2020/03/31

仮面の鑑定「結び」作者予想メモ

投票締め切り直前ということで、今回も予想したのをメモメモ。
あまり予習せずにのんびりプレイしたんですが、鑑定となるとやっぱり成功100%を目指さねば!と思い5日間くらいエディタとにらめっこしてました。…前回よりも潜伏、上手くなりすぎじゃないですかね?
Next専用が減ってxeditorで作ったと思われる作品が増えたので、それで絞り込むのも難しくなった気がします。鑑定終盤は混乱状態で今回もぜんぜん自信ないです(汗)

【以下、番号と作品の概要、予想と理由のメモです。】

〔2〕NEXT専用、小悪魔とお人好し二人用読み物(月森さん)
口調クーポンなどの初期設定部分が過去作品と同じだったのと、話の雰囲気的で。

〔3〕護衛で学術都市ウルムに来て事件発生(三升さん)
雰囲気や話の進め方、ダンジョンの仕掛けなどが手馴れてる感じだったので。

〔4〕黒曜の騎士ディアンと決闘する一人用短編戦闘シナ(烏間鈴女さん)
文章の雰囲気や、セリフに鍵カッコを使わないところなど。

〔5〕無限おにぎり製造機(禄山さん)
xeditorっぽいのと明るいノリで。第一印象はソイヤさんでした。

〔6〕世界の外側が剥がれて災厄と結ばれた戦闘シナ(柳の灯さん)
戦闘シナがお好きそうだし、戦闘イベントのKC対応が似てたので。

〔7〕おぼろげな記憶を辿って相方を助ける二人用シナ(刻人さん)
口調自動設定や時限クーポンの名称などが似ているので。

〔8〕握ると具を入れるを良い感じに選んで結ぶ(おぽんずさん)
貼紙の文章のセンスと、何のお結びが出るか決める部分がシェルパールの釣りと似てるので。禄山さんと迷いました。

〔9〕戦闘スキップ可能な演劇風戦闘シナ(サンガツさん)
最初は禄山さんかと思ったんだけどxeditor製じゃないみたいだし、敵のスキル絵の色合いや自動口調設定部分がサンガツさんっぽい気がしたので。

〔10〕祖父母の結びの証の剣を取り戻す(オサールさん)
Askリスペクトなところと雰囲気から。

〔11〕ゴブリンの子供を引き取り育てる育成ゲー&店シナ(露子さん)
…ではなく・・・をよく使ってる方の中で消去法で決めました。

〔12〕行方不明になったお人好しと探す相棒の4人以上用(キアさん)
繰り返し苦しめられる様子から「トランキライザー」が浮かんでしまったので。

〔13〕目の前に謎の糸が!(三白々さん)
全然わからなくて、最後に残ったのが三白々さんでした。

〔14〕女子高生とお話(mahipipaさん)
xeditorを使ってなさそうなのと、会話の雰囲気が似てるかなぁと。

〔15〕現代日本ドタバタ人情コメディ(ソイヤさん)
長編で凝ってるからサンガツさんかなと思ったけど、役割自動判定に力を入れてたしコメディなので。

〔16〕薬の材料を採取したい少女の護衛(ハロゲンさん)
口調分けほぼなしなのと、題材や使っている素材でなんとなく。

〔17〕新米魔導士の失敗作討伐(あだぷすさん)
禄山さんかとも思ったんだけど、ステップやスタートのテキストがあだぷすさんっぽいかなと。

〔18〕魔法仕掛けのすごろく(さとりさん)
禄山さんかと思ったんだけど(何度目…)、ネタバレテキストの文章がさとりさんっぽかったので。

〔19〕異世界で巫女を護衛する戦闘シナ(かがちさん)
この鮮やかな配色センスは誰にも真似できないと思うし、どう動かせばカッコよく見えるかわかってるギミック戦闘も普段からやってないとできないと思うので。

