2023/08/29

CWまとめ感想(2023/08/29)

「招かれざる怪魚(3~4)」作者:ハーバーさん
戦士(できれば豪傑型)を含む二人以上向け短編討伐シナ。巨大魚が現れ困っている村に討伐しにいきます。レベル3辺りの冒険者にありがちな驕りを見せつつ、すぐに親父さんに悪かったなと反省できるところが偉い。ちょっと素直すぎるけど、きっと親父さんの人徳のなせる業なんだろう。ピラクーとの対決は釣りから始まり、戦士によるヤス攻撃、戦闘、そして戦士の意外な特技で幕を閉じます。戦士大活躍!村人に大感謝され、お土産たくさんゲット!

「船上の毒アリ駆除依頼(3~5?)」作者:ハーバーさん
参謀を含む2人以上向け短編シナ。帰りの船上でリューンにはいない毒アリの存在に気付き駆除することに。参謀が何かするのかなと思ってたら、船長に「作戦がある」と自己申告しないと何もしないのか…。何か発見してから選択するんだと思ってスルーしてしまった(汗)まあ、普通に眠らせて各個撃破できたのでOK。それにしても、毒アリを連れてきてしまったことに対する船長の職業意識が高くて素敵。

「咎人の墓穴(3~6)」作者:伊礼さん
中編探索シナ。罪人たちの墓荒しをします。墓というか見捨てられた罪人の牢獄兼処刑場?過激派によって拷問などされたらしき痕跡がちらほら。そんな場所なのでアンデッドも徘徊しています。冒険者たちが倒さなかったら、いつか犠牲者が出てたかも?…と墓荒しを正当化してみたり。基本的には調査カードをクリックしてれば探索できるので、サクッと遊べました。肝試し兼お小遣い稼ぎにぴったりですね~。

「枯れ地の影(3~6)」作者:伊礼さん
中編探索討伐シナ。死霊術を使う”泥かぶりの魔女”を討伐しに行きます。横への移動がメインなのでマッピングしなくてもサクッとプレイできました。相変わらず細かにイベントが配置されていて、手書きモノクロ背景の趣きもあり絵本のページをめくっていくような感覚を味わえます。二つ目のエリアの山の向こうから覗いてる顔が好き。魔女による被害を目の当たりにしながらも、最後は魔女の事情もうっすら垣間見えて物悲しい気持ちになりました。

「隠居魔術師の生存確認(3)」作者:かるぺたさん
短編探索シナ。亡くなったと噂の魔術師の家に、生存確認という体で遺品探しに行きます。大したものは置いてない家だったけど、数回調べたり、違うタイミングで調べると反応が変わることがあって探索しがいがありました。井戸の中へ行く時の不気味さとかも良かったです。ただ、死亡確認できないので今は置いておくと戻した鉱石を、死亡確認後に回収してくれなかったー!

「あなたのための完璧な揺り籠(2~4)」作者:kizmさん
短編探索討伐シナ。山荘に棲みついた妖魔討伐に向かいます。3部屋をサクッと探索し、雑記帳などから過去の悲しい経緯が伺えます。”完璧な揺り籠”をつくったのに、自分たちが冒険者を呼び寄せるきっかけになってしまったのが悲しい…。せめて心が残っていなければ、教会に任せる道もあったかもしれないのになぁ…。

「ツギハギの心で(3~6)」作者:伊礼さん
3人以上向け中編読み物探索シナ。主に逆らって逃げたホムンクルスの討伐に向かいます。なかなかやりにくい依頼でした。あの村の様子から何となく予感はしていたけど…。舞台が田舎の雪が積もる山というのがなんとも似合いすぎているというか。事情がすべてわかると依頼放棄したくなります。まあ放棄しても、別の冒険者が…と言われると今苦しませずに逝かせてやる方がいいのかとも思ったり。最後の方で選択があったんだけども、うっかりクリックして覚悟を決める前に戦闘開始。全力でワンターンキルしました。救われた小さな命もあったのがせめてもの慰めです…。あ、でもカードとしてはお迎えできないのね。どこか優しい人のところで暮らしているといいなぁ。

