2021/12/29

CWまとめ感想(2021/12/29)

「バトルオリンピアトーナメント(7〜9)」作者:SADさん
6人専用中編戦闘シナ。優勝すれば3000SPもらえると知ってバトルトーナメントに参加します。lv8で程よく手ごわかったです。毎回次の対戦相手との顔合わせがあって、ちょっとだけNPCの背景や性格がわかるところがいいね。最後に戦ったPTと準決勝で戦ったPTは因縁があったみたいなので、彼らの対戦も見てみたかったかも。

「ゴブリンの住む洞窟(1~3)」作者:ぼぼるだーさん
妖魔バリアント向けゴブ洞改変。群れを離れたゴブリンたちが一族の宝を持っていったので回収してきてほしいという依頼です。でも行ってみるとゴブリンの死体が転がっており…。となれば奥にいるのは冒険者ですね!聖職者シルエットから倒していってサクッと依頼達成。「ゴブ運を!」と別れたゴブリンがついてきちゃった。

「たぶんゴブリンの洞窟(1~3)」作者:飽和さん
テキストがすべて曖昧な感じのゴブ洞改変。冒険者たちの自信のなさに笑う。でも確証がないまま退治されるゴブリンたちは可哀そうかもしれない。場合によっては役立つ杖げっと!(自分に混乱2枚配布)

「泣け、叫べ、そして恐れろ(4~5)」作者:itsukaさん
短編戦闘シナ。途中から筆が乱れて読めない怪しい依頼に興味を持ち依頼人の村へ行ったところ、住民たちが恐慌・混乱状態になっていて…というお話です。連戦はなく、人質戦はあるけど最初の1回だけだったかな?行動によって足止め戦のリミットが変わるのが面白い。全体的にコミカルなノリだったんだけど、最後は思いがけない展開にウルっときてしまいました。「こんなもののために」と冷たく言い放つ冒険者がひどい。まあ村の食料を食い尽くした上で村人を狂わせてたので、冒険者が来るのが遅ければ村人全員どうなってたかわからないけども…。せめて、あの寂しがり屋の妖魔たちには安らかに眠ってほしいですね。

「ゴブリンと運命の大迷宮(1~3)」作者:vip産
JNethack風ゴブ洞改変。ゴブリンの死体を手に入れると「貴重なたんぱく源」と書かれてるんだけど、ゴブリンって不味そうだよなぁ…。そして宝箱の中には子猫が!最初すでにお亡くなりになっていて、最短ルートで来ないとだめなのかと思ってやり直したけどダメで、未練がましく直前セーブから何度かやり直したら生きてる猫に会えました。お腹を空かせてるようだったから仕方なくあれをあげたけど、お腹壊したりしないよね?子猫を連れ込めたぞー!

「妖魔退治のお願い(1~3)」作者:ゾンビ見習いさん
多人数推奨短編ゴブ洞シナ。ゴブ洞と思って舐めてると痛い目を見ることになります。渋い雰囲気がいいし、油断してるとそこそこ危ない。駆け出し脱却に丁度いい作品でした。

「複写機の洞窟(4~6)」作者:にわかブロンティストさん
ゴブ洞改変短編シナ。悪そうな顔の魔術師からの依頼で、機甲兵によって守られる古代遺物の洞窟へ行きます。隠し通路に手記が残っていたり、ボス戦にちょっとしたギミックがあったりと凝ってました。危険を排除して依頼人に報告したところ、財布を忘れたから報酬は後日とか言われ…。クスリと笑えるところもあったし、ガッカリからの逆転展開が痛快でした。

「積雪の白ウサギ(4~5)」作者:VIPPASさん
短編シナ。導入はゴブ洞っぽい雰囲気で15分くらいの内容なんだけど、何気にやり応えある作品でした。まず雪の中に隠れているウサギに不意打ちされないよう、雪玉を作って盛り上がった雪を崩していくのが面白い。雪玉を作るのにも盛り上がった雪を使うので、うっかりウサギがいる雪に手を突っ込まないように慎重にやらなきゃいけないし。そして洞窟の奥でボスを倒して終わりかと思いきや、狂暴ウサギ発生の原因がまだあるようで…。知らんぷりして依頼終了してもいいし、報酬アップのために危険に突っ込んでもいい。lv5パーティでバフ持ってなかったけど頑張ってきました。帰り際にスキルげっと!

