと脱出に必要な5つの数字を見つけても、そこでちょっとした引っかけもあるし、最後まで気が抜けなくて楽しかったです。依頼完了後に、ちゃんと娘さんからのリクエストを覚えている冒険者が偉い…(すっかり忘れてた人)

「RPG軍団+α’s SHOP」作者:みいさん
イベントを進めるとオリジナル鉱石を採掘できるようになる店シナ。500spで購入したつるはし(5回)で採掘できます。良い鉱石が手に入る確率は割と高めなので、セーブ&ロードで頑張れということかな。それとも、店員や魔王と手合わせして勝つともらえるアイテムを売って資金を稼げということ?鉱石を使って作れるアイテムは、コロナタリスマンとデルタタリスマンがオススメ。抵抗/防御ボーナスのついた火晶石みたいな消費アイテムで、いざという時のために身に着けておくと安心です。鉱山は案外広いし、最奥にいる魔王様にお願いすると”闇の眷属”になれたりと色々と詰め込まれてました。

「ミノタウロス駆除の依頼(4~5)」作者:すめらぎサカナさん
NEXT不可の中編クリック式ダンジョン探索シナ。以前プレイした時は解錠KCを使っても全然宝箱が開けられないし、敵が強すぎて途中で投げたと思うんですが、いつの間にかバランス調整されたようなので再プレイしてみました。こまめにセーブすれば無事生還できるくらいで丁度よかったです。エンカウント率も”見つかる前のゴブ洞”くらいかな?全快できるキャンプが3回使えるし。掌破も活躍できるので嬉しい。ミノタウロスに封言の法が有効というのが面白いですね。ダンジョンの敵の中にはブラッドシーカやGがいたりするので苦手な方は注意。手に入ったダークエルフのお姉さんは「土地の繋ぎ手」のドーヴァ農園に持っていったところ「娘の誕生日に!」と買い取ってくれました。家庭教師かなぁ?鉱石や隕鉄げっと!

「風の咆吼(10)」作者:弧月残雪さん
6人専用マルチエンドの中編戦闘シナ。戦乱の島で皇国に雇われ、皇女の義勇兵団を指揮します。途中までは結構順調に行ったんですが、将軍たちはさすがに強かったです。というか、多少削ってもすぐ全回復するんですけど…。ノルナマリアはなんとか倒せたものの、その後の追撃戦で分断されて5R耐えるのが無理すぎて、ニャンの人から6000SPの盾を買うことに。まあ周回プレイで毎回報酬もらえるっぽいので、全ルート見るつもりなら取り戻せるんですけどね(豪遊する余裕すらある)。圧倒的に不利だった戦況を冒険者たちが覆していく展開はなかなか痛快でした。ルートによってNPCたちの反応も変わったりして面白い。全ルート制覇でもらえるスキルは格好いいし、さらにオマケ戦闘もあってボリューム満点でした。金策シナ・店シナとしても使えます。

「Zombie Rush!(1~3)」作者:さらぎつねさん
一人用短編シナ。届け物の依頼の帰りにゾンビに遭遇し、次々と現れるゾンビを撃退しつつ安全地帯を求めて逃避行するゾンビ映画的な展開でした。CWの戦闘なのに敵との距離の概念があるのがすごい。結構ぐいぐい寄ってくるのでゾンビに囲まれてる感があるんですよね。毒攻撃をしてくるので油断してると対象レベル以上でもゲームオーバーになりかねない。最初同行してるオッサンに話しかけずに進んでしまって、戦闘システムを理解せずにゾンビの群れに突入して痛い目みました(笑)銃の残段数がいまいち把握できなかったけど、雰囲気は楽しめました。

「自転車特訓」作者:蜂蜜御飯さん
学園バリアント向け一人用短編育成シナ。一人で練習していた少年の自転車特訓を手伝います。友達と自転車で遠出するためという理由が応援したくなるし、少年が表情豊かで可愛かったです。PCとのやり取りも微笑ましくて楽しそう。7日間の特訓なのでサクッと終わります。全部の能力を平均的に上げていたら、日本一周に出かけるまでに成長して子供の成長の早さに驚かされました(笑)

「泣いた赤鬼退治(2~3)」作者:ノクターンSCさん
大江戸バリアント向け長編シナ。タイトルの通り「泣いた赤鬼」をモチーフにした作品で、青鬼が赤鬼と通じていたことに気付いた町人が信用できないから赤鬼を始末してほしいと依頼します。これだけでかなりブラックな展開なんだけども、確かに人間からしてみれば見た目も力も人間とかけ離れた相手が、何か企んで近づいてきたとなれば不安になりますよね。せめて真相を突き止めて倒すかどうか決めたいなと思っていたら、そこからものすごい勢いで想像と違った展開に…。仕事人、一体何者!?昼メロの如き鬼たちの愛憎劇を大真面目に伝える仕事人がシュールでした。そして、その愛憎劇がかなり練られてて、そこがそこに繋がるのか!といつしか関係図の広がりが楽しくなってきて…。新感覚でした。

「かごめかごめ(2~4)」作者:ノクタンBSCさん
妖魔バリアント向け中編探索シナ。集落のそばに未踏の遺跡があることがわかり、群れ随一の戦士アラストールと共に調査に向かいます。いやぁ…人間の文明は恐ろしいですね。妖魔ですら毒牙にかけ、根底から覆してしまうような…。まったく予想もしなかったラストでした。タイトルは何を指しているんだろう?遺跡で見つけた物によって囚われた事を指してるのかな。

2021/10/05

CW「紅葉をひと狩り」感想

対象レベル:4~6
作者:清風りちあさん

3人以上用中編探索シナ。
商家のお嬢様の”紅葉狩り”の護衛をするだけで1200spもらえると喜び勇んで出向いてみれば、紅葉は紅葉でも別の紅葉で…というコミカルな作品でした。
何も聞かずに飛びつく冒険者もあれだけど、こちらのお嬢様も猪突猛進という感じですね~。好きな人のためにそこまで頑張るとは。きっと「_愛に生きる」も持ってるはず!

出かける前にはリューンで色々と準備できるんですが、さりげなくスキルも売っているので赤字覚悟で買ってしまいました。シナリオ中で役立つのはもちろん、普段使いにもよさそうです。
NPCとの会話や雑談も結構多いし、有益な情報も多いので出発する前から思いっきり楽しんでしまいました。

メインとなる”紅葉狩り”も依頼人が必要な分以外は貰っていいということでテンション上がります。
探索中にゲットしたものは村で加工できるので、ついつい全部作りたくなってしまうんですよね~。最初は森の主を怒らせないようにしようと控えめにしてたのに、いつの間にとり過ぎてました。…主を倒しちゃって森に影響なかっただろうか?
ちょっと罪悪感に駆られつつ、報酬&副収入たんまりでオイシイ仕事でした。またいつか紅葉狩りしたいですね!

2021/09/30

CWまとめ感想(2021/09/30)

「Spring Forest(2~4)」作者:三升さん
短編探索シナ。春になると植物系魔物が湧くので討伐してほしいという依頼です。オートマッピングなので探索自体は楽ですが、うっかりしてると見逃してしまう隠し要素がいくつかあるので慎重に。何か気になることがあったらこまめに確認しましょう(色々見逃したので再プレイした人)。探索中に色んな薬草も手に入ったし、サクッと楽しめる作品でした。マンドラゴラげっと!

