2020/09/29

CWまとめ感想(2020/09/29)

「巨人についての唄」作者:石川さん
吟遊詩人とそれ以外のPC二人用短編読み物。ほんの短い巨人との会話に彼の生き様が込められていてよかったです。きっとどうしたらいいのかたくさん考えて、できる限りのことをしてきたんだろうね…。どんな歌詞なのか詳細はないけども、もしかしたら唄の中でなら巨人はあの子供と一緒にいられるじゃないかと想像したりしました。そしていつかこの唄を聞いた他の巨人も世界が変わるかもしれない。かなり琴線に触れるものがあってホロリときました。

「友と共に灯す色」作者:烏間鈴女さん
人数調整不要の恋愛感情のない仲良し二人用短編読み物。何故か私的に甘えたがりなイメージがあるルルちゃんと、そういうのを何だかんだ受け入れてそうなMyAnでやってみたらめちゃくちゃ可愛くて癒されました。きっとルルちゃんはオフの時は思いっきり甘えてると思うよ。PTで唯一の子供だし、裏の世界で生きてきた反動とかありそう。飛びついたり目隠ししてきたり構ってほしい子供そのものでした。「×マヤカシソウ」の主人公コンビでも合うかもしれない。

「Oyaji Distance(1~10)」作者:茶頭巾さん
ソーシャルディスタンスならぬOyaji Distance。すべてはOyajiの采配次第…。時事ネタで昔ながらの狂い系戦闘あり短編シナとなっております。精霊を使役する親父さん強い!「ノームの圧が強い」に笑いました。戦闘はかなり苦戦。眠らせて火の玉が凶悪だし、遠距離攻撃主戦力の錆の魔術師を魔法の矢で何度も沈められ…。回復アイテムをたくさん持ってたからなんとか耐えられたけど、それがなかったら無理でした。負けたらどうなってたのかな?

「悪徒と傑物の契約」作者:にじいろさん
人数調整不要の、悪役と悪役を表の世界に引き入れたリーダー二人用短編読み物シナ。悪役は基本的にひと纏めにしてるので、リーダー役は悪役寄りでリーダーでもない恋人PCを選択。でも意外としっくりきて、こういう関係もいいなぁと思えました。仲間たちには迷惑をかけないようにしてる悪役PCが健気だし、自己犠牲的な考えをピンチもろともぶち壊す相方が頼もしい!簡単に切れてしまう関係ではないと見せつけてくれました。NPCのキャラもよくて、悪役も好きでなったとは限らないんだよなぁとしみじみ。連れ込みがあれば喜んで迎えたんだけど、状況が状況だけに仕方ないか…。

「羽化の洞窟(3~5)」作者:割れざくろさん
突如凶暴化した洞窟の妖魔を討伐するゴブ洞改変。獣みたいな蜂さんが結構可愛い見た目で、真相がわかると同情してしまいますね。どことなくニホンミツバチを連想。大きな巣には蜜が溜め込まれているんだろうか?いちおうりどみにかかれていた通り冷気による攻撃を持っていったんですが、一度は戦ってみようとレベル下限のバフなしPTで挑戦してみました。しかも欲を出したせいで増援つき(笑)スキルの回転はあまり良くなかったものの、ボスに防御デバフが決まってギリっギリの勝利!このPTでこんな冒険したのは初でした。いい思い出ができたねぇ。勝利特典?の杖げっと!

「最果ての魔女」作者:ニョロさん
短編ギミック戦闘シナ。盗賊を伏せておくことで魔女の回復の要である軟膏を奪ったりできるけど、全体攻撃を連続してると軟膏が壊れてしまう罠…。さらに暗殺スキルを持たせてなかったので伏せた意味がなくなったりもしました。魔女を庇う敵もいて、全体攻撃をすると最初に魔女が判定されるようで完全に防がれてしまったり。敵の数は思ったより少なかったので単体攻撃をたくさんもたせた方が良かったかも。今回は力押しで勝ったので、次やる時は魔法無効化と単体攻撃と解錠を持っていってギミックを活用したいです。