「おおきな王子様(3〜10)」作者:サークル毒餃子さん
6人専用中編リレーシナ。少女とお近づきになりたいというロリコン眼鏡紳士から依頼を受け、少女がどこに帰るのか尾行して突き止めようとします。真っ暗な森で少女は消えるし依頼人ははぐれるし、意外とホラーしてました。終盤で依頼人が見せる男気が良かったですね。少女を守ろうと必死になって。戦闘もあるけど平均レベルに合わせた強さになるので安心です。

「通商大陸漫遊記(1〜10)」作者:サークル毒餃子さん
3人以上用短編読み物リレーシナ。行商人タムランと積み荷を護衛するお話です。リレーシナなのでたまにおふざけもあるんですが、物語自体は人間味あったし、ビターな後味でよかったです。冒険者をやっていれば、こういうこともあるよね。道中が結構楽しかったからこそ残念な気持ちも大きくなるというか…。クリア後に荷物袋を見てギョッとしました(汗)

2021/12/24

CWまとめ感想(2021/12/24)

ちょっと前から新作シナの感想を予約投稿済みの直近の記事にねじ込んでたんですが、やっぱり面倒だし順番がめちゃくちゃになるので普通にほぼ時系列順に出していくことにしました。とりあえず3か月分くらいは新作シナの感想は出せないです。あと釣りシナ巡りも満足してしまったのとジョス君がレベルMAXになったので終了します。たくさん釣りシナが増えて楽しかったです。好きなジャンルは感想をたくさん書けばきっと増える!

「開拓者の集落(3~5)」作者:怪獣クドラさん
妖魔バリアント向けゴブ洞改変シナ。開拓者によって妖魔の棲み処が荒らされているので退治してほしいという依頼です。ゴブリンの洞窟の依頼を逆転させたらこうなる、というのがよくわかりますね。元から住んでいる住民にとって、縄張りに入ってきた新参者は敵でしかないという。人間たちの小屋が宝箱みたいな扱いでキノコを見つけたりするんだけど、小屋は破壊しなくていいんだろうか?

「我ら現代怪談研究会(2~4)」作者:怪獣クドラさん
学園バリアント短編シナ。短編3話分の繰り返しプレイ形式です。人面犬の撮影をしたいから手伝ってほしいと現怪研に頼まれます。人面犬にトイレの花子さん、そしてこっくりさんと有名な都市伝説ばかり。撮影できたはずなのに写真に写っておらず、倒したら消えてしまったということで謎めいた展開でした。繰り返しプレイがちょうど日を改めてという感じでテンポ良かったです。学園ものらしさが出てました。

「エリクの残念な話(4〜5)」作者:SARUOさん
宿の残念な冒険者が伝説の剣を抜いたせいで魔物たちが解き放たれ、宿の汚名が広まる前に剣を戻しにいく短編探索シナ。町で情報収集したりアイテム購入できるけど、報酬が300SPと低めなので考えて購入しないとタダ働き以下になります。敵が案外強くて回避しまくるので、手に入った魔弾の杖をガンガン使いました。エリクさんがとても残念で笑わされっぱなしでした。

「誘いのうた(5〜6)」作者:98さん
男性1名を含む6人用短編討伐シナ。最初に不幸な男性PCと参謀を1名ずつ選びます。村の働き盛りの男が4人も失踪したということで問題解決に当たるんですが、囮役として男性1名が半強制的に選ばれるんですね。その流れがとても楽しくて、生い立ちから不幸なオットー君が嵌ってました。誰も何も言ってないのに「嫌だ」と主張するなんて、普段どんな扱いを受けてるんだ(笑)PCたちのやり取りは全体的にクスリと笑えるもので楽しかったし、ギミック戦闘も楽しかったです。囮役が一人でしのいでいる間、数ラウンド目に駆けつけるメンバーと、参戦がさらに遅くなる後方支援メンバーを決めて戦闘開始!一人で戦ってるPCはすぐに重傷になるけど的確な回復で持ち直し、遠距離攻撃で敵が撃ち落とされ通常攻撃が届くようになるというコンビネーションが良い感じです。対象レベルPTで程よい緊張感でした。

「雨宿りの夜(3〜4)」作者:98さん
6人専用PT分断ありの長編探索シナ。雨宿りで立派な館の廃墟に泊まることにした一行だったが、その夜、物音に気付いた一人が様子を見に行くと…というホラー風味の作品です。何かが体を侵食するような感覚に襲われ、タイムリミットがある中で仲間と無事脱出するために館内を探索します。プレイするのは久しぶりですが、本当によくできたシナリオだと再確認できました。侵食の進み方が丁度いい塩梅で、リトライはたぶん必要ない難易度だけどハラハラしながらプレイできました。何度も調査する意味はないと最初に断言されているのもあってサクサク探索できるし。一度全体を見て回って発見したものや場所を把握してから、何をどうすれば先に進めるのか考えるのが楽しい。過去に館で何が起こったのか、仲間たちはどうなったのかが少しずつわかっていくのも臨場感あってよかったです。ラスボスはあっけないくらい弱かったけど、3名での戦闘になるので強いよりはいいでしょう。前回に引き続きオットーが可哀想な役になってて笑いました。