「卑劣な男と卑劣な酒(1~4)」作者:怪獣クドラさん
女性PC(老人、醜悪除く)が一人以上必要な探偵バリアント短編シナ。バーで男と一緒に飲んでいたら一人個室の床で目覚めたので、男を見つけ出して何をしたのか吐かせてほしいという依頼です。最初は女性PC一人で捜査するんだけど、囮捜査をする時に仲間がいるなら連絡することもできます。ここで経験点をPT全員か主役に2点か選べるところが嬉しい。捕まえた男の目的が予想外なもので結構不気味でしたね。彼自身は普通の男でしたが。クロスオーバーしてるようなので、他の探偵バリアントシナを遊んでからの方がより楽しめるかも。

「ダークネスメタルブラックナイト(3~5)」作者:モンドリ鬱さん
1時間でシナ作できるか挑戦したミニ戦闘シナリオ。一本道なものの「マップがある!」と驚いてしまいました。あと、会話を作るのが苦手な私的には1時間でこれだけ楽しめる作品を作れるなんて尊敬ですね。冒険者たちがだんだんと討伐対象の長い名前を言えなくなっていくのに笑った。サクッと楽しめてお土産までもらえます。

「新人の尻ぬぐい(2~4)」作者:鍵括弧さん
新人冒険者が依頼放棄した後の尻ぬぐいをするゴブ洞改変。一度襲撃を受けている分、ゴブリンたちの警戒度が上がっていて手ごわくなってます。ご立腹の依頼人に会って話を聞けるので、できる限り情報収集しておきたいですね。結構侮れない相手なので慎重に鑑定しまくりながら進みました。相手にまったく気取られずボス戦に突入できると何だか嬉しい。火晶石げっと!

「WHITE OUT(3~5)」作者:Kibitakiさん
二人以上用中編雪原探索シナ。キンキン地方の雪原の向こうにあるという”溶けない氷”を見つけて持ってきてほしいという依頼です。CWらしくてとても楽しいシナリオでした。Askシナのオマージュ的な要素もあるし、情報収集や調査をすれば結果が付いてくるテンポのよさが気持ちいい。雪原探索ということで吹雪いて視界と体力を奪われたり、雪の精霊の助けが必要だったりと自然相手にどう立ち回るかが試されます。洞窟のイベントもハラハラしたし、ラスボスも程よい強さ。冒険者たちとひと時の冒険を楽しむナダさんも好きですね~。あと食べる描写が美味しそう。北国の人たちの暖かい見送りにほっこりしました。

「黒煙の夢」作者:yourmonoさん
py4以上専用、PC一人用マルチエンドの長編脱出シナ。見知らぬ屋敷で目覚めたPCが、先に目覚めていた異国風の少女と一緒に屋敷を探索し脱出方法を探します。移動ごとに”浸食”が起こり、あるポイントに戻らないとゲームオーバーになるタイプです。数値ではなく視覚効果で判断しないといけないので、少しでも見誤ると間に合わなくてスリルがありました。最初はどこもかしこも鍵がかかっていて、どこにどの扉の鍵があるのか死んで覚えていきます。相変わらず方向音痴で、部屋に入った時に進行方向が上になっていると気付かず無駄移動で自滅したりしました。理解してからもたまに間違えたし(笑)謎解きもいくつかあってやり応えあります。でも、最後までダイヤル錠の数字があれになる理由がわからなかったなぁ…。二周目はホッとできる要素もあるので(神々しいあの人)周回プレイがおすすめ。ただ、ルートによっては済み印が付きます。

「冒険の1ページ(1~10)」作者:アインさん
移動する敵がいるカードダンジョン短編探索シナ。開いたカードでも同じイベントが何度でも発生するっぽい?ので、探索というよりはすごろく風ですね。宝箱にはお金の他にも、敵に対する妨害やPCをランダムワープさせるアイテムなどが入っています。出口のカードを開いても脱出を選ばない限り続けられるので、延々と小銭を稼げます。

「カブラ大社の銅鏡(4~7)」作者:FooKeさん
大江戸バリアント向け中編探索シナ。マップ全体見下ろし型でマッピングの必要はないけど、宝箱をすべて取りたいならそれなりに時間が掛かりそう。雑魚戦はドロップアイテム狙いなら「皆殺し」を選び、サクッと終わらせたいなら「あまり戦いたくない」を選べばエンカウント率を調整できます。皆殺しを選ぶと半端なく遭遇するけどね。あと、空の宝箱を盗むKCで換金アイテムとして持ち帰れるのが面白かったです(解錠スキルに盗むKCが付いてたせいで、中身を手に入れるのに苦労した人)。

「クルセイズオブグランドクロス(6~7)」作者:itsukaさん
短編戦闘シナ。アンデッド50体以上を引き連れる骸の王を討伐します。亡者退散無双でした。おそらくラスボス以外は全員亡者退散が効くので、持たせておくと大活躍。連戦もあるけど合間合間に回想が入り、この依頼を出した経緯と冒険者たちが背負うものが見えてきます。彼らの弔いとしての戦い、そして彼らの想いをのせて最後の戦いに。勝利した時にPT名を名乗るのではないところに痺れました。冒険者かっこいいー!がしたい時にぴったりの作品です。報酬でスキルをもらう条件を達成できなかった…!(泣)

「予告状(5~7)」作者:SADさん
短編戦闘シナ。親父の持つ聖剣アスカロンを奪うと怪盗リゲルからの予告状が届き…というお話です。冒険者が張り紙の中からそれを見つけ「張り紙貼る時に内容確認してる?」と聞かれて答えられない親父に笑う。怪盗相手ということで戦闘中にSPを盗むのはもちろん、特定のスキルやアイテムを盗むイベントが組まれています。まったく持ってなかったので100SPしか盗られなかったけど…。ちゃんと倒せば戻ってきます。出典シナリオ名が変わるので注意が必要ですが、スキルを盗むのは面白いですね~。

2021/09/25

CWまとめ感想(2021/09/25)

「巨大イカ討伐依頼(7~8)」作者:どもしペッテさん
py4.3以上専用短編討伐シナ。漁場を荒らす巨大イカを討伐するため港町トニを訪れます。港町ということでジョス君たちで行ってきました。たぶん依頼ついでに各地で釣りしてるだろうから。まずは依頼内容確認のため市役所に行くんだけど、さっきまで舟漕いでた役人が値上げ交渉の途端にすごい勢いでお決まりの文句を繰り返してくるのに笑った。まあ報酬額は十分だもんねぇ。その後は町でしっかり聞き込みし、準備万端で戦いに臨みました。実際は少し足りなかったんですが…。ケチらずもうひとつ買っておけばよかった!こちらにとって有利な場で戦ったので勝てましたが、冒険者たちの活躍が墨で良く見えないという(笑)でも墨だらけになって戦っている様子も面白かったです。

「棒人間の洞窟(1~3)」作者:アーバンさん
ゴブ洞改変シナ。ゴブリンが棒人間に代わっただけなんだけど、こんな得体の知れないものに大してもいつも通りな冒険者の肝が据わってるよね。ゴブ洞で驚かなくなったら一人前?サクッと遊べました。

「アリスの洞窟(1~3)」作者:飛鳥さん
py4以上orNEXT専用マルチエンドの6人専用ゴブ洞改変シナ。最初にアリス役を選び、他のメンバーは自動で役割が振られて(2周目からは選ぶこともできる)チシャ猫や帽子屋などのキャラクターとして登場します。全体がアリス色に染まっているのに、ちゃんとゴブ洞の要素もある楽しい作品になってました。アリス役にジネットを選んだらとてもはまり役で可愛かった!そして自動選択のまま周回プレイしたら、男ばっかり女王役に選ばれるという(笑)たぶん戦士系が優先されるんだろうな。メルヘンが似合いそうなPTで行くととても可愛いと思います。

「積年の恨み花(1~3)」作者:紅月せなさん
大江戸バリアント向け短編討伐シナ。両親を悪党に殺された依頼人と共に敵討ちに向かいます。卑怯な手を使ってくる人斬りのキャラがそれらしくてよかったです。しかし、あの押し入れの妖怪は人斬りが飼ってたの?依頼人の深綾さんをお迎え!