〔20〕吸血鬼の館を調査(羽宵さん)
マスコットとリンちゃんの雰囲気から。刻人さんと迷いました。

〔22〕小説を完結させる戦闘シナ(花子さんとかの人)
ストーリーや文章、ばーう対応から。

〔23〕小指なホラー(黒狐ぬんさん)
ネタバレテキストが似てるので。

〔24〕メリハピ(生野菜サラダさん)
対応クーポンが少な目なところとか、敵に対して割と甘いところが似てるかなぁと。

〔25〕おばあちゃん子を護衛して精霊の森探索(塩砂糖さん)
わからなかったのでxeditorを使ってそうな方の中から、作風が似てる人を選びました。

〔26〕冥界へ行く二人用読み物(水色猫さん)
作風と口調クーポン設定部分が似てるので。

〔27〕シャイニングな狂い系(ラ・フランスさん)
以前も参考にした作品として小説などを挙げていたので。

〔28〕ウェアキャラバンの護衛(ているさん)
長編だしリーダーや参謀の活躍シーンなどが似てるので。

2020/03/27

CW「触れられぬ糸、繋いで」感想


対象:6~8
作者:むぅさん

「赤い糸、歌手(吟遊詩人)、下水道、線香花火、全力疾走、タライ、無口を治す本」のお題に沿った仲良し6人PT向け長編シナ。

クソシナ要素はぜんぜんなくて、とてもロマンチックな物語に仕上がってました。
複数のお題から一つの作品を作り上げるだけでもすごいのに、物語は感動的で引き込まれるし、ゲームとしても情報集めや探索が楽しめるからすごい!
舞台となるLeeffesさん作「階段都市ベルクレーヌ」の魅力も物語としっかり調和していて、引き込まれた要因の一つだと思います。

NPCも魅力的で、彼らのために頑張りたいと思えるんですよね~。赤い糸と線香花火、そして歌などの演出が切なさを一際引き立ててます。
もちろんPCたちも活躍できて生き生きした姿が見られます。個人的にマスコットのタライのエピソードがツボでした。ちゃんと技能としてもらえるのね(笑)
大満足の長編でした。

2020/03/23

CW「お大尽様の言うとおり」感想


作者:黒宣さん

とつぜん安っぽいジャンクなものを食べたくなったPC一人用読み物。
冒頭から親父さんとのやりとりが好きですね。暴走するPCに対して「頭でも打ったのか?」と冷静なツッコミを入れつつ、ちゃんと考えて応えてくれるし、お礼とか挨拶はちゃんとしてる関係で和みました。

そしてあらぬ方向に暴走するPCも面白い。ちょうど魔晶石ガチャで大金ゲットして10万sp持ってたので迷わず使ってしまいました。
こういうお金の使い方大好き!!
仲間に相談なく所持金900spくらいになっちゃったけど(笑)

その後の展開も予想の斜め上で面白かった!
「食料品市場での戦い」をプレイしたPTで行っても良かったかもしれないですね~。
手に入ったアイテムも解説を読んで思わず笑ってしまう楽しい仕様。
チュイン君はこれから二足のわらじで頑張っていくのだなぁ…。

2020/03/19

CWまとめ感想(2020/03/19)

「第五話 ~契約~(5~8)」作者:NATUさん
未完長編シリーズ「時空を越えて」の第五話。現代日本の女子高生や男子中学生、男性アイドルグループなどがカードワースの世界にやってくるドタバタコメディです。異様にエンカウント率が高い(100%逃げられても辛い)シリーズなんですが、第五話に登場するグリル司教(ask絵)が好きでね…。私的に”人の心に寄り添える聖職者のイメージ”そのものだったし、優しいだけじゃなくていざという時に悪魔に立ち向かえる勇敢なお爺ちゃんでカッコいいんですよ。…それだけ言いたかった。

「大規模プチテロを鎮圧するだけ」作者:生野菜サラダさん
ネズミを大量に召喚するプチテロ発生でまたも駆り出される冒険者。相変わらず冒険者を無理やり巻き込むのが得意な自警団です(笑)あと、ネズミさんの可愛さにちょっとやられてるのが猫人のミヒャルトだったので笑った。何気にチュインと仲良くやってるもんね~。ネズミさんを倒しても気絶して転送されるだけというのが優しい…!サクッと遊べました。

「リューン美味い処巡り」作者:笹米さん
報酬のおまけで飲食店の商品券をもらったので仲良し二人で食べ歩きする短編読み物シナ。ほのぼの雰囲気で食べ歩きできて、お店の種類も結構ありそうなので(一度に回れるのは3件まで)色んなPCで突入したくなります。行き当たりばったりで見つけたお店に入るのもいいし、相方の好きそうなお店を(ネタバレテキストで)しっかりリサーチしておくのもおいしい。何気ない日常感をまったり味わえるシナリオでした。