「Welcome to Adroad!(樹木婚イベント)」作者:AACWProjectさん
樹木婚で対象消去&子供連れ込みできると聞いて、吸血鬼化してから色々こじらせてたヘタレ参謀さんが想い人と結ばれるにはこれしかない!と思ってやってみました。草木の力を借りるスキルを使っていくと、じわじわとそれらに浸食されて植物化していきます。吸血鬼の血にすら打ち勝つ植物の強さがすばらしいですね。吸血鬼から半植物に、半植物から樹木に…。静かに語られる樹木化と樹木婚の様子が神秘的でした。彼らの子供はヒーラータイプの策士型でとても打たれ弱いもやし少年に。CWで初めて作ったPTメンバを復活させて一緒に旅させようかな。

「人生最悪の依頼/モンスター討伐隊の募集(5〜6)」作者:FooKeさん
モンスター討伐隊として駆り出された50人の冒険者たちだったが…という短編戦闘シナ。コミカルな展開なものの洒落にならない状況でしたね。冒険者ギルドは積極的にあいつらを血祭りに挙げるべき!色々と戸惑いつつも脱出する展開は面白かったです。冒険者の行動によって、戦闘で不利になるか犠牲者がどれくらい出るかが変わるのかな?たぶん、かなり不利な状況になって、犠牲者も多く出る行動ばかり選択したみたい。でもlv6PTで回復アイテムもいくつか持たせていたので生還は果たせました。放っておいたら他の駆け出し冒険者たちが自滅するかなぁと思って一緒に行動したのに、主導権を別のPTが握ってしまったのがなぁ。そこまで読めなかった…。でも、戦闘で烏合の衆の足手まとい感を最大限に表現していて面白かったです。

「アイススケートリング(8〜9)」作者:itsukaさん
2015年100kb祭り参加の短編戦闘シナ。真冬になると池に張った氷で見知らぬ子供2人がスケートをし、遊びに行った子供たちが行方不明になるので退治してほしいという依頼です。氷は効かない、殺しても平気な顔をして復活するという前情報は頂いたけども、かなり手強い相手でしたね…。復活するだけじゃなく敵を回復してしまうペナルティアイテムまで配布してくるし、毒攻撃やリバース攻撃が鬱陶しい。消えた子供たちと遺族のためにも頑張って退治しましたが…。ギリギリの勝利でした。

「話が長い子爵の護衛(5〜6)」作者:itsukaさん
6人専用短編戦闘シナ。一日だけの屋敷の警護を引き受けるが、そこの子爵はやたらと話が長くて肝心な話を聞く前に出掛けてしまい…というお話です。上手いこと乗せられましたね〜。短編戦闘シナなのに、二転三転する物語に振り回されるのが楽しい。戦闘も次々状況が変化して、少ない情報からその場で最適なメンバーを選ばないと戦闘が厳しくなるんですよね。襲撃者が現れてからは一度もセーブポイントがなく、緊張感ある戦いになりました。回復多めに持たせておいて良かった…。シナリオ開始時と終了時で子爵の印象がガラリと変わるのが面白い。でも、さすがにその杖は返還したが良いのでは。やはり敵だからといって誇りや民族の象徴みたいなものを奪ってはいけないと思う。無力化できない危険な杖だったんだろうか?。

「ディーユーラストアゲイン(9〜10)」作者:itsukaさん
短編戦闘シナ。子供が書いたような依頼書を見つけ、暇つぶしに洞窟へ行ってみたところ謎の粗大ごみが襲ってきて…というお話です。ダイヤルアップかぁ。接続時の独特な音は聞き覚えがあって思わず笑ってしまったけど、戦闘は何やってもラウンド終了時に解除してきて苦戦させられました。最後の「いつまで必要とされる?」がグサッときます。

2021/12/19

CWまとめ感想(2021/12/19)

「雪の森を二十進んだら」作者:*ttt*さん
Py2以上専用20コンテンツ短編読み物シナ。依頼帰りに森を歩いて帰るだけなんだけど、進むごとに情景が目に浮かんで素敵でした。あと雪の中に色々埋まってたりして楽しい。回復スキルげっと!