「第四の道行き(1~3)」作者:平江 明さん
H・G・ウェルズの「タイム・マシン」をモチーフにした短編シナ。過去から来たという旅人にタイムマシンを取り戻してほしいと頼まれ、報酬二重取りのためゴブ洞へ行きます。なんとかポイントが0になると失敗と言われたけど、いまいちわからなかったです。でもタイムトラベラーから見た冒険者という存在が面白かったし、ラストの親父の語りからの展開も面白かったです。研究者の根性見せてくれました。

「神の試練!?(1~3)」作者:紅月せなさん
2人以上推奨短編護衛シナ。超怖がりなお嬢さんを隣町まで護衛します。どれくらい怖がりかと言うと”親父さんの顔を見ただけで取り乱す”レベルで、道中とことん足を引っ張ってくれます。でもちゃんと護衛を付けてよかったよね。冒険者的には”隣町に行くくらいで護衛なんて”という態度だったけど、結構危険な道のりだったし、彼女の性格じゃあ勝手に自滅しそう。コミカルで最後まで楽しかったです。手に入った鉱石(コルビアン)ってどこで加工できるんだろう?

「コボルトの洞窟を守れ(1~3)」作者:紅月せなさん
妖魔バリアント向け短編シナ。引っ越しを終えるまで、討伐に来た冒険者を追い払ってほしいという依頼です。確かに人間には妖魔の見分けなんてつかないし、コボルト違いで討伐されそうになるなんて日常茶飯事かもしれない。妖魔からしてみれば理不尽極まりないですよね。サクッと遊べます。コボルトの技げっと!

「友達の猫はどこ?(1~3)」作者:竹庵さん
現代バリアント向け短編探索シナ。友達が最近飼い始めた室内飼いの猫がいなくなってしまったので、探すのを手伝ってほしいという少年たちからの依頼です。聞き込み調査をして猫の足取りを追います。2人の友情と、猫を思う少年の気持ちがあたたかいですね。ほっこりシナでした。

「熊が来た!(1~3)」作者:竹庵さん
立ち寄った村で熊退治を頼まれる短編討伐シナ。領主自ら熊退治に乗り気だというのに、領民が領主に先を越されちゃたまらんと冒険者に依頼する理由になるほどと思いました。これが妖魔相手だったら「勇敢な領主様!」となってたかもしれないけどねぇ。サクッと依頼をこなして帰ってきたら、体面を気にする領主に手柄を売って欲しいと持ちかけられ…。名誉(称号)は金で買えるのだ。

「浦和屋のお化け鼠(1~3)」作者:竹庵さん
大江戸バリアント向け短編討伐シナ。呉服屋の蔵の二階に犬ほどもある大鼠が住み着いたので退治してほしいという依頼です。片言口調があったので金髪PCにつけてみたところ、主役かな?というくらいしゃべりました。優先されるのか、それとも偶然かな。結構似合ってたので片言口調対応シナがあれば積極的に選びたいですね(笑)色々と解説が用意されていて、大江戸バリアントのチュートリアルシナリオという感じでした。

2021/09/20

CWまとめ感想(2021/09/20)

「榾火」作者:紫野蒼紅さん
人数調整不要の6人PT推奨短編読み物。一人で洞窟の妖魔退治を引き受けたところ不慮の事故に遭い…というお話です。丁寧な心理描写から”迫りくる死”の恐怖が伝わってきて一気に引き込まれました。文字通り”その身一つ”で耐え抜かねばならない状況…心細さに押しつぶされそうな時に見る夢が印象的でした。ラストは穏やかで温かいものでホッとします。やはり冒険者に必要なのは備えと生存術、そして強運と仲間だよね!

「指輪に火と廻る因果」作者:禄山さん
人数調整不要の二人用短編読み物シナ。今回の被害は割と可愛いものでしたね。この悪魔的暇人さんは四六時中こういう思い付きを試して、どうなるか観察して遊んでるんだろうか?いったい何十回に一回思い通りになるんだろうか、と考えると嬉しそうな態度も頷けるというか(汗)相方さんはその能力を別のことに使えばいいのにとか思いながらも、一緒にいることを選んでるんだろうなぁ。

「八葉通りの秘密の宝」作者:春秋村道の駅(桜林囃子さん、酒月肴さん)
八つ葉通り企画参加の人数調整不要二人用短編リドル読み物。八つ葉通りに伝わる暗号を解いて宝探しをするお話です。初回は普通に読み物で、頭脳派PCがコ○ン君ばりにサクサクと謎を解き宝に迫ります。…たぶん相方は一緒に試行錯誤したかったんじゃないかな?お宝はあっさり見つかるけど、嬉しいだけでは終わらないのがこの八つ葉通りらしいですね。不気味だったものの、怒らせるようなことはしてないはずなので怖くはなかったです。最後に暗号が提示され、それを解読すれば二周目に何をすればいいのかわかります。暗号は解けてもKCがリューンのじゃないとダメみたいで苦戦しました。真のお宝げっと!

「ランドノースの不思議な依頼(2~6)」作者:杉本清次/山科さん
人数調整不要の老人以外の男性一人用、マルチエンドの短編読み物シナ。リューンへ帰るため馬を走らせていたPCだったが、雪のせいで道を誤り森へ迷い込み…というお話です。選択は2回くらいしかないし割と先は読めるんですが、自然の恐ろしさ、焦燥感、疑念が丁寧に描かれていて後半は引き込まれました。姿絵に関する冒険者の考察に、ほんのり温かなものを感じるラストが良かったです。ちなみにバッドエンドルートは、ある意味引退シナとしていいかもしれない。負けないといけないけど。

「シュバリエの館」作者:Lop_norさん
考古学者からの依頼で発見した遺跡の調査を行う短編探索シナ。コンパクトなマップながら解読や魔法の鍵が活躍して嬉しかったです。調査役も活躍するし、同行する依頼人も積極的に情報提供してくれてスムーズに探索できました。冒険者的なお宝は少なかったけど、依頼人はとても喜んでくれて「いい仕事した!」という感じでした。

「キャベツ畑を荒らされて(3~5)」作者:緒浅丸さん
マルチエンドの中編探索シナ。お好み焼き屋のキャベツ畑が荒らされるのでどうにかしてほしいという依頼です。畑に妙な穴を見つけて探索することになるんだけど、そのマップが面白くて探索がとても楽しかったです。上下の位置関係がきちんとしてるダンジョン好きなんですよ。しかもこのマップは蟻の巣の観察キットを横から見たような構造なので割と把握しやすいし、冒険者がマッピングしてくれるので迷いにくい安全仕様です。最初は上から下に落ちていくばかりだったのが、奥で見つけたアイテムにより今度は上に移動できる(しかも二種類の移動方法を使い分ける)ので最後まで飽きない。戦闘は単調なものの一度倒したら復活しないタイプで良かったです。ボスの背景がやたらと重いのに対し、ラスト(持ち帰るルート)の依頼人の対応が酷くてボスが可哀そうになりましたが探索好きなら楽しめると思います。