「赤いヤツ(4~6)」作者:HANDさん
保管庫で勝手に動き出した機甲の兵士を討伐するシナリオ。保管庫には他の機甲の兵士や資料などもあるので、それらに損害を出さないように上手くやれば報酬も増えるというもの。赤いヤツの動きが早すぎて残像しか見えない!(笑)すぐ逃げるし、他の機甲兵を起動したりして厄介な相手でした。制御室でどうにかできそうな感じだったので開けようと頑張ったものの、鍵がありそうな場所がパスワード式の扉の部屋しか思い当たらず、そのパスワードがヒントを読んでもまったくわからない!数字に弱いので泣く泣く諦めることに…と思ったけど、リドル解かなくても開ける方法はあったのね。レベル3PTでかなり苦戦したけど、何とか弱体化して勝てました。でも結局パスワードはどうやって解けばよかったんだろう?

「煙の巨人(6~10)」作者:にべおさん
メイリア調査団の依頼で、巨大な煙と森の荒廃について調べる中編シナ。煙の精霊というのを倒すと結構いいアイテムが手に入るんですが、彼らがどう生まれたのか聞くとアイテム目当てで倒すのは可哀想になったので、サクッと探索して先へ。探索で手に入れたアイテムを使って、協力者のクローゼさんが爆弾を作るところが面白かったです。スライムや死霊術にそんな使い道が!そして結界の先にあったものには驚かされました。そこに繋がるのかと。一方であれがそんな枠組みの中に収まるようなものではないとも思ったり。真のラスボス戦では荷物袋の肥やしを引っ張り出してきて応戦。精霊たちからの感謝の気持ちも受け取ってドヤ顔で帰還しました。

「ワイルドワース#4モンスターハウス(10)」作者:THさん
宿の冒険者たちからツケを回収するクリック式探索シナ。結構強い冒険者たち(変なのも混じってる)なのに、揃いも揃ってツケを滞納しているとは(笑)しかも罠まで仕掛けてるし!そして集金側も容赦なく力ずくでふんだくっていきます。ふんだくった後は部屋を破壊する勢いで物色するおまけ付き。ここは冒険者の宿…強き者だけが生き残る弱肉強食の世界…という感じでした。驚かされたのはラスボスですね。まさかあの人が立ちはだかるとはー!(棒読み)何気に石化とか撃ってきたのでビビりました。ツケ滞納者たちを従えて、まさにラスボスの貫禄。なかなかに手強くて楽しかったです。

「お宝すくい」作者:Lucaさん
Py専用の100kb参加作品。真っ黒い池からお宝をすくうミニゲーム的な短編シナです。とはいえちゃんとした依頼なので、周辺調査や鑑定、魔力感知など探索KCを駆使して冒険者らしい仕事ぶりを依頼人に見せつけます。不慮のトラブルに対処できるかどうか、ちょっとした情報がそれを左右するところなど冒険者の腕の見せ所ですね。サクッと遊べて、しっかり依頼らしさも味わえました。しかしこの依頼人、あの貼紙をどんな顔して書いたんだ(笑)

2020/09/24

CW釣り巡り35「そんなことより鮭獲りいこうぜ!」


作者:つちくれさん
エンジン:NEXT専用

川下りをしながら鮭を獲れるミニゲームシナ。最初は「釣り竿KC対応してないか~」と残念に思ったんですが、釣り竿KCに対応してないなら対応KCを持った釣り竿を使えばいいじゃない!!!

ということで、Nextシナ用にyadoデータをエクスポートしたジョス君たちで試してみました。そしたら対応してるじゃないですか~。「Welcome to Adroad!!」や「城塞都市リムリック」の釣り竿に「冒険者の自由市2」の釣り技能が!
技能の方は麻痺や眠り効果の2種類が対応してました。投網でもよければ「常夏の楽園シェルパール2nd」の技能も使えます。

ミニゲームの内容は、一つの群れにエンカウントしたら最初の1ラウンドで鮭に対して行動します。次のラウンドには鮭が突進攻撃かまして去ってしまうので、六人が一人一匹ずつ獲っていけばOK。
かなり多くのKCに対応していて、案外手札の中に有効KCがあるんですよね。試しに使ってみて新たな対応KCを発見するのが楽しい。

慣れてくると六匹全部獲れたりもするし、KCによってはただの鮭ではなく加工済みの鮭になったりしてそれも楽しかったです。鮭たちの心の叫び(?)も面白かった。
釣り技能が公開された後にプレイしてよかったです!

