2021/09/30

CWまとめ感想(2021/09/30)

「Spring Forest(2~4)」作者:三升さん
短編探索シナ。春になると植物系魔物が湧くので討伐してほしいという依頼です。オートマッピングなので探索自体は楽ですが、うっかりしてると見逃してしまう隠し要素がいくつかあるので慎重に。何か気になることがあったらこまめに確認しましょう(色々見逃したので再プレイした人)。探索中に色んな薬草も手に入ったし、サクッと楽しめる作品でした。マンドラゴラげっと!

「卑劣な男と卑劣な酒(1~4)」作者:怪獣クドラさん
女性PC(老人、醜悪除く)が一人以上必要な探偵バリアント短編シナ。バーで男と一緒に飲んでいたら一人個室の床で目覚めたので、男を見つけ出して何をしたのか吐かせてほしいという依頼です。最初は女性PC一人で捜査するんだけど、囮捜査をする時に仲間がいるなら連絡することもできます。ここで経験点をPT全員か主役に2点か選べるところが嬉しい。捕まえた男の目的が予想外なもので結構不気味でしたね。彼自身は普通の男でしたが。クロスオーバーしてるようなので、他の探偵バリアントシナを遊んでからの方がより楽しめるかも。

「ダークネスメタルブラックナイト(3~5)」作者:モンドリ鬱さん
1時間でシナ作できるか挑戦したミニ戦闘シナリオ。一本道なものの「マップがある!」と驚いてしまいました。あと、会話を作るのが苦手な私的には1時間でこれだけ楽しめる作品を作れるなんて尊敬ですね。冒険者たちがだんだんと討伐対象の長い名前を言えなくなっていくのに笑った。サクッと楽しめてお土産までもらえます。

「新人の尻ぬぐい(2~4)」作者:鍵括弧さん
新人冒険者が依頼放棄した後の尻ぬぐいをするゴブ洞改変。一度襲撃を受けている分、ゴブリンたちの警戒度が上がっていて手ごわくなってます。ご立腹の依頼人に会って話を聞けるので、できる限り情報収集しておきたいですね。結構侮れない相手なので慎重に鑑定しまくりながら進みました。相手にまったく気取られずボス戦に突入できると何だか嬉しい。火晶石げっと!

「WHITE OUT(3~5)」作者:Kibitakiさん
二人以上用中編雪原探索シナ。キンキン地方の雪原の向こうにあるという”溶けない氷”を見つけて持ってきてほしいという依頼です。CWらしくてとても楽しいシナリオでした。Askシナのオマージュ的な要素もあるし、情報収集や調査をすれば結果が付いてくるテンポのよさが気持ちいい。雪原探索ということで吹雪いて視界と体力を奪われたり、雪の精霊の助けが必要だったりと自然相手にどう立ち回るかが試されます。洞窟のイベントもハラハラしたし、ラスボスも程よい強さ。冒険者たちとひと時の冒険を楽しむナダさんも好きですね~。あと食べる描写が美味しそう。北国の人たちの暖かい見送りにほっこりしました。

「黒煙の夢」作者:yourmonoさん
py4以上専用、PC一人用マルチエンドの長編脱出シナ。見知らぬ屋敷で目覚めたPCが、先に目覚めていた異国風の少女と一緒に屋敷を探索し脱出方法を探します。移動ごとに”浸食”が起こり、あるポイントに戻らないとゲームオーバーになるタイプです。数値ではなく視覚効果で判断しないといけないので、少しでも見誤ると間に合わなくてスリルがありました。最初はどこもかしこも鍵がかかっていて、どこにどの扉の鍵があるのか死んで覚えていきます。相変わらず方向音痴で、部屋に入った時に進行方向が上になっていると気付かず無駄移動で自滅したりしました。理解してからもたまに間違えたし(笑)謎解きもいくつかあってやり応えあります。でも、最後までダイヤル錠の数字があれになる理由がわからなかったなぁ…。二周目はホッとできる要素もあるので(神々しいあの人)周回プレイがおすすめ。ただ、ルートによっては済み印が付きます。