「夕陽の丘で(1~10)」作者:R-manさん
丘で聞こえる不気味な歌声の正体を突き止めてほしいという依頼です。冒険に同行したいという吟遊詩人がいたのでついてくるんですが、PTに吟遊詩人がいると呪歌を教えてくれます。いいよね、こういうやり取り。そして村に到着して村長に依頼内容を確認するんだけど、とても段取りのいい村長で目撃者(聞いただけで見てはいない)がすでに揃ってました。しかも、こちらから聞かなくても全員の証言を順に言っていって、村長が補足情報まで教えてくれるという。この村長からの依頼なら何度でも受けたいですね!調査の方は同行NPCのアドバイスですんなり原因が判明し、吟遊詩人らしいイベントもあったり。なかなかメルヘンな展開で良かったです。

「傀儡の騎士団(3~7)」作者:亜留志さん
マルチエンドの中編シナ。親父が紹介する依頼を3つほど受けられます(2つはオマケ程度)。最初に受けた依頼で発狂しかけたらしく2週目から依頼書をビリビリ破くのに笑った。本命依頼は打って変わって緊張感があり、これは怪しいぞ…となってからの立ち回りによってエンディングが変わります。亡者退散系スキルが活躍しました(ask謹製だと弾かれるかも?)。ほんのり賢者の選択へのリスペクトが感じられる作風でした。

「ハックの謎(8~10)」作者:SAKさん
ネットハックが元ネタなのかな?家族が好きで多少話を聞いてたのでギリギリついていけました。いちおう元ネタがわからなくてもクリアはできるはず。メタネタを散りばめつつ、最後はアイテムを駆使して魔法使いの元へ。倒して首飾りをゲットしたら子犬が消えてしまった…。キャスト画像は”d”という文字だったけど、勝手に付いてきて可愛げあったのになぁ。

「メウレンの花(2~4)」作者:MUSANさん
逆玉で領主になった元冒険者の依頼でゴブリン退治を引き受けます。依頼を受けるまでの流れや依頼人とのやり取り、街での聞き込みなど、意外と描写が丁寧なのでショートシナリオと言う割にはボリュームがありました。圧の強い娘さんやホラ吹き領主、旦那を尻に敷く女将などNPCのキャラが立ってます。冒険者も結構しゃべるし、聞き込みをすればそれだけ副収入に繋がる情報が手に入ったりするので会話が楽しい。しかし、張り切って森へ行くと領主が想像以上にポンコツで…(笑)本当に有事の際にはどうするつもりなんだろう。しっぽ巻いて逃げ出しそうなんだけども…。冒険者を引退したのは正解だったと思う。ゴブリン討伐の方は判定で不意打ちもあり得るタイプで臨場感があってよかったです。せっかくの花を眼の前で…となった時はがっかりしたけど、その後にしっかりとフォローが入って気持ちが良い。わかってくれる人たちもいたし(とくに少年の純粋な気持ちが嬉しいね)。自分の欲望に忠実な娘さんも面白かったです。

2021/09/15

CW「マイルス村からのおしらせ」感想

対象レベル:1~5
作者:ちきぱらさん

リューン近郊にあるマイルス村に関する依頼5本セットの町シナ。
到着時にどの依頼を受けるか選べます(一部を除く)。

鉱山は依頼で行くこともあるし、勝手に入って採掘することもできます。
そこら辺でつるはしなどを振ると採掘できるんですが、最初それに気付かなくて「採掘できる場所はどこだろう」と地下6階まで行ってしまいました。ただのねずみ取りの依頼なのに(笑)
おかげで良い鉱石がいっぱい採れました。

ダンジョンに入った時に数種類のマップがランダムに選択され、昇降機やNPCの場所もランダムで決まるタイプの3Dダンジョンです。
マッピングしてるとだいたいのパターンがわかってくるので(遊び心のある形でした)、慣れればそれほど苦労しません。むしろ宝箱が置いてない分(敵を倒すと落とす)、魔力感知で位置がわかる昇降機にまっしぐらできるので楽かも。…敵が落とした宝箱の罠を利用してショートカットもできるし。

とりあえず下層へ行くほどエンカウント率が上がるので全体攻撃が有用。りどみにあるKCも持ってると色々使えます。
最下層は一歩歩くごとにエンカウントする勢いだけど、無限にレアな鉱石が採れるので「水晶の洞窟」の鉱石がほしい時にはおすすめ。オリジナル鉱石には魔法効果が付いてます。

NPCがみんな個性的だし(イーワンさんが面白すぎる)、イベントも気楽なものからシリアス、ギャグ、まさかのギャルゲーと多彩で面白かったです。連れ込みもあって盛りだくさんでした。
娘さんや村の恋人とデートもできるよ!

2021/09/10

CW釣り巡り41「星の都、アイシー」

対象:10~
作者:かがちさん

100KB祭り参加作品の短編町・戦闘シナ。
買い物や釣りもできる町ですが、張り紙に”一度きりの冒険”とある通り行けるのは一度だけです。貯金を下ろしてから準備万端で臨みましょう。

そこは星の意思たちが暮らす不思議な町で、でも話してみると人間みたいな思考回路で怖さはまるでなかったですね。綺麗な光が好きだったり、お金を稼いで立派な家に住みたがったりと結構人間臭いです。

釣りは”フィラメントを流して引っ張る”というものなんだけど、フィラメントは糸じゃなくて天文学用語かな?
イラストではまるで小さなブラックホールに光の筋が伸びているように見えます。
そのカードの上に小さなカードが出現し、クリックすると穴の周りをくるくる移動。稀に光が見えるので、見逃さずに穴から拾い上げると町の名産である雫が釣れます。
3種類あってそれぞれ高性能だし、黄金色の雫は高く売れるので500sp払ってでもお持ち帰りする価値はあり!

帰りは王様が送ってくれました。ついでに打ち明け話も…。
選択によっては高難度戦闘に突入。でも「滅びるとは限らないんじゃない?」と思ったので戦わずに帰りました。
かなり長いこと旅していたみたいだし、きっとリューン近辺で日常的に世界滅亡の危機を退けてるなんて知らないと思うんだよね(笑)
メイリア調査団に「空へ旅立った箱の伝承」などを探してもらったら、帰還方法について何かわからないかなぁと思いながら王様とお別れしました。

<釣果>


◆釣り場情報◆
カテゴリ:宇宙釣り?
アクセス:謎
時期  :招かれた時のみ
釣り場 :星の都の空の釣り場
持ち帰り:有料
釣り竿 :不要
釣れる物:星色の雫

<特徴>
選ばれし者だけが行ける、空のずっと向こうにある星の都の釣り場です。
釣れるのは魚ではなくアイシーの名産品である星色の雫。とても貴重なもので”使ってよし、眺めてよし”の一品です。

地上の常識はまったく通用しないので熟練も初心者も関係ありません。
一生に一度の体験ですから思いっきり釣りを堪能してきましょう。

2021/09/05

CWまとめ感想(2021/09/05)