<釣果>


◆釣り場情報◆
カテゴリ:川釣り
アクセス:リューンより南へ徒歩で2時間、レンブ川上流
時期  :鮭遡上シーズン
釣り場 :1か所
持ち帰り:OK
釣り竿 :呪縛や眠り、麻痺KCなどを持つ釣り竿・釣り技能
釣れる物:鮭

<特徴>
リューンから徒歩2時間のところにあるレンブ川上流にある釣り場です。1回200spで川下りを楽しみながら荒ぶる鮭を釣りあげましょう。

鮭にとっては命がけの遡上です。勢いあまって突進してくるので、釣り人以外の人は攻撃や魔法で撃退して身を守ってください。運が良ければ”すじこ”が手に入りますし、炎の使い手ならその場で鮭を炙ってステーキにしてしまうのもアリ。

釣った魚は案内人の方に渡せば1匹50sp、切り身なら一切れ20spで買い取ってくれます。手に入れた”すじこ”を渡せば自家製醤油で漬けた”いくら”に大変身。秋の味覚を堪能してください。

2020/09/19

CWまとめ感想(2020/09/19)

「汚染された町(6~8)」作者:三升さん
「シュトルムウントドランク」の続編。大事なものを回収したいから、汚染された町に行くのを護衛してほしいという依頼です。冒頭からヤバい仕事だとはわかっていたものの、町に着いてみれば”汚染”の影響を嫌でも目の当たりにして戦々恐々でした。でも探索中は意外とゆるい空気で、探索中も小依頼人が割とコミカルな反応を返してくれるので調べがいがあります。それなりの手ごたえを感じながらも依頼終了と思いきや、畳みかけるようにハプニングが…!緊張感ある展開でした。わーい、連れ込みだー!

「In the mirror(6~7)」作者:つちくれさん
厄介事に巻き込まれた仲間を助けに行く6人専用nextシナ。以前どのPTでプレイしたか思い出せず、続編をやるために再プレイしました。露天であるものを買ったことで仲間の一人が密やかにピンチに陥ります。それに真っ先に気づく盗賊がいいよね~。おそらく最初の小さな違和感をスルーしていたら、すぐに慣れて気付けなくなってしまうくらいの違いだったんじゃないかな?何年一緒にいたと思ってる、と断言する姿に痺れました。そして迷うことなく後を追う仲間たちも素敵。非日常な空間での探索も”鏡”であることを上手く謎解きに絡めていてよかったし、そこで出会う影の人の親切が沁みる。どこか力ない話し方で、これまでここでどれだけの感情と向き合ってきたのか伺えました。ラストバトルは弱点がわかりきっているので、ここぞとばかりに手持ちのアイテムを活用。効果てきめんで痛快でした。

「Through the hole(6~7)」作者:つちくれさん
またもや宿周辺で消えたPCを探しに行く6人専用next探索シナ。謎解きが結構難しくてやりごたえありました。ザコ敵がいないので思う存分行ったり来たりできるし、閉じ込められたPCとそれを探す仲間たちで視点切り替えつつの疑似協力プレイも楽しかったです。人形のリドルはややホラーめいてたりするのに、間違えるとタライが落ちてくるのが(笑)たちが悪いもののに目を付けられたと自覚したPCの運命やいかに!

「Under the stone(6~7)」作者:つちくれさん
巻き込まれシリーズ第2.5弾。巻き込まれ役がまたしても見知らぬ場所に放り込まれ、今度は一人で脱出しようと奮闘する6人専用next謎解きシナ。もはやきっかけすらなく寝てる間に放り込むとか容赦なさすぎですね。仲間にも知られることなく荷物袋すらない。これで次があるとしたら、もっと厳しい条件になっていくのではと不安になります…。しかし、心細い探索も途中で小さな仲間ができるので頑張れました。名前はなんていうのかな?相変わらず謎解きがやりごたえあるし、癒やし担当のハムちゃんの一挙一動が可愛い。もちろん連れて帰りました!