「プラナ・ダルダル・サルプ」作者:while(TRUE)さん
「CardWirth 25th Anniversary!!」提出の別行動で進める6人専用コミカルな中編シナ。「旧き沼の大蛇」のIFということで、あの困った依頼人のそっくりさんが登場します。とにかく会話が面白くて笑いっぱなしでした。不幸な目に遭うPCのぶち切れっぷりが楽しい。パーティ3人ずつで別の依頼を受けていて切り替えつつ進めていくんだけど、最初からプレイヤーには二つの事件(?)に繋がりがあるのがわかってるのに、解決に導くのはなかなか難しくてやり応えありました。「旧き沼の大蛇」の要素も時々出てくるし。詰まってもネタバレテキストがあるから安心!最後までネタ満載で楽しいシナリオでした。

「白砂の遺跡(4~7)」作者:伊礼さん
3人以上向け中編探索シナ。砂漠で見つけた記録にない遺跡へ、お宝求めてもぐります。薄暗い亡者の巣窟を想像していたら、予想に反して明るく清潔な雰囲気。おのずとここに眠る宝への期待が高まります。いつものキラリを探しつつ、宝箱や壺など片っ端から覗いていくのが楽しい!ダンジョンの構造もわかりやすかったし、やっぱりランダム戦闘がないと探索に集中できていいよね。最奥の敵について詳細はわからなかったけれど、家族を想っていたようでしんみりしました。帰りは歩きを選んでよかった!

「まじょまね(3~6)」作者:伊礼さん
3人以上専用中編探索シナ。森の奥に住む祖母に食事を届けてほしいというちょっと不思議な依頼です。森というのが見るからにやばそうで、傍から見ている分には雰囲気あるな~という感じなんですが、実際に入っていくのは絶対に拒否したくなるような不気味さがありました。そして入ってみれば案の定…、色々棲みついていて探索しがいがあるったら。いつものキラリを探したり、怪しい存在の願いをかなえたり、問答無用で排除したり。かなり入り組んでいて途中でマッピング失敗してしまいました。そして奥の奥まできてやっと目的地にたどり着くも、祖母の姿を見ることもなく依頼達成。いったい冒険者たちは何をさせられたのだろう…と、狐につままれたような依頼でした。お土産たくさんゲット!

2023/08/22

CWまとめ感想(2023/08/22)

「ぶらり リューン散策」作者:takeさん
py専用の6人用短編読み物シナ。宿の新人冒険者たちを引き連れて、親父さんとリューンを散策しながら新人研修をします。リューン散策と言いつつ親父の顔を見ている時間の方が長い感じだけども(笑)、冒険者としての心構えをしっかり覚えさせようと、時に優しく時に厳しく教える親父さんがいいですね。意地悪な表情を浮かべつつ、そこにあるのは愛情なんだなぁ。シュールな空気も漂わせつつ、色々な顔を持つリューンの日常を垣間見ることができました。

「3分間の物語」作者:ハーバーさん
人数調整不要の一人用短編読み物シナ。宿で一人過ごしていたPCが、昼飯を済ませようとカップめんにお湯を注いでからの出来事を描いています。早くできないかなと待ってるだけなのに、日常感があふれててほっこりできました。香りに誘われて色々やって来るのが、人の出入りが多い冒険者宿っぽくて良かったです。最後は娘さんと半分こして食べました。かわいい。

「煙雨(2~6)」作者:takeさん
py専用6人向け短編読み物シナ。依頼中に一人がはぐれて、仲良しPCが探しに来てくれるシンプルな内容でした。他の4人は最後の方でちょっと会話するだけだけど、そのにぎやかさに”戻ってこれた安心感”が伝わってきてよかったと思います。終了印がタイトルの「煙雨」だけでなく、作中で受けた依頼らしき「離れの廃教会」も付くのかな?