「初見殺し」作者:ネコノツメさん
100kb祭り参加作品の4人以上用短編シナ。タイトルからどんな”初見殺し”が待っているのかと思ったら…。これは熟練冒険者も真っ青ですわ。こんな時は慌てず騒がず、仲間の意見に耳を傾けながら一つずつ答えを探していきます。手応えを確認した時のセリフのチョイスが絶妙で、試行錯誤しているうちに確実に答えに近付いている感がありました。サンドバッグでストレス解消しながら頑張ればきっと道は開けるはず!(笑)見つかった時の喜びと、クロスオーバーから伝わるCW愛にニッコリでした。

「蟒蛇の洞窟(1~2)」作者:どんどん丼さん
駆け出し3人以上向けゴブ洞改変短編シナ。洞窟に棲みついた大蛇を退治します。シナ作で見るべきところが多いゴブ洞を、細かいところまでアレンジしている丁寧な作品でした。ゴブ洞馴れしてる人でも、ここはどう動くべきか?と考えることになるかも。最後も自分たちの力量に合った行動を取らないと痛い目に遭うし。今回はおさがりスキルで充実したlv1PTで行ったので、依頼完遂目指して危険にも飛び込んでみました。格上かもしれない相手との緊張感ある睨み合い、そして戦いの開幕が熱いね~。洞窟での行動でラストが少し変わるようで遊び心がありました。

「ワクチン接種の洞窟」作者:alcanaさん
100kb祭り参加作品のゴブ洞改変。冒険者ギルドの職域接種を受けるため、いつもの洞窟へ向かいます。当然のように職員として働く妖魔たちに何も疑問を抱かないのか!(笑)きちんとマスクしてるのが偉いね~。これは人間と妖魔が仲違いしている場合じゃないほどのパンデミックということかな。おとなしく接種を受ける冒険者たちがシュールでした。そしてちゃんと2回目も打てるよ!接種証明書(2回目)を持っていると抵抗力がちょこっと上がるところが好き。

「死霊蠢く墓地(3~5)」作者:スロットさん
100kb祭り参加のゴブ洞系短編シナ。隣町の墓地にアンデッドが現れたので、墓地の4か所に設置された聖印をチェックしてきてほしいという依頼です。壊れていたら聖水をかけて呪文を唱えるだけで補修できるということで、アンデッドを倒しながら墓地を回ります。墓地の広さはゴブ洞より少し広いくらい。亡者退散が大活躍と思って持っていっても、なかなか引いてくれないんですよね…。でも今回はボス戦のここぞという時にやっと引いてくれたのでちゃんと役立ちました。補修作業で呪文を唱える時に「むにゃむにゃ」と言ってるのが可愛かったです。クリア称号がないのがちょっと寂しい。(最新版で追加)。よさげな杖げっと!

「廃聖堂地下の屍鎧(4~5)」作者:モンドリ鬱さん
100kb祭り参加作品。死霊術師討伐の短編シナ。ゴブ洞と同程度の広さで血生臭い感じになってます。毎度思うんだけど、返り血を気にしない死霊術師や暗殺者、殺人鬼って、ものすごく感染リスク高そう…。しかも彼の編み出した術が「それ骨向きじゃない!?」という感じの術で、死霊術師PCがいそいそと懐にしまうのを見て仲間がドン引きしてました(笑)いちおう悪役PTなので、非難するというより言葉通りの”血塗られた術”が気持ち悪くて止めようとしたと受け取っておこう。作者さんの自作素材によるダンジョンが雰囲気出てて、サクッと楽しめる討伐シナとなってました。

「お茶会ポット」作者:トキワさん
100kb祭り参加の、ASK葡萄酒互換アイテムを作れる作成系シナリオ。水とハーブor茶葉をしゃべるポットに入れると、お茶を淹れてくれます。このポットが意外と人懐っこいというか気さくな性格で面白かったです。水しか入れてないのにお茶淹れてと頼むと驚いたりね。この前「真昼のさんぽ道」で買った水魔法が早速役に立って大満足でした。紅茶党・緑茶党・デスコックなどのクーポンにも対応しています。

「八百万に祈りを」作者:あべのくまさんさん
じゃがいも教徒とかお菓子教徒などになれるフレーバークーポン配布シナ。コカテロちゃんはやっぱりコカの葉教徒かなと思ったけどなかったので、ごはんモリモリ食べてる印象からお米教徒にしてみました。いや、たぶん肉とかの方が喜びそうではあるんだけどね?そしてあべくまさんはチョコレート教徒に。他には犬猫とかもあるからハロル君にもつけておこうかな。想像以上に種類が多くて驚きました。

「空の上で恋を叫ぶ(7~9)」作者:羽宵さん
ツイッター診断で出た結果をもとに作ったコミカルな短編シナ。「空の上から始まる」など結構カオスな診断結果なのに狂い要素なく見事に仕上がってました。さらに面白いんだからすごいですね。依頼人のコアク・トーウさん好きだわ~。Ask絵チンピラなのにキャラ立ちすぎ!情けないところもあるけどまっすぐな恋心に応援したくなりました。代理で戦うことになった冒険者も彼の熱意に心動かされてたし。彼に想われるエイユさんも硬派という感じでカッコよかったです。ちゃっかり他の宿のお祝いに参加してくる冒険者と、飽きれながらも迎える親父さんとのやり取りも好き。

「ハイ&ロー」作者:炙(あぶる)さん
ハイ&ローで小遣い稼ぎができるギャンブラーPCが喜びそうなミニゲームシナ。私が知ってるルールと結構違ったんですが、普通に楽しかったです。何度も5連勝すると経験点が貰えるから、つい5連勝目指して延々とやってしまいますね。10000spかけた時の高揚感と、それで5連勝した時に入る金額の多さに嵌る冒険者は多そう。というか、ONIISANって実は大金持ち?宿の金庫に手を出す駆け出し冒険者が続出しそうです。

「八つ葉通り 家具処分依頼」作者:ナッツココさん
八つ葉通り企画参加作品の短編お遣いシナ。元の家に残してきた家具を解体処分するだけの簡単なお仕事でした。まだ使えそうな家具を見ると「売れないかな?」と思わないでもないけど、あの入口の汚れを見るとねぇ…(汗)今回はおとなしく解体してきました。無事済んでよかった。じんわりと不気味さが伝わってくる作品でした。

2021/08/31

CW釣り巡り40「真昼のさんぽ道」

作者:うたさん

食材集めや料理もできる町シナ。森で散策がてら釣りをしたり薬草や木の実を採ったり、獣を狩ったりできます。
釣りもできるようになったということで、ジョス君たちで行ってきました。

森では分かれ道の先に何があるか調べられるから、ある程度ほしいものを狙えるのがいいですね。対象レベルは1~2となっており、ゴブリンなどの妖魔も結構います。
森を抜けても再度入ればまた探索できるので、駆け出しの小遣い稼ぎ&薬草などの補充にも最適です。

釣りは小川を見つけた時しかできないけど、釣り竿がなくても釣れる親切設計。持ってれば補正がかかるようで、小魚よりも高く売れる魚が確実に釣れるようです。
しかも「冒険者の宿で」の釣り系クーポンも参照してる模様。どうしても小魚が釣れないので、別PTのハロル君に釣ってきてもらいました。
ジョス君的には「ぐぬぬ!」という感じだったかもしれないけど、たぶん大きさが違うだけで同じ種類の魚だよ!たぶん!