「冒険の1ページ(1~10)」作者:アインさん
移動する敵がいるカードダンジョン短編探索シナ。開いたカードでも同じイベントが何度でも発生するっぽい?ので、探索というよりはすごろく風ですね。宝箱にはお金の他にも、敵に対する妨害やPCをランダムワープさせるアイテムなどが入っています。出口のカードを開いても脱出を選ばない限り続けられるので、延々と小銭を稼げます。

「カブラ大社の銅鏡(4~7)」作者:FooKeさん
大江戸バリアント向け中編探索シナ。マップ全体見下ろし型でマッピングの必要はないけど、宝箱をすべて取りたいならそれなりに時間が掛かりそう。雑魚戦はドロップアイテム狙いなら「皆殺し」を選び、サクッと終わらせたいなら「あまり戦いたくない」を選べばエンカウント率を調整できます。皆殺しを選ぶと半端なく遭遇するけどね。あと、空の宝箱を盗むKCで換金アイテムとして持ち帰れるのが面白かったです(解錠スキルに盗むKCが付いてたせいで、中身を手に入れるのに苦労した人)。

「クルセイズオブグランドクロス(6~7)」作者:itsukaさん
短編戦闘シナ。アンデッド50体以上を引き連れる骸の王を討伐します。亡者退散無双でした。おそらくラスボス以外は全員亡者退散が効くので、持たせておくと大活躍。連戦もあるけど合間合間に回想が入り、この依頼を出した経緯と冒険者たちが背負うものが見えてきます。彼らの弔いとしての戦い、そして彼らの想いをのせて最後の戦いに。勝利した時にPT名を名乗るのではないところに痺れました。冒険者かっこいいー!がしたい時にぴったりの作品です。報酬でスキルをもらう条件を達成できなかった…!(泣)

「予告状(5~7)」作者:SADさん
短編戦闘シナ。親父の持つ聖剣アスカロンを奪うと怪盗リゲルからの予告状が届き…というお話です。冒険者が張り紙の中からそれを見つけ「張り紙貼る時に内容確認してる?」と聞かれて答えられない親父に笑う。怪盗相手ということで戦闘中にSPを盗むのはもちろん、特定のスキルやアイテムを盗むイベントが組まれています。まったく持ってなかったので100SPしか盗られなかったけど…。ちゃんと倒せば戻ってきます。出典シナリオ名が変わるので注意が必要ですが、スキルを盗むのは面白いですね~。

2021/09/25

CWまとめ感想(2021/09/25)

「巨大イカ討伐依頼(7~8)」作者:どもしペッテさん
py4.3以上専用短編討伐シナ。漁場を荒らす巨大イカを討伐するため港町トニを訪れます。港町ということでジョス君たちで行ってきました。たぶん依頼ついでに各地で釣りしてるだろうから。まずは依頼内容確認のため市役所に行くんだけど、さっきまで舟漕いでた役人が値上げ交渉の途端にすごい勢いでお決まりの文句を繰り返してくるのに笑った。まあ報酬額は十分だもんねぇ。その後は町でしっかり聞き込みし、準備万端で戦いに臨みました。実際は少し足りなかったんですが…。ケチらずもうひとつ買っておけばよかった!こちらにとって有利な場で戦ったので勝てましたが、冒険者たちの活躍が墨で良く見えないという(笑)でも墨だらけになって戦っている様子も面白かったです。

「棒人間の洞窟(1~3)」作者:アーバンさん
ゴブ洞改変シナ。ゴブリンが棒人間に代わっただけなんだけど、こんな得体の知れないものに大してもいつも通りな冒険者の肝が据わってるよね。ゴブ洞で驚かなくなったら一人前?サクッと遊べました。

「アリスの洞窟(1~3)」作者:飛鳥さん
py4以上orNEXT専用マルチエンドの6人専用ゴブ洞改変シナ。最初にアリス役を選び、他のメンバーは自動で役割が振られて(2周目からは選ぶこともできる)チシャ猫や帽子屋などのキャラクターとして登場します。全体がアリス色に染まっているのに、ちゃんとゴブ洞の要素もある楽しい作品になってました。アリス役にジネットを選んだらとてもはまり役で可愛かった!そして自動選択のまま周回プレイしたら、男ばっかり女王役に選ばれるという(笑)たぶん戦士系が優先されるんだろうな。メルヘンが似合いそうなPTで行くととても可愛いと思います。

「積年の恨み花(1~3)」作者:紅月せなさん
大江戸バリアント向け短編討伐シナ。両親を悪党に殺された依頼人と共に敵討ちに向かいます。卑怯な手を使ってくる人斬りのキャラがそれらしくてよかったです。しかし、あの押し入れの妖怪は人斬りが飼ってたの?依頼人の深綾さんをお迎え!