「多重世界の相棒(1~5)」作者:Lucaさん
py4以上専用の二つの宿で平行プレイしていく短編脱出シナ。依頼中に滑落したサイドAのPC1と、たまたま拾った端末で通信できるようになったサイドBのPC2が協力して、PC1の脱出を図ります。コモンでPT名(相手の名前を入力しておく)を取得し、別の宿のPCの名前を呼べるのが面白いですね。ボイスチャットコードというのを入力して同期させるというのも、本来会えない相手との繋がりを感じられてロマンがありました。PC2の見てる端末の画面が昔のwindowsって感じで片っ端から調べたくなるし、そこにちゃんと攻略に必要な情報があるから調べがいあります。あとビホちゃん可愛いくて宿に置きたい…。pyの宿が二つ必要ということで一見ハードルが高そうですが、宿のコピーでも普通にプレイできるので顔は知ってるけど名前は知らない程度のPC二人でプレイしてもいいかも。ラストで”同じ宿にいるのに、あの時の相棒ではない”というエモいシチュエーションを楽しめたので、個人的にはコピー宿でやって正解でした。

「深き淵から(3~5)」作者:cobaltさん
6人専用中編読み物シナ。依頼帰りに頼まれた届け物のせいで仲間の一人がさらわれてしまいます。攫われた先は海の底、水棲たちが住まう世界…。なかなかにロマンあふれる展開で、海の美しさと怖さが描かれてました。仲間を助けるために奔走するんだけど、時間制限がある海中探索はかなりスリリング。時間が経過するごとに攫われた仲間目線に切り替わり、追い詰められていくのがわかるから余計に焦ります。そして最後の選択。せっかく情報収集したのでちゃんと踏みとどまりましたよ!水棲たちのしきたりや海で亡くなった人たちの設定が興味深かったし、冒険者たちの絆も丁寧に描かれていました。長のラストの決断も良かった。

「ミドロ沼の冒険(1~3)」作者:Wizさん
沼に生える希少な植物を採取してきて欲しいという短編シナ。希少なので奥の方に一本生えてるだけだし、ライバル冒険者も狙ってます。ところどころ橋が欠落していてジャンプで通れるんだけど、魔術師系のPCがことごとく沼に落ちて笑いました。飛行KC持ってなかったからなぁ。泥だらけになって依頼をこなした駆け出し時代の思い出ですね。激昂茸とムナの実げっと。

「親父でGo!」作者:vip産
短編コマンド式会話シナリオ。宿で親父さんと話したり臭いをかいだりできます。基本的に何度も同じコマンドを繰り返すとエンディングを迎える感じかな。それによってほのぼのシナになったり狂い系シナになったりします。変なことばかりやってると汚名がつくことも。しかし、急に冒険者たちが労いまくってきたら嬉しいより怖いが先にきそうだ(笑)

「親父の選択(5)」作者:割れざくろさん
「賢者の選択」部分改変シナ。宿に帰ってきたらツケまみれの冒険者たちを根絶やしにしようとする親父さんがいて…という戦闘シナ。どれを選んでも戦闘に突入するんですが(笑)布団たたきと包丁をもつ親父さん…。見るからに怖いですねぇ。カナン様と違って不浄の存在じゃないと思うから、親父さんの方が強い気がします。やや暗い終わり方だけど、親父ならきっと復活するから大丈夫!

「親父組」作者:野良鯖さん
短編狂い系シナ。夜中に親父と一杯やってた冒険者が、親父と悪ふざけしていてとんでもないことになります。すごい発想ですね~。でも変なことに慣れてる冒険者なら、こういうことも抵抗なくできてしまうかもしれない。っていうか、変なものを見つけたら絶対興味示すだろうし、酔ってたらなおさらだよね。タイトルの意味が予想と全く違っていて面白かったです。娘さんとのやり取りにホロリとしていたら、オチでガクリ。魔法や呪いが身近な世界でこの図太さは逆にすごい。

「天高く馬肥ゆる秋と二十栗(4~6)」作者:vip産
20コンテンツ戦闘シナ。20R持ちこたえるか殲滅させるとクリアできます。見た目はみんな同じなんだけども、よく見たら名前からなんとなく使ってくる技の傾向がわかったのね(気付いたのが終盤という…)回復持ちをさっさと倒せばよかった。おみやげげっと!