「楽園の果て(2~5)」作者:FooKeさん
伝説地図のかけらを2つ以上と500sp以上を持つPT向け探索シナ。伝説地図と同じ時代の遺跡を調査します。戦闘はほぼないものの、調査などを行うと体力が減っていくので回復手段が必要。階段と昇降機、そして電源をONにしないと開かない扉や、住民カード?がないと入れないエリアなどがあり、そこまで広いわけじゃないのに大変でした。まず最初のエリアが何階なのかわからなかったし(汗)最後に出会うAIが切ないですね。話すべき相手はもうおらず、最後に出会えた冒険者にすべてを伝えて記録を残してほしいと…。探索は少し難しかったけど良きSFでした。

「空中庭園(3~5)」作者:下町砂介さん
遺跡へ行くので護衛してほしいという依頼。報酬は500spと遺跡にあるお宝ということで結構オイシイ依頼となってます。遺跡はシンプルな構造で謎解きや宝箱あり、そして戦闘はイベント戦闘のみ。この塔で眠っていたアルケシュらしき女性とも対面できました。もしかして「伝説地図」企画シナの初めにやるべきシナリオだった?

「欠片を知るもの(3~6)」作者:下町砂介さん
遺跡調査の手伝いをする短編シナ。どこかマイペースな依頼人がいいですね。遺跡探索は読み物に近い感じで、依頼人に話しかけると短いものの結構色々話してくれます。そして遺跡最深部で遭遇するものが作者さんの画力が発揮されていて魅力的。瞬きだけでインパクトあるよね。フェード式だととくになめらかなアニメーションになっていいと思います。白い花を持っているとイベントが発生する模様。手に入れたものは依頼人に貸してあげました。

「ベルマルク館の惨劇(3~6)」作者:緒浅丸さん
「伝説地図」のクロスオーバーシナ。依頼人の主人が突然使用人たちを解雇した理由を調べてほしいという依頼から、館の惨劇に巻き込まれます。ほとんど一本道で謎解きもないんだけど、図書室に逃げ込んだ時に見取り図を使うのにしばらく気付けませんでした。惨劇っぷりはホラー映画みたいで良かったです。あの連中を信じてしまったベルマルクさんがお人好しというか間抜けというか…(汗)彼がしっかりしていれば依頼人も死なずに済んだろうにね。

「地図へのしるべ」作者:下町砂介さん
伝説地図のかけらを探す男がやってきて、地図の示す場所へ行くお話。宇宙船?のガラスがひび割れたりしてたけど大丈夫なのかな。アルケシュや伝説地図のかけらについて色々わかるけど、個人的には”かけら”ひとまとめではなく、それぞれの背景が知りたかったかなぁ。とくに「小人の落し物」が本当にかけらだったのか、かけらだったとしたら何のつもりだったのか知りたい(笑)

「そして伝説へ」作者:AfternoonTeaさん
「俺達の戦いはこれからだ!」という感じでした。「インスタントゴブ洞」作る前にやってたら星海ゲート設定使ってたかも。これだけのものを作れる技術があったなら、きっと宇宙空間でも活動可能な魔法生物とかもたくさん作ったんだろうなぁ…(ビホちゃんがふよふよ飛び回る宇宙とか怖い)しかし宇宙に初の冒険者の宿を開くとは!!親父さんも連れてきたんだろうか?宇宙で活躍する冒険者はちょっと見てみたいです。

2020/09/14

CW「海の盗人」感想


対象レベル:6~7
作者:AM4さん

短編くらいの討伐シナをクリアして、二度目に入ると長編シティアドベンチャーになる変則的シナリオ。
かなり作り込まれていて面白かったです。後半だけで3時間近くかかりました。