「第四の道行き(1~3)」作者:平江 明さん
H・G・ウェルズの「タイム・マシン」をモチーフにした短編シナ。過去から来たという旅人にタイムマシンを取り戻してほしいと頼まれ、報酬二重取りのためゴブ洞へ行きます。なんとかポイントが0になると失敗と言われたけど、いまいちわからなかったです。でもタイムトラベラーから見た冒険者という存在が面白かったし、ラストの親父の語りからの展開も面白かったです。研究者の根性見せてくれました。

「神の試練!?(1~3)」作者:紅月せなさん
2人以上推奨短編護衛シナ。超怖がりなお嬢さんを隣町まで護衛します。どれくらい怖がりかと言うと”親父さんの顔を見ただけで取り乱す”レベルで、道中とことん足を引っ張ってくれます。でもちゃんと護衛を付けてよかったよね。冒険者的には”隣町に行くくらいで護衛なんて”という態度だったけど、結構危険な道のりだったし、彼女の性格じゃあ勝手に自滅しそう。コミカルで最後まで楽しかったです。手に入った鉱石(コルビアン)ってどこで加工できるんだろう?

「コボルトの洞窟を守れ(1~3)」作者:紅月せなさん
妖魔バリアント向け短編シナ。引っ越しを終えるまで、討伐に来た冒険者を追い払ってほしいという依頼です。確かに人間には妖魔の見分けなんてつかないし、コボルト違いで討伐されそうになるなんて日常茶飯事かもしれない。妖魔からしてみれば理不尽極まりないですよね。サクッと遊べます。コボルトの技げっと!

「友達の猫はどこ?(1~3)」作者:竹庵さん
現代バリアント向け短編探索シナ。友達が最近飼い始めた室内飼いの猫がいなくなってしまったので、探すのを手伝ってほしいという少年たちからの依頼です。聞き込み調査をして猫の足取りを追います。2人の友情と、猫を思う少年の気持ちがあたたかいですね。ほっこりシナでした。

「熊が来た!(1~3)」作者:竹庵さん
立ち寄った村で熊退治を頼まれる短編討伐シナ。領主自ら熊退治に乗り気だというのに、領民が領主に先を越されちゃたまらんと冒険者に依頼する理由になるほどと思いました。これが妖魔相手だったら「勇敢な領主様!」となってたかもしれないけどねぇ。サクッと依頼をこなして帰ってきたら、体面を気にする領主に手柄を売って欲しいと持ちかけられ…。名誉(称号)は金で買えるのだ。

「浦和屋のお化け鼠(1~3)」作者:竹庵さん
大江戸バリアント向け短編討伐シナ。呉服屋の蔵の二階に犬ほどもある大鼠が住み着いたので退治してほしいという依頼です。片言口調があったので金髪PCにつけてみたところ、主役かな?というくらいしゃべりました。優先されるのか、それとも偶然かな。結構似合ってたので片言口調対応シナがあれば積極的に選びたいですね(笑)色々と解説が用意されていて、大江戸バリアントのチュートリアルシナリオという感じでした。

2021/09/20

CWまとめ感想(2021/09/20)

「榾火」作者:紫野蒼紅さん
人数調整不要の6人PT推奨短編読み物。一人で洞窟の妖魔退治を引き受けたところ不慮の事故に遭い…というお話です。丁寧な心理描写から”迫りくる死”の恐怖が伝わってきて一気に引き込まれました。文字通り”その身一つ”で耐え抜かねばならない状況…心細さに押しつぶされそうな時に見る夢が印象的でした。ラストは穏やかで温かいものでホッとします。やはり冒険者に必要なのは備えと生存術、そして強運と仲間だよね!