「20匹の仲良しキノコと悪キノコ(3~5)」作者:vip産
20コンテンツ戦闘シナ。ウンディーネ先生による調理実習の授業に悪いキノコが乱入してきます。先生を人質にし、生徒たちを洗脳して襲ってくるとは。可愛いキノコたちが毒々しいキノコに…。敵の数が多い分攻撃回数も多いので、回避が苦手な回復役が息も絶え絶えでした。人質を解放するには対応KCが必要なので、事前にりどみを読んでおきましょう(読まずにやってやり直した人)。

「冬の恵みは海の底から(5~7)」作者:割れざくろさん
短編戦闘シナ。美食家?な貴族の依頼で冬の海へ大物を獲りに行きます。何も知らされてない漁師さんが可哀想(汗)美味しいものを食べるために賢者の塔の叡智を用いるとは…。貴族の道楽で技術が発展していったりするんだろうねぇ。こういう貴族との繋がりは大事にしたいところなので、全力で狩ってきました。お土産のカニ缶げっと。倒したあれの料理とかじゃなくてよかった!

2021/12/14

CWまとめ感想(2021/12/14)

「時計台下の狂想曲(2~4)」作者:アインさん
たまたま出会った商人に新興都市にいる友人に骨董品を届けてほしいと頼まれるが…というお話。内容を忘れてしまったので再プレイしました。初めてプレイした時は気に入らなかったみたいだけど、たぶんPCがいきなり人殺しになったように見えるからかな?後で違うと判ってもショックだったのかもしれない。あの頃は柔軟性が足りなかった…。それにしても、かなり凝ったやり口ですよね。駆け出し冒険者に”宿を介さない依頼”の怖さを教えてくれる出来事だったと思います。

「発狂する1日」作者:紅月せなさん
狂い系戦闘シナ。親父と戦うだけです。でもPTの平均レベルで親父のレベルが変わるので良心的。魔法の矢一発で意識不明にされたけど、手札の回りがよくて何とか勝てました。親父の眼で所持金を確認してくるのに笑った。大金と経験点がいっぱい手に入ります。

「狼の唄/狼の歌(4)」作者:ヘリウム4さん
2周以上の周回プレイ前提の短編シナ。満月の夜に行われる神事の護衛と下調べを行います。一回目は必ずバッドエンドになり、二週目から選択肢が増えて悲劇を回避できるように。バッドエンドが結構血なまぐさい感じでしたね。首がスパーンと飛んだり。冒険者に前回の記憶が残っているわけではないのでPLが頑張ります。ネタバレを見ずにやって一回でトゥルーエンドに行けました。ボスにやられたけどコンティニューできてよかった。連れ込みヤッター!ヤンテと同じ顔だー!

「洞窟内安全調査(2~4)」作者:ラクーンさん
短編探索シナ。考古学研究会からの依頼で地下墓地のある洞窟を調査してほしいという依頼です。でも別の宿の冒険者も同時に依頼を受けてしまい、報酬を山分け&埋葬品を無事回収した分だけ上乗せということに。運に左右される最初の1つ以外はライバル冒険者との勝負(戦うわけではない)で手に入るので、頑張ればかなりの報酬をゲットできます。思ってたよりは広くて、早いもの勝ちということもあって緊張感があり楽しめました。ラスボスのいる場所へ行くと残りを探索できなくなるので注意。

「満腹食堂の大戦(5~7)」作者:平江 明さん
コミカルな短編探索シナ。憎めない元冒険者モルヴァンの依頼で、インプに教えられた洞窟にある食堂まで護衛します。この依頼人好きですね~。妖魔と縁のある人らしく、万が一でも美味いものが食えるなら良いじゃないか!というノリで洞窟へ向かいます。探索中も色々と話してくれて、回復力の高いモンスターと戦って筋肉痛に苦しんだとか思わずクスリと笑えるようなエピソードで場を和ませてくれました。事の真相も愉快だったし、協力してヤバイ奴を封じる展開も良かったです。何も知らない親父さんの前で、モルヴァンと冒険者たちだけが満足げにしてるラストも好感でした。

「城/蜥蜴/栄光(6~7)」作者:平江 明さん
妖魔討伐の依頼を受け村へ向かったが時すでに遅く…というビターな始まりの短編シナ。砦のリザードマンたちを討伐することになるんだけど、探索ではなく戦闘メインです。いちおう鑑定は活躍します。即死罠が仕掛けられた扉と敵が待ち受ける扉の二択を4回繰り返し、フロアごとに階段を守る兵を倒しつつボスが待ち受ける最上階を目指します。ラスボス戦後の「本当に名誉のために戦ったのか?」というボスからの問いかけや、序盤で泣いて冒険者を詰るしかなかった少年と親父さんのさりげない優しさなど印象に残りました。選択によっては経験点が合計5点入るぞ!