悔しいのは私の記憶力と集中力がとても残念なせいで、物語に没入できなかったことですね。まとまった時間が取れなかったこともあり前半と後半の間が1日以上空いてしまったし、後半も3回に分けてプレイしました。そうなると大まかな流れはわかっても細かいところがあやふやに…。
あの指輪をどういう経緯で手に入れて、どこで持ち主のことを知ったのか未だに思い出せません(汗)

最初に先鋒は誰か聞かれて、行動順が一番早いレベル上限1のMyANを選んでしまったのも失敗でした。中盤で仲間と合流できないと知って「これまさか一人でボス戦とかないよね…(震え声)」状態でプレイしてたので。
いやホント、石化が通って良かった!

そしてMyANの活躍が最高でした。仲間と仲良くやってるのを見ると嬉しくなるねぇ。
バックグラウンドがしっかりしている海辺の街もよかったし、にゃんこには癒されまくりでした。
もちろんお持ち帰りです!

2020/09/09

CW「にんぎょうせんせい」感想

作者:にじいろさん
エンジン:Next

PC一人用読み物シナ。
壊れた自動人形が先生として振舞っているので回収してほしいという依頼ですが、
なんか想像してたのと違って怖いよっ!?

先生の話が通じない感じとか、ホラー映画に出てきたら怪しさ満点の笑い上戸な性格とか、教えているのが”一つ間違えば人間やめることになりかねない変身学”というのが怖い。
その上、途中から無関係な子供が出てくるんですよ!無関係なまま終わるわけないし、この子が好奇心旺盛でPCの目の届かないところで行動しちゃうからホント怖い!!

というワケで最初から最後まで先生にビビりつつプレイしてました。
怒らせたら怖いので先生の喜びそうな選択肢を選んでいたところ、ラストは連れ込みそうな展開に。クリア後に宿帳を見たらいなかったのでなぁんだと思ったのもつかの間、ふとPCの所持カード欄を見たら……ぎゃー、いるーーー!?

…最後までホラーで面白かったです。少年もいいキャラしてたし。ちょっとずれた感想かもしれないけど好きな作品。せんせい連れ込みがあってもよかったのよ?
でも最初に見てしまった魔法薬を割るルートは辛かった…(泣)

<追記 2020/09/16>
うっかり記憶を封印するところだったけど(?)、ネズミの末路と消えた猫ちゃんのエピソードがホント怖かったです。確認する術はないものの主人公とPLはどうなったか推測できてしまう。まさにシュレディンガーの猫。
…猫好きさんは注意です。

2020/09/04

CW「冒険者探偵」感想


対象レベル:5
作者:とりいさん
エンジン:Next

冒険者たちが現代にやってきて探偵か怪盗になってしまうコミカルな長編シナ。
浮気相手を討伐しようとしたり幽霊相手でもまったく通常運転だったりと、どこでも冒険者やってるところが楽しいですね。当たり前のように「冒険者探偵」を名乗る度胸もさすが(笑)

そんな彼らを喜んで受け入れてる探偵事務所の親父さんとのやり取りがまた楽しいんですよ。
依頼人だけが「(何なのこの人たち…)」みたいな戸惑いを見せてるのに、親父さんは自分のところの自慢の冒険者探偵を見て見て!という様子。
ずっと一人でやってきたらしく、元の世界の親父さんより露骨に可愛がってくれます。

また依頼ごとに1話2話となっていて、現代の街の色んな場所に行けるのも楽しい。
場所が違えば冒険者の反応も違ってくるし、中世ヨーロッパ風の彼らに対する周囲の反応も面白いです(驚いていても普通に対応してても面白いという)

あと1話毎にインターミッションが入って、次回予告(どちらかというとおさらいの方が充実)が見られるところも好きです。
わかんないことはスルーする冒険者とか、めっちゃ曖昧な感じで予告になってないところとか(笑)

後半は怪盗を名乗って暗躍する同じ宿の仲間との対立があったり、親父さんとの別れにしんみりしたり、冒険者らしいバトルがあったりしつつ最後まで盛りだくさんでした。
シナリオを終了して、いつもの宿画面にホッと一息つくまでがこの作品という感じです。