魚はゲットできたので、ついでに集めた材料で料理もしていきます。森で取れる材料だけで作れるし、変な組み合わせでも非常食を作ってくれるという優秀さ。さすが冒険者、食べ物を粗末にしない!
非常食も含めて全料理コンプリートしました。

あと、ベルーニさんは調合師なので野草採取と薬草袋をセットで購入。これでいつでも薬草を補充できて調合師らしさアップです。薬草を持ってると使えるスキルとの相性抜群なんだよね~。

他にも痒い所に手が届くようなスキルやアイテムが売っていて、小さい町ながら見どころが多かったです。

<釣果>


◆釣り場情報◆
カテゴリ:川釣り
アクセス:常宿から徒歩数分
時期  :いつでも
釣り場 :川
持ち帰り:OK
釣り竿 :なくてもOK
釣れる物:魚、小魚

<特徴>
とある冒険者の宿から繁華街を抜けて行った先、付近の森の小川にある釣り場です。
ありふれた川魚しかいませんが、暇な時にふらっと行って気軽に釣りが楽しめます。

森には妖魔や狼もいるため、町の人は食材集めを冒険者に頼むことが多いようです。
駆け出し冒険者の腕試しにはもってこいですし、小遣い稼ぎや食費を浮かすために訪れる方もいるでしょう。

もちろん、宿に戻れば釣りたての魚を調理できます。
常宿を決める際は、付近に釣り場があるかどうかもチェックしてみてくださいね!

2021/08/26

CWまとめ感想(2021/08/26)

「みんなのラカマウ島(6~8)」作者:班地 殴さん
同作者さん前4作の後日談な6人専用中編シナ。前提シナをクリアしてなくてもいいということで、レベル上げ中のあさっての勇者PTで行ってきました。賑やかでめちゃくちゃ楽しいシナリオでしたね。冒頭からNPCたちとの自由すぎるやり取りに笑わせてもらいました。作者さんの過去作品で濃いなぁと思ってたNPCたちが、まったく変わらない勢いで同じ空間に存在してるのがすごい。「人数が多すぎて入らない」「じゃあ二人羽織りだ!!」の発想がめちゃくちゃツボで、思い出す度にフフッとなります。意外と戦闘が多いんだけど、何せNPCの人数が多いので入れ代わり立ち代わり戦闘に参加してくれて大乱闘という印象。さすがにラスボスは強めだったものの、安心して最後まで遊べました。エンディングもとても楽しかったです。タイトルのイメージそのままの作品でした。

「深緑に沈む森易都市/森易都市リューン」作者:生野菜サラダさん
100KB祭り参加の短編シナ。突然樹海に沈んだリューンを救うため、元凶を探したりついでに巨大昆虫に占拠された施設を開放したりします。施設の人々がそれぞれ個性的な反応を見せていて面白かったです。雑貨屋さんは茫然自失という感じなのに精霊宮ではノーム君を応援してたり。闘技場の連中は試合のことしか頭になくて笑った。解放すると技能が手に入ったり施設の人が手助けしてくれたりします。元凶を発見した冒険者の食いしん坊っぷりがいいですね。サクッと遊べてお土産いっぱいで楽しいシナリオでした。

「Semi-Final」作者:モンドリ鬱さん
100kb祭り参加の短編読み物シナ。セミが落ちている道を無事通り抜けることができるのか!?というお話です。これはお子様パーティの方が可愛いかろうと思って、6人中4人がお子様なパーティで行ってきました。みんなめちゃくちゃ真剣で笑う。BGMも彼らの心境にぴったりでいいですね~。このノリ大好き。判定が結構厳しいようで、無事通り抜けられたのは戦士系のあまなとこけこーだけでした。他のメンバーは”慎重に”を選んであっさり敗北。心に傷を負うのであった…。あくまで冒険者たちは真剣、というのを最後まで貫いていてよかったです。

「レッツ炭鉱!!(1~6)」作者:野良鯖さん
100kb祭り提出の金策シナ。鉱石類は持ち出し禁止で帰る前に売却しなければ没収されてしまいます。面白いのは採掘を戦闘イベントで表現しているところですね。KCによって鉱石の入手確率が変動し、倒すとその場所での採掘は終了。そして、敵からの攻撃によってPCたちの「疲労」を表現しています。lv5脳筋6人パーティで行ったところ、アクションカードメインで戦って6Rほどで倒せて、1回の戦闘で500~1000SPほど手に入りました。戦闘終了で体力が回復するので割とサクサク稼げます。稼ぐコツは多分、鉄鉱石や赤鉱石が出やすいKCで採掘すること。銀鉱石は鉄鉱石の2倍で売れるけど、出やすさは10倍くらい違う気がするので。久々にドワーフPCの”らしい姿”を見られて満足です。

「死人に口なし(1~15)」作者:水雲さん
100kb祭り参加作品で一人用短編シナ。戦闘があるけど簡単な謎解きを解けばサクッと勝てます(使わなければ経験点)。雰囲気のある作品で、一体ここはどこなんだろうと謎の本棚をチェックしつつ進みました。ある像を見つけるところは結構ドキッとしますね。不死者クーポンを付けたい時にも重宝しそうな作品でした。

「妹の洞窟(1~3)」作者:山崎孝子さん
ゴブ洞改変シナ。張り紙の”旅人を襲ってはお兄ちゃんするなど”のところが好き。元ネタの妹をよく知らないので退治するほど困ってるの?と思わなくもないけど、いつものようにサクサク退治していきます。寝ているのを倒すのはさすがに心が痛んだけど。そして宝箱には…。害はなさそうとのことなので連れ帰りました。可愛いね~。

「沈黙の洞窟(1~3)」作者:山崎孝子さん
ゴブ洞改変シナ。妖魔がやたら静かで棲み処を見つけるのが大変だったという話を聞きつつ行ってみると、洞窟の中では声が出ず…というお話です。声は出ずともいつも通りの手順でサクッと退治してきました。やっぱり賢者の塔は一度訴えられるべき!(笑)

「ソロ者の食卓」作者:teneさん
中年男性一人用一本道短編読み物シナ。サリマンさんでやってみたら違和感がなさすぎて、一瞬にして食にこだわりのあるイメージが確立しました(笑)これはちゃんと大人PCでやるべき。孤高のグルメ読んだことないんですが、めちゃくちゃ語りますね~。冒頭のおばちゃんとの静かな戦いも良かったし、腹減ってからの切り替えの早さも冒険者らしい。そして食事描写が想像以上に丁寧でお腹すきました。嫌な出来事も吹き飛ぶ幸せな時間というのが伝わってきます。帰り道での昔懐かしのドーナツの味、私も小さい頃大好きだったやつだー!

「落とし穴落ち方選手権」作者:甘水ルリさん
100kb祭り提出作品で6人専用短編ギャグシナ。依頼を終えた一行だったが、突然マスコットが変なことを始めて…というお話です。こんなことをやりそうなPCいたっけなぁと探してみたら宿帳のコカテロちゃんが目に入り「この子しかいない」と思って新しくPTを結成。他の子供たちを差し置いてマスコットに収まりました。いやぁ、本当に意味が分からない(笑)一仕事終えて思い付きで穴を掘るという重労働をしはじめ、嬉々として皆に穴に落ちてみろと。心の底から嫌々といった様子で付き合うメンバーの苦労がうかがえます。コカテロちゃんがめちゃくちゃ楽しそうで何よりでした。

「四季の森と魔女の呪い(8~9)」作者:大地の子さん
カードダンジョン形式の中編探索シナ。森が瘴気に包まれたので魔女リゾエラを討伐してほしいという依頼です。領主が本気で対応しようとしても倒せなかった相手だけあって用心深いですね~。強固な結界によって森の中は生存に適さない場所となっており、さらに4つの呪文がないと魔女の元へたどり着けません。呪文を森に隠しておくのは何でだろう…儀式的な意味合いかな?結界の効果を弱めるためにマップをどういう順番で攻略していくかが重要になり、目的地はわかっても途中の道が分からないから緊張感あります。カードをめくって思ったのと違う方向に道が伸びていた時のハズレ感が!メンバーに機甲蜂と吸血鬼がいて、もらったアイテムでは中毒を解除できなかったのでなおさら焦りました(半分くらいいって回復補助に持たせてた治療解毒スキルが全属性だと気付いた)。カードダンジョンならではの面白さがあったし、魔女との戦闘は有利になるギミックもあって何とか勝てました。おみやげゲット!