「宿屋のアクアリウム」作者:シオマネキさん
付帯能力販売育成シナ。全8種類の永続召喚獣を購入して育成できます。育成と言っても訓練を積んだり好感度を貯めたりするのではなく、ひたすら有料の餌をあげるだけ。一匹を完璧に仕上げるのに3万SPほどかかるけども、試しにやってみたら金欠になるのが楽しくて全部育成してしまいました。愛着わいてきたし、いちおう召喚獣欄に入れておこう。って、めちゃくちゃ強いなこの子ら!?

「剣と言ったらショーテルに決まってんだろカス」作者:カナソの魔剣さん
ショーテル技能を5,6枚販売している店シナ。ショーテル技能といいつつ、解説を読むと「使いにくいショーテルを使わないほど強くなる」とかよくわからないもので笑う。絵柄だけ見ればまともな技能に見えるのに、戦ってる様子を想像したら…(笑)面白かったのでヤンテ君にいくつか買ってあげました。

「三原色の守護神(6~8)」作者:Wizさん
2人以上用短編探索シナ。下水道で発見された区画の調査をしてほしいという依頼です。ゴーレムに守られている場所で、普通の機甲の兵士ではなかったとのこと。慎重に探索すればKCがなくても戦闘を回避できる仕様で、その分対峙する敵の強さも中々のものでした。ランダムエンカウントはおそらくないし、片っ端から倒していってもいい。マップは「奇塊」と同じくらいの広さで、それなりに調べがいがあります。解錠KCで部屋に鍵をかけて安全に休憩っていうのがいいね。最後の謎解きはタイトルから何となく予測できるんじゃないだろうか。依頼人にはとても喜んでもらえたし、収穫も色々あって楽しいお仕事でした。

「炎の城塞(7~8)」作者:クエストさん
炎の精霊が暴走し儀式が通常通り行えないため護衛をすることになる中編戦闘シナ。水棲召喚と冷気による攻撃がないとかなり辛い戦闘になります。戦闘の数自体は4回ほどで少ないし、1回毎に村に戻って回復&水の補充ができるので、じっくり攻略するといいかも。精霊王に勝てば経験点が余計にもらえます。続編はあるのかな?

2021/12/09

CWまとめ感想(2021/12/09)

「シープスリープの糸(4~5)」作者:ゆずきちさん
コミカルな6人用長編探索シナ。簡単なお使いのはずが、依頼達成のために街のトラブルを解決しなければならず…というお話です。困る街の人たちの前に、鴨が葱を背負ってくるみたいに冒険者が現れる序盤から楽しい。前半は準備で街を見て回るんだけど、みんな友好的だし冒険者たちの会話もにぎやかで、さらにミニゲームやわらしべ長者みたいなイベントもあって楽しかったです。後半の鉱山探索は地図をもらっているので迷う心配なし。毒ガス発生場所以外は大した危険もないだろうと油断してたら、とんでもないものが出てきました。まさかあのエピソードが伏線になっていたとは!(笑)かなりのトンデモ展開でしたが、後日談で街の人たちがそれを活用して町興ししているのがわかり、前半で描かれていた”限りある資源に依存する街の危うさ”に対してしっかり取り組んでいるところが良かったですね。最後まで楽しい気持ちでプレイできる作品でした。

「ここではないどこかへ(1~3)」作者:竹庵さん
2人以上用中編読み物。冒険らしい依頼がないとぼやいていたところ、東方へ旅したいと夢見る商人ルイージと出会い…というお話でした。保守的な兄を納得させるために簡単な護送依頼をこなします。山賊がでるという街道で隠れられそうな木々のカードをチェックしながら進み、発見時は眠りの雲でサクッと倒せました。楽ちん。ルイージと同じく外の世界を見たいという10歳の甥っ子が、父親が許してくれないからと商人の大物を味方につけて説得しちゃうエピソードが好き。続きがあるかわからないけど、大冒険の始まりという雰囲気が味わえる作品でした。

「Killer Queen(1~2)」作者:七四.三さん
昔住んでいた家に忘れてきた日記を持ってきてほしいという短編シナ。嫌というほど蜂の大群の恐ろしさを味わえるシナリオでした。脳筋なので全部倒そうと頑張ってしまって、何度も返り討ちに遭い…。まさか蜂蜜が何度でも手に入るとはね!民家だけあって休憩できる部屋が多いので有効活用しましょう。いちおう副収入もあったけど、割に合わない感がすごいです(笑)害虫駆除業者は偉大だ…。

