2019/09/01

CW「神代の忘れ雪」感想


対象レベル:10以上
作者:むるえださん

マイラ地方の謎の寒冷化を解決する戦闘シナ。
「妖精窟の騒乱」でおなじみのマイランの領主さんからの依頼です。序盤は割とのんきな雰囲気で始まるんだけど、だんだんと「これ人間に対処できるの?」な状況に。

相変わらず領主さんは行動力があって、冒険者の到着を待つ間に精霊宮なんかに調査を依頼しているし、冒険者たちが「これ用意して」と頼めばドワーフの力を借りてパパっと用意してくれて手際がいい!
有能上司感あふれてます。

形のない敵をどうにか自分たちの土俵に連れ出す方法は神話的で興味深いし、戦闘では格上の相手と戦ってる感があってテンション上がりました。いつもはチャラいアーラエ吟遊詩人リーダー(仮)がカッコいい…だと!?
意外と人間臭い一面を見せる敵さんもやっぱり神話っぽくて好きですし、終盤の光の演出も滅茶苦茶カッコよかった!

個人的に一番嬉しかったのは、マイランのドワーフさんたちに会えたことですね。
彼ら大好きなので、何度でも会いたいくらいです。依頼だと被害が心配だけど(汗)
というわけで”ドワーモの町”という単語に胸が躍ります。制作中の街シナってこれですね!

短編ながら物語と手応えのある戦闘シナでした。

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