「指輪に火と廻る因果」作者:禄山さん
人数調整不要の二人用短編読み物シナ。今回の被害は割と可愛いものでしたね。この悪魔的暇人さんは四六時中こういう思い付きを試して、どうなるか観察して遊んでるんだろうか?いったい何十回に一回思い通りになるんだろうか、と考えると嬉しそうな態度も頷けるというか(汗)相方さんはその能力を別のことに使えばいいのにとか思いながらも、一緒にいることを選んでるんだろうなぁ。

「八葉通りの秘密の宝」作者:春秋村道の駅(桜林囃子さん、酒月肴さん)
八つ葉通り企画参加の人数調整不要二人用短編リドル読み物。八つ葉通りに伝わる暗号を解いて宝探しをするお話です。初回は普通に読み物で、頭脳派PCがコ○ン君ばりにサクサクと謎を解き宝に迫ります。…たぶん相方は一緒に試行錯誤したかったんじゃないかな?お宝はあっさり見つかるけど、嬉しいだけでは終わらないのがこの八つ葉通りらしいですね。不気味だったものの、怒らせるようなことはしてないはずなので怖くはなかったです。最後に暗号が提示され、それを解読すれば二周目に何をすればいいのかわかります。暗号は解けてもKCがリューンのじゃないとダメみたいで苦戦しました。真のお宝げっと!

「ランドノースの不思議な依頼(2~6)」作者:杉本清次/山科さん
人数調整不要の老人以外の男性一人用、マルチエンドの短編読み物シナ。リューンへ帰るため馬を走らせていたPCだったが、雪のせいで道を誤り森へ迷い込み…というお話です。選択は2回くらいしかないし割と先は読めるんですが、自然の恐ろしさ、焦燥感、疑念が丁寧に描かれていて後半は引き込まれました。姿絵に関する冒険者の考察に、ほんのり温かなものを感じるラストが良かったです。ちなみにバッドエンドルートは、ある意味引退シナとしていいかもしれない。負けないといけないけど。

「シュバリエの館」作者:Lop_norさん
考古学者からの依頼で発見した遺跡の調査を行う短編探索シナ。コンパクトなマップながら解読や魔法の鍵が活躍して嬉しかったです。調査役も活躍するし、同行する依頼人も積極的に情報提供してくれてスムーズに探索できました。冒険者的なお宝は少なかったけど、依頼人はとても喜んでくれて「いい仕事した!」という感じでした。

「キャベツ畑を荒らされて(3~5)」作者:緒浅丸さん
マルチエンドの中編探索シナ。お好み焼き屋のキャベツ畑が荒らされるのでどうにかしてほしいという依頼です。畑に妙な穴を見つけて探索することになるんだけど、そのマップが面白くて探索がとても楽しかったです。上下の位置関係がきちんとしてるダンジョン好きなんですよ。しかもこのマップは蟻の巣の観察キットを横から見たような構造なので割と把握しやすいし、冒険者がマッピングしてくれるので迷いにくい安全仕様です。最初は上から下に落ちていくばかりだったのが、奥で見つけたアイテムにより今度は上に移動できる(しかも二種類の移動方法を使い分ける)ので最後まで飽きない。戦闘は単調なものの一度倒したら復活しないタイプで良かったです。ボスの背景がやたらと重いのに対し、ラスト(持ち帰るルート)の依頼人の対応が酷くてボスが可哀そうになりましたが探索好きなら楽しめると思います。

「夕陽の丘で(1~10)」作者:R-manさん
丘で聞こえる不気味な歌声の正体を突き止めてほしいという依頼です。冒険に同行したいという吟遊詩人がいたのでついてくるんですが、PTに吟遊詩人がいると呪歌を教えてくれます。いいよね、こういうやり取り。そして村に到着して村長に依頼内容を確認するんだけど、とても段取りのいい村長で目撃者(聞いただけで見てはいない)がすでに揃ってました。しかも、こちらから聞かなくても全員の証言を順に言っていって、村長が補足情報まで教えてくれるという。この村長からの依頼なら何度でも受けたいですね!調査の方は同行NPCのアドバイスですんなり原因が判明し、吟遊詩人らしいイベントもあったり。なかなかメルヘンな展開で良かったです。