「幸せの日記帳」作者:ゆずきちさん
片想いと片想われがいる6人パーティ専用読み物シナ。”魔法の日記帳”を巡って繰り広げられる痛快勘違いコメディです。依頼人のセンスからして笑えるんですが、魔法を発動させるための手順が怪しくて、そこに片想いPCの失敗が加わることで見事に禍々しい日記帳になっていく序盤からお腹を抱えて笑わせてもらいました。どう見ても呪いの日記帳で勘違いを招くこと間違いなしなのに、さらに片想われが一人で受けた依頼によって勘違いを加速させていくのもお見事。仲間の勘違いが暴走して、妄想推理が展開されていくのが楽しすぎます。まさかプリンがそこに結びつくとは…!(笑)ぜんぜん噛み合ってないのに会話が成り立ってしまうすれ違いっぷりが最高でした。仲良しパーティにぴったりの短編です。

「ジョワの鐘」作者:我さん
掌破でジョワの鐘を108回打ち、汗をかきつつ煩悩を振り払おうというイベント。参加費600spは意外と高いけど、静心の法がもらえるのでジョワツでガチャ1回引けます。挑戦者は久しぶりに掌破大好きシモン君たちで。持ってた掌破だけではさすがに間に合わなかったので、教会の前で掌破購入。このイベント考えた人は商魂たくましいなオイ!精神力回復アイテムを持ったlv1の6人で壊さずクリアできました。めっちゃジョワナもらえた~。

「「危険物」収容庫(7)」作者:HANDさん
召喚魔法で召喚された兵器などの危険物を撃破する依頼。すでに封じ込めには成功しているので、好きなタイミングかつ万全の状態で対戦できるのが嬉しい。でもヘタレゲーマーの私には強すぎてlv10PTでも勝てる気がしない…。結構装備が充実してるPTだったんですけど、敵の行動がまったく覚えられない人なので無理でした。力作なので戦闘マニアの方におススメだと思います。

「夢中に安らぐ」作者:満月丸さん
主人公と相棒の二人用Next専用読み物。目覚めたら目の前に謎の生き物がいて、助けてもらったお礼をしてくれるコミカルな短編。主人公はレイチェル、相棒は錆の魔術師で行ってみました。ぱっと見可愛い精霊が何か怖かったり、人間とはズレた感性を見せるところが楽しい。いい夢を見せられていた相棒を目覚めさせる方法が…。何となく相方に錆の魔術師を選んだけど合ってたかも(笑)ラスト、ささやかながら幸せな気分になる”お礼”が良かったです。

「封印の戦士」シリーズ 作者:SADさん
不死の魔物を解放する”解放者”と、それを封印する”封印の戦士”の因縁を描いたNPC主導のシリーズもの。色々片付いたところでNPCが仲間になって「報酬は山分けで」とか言ってきた時には「新手のカツアゲかな?」と思ったけど、シリーズを重ねるにつれ割と素朴な親子に好感。全4作で完結してるし、毎回リドルやギミックなど趣向を変えてくるのが楽しい。とくに4作目はミニゲーム集のような感じで遊べます(進め方を誤るとNPCが犠牲になるけど…)たしか全作で盗むKCに対応していたので、手癖の悪いPCが大活躍できるかも。

「ゴブリンゴの森(1~3)」作者:清風りちあさん
悪臭を放つゴブリンゴの木を伐採してほしいというゴブ洞改変。入り口の見張りについてのやり取りが好きですね~。ただでさえゴブリンゴのインパクトある顔がこっちを見てるのに、割と平常心な冒険者とオチに笑いました。あとネーミングセンスも好き。ゴブリンゴを持ち帰ると荷物袋を開いた時にも目が合って少しびびるね(笑)

「スケルトン大量発生!(3~4)」作者:ハーバーさん
遺跡に大量発生したスケルトンを掃討してほしいという依治安隊からの依頼。大量というだけあって結構な数がいました。それほど大きい遺跡じゃなかったから良かったものの、亡者退散を忘れていったのは痛かった(汗)調査済みの遺跡ということだったけど、そういう場所こそ調査役の腕の見せ所。元凶を倒した後も遺跡内をうろつけるので、ボスを先に倒してからの方が探索しやすいかも。サクッと遊べる短編でした。

2020/03/15

CW「ゴリラ紀行~夜花、見守りて~」感想


対象レベル:3~4
作者:覆面ノルドさん

ひょんなことから呪いを受け、事情を知っていそうなゴリラを追いかける珍道中。
「拳で殴る、じょわなしりーず、ヴァイキング、チーズ、月とラクダ、ハーゲンダッツ、オーロラ、僧帽筋、血の盟約、ドッペルゲンガー、水属性、月下美人、加速するゴリラ、夢オチ」のお題に沿った中編です。