2021/08/21

CWまとめ感想(2021/08/21)

ブログの方で報告するのを忘れてたんですが、コメント返信いたしました。「特産品の入手・買取ができるシナリオまとめ」と「荷物袋の整理がしたい!」と「遺跡とアニキ」感想の記事です。長らく放置してしまい申し訳ありませんでした!

「ある冒険者の不運な一日」作者:ぴよがかりさん
お腹の調子が悪くてトイレに駆け込んだけど紙がなくて…という一人用短編脱出シナ。皆が起きてくる前に無事にトイレから脱出するため、トイレ内を隅から隅まで調べて使えそうなものを探します。怪しいところはすぐわかるんだけど、使うタイミングなどが案外難しいんですよね。そのため何度も不名誉なクーポンを付けられてしまった秀麗君(笑)なかったことにして3度目の正直で無事脱出できました。優秀な鳥さんげっと!しかし、トイレで拾った薬草…使えるのか?

「ようこそ八つ葉通りへ/八つ葉通り捜索願い」作者:ノソラさん
八つ葉通り企画投稿のマルチエンドホラーシナ。行方不明になった少女たちを探すため八つ葉通りへ向かいます。通りの住人たちから聞ける”八つ不思議”と、それに絡めつつPCの行動によって変わる八つのエピソードがそれぞれホラーらしくて良かったです。ぱっと見は普通なのに、住人たちが”噂話”に支配されているかのような異質さが良い。聞き込みしなきゃいけないのに「これ以上聞きたくない!」というジレンマが発生するところも面白いですね。おっかなびっくり話を聞きつつ、どうすれば別のエンディングに行けるのか試行錯誤しました。何度もプレイしてるのに一瞬だけ入るホラー演出に毎回驚いたり(笑)事件を解決しても付き纏う不安感がホラーらしくて好きです。

「怪物は誰か(4~6)」作者:にべおさん
「悪徳なる巨人」とクロスオーバーしているマルチエンドの中編シナ。開拓中の交易路に怪物が出たので排除してほしいという依頼です。依頼人の名前を見て素直に彼のために働いていいのか迷いますね(笑)とりあえず悪役PTで行ってきたんですが、後味の悪い感じ(本人たちは楽して大金が手に入って喜んでそう)になったのでちゃんと前作をプレイしてるPCを探しました。で、再プレイしたところ変化がなく…。称号欄を見直したら暗殺成功ルートを通過してたので、気を取り直して「悪徳なる巨人」から再プレイしてきました。…懲らしめて間もなく張り紙にガンドールの名前を見つけた冒険者の心情を想像すると、ちょっと面白い。ガンドールの態度も他のPCに対するものと全く違うし、こういう人がしぶとく生き抜いていくんだろうなぁ。後味悪いエンディングとのギャップが楽しかったので、再プレイしてよかったです。

「夕焼け雲のおまじない(10~15)」作者:かがちさん
八つ葉通り企画提出のマルチエンド短編ホラーシナ。夕焼けの八つ葉通りの美しさと、そこにある怪しい雲と影の不気味さのギャップが良かったです。ノスタルジックな趣のあるおまじないが何を引き起こしているのか、背景を知るとゾッとします。いちおう高レベルPTで来たので高難度戦闘ルートに行ってみたんですが、まずどのタイミングでアイテムを使えばいいのかぜんぜんわからなくて難しかったです。暴露してみたものの、毎ラウンド敵の情報を全部チェックし直さないと気づけない感じだったし。ものぐさな私にはハードルが高かったです。かなり粘った挙句、やっとギミックを理解して3度目の正直で頑張って勝ちました。後日談が切ないけど、巻き込まれた大勢の人たちは救えたようでよかった…。蠅が一匹…の描写が好きです。あと依頼人のチェザーレさんも好きだなぁ。

「あの時の洞窟」作者:風切 快夢さん
回想形式のゴブ洞改変。基本的にはモノクロなゴブ洞なんだけども、たまに「あの時は~だったわ」とメッセージが入ります。最後の〆のセリフが冒険者宿での会話という感じでいい。手に入るアイテムが戦闘の経緯で?変わるのも面白いです。画像がほぼすべて2値化されてるので、本家よりサイズが小さい!

「狭間のアルコーン(6~15)」作者:かがちさん
お題に沿って作った中編戦闘シナ。和国で空が解け落ちる災害が起こったので解決してほしいという依頼です。戦闘シナと言ってもリドルがいくつかあり、解けなければ封印を解いて倒すというシステムなのでラスボス以外は回避できます。まあ私の苦手なタイプのリドルだったので全部ぶっ飛ばしていきましたが。そしてラスボスも選べるからlv11未満冒険者でもクリアできそう。女性名の騎士さんをお迎えしました、ヤッター!にしても、セルーオフさんいいですねー。ノリノリで実況?してるのが楽しいし、口を開けて笑ってる顔とか目を見開いている顔とかインパクトあって好きです。

「月夜の荒野で小鳥は歌う」作者:満月丸さん
100kb祭り提出作品で、next専用一人用短編読み物シナ。これは癒やし系ですね。どこだかわからないところに一人いるのに、傍らにフォウ様がチョコンといるだけで心が落ち着くんですよ。さすがフォウ様。不穏な空気を寄せ付けません。割と冒険者ならよく陥る状況(?)なんだけども、フォウ様のおかげで雰囲気はかなり柔らかく心地良いものでした。ラストの冒険者の小さな願いが叶うといいなぁ。

「レッドウルフ/赤狼(7~10)」作者:にべおさん
マルチエンドの中編高難易度戦闘シナ。謎の統率を見せる珍走集団レッドウルブズに潜入し、噂になっているレッドウルフの正体を突き止めてほしいという依頼です。狼に跨って駆け抜けるとかロマンですよね~。かなりヤバイ状況だというのに、風を切って駆け抜ける冒険者たちを想像したら少し羨ましくなってしまいました。禍々しいオーラを発するロックなボスとの戦いも格好良かったです。最後はトドメを刺したカラカスさんに走り抜けてもらいました。お土産の適性がカラカスさんにバッチリ合ってた!