「傀儡の騎士団(3~7)」作者:亜留志さん
マルチエンドの中編シナ。親父が紹介する依頼を3つほど受けられます(2つはオマケ程度)。最初に受けた依頼で発狂しかけたらしく2週目から依頼書をビリビリ破くのに笑った。本命依頼は打って変わって緊張感があり、これは怪しいぞ…となってからの立ち回りによってエンディングが変わります。亡者退散系スキルが活躍しました(ask謹製だと弾かれるかも?)。ほんのり賢者の選択へのリスペクトが感じられる作風でした。

「ハックの謎(8~10)」作者:SAKさん
ネットハックが元ネタなのかな?家族が好きで多少話を聞いてたのでギリギリついていけました。いちおう元ネタがわからなくてもクリアはできるはず。メタネタを散りばめつつ、最後はアイテムを駆使して魔法使いの元へ。倒して首飾りをゲットしたら子犬が消えてしまった…。キャスト画像は”d”という文字だったけど、勝手に付いてきて可愛げあったのになぁ。

「メウレンの花(2~4)」作者:MUSANさん
逆玉で領主になった元冒険者の依頼でゴブリン退治を引き受けます。依頼を受けるまでの流れや依頼人とのやり取り、街での聞き込みなど、意外と描写が丁寧なのでショートシナリオと言う割にはボリュームがありました。圧の強い娘さんやホラ吹き領主、旦那を尻に敷く女将などNPCのキャラが立ってます。冒険者も結構しゃべるし、聞き込みをすればそれだけ副収入に繋がる情報が手に入ったりするので会話が楽しい。しかし、張り切って森へ行くと領主が想像以上にポンコツで…(笑)本当に有事の際にはどうするつもりなんだろう。しっぽ巻いて逃げ出しそうなんだけども…。冒険者を引退したのは正解だったと思う。ゴブリン討伐の方は判定で不意打ちもあり得るタイプで臨場感があってよかったです。せっかくの花を眼の前で…となった時はがっかりしたけど、その後にしっかりとフォローが入って気持ちが良い。わかってくれる人たちもいたし(とくに少年の純粋な気持ちが嬉しいね)。自分の欲望に忠実な娘さんも面白かったです。

2021/09/15

CW「マイルス村からのおしらせ」感想

対象レベル:1~5
作者:ちきぱらさん

リューン近郊にあるマイルス村に関する依頼5本セットの町シナ。
到着時にどの依頼を受けるか選べます(一部を除く)。

鉱山は依頼で行くこともあるし、勝手に入って採掘することもできます。
そこら辺でつるはしなどを振ると採掘できるんですが、最初それに気付かなくて「採掘できる場所はどこだろう」と地下6階まで行ってしまいました。ただのねずみ取りの依頼なのに(笑)
おかげで良い鉱石がいっぱい採れました。

ダンジョンに入った時に数種類のマップがランダムに選択され、昇降機やNPCの場所もランダムで決まるタイプの3Dダンジョンです。
マッピングしてるとだいたいのパターンがわかってくるので(遊び心のある形でした)、慣れればそれほど苦労しません。むしろ宝箱が置いてない分(敵を倒すと落とす)、魔力感知で位置がわかる昇降機にまっしぐらできるので楽かも。…敵が落とした宝箱の罠を利用してショートカットもできるし。

とりあえず下層へ行くほどエンカウント率が上がるので全体攻撃が有用。りどみにあるKCも持ってると色々使えます。
最下層は一歩歩くごとにエンカウントする勢いだけど、無限にレアな鉱石が採れるので「水晶の洞窟」の鉱石がほしい時にはおすすめ。オリジナル鉱石には魔法効果が付いてます。

NPCがみんな個性的だし(イーワンさんが面白すぎる)、イベントも気楽なものからシリアス、ギャグ、まさかのギャルゲーと多彩で面白かったです。連れ込みもあって盛りだくさんでした。
娘さんや村の恋人とデートもできるよ!