これだけの要素を盛り込んでいるのに、まったく破綻しているところがないどころかめちゃくちゃ面白いのが驚き。もうゴッペルゲンガーの時点で勝利確定でしょ(笑)
片言なゴリラがしゃべるだけで面白いし、呪いの影響を受けてるPCの描写でも笑いっぱなしでした。
…違和感が行方不明なディーノさんを選んだからなおさら。

軽い探索や罠猟、海で大暴れなどを経て目的地に着いてみれば、いつの間にかシリアスで熱い空気に飲み込まれていくのも良かったです。美しい舞台で拳と拳がぶつかり合う真剣勝負!
ゴリラと拳で語り合い心通わせていく展開が意外なほどカッコいいんですよ。
ちょっとゴリラの魅力に目覚めはじめたせいか、PCがゴリラになれなかったのが残念な気もしたり…。

そしてラストのオチも完璧でした。お勧めです。

2020/03/11

CW「そして火竜は舌の上」感想


対象レベル:8~10
エンジン:Next専用
作者:黒豚和牛さん

好きですねー。
タイトルと導入がカッコいいし、これから竜殺しをするっていうのに倒した後のことでワクワクが止まらない!
自分のためという点では、金や名誉や強い相手との血沸き肉躍る戦いを求める人たちと何ら変わりないはずなのに、この違いは何だろう?

もし火竜が話せるタイプだったら、冒険者たちの目的を知って冒頭の魔術師さんのように笑い飛ばしただろうか?
それとも愚かな人間と嫌悪しただろうか?などと考えながら戦闘開始。冷気系スキルを多めに持っているPTだったので、苦戦しつつもなんとか倒せました。
翼や尾が復活すると普通は焦るのに、この戦闘ではメリットもあるのが嬉しかったです。

大物を目の前にして、冒険者のことをすっかり忘れてた依頼人もいい味出してます。
名門一族ということで落ち着いた雰囲気はあるものの、ぜったい頭の中ではしゃいでるよね(笑)

宿の親父と娘さんにお土産もあって、みんな嬉しいハッピーエンドでした。
こんな依頼なら何度でも引き受けたい!

2020/03/07

CWまとめ感想(2020/03/07)

「残骸雪化粧」作者:かがちさん
”平穏、どアップ、彼岸花、トリカブト、斧、水底、両手で、裏切り、幸せなキスをしてハッピーエンド、壺”のお題に沿った短編。1spで引き受けた遺品捜索依頼です。確かに平穏だ…。かがちさんらしさもありつつ、タイトル通り過去の想いの欠片も雪化粧で隠れてしまったような感じでした。すべて明らかにするには丁寧に何度も探す必要があるのも、隠してきた時間を感じさせます。

「聖夜に赤とは限らない」作者:白澤のくさん
親父さんに押し付けられた届け物を配達した帰り、少年が絡まれてるのを見つける1人用読み物。どちらかというと悪役寄りということで、メルカドで落ちぶれていた盗賊さん(カインと名付けました)で突入。そしたら服の色的にぴったりな展開でニヤニヤ。このことを仲間に知られたら、しばらくあだ名で呼ばれそう(笑)PT名変更し忘れてた…。

「不審な不審者(1~3)」作者:石川さん
道場に通う子供たちが不審者を見かけたというので3日ほど見守りをしてくれという依頼。何も起きないうちからきちんと対処する道場主がプロ!しかも金払いがいい素敵な依頼人でした。この道場どんだけ儲かってるんだろう?道場の前や少し離れた道、宿の前などで見張りをしつつ、通りがかった子供たちと話したりして不審者特定のため頑張ります。不審者との遭遇&撃退で依頼終了もできるけど、もらった報酬に見合う働きはしないとなので調査続行。突き止めた事実が哀しいね…。どことなくとぼけた雰囲気が味わい深い作品でした。

「魔術師の弟子の依頼」作者:あべのくまさんさん
いなくなった使い魔を探してきてほしいという魔術師の弟子からの依頼。おとぎ話のような文章と雰囲気のある手書き背景がマッチしてました。行動によっては不穏な空気が漂い始めて、一気にホラーっぽくなるのも良かったです。ガラテア君は口調的に連れ込むとイメージ崩れそうでしたが、のほほんとしたキャラが良かったし蜘蛛は好きなので連れ込んでしまいました。彼なら余裕でうちの宿に溶け込めそうだし(笑)