「シュガー・アンド・スプーン」作者:水雲さん
100kb祭り提出作品。ちょっぴり不思議な場所で蜂(仮)が貸してくれた魔法の鍋を使ってジャムを作ります。この蜂さんのキャラが立ってて好きですね。少し話しただけで現状に納得できるというか(笑)ジャムづくりは同じ種類の果物を3つ入れて混ぜるだけというお手軽さで、作れるジャムの種類は蜂さんがヒントをくれます。結構種類が多いので、すべての材料を調達できるかは多くのシナリオを遊んだかどうかにかかってます。とりあえずメレンダとかハロウィン系シナリオで大部分は集まると思う。がんばってコンプリートしたら蜂さんがお礼を用意してくれてて感動しました。これは使わず取っておこう。完成したジャムを眺めてるだけで元気になれるし、回復アイテムとして優秀なので駆け出しPTにお勧め。

「魔導兵器破壊依頼(10~12))」作者:大地の子さん
100kb祭り提出の短編高難度戦闘シナ。一回目はとりあえず現在の代表PTで挑んできたんですが、毎ラウンドかなりの大ダメージを受けてしまって10ラウンドくらいで全滅してしまいました。総動員して挑めとりどみにあったので、今度は宿にあったすべてのロケランと超強力防具と敵全体の魔法生物の能力を下げる消費アイテムを結集して出撃。古代文明の兵器vs古代文明の兵器という時を越えた戦いが今はじまる!……思ったより耐えましたね~。本当に強い。なんか胴体が3回くらい復活した気がします。おかげで荷物袋を圧迫していたロケランを8つくらい消費できました。こんな機会でもないと出し惜しみしてしまうので、パーッと使えてよかったです。

2021/08/16

CWまとめ感想(2021/08/16)

「森を這うもの(5~7)」作者:jimさん
6人用中編探索討伐シナ。多くの犠牲者を出す巨大ワーム討伐に向かいます。オートマッピングでサクッと探索できるものの、時間経過があり夜は危険ということで何日かに分けて探索します。2回目に森に入ったらいきなりワームが襲ってきて、頑張って戦ったら勝ててしまったのでマップを網羅する前に終了してしまいました…。別のPTでやり直してみたところ、思いの外見てないイベントが多かったです。基本的に会話&探索で情報を集めて詰め所に報告、を繰り返すとイベントが進むみたい。ある場所へ行くとカラカス連れ込みルートに行けるようになるので、やり直して本当によかった!いちおうワームの弱点も教えてもらえたし、犠牲者も増えず討伐を完了できました。「冒険者の宿で」の隻眼の人はこのシナリオにも出てたんだね~。

「エルトラの竜(8~10)」作者:jimさん
何度でもプレイできる短編戦闘シナ。「竜の血」の話題を見かけることがしばしばあったんですが、結構最近まで「冒険者の宿で」で手に入るアイテムの方だと思ってたんですよね。まさか戦闘シナで何度でも手に入る超強力付帯能力があるとは思わないじゃないですか。でも挑戦してみたら確かにエルトラさんは非常にお強いので、手に入るものはこれくらい良い物でいい…のかな?偶然立て続けにドラゴン討伐シナを2つやったところだったんだけど、それと比べても強かったです。遠距離攻撃じゃないと届かないとか、毒とか混乱配布とか召喚解除とかスタンとか結構やらしいよね!ちゃんと対策すれば周回プレイもサクサク行けそうだけども、とりあえず3点セットで満足。キュルケが翻訳した叙事詩ということで、戦闘中にも詩文が流れるのが雰囲気ありました。

「魔術師からの脅迫状(4~5)」作者:比呂 由希さん
マルチエンドの短編シナ。脅迫状が届いたので魔術師を討伐してほしいという依頼です。依頼遂行を優先するか、穏便な方法を模索するかでいくつかのエンディングに分かれます。おっかなびっくり穏便な方を選んだら、にゃんこの使い魔が出てきて癒やされました。でもそのにゃんこのせいで村がうっかり滅びるところだったのよね…。選択によっては悪役っぽいこともできるようで、盗みKCも対応してたり。おやつが盗めるって(笑)

「攫われた幼き姫(6~8)」作者:怪獣クドラさん
中世・妖魔バリアント兼用短編シナ。魔術の素質を持つ幼い姫が一族の鼻つまみ者にさらわれたので取り戻してほしいという依頼です。行ってみるとそこは毒気があふれる洞窟で、訝しみつつ奥へ行くと誘拐犯に話がしたいと言われ…という展開。ぱっと見の状況は相手に有利なので(結界の中に来いと言われる)結構ハラハラしながら選択しました。ボスは結構強かったけど対毒結界のおかげで無事討伐完了。姫を無事送り届け、脅威を取り除き、名誉挽回も手伝って完璧な仕事ぶりでした。

「15年と7日(1~5)」作者:バルドラさん
4人以上向け短編シナ。カードワース15周年記念で作られた作品で、夏まっさかりのリューンで奇妙な依頼人から依頼を受けます。若干狂い系寄りなんだけども、コミカルで楽しかったです。そうめん食べたい言ってた冒頭から、こんな展開になるとは思っても見なかった(笑)虫取り網を作るくだりが好きですね~。なければあるものを使って作り出すのが冒険者らしくてたくましい。そして依頼人が可愛くて、達観したところのあるキャラも良かった。最後の別れは少し寂しいものの、これも夏の情景の一つ。風情を感じました。

「苔採取の依頼(2~4)」作者:ざしきわらしさん
6人専用短編探索シナ。苔の採取のため森へ行きます。そんなに広くないんだけど苔に至る道が複数用意されているところが嬉しい。倹約して危険を冒すか、安全を期して身銭を切るか。冒険者ならやはり危険を冒す方を選びたくなりますよね。6人専用である意味もここでわかってスリリングな戦闘に。サクッと遊べて冒険者らしさも味わえる作品でした。お得に火晶石げっと!

「鼠輩の招き(9~10)」作者:overDozeさん
子供以外の男性1人用マルチエンドの短編シナ。コボルト討伐なんだけども、途中で能力判定によるミニゲームがあるので対象レベル以下で来ると詰むかも。コボルトが占拠したのは神の宿る活火山で、相手はそれをうまく利用して倒そうとしてきます。燃える岩で溶岩に突き落とすとか容赦ねぇ…。ハードな作品でした。

「禁書庫の最奥にて(10)」作者:野良鯖さん
知力の高い魔術師系PC一人用短編シナ。空が落ちてくるので禁呪を使って防いでほしいという依頼です。禁呪を使うためには試練にクリアしなければならない事や、禁呪を悪用されないための仕組みが備わっているところが禁断の魔術らしくて良かったです。”空が落ちる”とはどういうことなのか、後から知らされるその正体もCWらしくて好き。高レベル魔術師らしい活躍を見せてくれました。

「交換日記」作者:ユメピリカさん
人数調整不要の一人用短編読み物シナ。泊めてもらったお礼に、亡くなった冒険者の遺品と交換日記を届けることに。届ける相手を探し回って、やっと見つけ出した相手に驚かされます。お人好しの冒険者さんは一体どんな人だったんだろうと、思わず生前の二人の様子を想像してしまいました。

「彷徨いの迷宮の鬼獣帝(4~7)」作者:昇進さん
生贄に捧げられた孫娘を救出してほしいというマルチエンドの中編~長編探索シナ。最善と思われるルートに行こうとすると大迷宮を攻略しなければならないので長編レベルのプレイ時間になりますが、単にヒロインを救出して脱出するだけならそれほどかかりません。何度倒されても復活して追いかけてくる鬼獣帝と、罠も仕掛けられている大迷宮、そして脱出できたところで村は…という状況が緊張感あってよかったです。探索しているうちに、かすかな希望が見えてくる展開もぐっときました。少しずつ情報が集まり有利な点が増えていき、そして自分たちにできることがわかってくるので探索しがいがあるんですよね。打たれ弱いlv4PTで行ったんですが、傷薬が結構いっぱい手に入るし何とか希望のあるエンディングにいけました。