2021/09/10

CW釣り巡り41「星の都、アイシー」

対象:10~
作者:かがちさん

100KB祭り参加作品の短編町・戦闘シナ。
買い物や釣りもできる町ですが、張り紙に”一度きりの冒険”とある通り行けるのは一度だけです。貯金を下ろしてから準備万端で臨みましょう。

そこは星の意思たちが暮らす不思議な町で、でも話してみると人間みたいな思考回路で怖さはまるでなかったですね。綺麗な光が好きだったり、お金を稼いで立派な家に住みたがったりと結構人間臭いです。

釣りは”フィラメントを流して引っ張る”というものなんだけど、フィラメントは糸じゃなくて天文学用語かな?
イラストではまるで小さなブラックホールに光の筋が伸びているように見えます。
そのカードの上に小さなカードが出現し、クリックすると穴の周りをくるくる移動。稀に光が見えるので、見逃さずに穴から拾い上げると町の名産である雫が釣れます。
3種類あってそれぞれ高性能だし、黄金色の雫は高く売れるので500sp払ってでもお持ち帰りする価値はあり!

帰りは王様が送ってくれました。ついでに打ち明け話も…。
選択によっては高難度戦闘に突入。でも「滅びるとは限らないんじゃない?」と思ったので戦わずに帰りました。
かなり長いこと旅していたみたいだし、きっとリューン近辺で日常的に世界滅亡の危機を退けてるなんて知らないと思うんだよね(笑)
メイリア調査団に「空へ旅立った箱の伝承」などを探してもらったら、帰還方法について何かわからないかなぁと思いながら王様とお別れしました。

<釣果>


◆釣り場情報◆
カテゴリ:宇宙釣り?
アクセス:謎
時期  :招かれた時のみ
釣り場 :星の都の空の釣り場
持ち帰り:有料
釣り竿 :不要
釣れる物:星色の雫

<特徴>
選ばれし者だけが行ける、空のずっと向こうにある星の都の釣り場です。
釣れるのは魚ではなくアイシーの名産品である星色の雫。とても貴重なもので”使ってよし、眺めてよし”の一品です。

地上の常識はまったく通用しないので熟練も初心者も関係ありません。
一生に一度の体験ですから思いっきり釣りを堪能してきましょう。

2021/09/05

CWまとめ感想(2021/09/05)

「初見殺し」作者:ネコノツメさん
100kb祭り参加作品の4人以上用短編シナ。タイトルからどんな”初見殺し”が待っているのかと思ったら…。これは熟練冒険者も真っ青ですわ。こんな時は慌てず騒がず、仲間の意見に耳を傾けながら一つずつ答えを探していきます。手応えを確認した時のセリフのチョイスが絶妙で、試行錯誤しているうちに確実に答えに近付いている感がありました。サンドバッグでストレス解消しながら頑張ればきっと道は開けるはず!(笑)見つかった時の喜びと、クロスオーバーから伝わるCW愛にニッコリでした。

「蟒蛇の洞窟(1~2)」作者:どんどん丼さん
駆け出し3人以上向けゴブ洞改変短編シナ。洞窟に棲みついた大蛇を退治します。シナ作で見るべきところが多いゴブ洞を、細かいところまでアレンジしている丁寧な作品でした。ゴブ洞馴れしてる人でも、ここはどう動くべきか?と考えることになるかも。最後も自分たちの力量に合った行動を取らないと痛い目に遭うし。今回はおさがりスキルで充実したlv1PTで行ったので、依頼完遂目指して危険にも飛び込んでみました。格上かもしれない相手との緊張感ある睨み合い、そして戦いの開幕が熱いね~。洞窟での行動でラストが少し変わるようで遊び心がありました。

「ワクチン接種の洞窟」作者:alcanaさん
100kb祭り参加作品のゴブ洞改変。冒険者ギルドの職域接種を受けるため、いつもの洞窟へ向かいます。当然のように職員として働く妖魔たちに何も疑問を抱かないのか!(笑)きちんとマスクしてるのが偉いね~。これは人間と妖魔が仲違いしている場合じゃないほどのパンデミックということかな。おとなしく接種を受ける冒険者たちがシュールでした。そしてちゃんと2回目も打てるよ!接種証明書(2回目)を持っていると抵抗力がちょこっと上がるところが好き。

「死霊蠢く墓地(3~5)」作者:スロットさん
100kb祭り参加のゴブ洞系短編シナ。隣町の墓地にアンデッドが現れたので、墓地の4か所に設置された聖印をチェックしてきてほしいという依頼です。壊れていたら聖水をかけて呪文を唱えるだけで補修できるということで、アンデッドを倒しながら墓地を回ります。墓地の広さはゴブ洞より少し広いくらい。亡者退散が大活躍と思って持っていっても、なかなか引いてくれないんですよね…。でも今回はボス戦のここぞという時にやっと引いてくれたのでちゃんと役立ちました。補修作業で呪文を唱える時に「むにゃむにゃ」と言ってるのが可愛かったです。クリア称号がないのがちょっと寂しい。(最新版で追加)。よさげな杖げっと!