「木畠通り闇市場(2~4)」作者:黒豚和牛さん
探偵バリアント向け中編調査シナ。孫の恋人を夜の繁華街で見かけたので素行調査してほしいという依頼です。情報集めパートは交番に集中していて、テンポ良くサクッと遊べました。うっかり一つ情報を取り逃したみたいだけど、ここぞという場面でどう行動するか判断し、事件を完全解決できました。仲良し兄弟でよかったよかった。そして半グレ組織の悪質さが身近に感じられて怖い。悪人は親切な人のふりをして寄ってくるってね。孫の知らぬ間に恋人一家と祖母の絆が深まって、なんとも後味の良い終わり方でした。

「草むしり」作者:ハーバーさん
休日のんびりすごすはずが、雨が止んだので親父さんに草むしりを頼まれる短編シナ。鎌で根から取り除いていくんだけど、途中毛虫やミミズを傷つけないように対処するところが優しい…。普段は殺伐とした依頼も多いから、こんな時くらいは殺生なんてしたくないのかな。さりげなく色々植えてる親父さんの豆知識も聞けたし、冒険者宿の日常という感じで微笑ましかったです。

「鰯たちへと贈る海(6)」原案:itiさん、制作:mahipipaさん
3人以上向け中篇因習村シナ。立ち寄った村で親切にしてくれた娘さんの家が焼け…というお話です。調査せずに帰ってもいいし、とことん突き詰めてもいい。いちおう最後まで見てED1にたどり着きました。倒さなきゃいけなくなっちゃうので、村が燃えた時点で逃げればよかったかな。経験点0になっちゃうけど。せめてあいつらに火晶石や蒸留酒を投げつける悪役ルートがあれば…。イアレを全肯定したかったです。

「銀天秤に座す魔物(1~3)」作者:カブさん
6人専用長編シティアドベンチャー「イーリルの天秤」前編。立ち寄った街で一休みしていたはずが、別行動していた3組それぞれがうっかり依頼を受けたことで、街の市長選をめぐる事件に巻き込まれます。視点を切り替えつつ情報収集や調査などをするんだけど、いつでも現在のチームの置かれた状況とタスクの確認ができるのでスムーズ進められました。長編で中断すると、再開した時に何をしていたのかわからなくなることが多いので助かる!調査に必要なKCもシナリオ内で手に入るし、対象レベル通りの駆け出しPTでも安心です。市長選に深くかかわる銀天秤についての話も興味深かったし、過去の出来事を引きずる登場人物たちの人間模様も引き込まれました。そして巻き込まれた冒険者たちのやり取りも楽しかったり、格好良かったり。最初は厄介ごとに巻き込まれて仕方なくという感じだったのが、事件のにかかわるにつれ本領発揮していくところがよかったですね。終盤の屋敷潜入パートもスリルがあって楽しかったです。

「イーリル・エタムと五匹の猫」作者:カブさん
6人専用長編シティアドベンチャー「イーリルの天秤」後編。すべて終わったと思っていた冒険者だったが、実は真の目的が達成されていなかったことが判明します。あの事件の裏でそんなことがあったのかと驚かされつつ、前編で投票したPCが猫ちゃんと一緒に頑張ります。こちらもユーザーフレンドリーなシステムで、ややこしい事態にもなんとか対処できました。ちょっとした遊び心も用意されていて、寄り道したくなりますね。猫ちゃんたちが前編の時より増えてて癒される…。魔女さんの性格も好きです。前後編に分かれてこその「イーリルの天秤」という作品だったなぁと納得でした。

「宇宙よりの侵略者vs銀河の巨人」作者:生野菜サラダさん
”煙突、あと3日で世界の終わり、隕石”のお題に沿って作った短編戦闘シナ。暇つぶしにリューンを訪れたら例のごとくリューンの危機、もとい世界の危機に遭遇し…という展開です。強力な助っ人さんが思いがけない外見でちょっと笑ってしまった。いやでも頼もしさは溢れてて安心だよね!実際強いし。今日もリューンは通常運転でした。心強いお土産げっと!この後、何度もピンチを救ってもらいました。

「暴走パンジャンドラム破壊依頼(7~8)」作者:どもしペッテさん
短編戦闘シナ。依頼人がめちゃくちゃ好きですね~。紅茶グビグビ飲みながら、笑って話す内容がもう…反省とか申し訳なさとか全く見えないんだもの。これだから賢者の塔の魔術師紳士は!!そして討伐しに行ってわかる依頼人のいい加減さ。まあ予想はしてたから事前バフはしっかりしたけどね。冒険者はもっと切れていいと思う。最後はしっかり追加報酬をぶんどってきました。スキルの解説が最後のオチだった!