「人と妖魔と魔道士と(2~4)」作者:みいさん
2人以上用マルチエンドの短編討伐シナ。普通のゴブリン討伐かと思いきや、色々と裏をかかれて罠に嵌ってしまいました。他のルートはどうなるかわからないけど、共闘に不干渉条約、財宝の取引など一風変わった展開で楽しめました。3Dダンジョンなので小さなゴブ洞も広く感じてやり応えあります。

「石の棺(1~3)」作者:おぺ吉さん
マルチエンドの短編シナ。洞窟の蝙蝠退治から始まり盗賊や吸血鬼と戦ったりもします。盗賊と戦うルートは見れなかったものの、lv1PTで吸血鬼討伐ができるのは結構すごいですね。まあ聖水が当たるか当たらないかの戦いなんですが…。神父さんが貸してくれた呪縛の杖が聖水より少し当たりやすいかどうかくらいなので、まったく役に立ちませんでした(汗)何気に謎めいた展開で良かったです。

「百足退治の依頼(4~5)」作者:vip産
「ゴブリンの洞窟」と「遺跡に咲く花」部分改変20コンテンツシナ。めっちゃ堅い!と焦ってたら、あの人が颯爽と現れて手助けしてくれました。こんな風に手助けして、報酬の分け前を要求するでもなく去っていくとか、あの二つ名も伊達じゃないね。

「それだけの話」作者:焼きフォウの人さん
人数調整不要の一人用短編読み物。街でたそがれていたら知り合いに会い、ちょっと話をするお話です。オチがインパクトありましたね。それなのに出会った時にああいう反応だったのが、さすが冒険者という感じでした。

「親父の等式問題(1~10)」作者:運の子さん
狂い系短編戦闘シナ。いきなりPCたちのそれぞれの父親を名乗る親父が登場し、なんやかんやでひとしい君と第一次親父対戦を繰り広げることに。いろいろとシュールだけどちゃんとクリアできる狂い系で、クスリと笑えるところもありました。戦闘はシナリオ内で配布されるアイテムを使います。一応全レベル対応だけどレベルはそれなりに高い方がいいかも?

「妖魔討伐作戦(5~7)」作者:運の子さん
冒険者による妖魔討伐を妖魔視点で描く妖魔バリアント短編シナ。一人で眠っているところを冒険者に襲われ、さらに回復スキルやアイテムを使ってすぐに回復する冒険者のいやらしさを存分に味わえます(笑)仲間が駆け付けるまで生き延びられた時の嬉しさよ…。でも一人二人と少しずつ駆けつけるので油断は禁物。仲間のありがたさを感じられました。

「旧き沼の花束(3~5)」作者:SARUOさん
「旧き沼の大蛇」改変シナ。NPCを可愛くして、ちょっと変な選択肢が増えてる感じかなと思ってたら最後に不意打ちでウルッと来てしまいました。ミヒェル神父に蛙を食べさせたり、ヒドラと打ち解けたりするルートがあるんですが、最後に「本当にこれでいいの?」と聞かれて「どう考えてもおかしい」を選ぶと冒頭でアントンの話を聞き終わった時点に戻ります。横道ルートをすべて見ると新たな選択肢が増え、そのルートで今まで見ていたものが何なのかわかるんですよね。子ヒドラを連れ帰った冒険者とその別れにしんみり…。アントンが諸悪の根源のようになってるのは若干可哀想な気もしましたが(汗)石版の内容は、裏返せばヒドラ迫害の歴史なのね…。ちなみに、原作と同じく神聖な攻撃KCが必要になるので準備を忘れずに!

2021/12/04

CWまとめ感想(2021/12/04)

「灯中花想」作者:かがちさん
一人専用短編ホラー。不安を煽る張り紙から雰囲気ありますね。何故ここにいるのか、どうやって帰るのか分からない状況で、出口を求めて謎の空間を彷徨います。可愛いホラーということでNPCが可愛かったです。背景もパステル調でほんわかしてて、だからこそ何が起こるか分からない不穏な空気感が際立ってました。ウロウロ彷徨って最後の答え合わせでなんとか脱出。おうちに帰れて良かったです…。

「奇眼(3~5)」作者:胡乱茶さん
Ask風短編シナ。下水道に変なビホルダーが出たので討伐してほしいという依頼です。ロケランは落ちてないけど、途中で人助けすると敵の情報がもらえます。逆に言えば、倒す自信があるなら助けなくてもいいし、倒してから助けてもいいんですよね。どれを選んでもメリットがあるのが嬉しい。サクッと遊べました。