「廃聖堂地下の屍鎧(4~5)」作者:モンドリ鬱さん
100kb祭り参加作品。死霊術師討伐の短編シナ。ゴブ洞と同程度の広さで血生臭い感じになってます。毎度思うんだけど、返り血を気にしない死霊術師や暗殺者、殺人鬼って、ものすごく感染リスク高そう…。しかも彼の編み出した術が「それ骨向きじゃない!?」という感じの術で、死霊術師PCがいそいそと懐にしまうのを見て仲間がドン引きしてました(笑)いちおう悪役PTなので、非難するというより言葉通りの”血塗られた術”が気持ち悪くて止めようとしたと受け取っておこう。作者さんの自作素材によるダンジョンが雰囲気出てて、サクッと楽しめる討伐シナとなってました。

「お茶会ポット」作者:トキワさん
100kb祭り参加の、ASK葡萄酒互換アイテムを作れる作成系シナリオ。水とハーブor茶葉をしゃべるポットに入れると、お茶を淹れてくれます。このポットが意外と人懐っこいというか気さくな性格で面白かったです。水しか入れてないのにお茶淹れてと頼むと驚いたりね。この前「真昼のさんぽ道」で買った水魔法が早速役に立って大満足でした。紅茶党・緑茶党・デスコックなどのクーポンにも対応しています。

「八百万に祈りを」作者:あべのくまさんさん
じゃがいも教徒とかお菓子教徒などになれるフレーバークーポン配布シナ。コカテロちゃんはやっぱりコカの葉教徒かなと思ったけどなかったので、ごはんモリモリ食べてる印象からお米教徒にしてみました。いや、たぶん肉とかの方が喜びそうではあるんだけどね?そしてあべくまさんはチョコレート教徒に。他には犬猫とかもあるからハロル君にもつけておこうかな。想像以上に種類が多くて驚きました。

「空の上で恋を叫ぶ(7~9)」作者:羽宵さん
ツイッター診断で出た結果をもとに作ったコミカルな短編シナ。「空の上から始まる」など結構カオスな診断結果なのに狂い要素なく見事に仕上がってました。さらに面白いんだからすごいですね。依頼人のコアク・トーウさん好きだわ~。Ask絵チンピラなのにキャラ立ちすぎ!情けないところもあるけどまっすぐな恋心に応援したくなりました。代理で戦うことになった冒険者も彼の熱意に心動かされてたし。彼に想われるエイユさんも硬派という感じでカッコよかったです。ちゃっかり他の宿のお祝いに参加してくる冒険者と、飽きれながらも迎える親父さんとのやり取りも好き。

「ハイ&ロー」作者:炙(あぶる)さん
ハイ&ローで小遣い稼ぎができるギャンブラーPCが喜びそうなミニゲームシナ。私が知ってるルールと結構違ったんですが、普通に楽しかったです。何度も5連勝すると経験点が貰えるから、つい5連勝目指して延々とやってしまいますね。10000spかけた時の高揚感と、それで5連勝した時に入る金額の多さに嵌る冒険者は多そう。というか、ONIISANって実は大金持ち?宿の金庫に手を出す駆け出し冒険者が続出しそうです。

「八つ葉通り 家具処分依頼」作者:ナッツココさん
八つ葉通り企画参加作品の短編お遣いシナ。元の家に残してきた家具を解体処分するだけの簡単なお仕事でした。まだ使えそうな家具を見ると「売れないかな?」と思わないでもないけど、あの入口の汚れを見るとねぇ…(汗)今回はおとなしく解体してきました。無事済んでよかった。じんわりと不気味さが伝わってくる作品でした。