2023/08/15

CWまとめ感想(2023/08/15)

「虫の子ら(1~5)」作者:伊礼さん
3人以上向け中編ホラー風探索シナ。蟲術師の屋敷へ行って蟲たちを一匹残らず駆除します。不気味な雰囲気が良かったです。オートマップなんだけど手書きのイメージ画像もあって探索してる感が増してます。驚かしではない正当なホラーという感じ。落ちているもの、そこにいる敵などから断片的に見えてくる凄惨な蟲術の実態と蟲術師の狂気…引き込まれて一気にプレイできました。地下5か6階くらいまであって、上下構造をうまく活用したダンジョンも私好みです。行き止まりがあるたびに、この向こうへ行く道は…と間取りなどから推測する楽しみがありました。にしても、最後の部屋にあったアレはインパクトあるなぁ(理解が及ばない)

「油がない!(1~3)」作者:スロットさん
100kb祭り参加の短編シナ。揚げじゃがのため油一樽買いに行くが、盗賊団のせいで値上がりしてたので討伐することに。サクッと遊べて、冒険者の日常とか生態が伝わってくる良作でした。お駄賃のために討伐される盗賊団(笑)

「戦地メンタルショコラティエ」作者:ゆずきちさん
恋人関係の冒険者2人を含む6人用バレンタイン短編読み物シナ。恋人同士の二人が喧嘩し後悔していたところ、PTのお調子者が手作りチョコ選手権を始め…というコミカルなお話。なんで喧嘩したのかと思ってたらきのこたけのこ戦争か(笑)きのこの森とたけのこの海で引き裂かれるカップル…。いつもタイトルが絶妙です。

「洞窟探索Ver-A(2~5)」作者:あきらつかささん
100kb祭り参加の一人専用ハクスラ短編探索シナ。敵を倒すと手に入るアビリティポイントを消費し、アビリティを駆使して立ちふさがる大量のゴブリンたちを倒します。アビリティはスキルカードとして配布されるため、わざわざ手札を入れ替えないといけないのが面倒だったけども、CWではこういうのは珍しいので興味深く遊べました。これからアビリティの種類が増えていくのかな?

「紅葉ゾンビ狩り(2~5)」作者:伊礼さん
中編探索シナ。宿経営状況の悪化を匂わせる親父に、仕方なく紅葉狩りではなくゾンビ狩りに出かけます。とはいえ、季節は秋なので山は紅葉で、ゾンビを倒しに来たのに気分はピクニック。熊や花摘みに来た人もいて楽しい探索になりました。一方、地下墓地も雰囲気あっていいですね。怖くはないけどそれなりに広くて探索し甲斐があります。鑑定を使うタイミングは注意深くないと見逃してしまうかも?吸血鬼討伐もして報酬アップ、親父さんも喜んでくれてよかった~と思っていたら、またしても意味深な親父の発言。一体何を企んでいるんだろう…。

「探偵に暮れはない」作者:ハーバーさん
探偵バリアント向け二人以上用短編シナ。年末の祭りでスリ犯を現行犯逮捕していきます。事情を聴くかどうか選べるので、スリ被害を減らすためにもさっさと警察に引き渡しました。いちおう女の子の話は聞いたけど、あとは警察が然るべきところに連絡すればいいよね。探偵の仕事も幅広いんだなぁと、新たな一面を知りました。

「それは嚮導の光となりて(5~10)」作者:無名しさん
短編討伐シナ。連続児童誘拐事件解決のため、子供PCが一人で現場の調査に向かいます。「ざあ~こ、ざあ~こ♥」が似合いそうな子で行くといいかも。まだ愛着のなかった連れ込みさんで行ったら、思いの外可愛くて好きになってしまった。まともな教育を子供たちに、という理想は良いのに、やり方を完全に間違えている犯人たちで、でも憎めないところもあったり。「俺とお前でなんたら合体!」な展開には笑いました。にしても、最後の黒幕さんのセリフ…続編あるのかな?