「親父の岩戸(1~3)」作者:vip産
ゴブ洞改変シナ。親父さんが他の宿の亭主たちに色々言われて岩戸に閉じこもってしまったので、連れ戻してほしいという依頼です。洞窟には説得しに来た亭主たちがいるんだけど、みんな絵柄が違う親父さんなのが…(笑)当然話が通じるので普通にやれば戦闘にはなりません。ただ、なぜか見回りの亭主たちがたまに襲い掛かってくる。岩戸の向こうの親父さんを説得するくだりは、具体的な内容は描かれないもののジーンときましたね。みんなに愛されている親父さん…。ほっこりできるシナリオでした。

「シナリオ作成の洞窟(3~10)」作者:しろねこさん
2人PT以上ゴブ洞改変シナ。村のそばの洞窟が未完成のシナリオになったので完成させてほしいという依頼です。村人がお金を出してまでやることなのか(笑)まあ、確かにゴブリンの洞窟よりも未完成シナの方が危険は大きいかもしれない(帰らずの洞窟とかありえる)。そして、洞窟の行き止まりで必死になってるホブゴブリンに親近感を覚えたり。むぎゅっ☆はするけどね。冒険者たちが雑に完成させていくところが手慣れてました。

「快き夢を(2~4)」作者:vip産
要「『司教デュソー』の面識」の「賢者の選択」部分改変20コンテンツシナ。仕事でカルバチアを訪れたところ、見知った顔に出くわし…という読み物です。疲れたガルシアさんのため、墓地の雑草抜きと聖花を植えるお手伝いをします。エレナちゃんが可愛いですね。ただの雑草抜きなのに、2人と話しながらやってると楽しい。夏のお墓参りみたいな雰囲気でした。

「Fairy Tale/看護人募集」作者:三流ブロンティストさん
人数調整不要のお人好し一人用マルチエンド長編読み物シナ。貧しい母子家庭で母親が仕事に出ている間、病気の子供の面倒を見るというボランティア同然の依頼を受けます。この母子との交流が本当に心温まるんですよね。PCのセリフはないんですが、依頼を受けたからには完璧にこなすというプロ意識が素敵でした。冒険者の話に触発されて、ミアも空想の冒険譚を作って照れながらも話すところが可愛い。でも彼女の病気は思った以上に重いもので…。たぶんエンディングは5、6種類くらいあって、今回たどり着いたのは一番ノーマルなエンディングだと思います。奇跡は起きないながら穏やかな終わり方でした。最後まで優しく見守っていた親父さんがあったかいなぁ。

「栄光の杯(2~4)」作者:vip産
要「教会の妖姫」救出成功の「教会の妖姫」部分改変安価20コンテンツシナ。いくらでも葡萄酒が湧いてくる栄光の杯を発見したトービアスが、その杯の所有権を巡ってブルーノと飲み勝負をするはずが…というお話。カード裏と情報屋の情報から何が起こっているのか判断し、最適な行動を取って解決します。状況がまず面白いし、情報を突き合わせていくと裏があるのが分かって20コンテンツなのに内容が濃かったです。ブルーノを懲らしめたかった気もするけど、ちゃんと解決はできたからいいか。

「ゴブリン退治(9~10)」作者:vip産
要「ゴブリンの洞窟」クリアの「ゴブリンの洞窟」部分改変20コンテンツシナ。背景のテキストセルで誰かが語り掛けてる風だから誰かなぁと思っていたら…。20コンテンツの中にドラマが詰まってました。これは切ない…。彼の持つ闘争本能と冒険者としての強さを求める性質が組み合わさって、挑まずにはいられなくなってしまったのかなぁ。PLが知らない、彼との冒険の日々に思いをはせてしまいました。

「ゲット・アップ・ルーシー(6~8)」作者:vip産
「機械仕掛けの番犬」「傍迷惑な大激突」「逆襲の機械巨人」のいずれか1つをクリア(依頼解決)したPT向け鳥の歌が聞こえない改変20コンテンツ妖魔バリアントシナ。ここでもルーシーがゴーレムを使って妖魔たちに喧嘩を売ってます。不屈の精神と経済力だなぁ。何気にスチームゴーレムで儲かってるんだろうか?彼女が残していったゴーレムたちを退治するんだけど、一体毛色の違うやつが。自分に似せて作ったのかな?可哀想なので連れて帰りました。

「悪鬼騒動(7~9)」作者:vip産
「教会の妖姫」「賢者の選択」の部分改変20コンテンツ大江戸バリアントシナ。世間を騒がせる悪鬼の正体を見たという大家の話から、医者の魔芳賀須のところへ向かい…というお話。ダスキンみたいな人の性格が大雑把すぎる(笑)そして20コンテンツなのにマルチエンドというのがすごい!