「その戦場に絆は無い(5~7)」作者:十把一絡げさん
賢者の塔で仮想現実装置の動作確認テストをする連戦シナ。”テディベア 人型機動兵器 仮想空間 シロアリ 歌 廃墟 白夜”のお題に沿った作品で、仮想の敵の姿に気が抜けました(笑)でも装置の中で魔法は使用禁止なので油断してると痛い目に遭います。今回は物理メインの銃使いPCだったのと、回復召喚獣をつけてもらえたので問題なく勝利。古代文明の歌をげっと。

「白魔女あるいは下水道(6~7)」作者:三升さん
”白魔女、毒、フィルト、亜人種、魅了、土精召喚、書きかけの手紙、理不尽なトラップ、錆びた鉄パイプ、フォウ様、犬、爪切り、USB、変身ステッキ、巨大ロボ”のお題に沿って作られた作品。3人ずつ分かれて別の依頼を同時進行していきます。ちょうどlv6パーティがいるからそれで…と思ったら前回lv5に調整したのを忘れてそのまま突入。そのせいで白魔女との対決が厳しくて、荷物袋に入ってた回復アイテムをガンガン使って頑張りました。色んな要素を詰め込んでるけど、意外とまとまっているというか言われなければお題をもらって作ったと気付かないかも。書きかけの手紙のことや白魔女の行動理由、二つの事件の繋がりなどが良かったです。あと依頼人?わんこが可愛かったし冒険者のツッコミが好き。

「UNDEAD GIRL(3~6)」作者:twofiveさん
孫のお墓に花を供える簡単な仕事だと思ったら、墓地にアンデッドがでるわ、棺の遺体はないわ、孫は歩きまわってるわでさあ大変なシナリオ。「集え冒険者たちよ」シリーズの5作目。システムや雑魚戦の面倒さが目立つシリーズなんですが、この作品は心に残るものがありました。死んだはずの孫を見て恐怖する村長に対し、おじいちゃんボケちゃった!?と慌てる姿は普通の子供そのもの。でも、すでに死んでしまった彼女の運命は…。ネクロマンサー瞬殺で彼女を一切傷つけずに終わらせられたことが救いです。クリア後に「集え冒険者たちよ」で村長と話すと、拒絶してしまった後悔と悲しみが伝わってきてしんみりしました。

「楽勝の洞窟(1)」作者:ハーバーさん
ゴブ洞改変シナ。いつも通りのゴブ洞で宝箱の中身にやったーと喜んでいたら、ちょっとした強敵が。二人が魔法の矢を持ってたので、いちおう戦いを挑んでみました。運よく1ラウンド目に二人とも魔法の矢を引いてくれてラッキー!そう簡単に使ってたまるかよ、という貧乏根性丸出しの冒険者でした。

「葬送」作者:kanojiさん
北教徒から見ると死者への冒涜である”火葬”を手伝う聖職者一人用短編読み物。依頼人の少年とぽつりぽつりと会話をし、最後にもう一つの依頼が…。魂の死を恐れる彼の心と、それを前にした聖職者の答え。短いながら引き込まれ、考えさせられる作品でした。

「突貫新年会」作者:ソイヤさん
Next専用の仲良し6人向け年越しシナ。依頼帰りに橋が壊れてて、新年を野宿で迎えることになった冒険者たちのほのぼの読み物でした。自動?役割分担が思いのほかぴったりで、文句を言ったり手際よく準備したりするPCたちの様子が目に浮かぶようでした。いつの間にやら、こんなに仲間らしくなってたんだなぁとしみじみ。暖かい場所で親父さんの手料理もいいけど、仲間たちだけで満天の星を独占する年越しもいいものですね。

2020/03/03

CW「よるのもり薬草採取依頼」感想


対象レベル:1~2
作者:yourmonoさん

「まっくら森の歌」をモチーフにした絵本的短編。レベル調整中のリューン桜前線の三人で行ってきました。

何かもう色々ツボすぎて感動です。「まっくら森の歌」大好きなんですよ~。
歌を聞いた時と同じように、この作品をプレイしていたらノスタルジーを感じて切なくなってきます。

よるのもりの住民たちがただでさえ愛らしいのに、その上アニメーションでみんな動くとか反則級!!
くまさんの表情とか、心優しいにゃんことか、しょんぼり落ち込む賢者の塔?の人とか、ふわっとしたふくろうとか、どこもかしこも可愛すぎてね…。
作者さんの絵が絵本の雰囲気にぴったりで、まさに動く絵本でした。

そして森の住民とのちょっとした交流に優しさが溢れていて癒されます。
ズットココニイタイヨ…。
宝物みたいな作品でした。