「やまのは(4~6)」作者:takeさん
PY4以上向け、大江戸バリアント風6人専用短編読み物戦闘シナ。宿のお得意さんの村で日用品がちょくちょく消えるので調査しに行きます。黒背景にメッセージの枠サイズぴったりの背景写真が置いてあって良い雰囲気でした。やや戦闘が厳しかったけど、負けても進むのかな?落ち武者の霊が祭られている山奥に、何となくいる化けキツネと化け狸。ちびっ子妖怪と保護者という雰囲気で可愛かったです。

「喫茶 #Y」作者:takeさん
PY4以上向け、人数調整不要のPC一人用短編読み物。思い出に誘われ、茶を飲みに宿に来たNPC目線で進みます。疲れた大人が喫茶店のマスターと思い出を語るところは雰囲気がありました。NPCが去った後、PCが水を差すのに笑った。

「黎明の強襲(3~5)」作者:ハーバーさん
戦士と盗賊を含むPT向け短編討伐シナ。邸宅の使用人たちを皆殺しにした盗賊たちを討伐します。盗賊のアジトらしく侵入者を迎え撃つ罠がいくつかあり、短編ながら盗賊が活躍できます。サクッと雰囲気を楽しめる作品でした。

2023/08/08

CW「ツチノコ大捜索!」感想

対象レベル:4~6
作者:伊礼さん

3人以上向け長編探索シナ。ツチノコに賞金がかけられていると知り、親父の情報で近所ののんびりヶ丘へ向かいます。
パステルカラーの手書きマップが可愛くて、のんびりハイキング気分で探索できました。湖で釣りができるということなので、今回もジョス君たちで出動です。
湖自体は一つでも、東西南北場所を変えて釣りができるのが嬉しいですね。釣れる魚も種類が多いし、仲間とお喋りしながら楽しく釣りができました。

近所の丘というだけあって、そこに住んでいる人や店を出す商人?がいたりするし、野生動物と遭遇して狩ろうか悩んだりも。
そしてやっとこさツチノコ発見と思ったら…思わぬ展開に思わず笑顔。探索のおかわりで日を改めて挑戦しました。

結構敵が強かったけども、仕掛けがあったり宝やスキルをゲットするチャンスもあってやり応えありましたね。終盤も予想外の連続で最後まで飽きさせません。親父さんの意味深なセリフ…まさか続編があるのかも!?
スクショを撮る手が止まらない楽しいシナリオでした。

2023/08/01

CWまとめ感想(2023/08/01)

「津軽弁の洞窟(1~3)」作者:抹茶あずきさん
2023新春100kb祭り参加のゴブ洞改変シナ。親父さんの「だびょん」に笑ってしまった。真面目な顔で言ってるのが余計に…。ちょうど賢者の杖系アイテムが足りてないパーティだったのでお土産嬉しかったです。

「抗え!機滅都市リューン!」作者:生野菜サラダさん
100kb祭り提出の短編連戦戦闘シナ。リューンが機甲兵たちに占拠されたので取り戻しに行きます。今回は留守中に起こったことらしく、敵がうじゃうじゃいるリューンにテンション上げて突入することに。突入後は3000spでお買い物。相変わらず困難にあってこそ反骨精神でやる気を出す街の人々だなぁ。新開発のスキルを買い漁ってきました。ラスボスだけやたらと強くて結構苦戦。全体回復アイテムがなかったら負けてたかも。でも、お土産ゲットできたからいっか!

「深淵の瞳と11月の縁(3~5)」作者:頑固鳥さん
妖魔バリアント向け短編探索シナ。ノベンバー縁が語り部だと高難易度の印象があったけど、lv5パーティで来たら程よい手応えでした。森の廃墟で発見した弱ったシェイドと手を組むための過程が面白かったです。事前に防御バフかけてくれる呪術師さんが優しい。あと、友達が欲しくて旅してきたというシェイドがいじらしいな~。

「スジニク山の遺跡(7~9)」作者:怪獣クドラさん
妖魔バリアント向け短編探索シナ。遺跡の調査に向かった妖魔たちが帰らないので、依頼人と共に探しに行くが…というお話。熱気と汗のにおいが満ちている上に、怪しいマッチョ人間の像がある時点で(笑)案の定アニキの巣窟でした。このフレッシュゴーレムはある意味画期的な発明なんだけど、方向性がなぁ…。依頼人が興味津々でそわそわしてるのに笑いました。

「ゴブリンの侵略を阻止せよ!(4~6)」作者:スロットさん
100kb祭り提出の特殊ゴブリン3部作第二弾となる短編探索シナ。前回に引き続き青天ドロップキックで突入しました。馬車護衛の依頼帰り、ゴブリンが村を襲撃しようとしていると聞き討伐に向かいます。それほど広くないし、見つけたゴブリンを倒していくだけなのでサクッと探索できました。そして終盤の緊張感ある展開もよかった。ボス戦では、ゴブリンメイジをいかに封殺するかで決まりますね。味方全体の目覚しアイテムを貰ったけど、うまく封じられたので出番はなかったぜ!

「精霊の恵み(2~3)」作者:盾さん
短編討伐シナ。精霊信仰が残る村へ行き、祭壇の破壊と精霊討伐をしてほしいという依頼です。異端審問官がそれらを見つけたら、責任者である自分の立場が危ういということで先回りして痕跡を消そうという目論み。かなり自分勝手な討伐依頼だけど、まあ実際どんな精霊なんだろうと行ってみたらまさかの…!琥珀が欲しい村人たちと、酒が飲みたい”彼ら”が知らず知らずのうちに…というのが面白かったです。これが成り立っている間は、彼らも無害だったんだろうか?にしても、リューンの騒乱がリューンっぽくて良い。

「給食当番(3~5)」作者:荒巻ちどりさん
学園バリアント向け短編シナ。給食が1週間お休みで不満を爆発させていた少年のため、代わりに給食を作ってあげます。苛烈な購買争奪戦や学食のまずさを理由に、抜け目ないまどかちゃんが良い感じに巻き込んでくれますね(笑)給食作成は能力判定と料理関係のクーポンで結果が変わるようで、セレンたちはプロ級の腕前を見せてくれました。話題になりすぎて人が押し掛けるほどとは…。ちょっと学食を見直した方がいいんじゃないですかね。誰か横領とかしてません?それにしても少年がとても美味しそうに食べてくれてほんわかした気持ちになりました。美味しいは幸せだよね~。

「春待ち日和」作者:割れざくろさん
100KB祭り参加の人数調整不要一人用短編読み物シナ。冬の行商護衛から帰って疲れ果てていたPCが、雪の中買い出しに行く娘さんに代わってお使いに出ます。チグサが熟練のお人好し冒険者という雰囲気で良かったですね。ちゃっかりお使いの量を増やす親父さんや、世間話を楽しむお店の人もよかった。それまでの雪道の閉ざされた感が、人との小さな交流の温かさを引き立ててました。PCのような冒険者たちに良いイメージを抱いていることがわかるところもほっこり。短い中に色々詰まってました。

「もうシンプルにチョコ買って渡すだけ」作者:生野菜サラダさん
100kb祭り参加の二人以上向けバレンタイン短編シナ。仲間一人を引っ張ってチョコレートを買って渡します。戸惑いながらも「パーティの財布から勝手に使うのは…」というごもっともな意見。たしかにねー。

「薬草畑の共闘」作者:toshimitsuさん
薬草の収穫&仕分けの依頼をすっかり忘れていた_2と、無理やり付き合わされる_1のミニゲームシナ。こういう他人を振り回す役はコカテロちゃんにぴったりだなぁと、リーダーのチグサを連れて行ってきました。ミニゲームの内容は、コカ・ヒヨス・タルゼンの3種類の薬草の順番を覚えて、その通りに仕分けしていくというもの。あと2時間しかないというのに、ちょっと緩急をつけてみたりハードルを上げて遊んでるコカテロちゃんに笑った。そしてこの手のミニゲームが苦手で超難しかった…。でも、何度か頑張ってスキルゲットしてきました。しかし、依頼人のおじさんは(投げ飛ばされても文句も言わず)いいひとだなぁ。