2020/12/08
CW「ファミリー・ゲーム」感想
対象レベル:7~10
作者:みんさん
とある特殊な村で行われる悪行を暴き、村の子供たちを救うために潜入調査する6人専用長編シナ。
すごかったですね…。前作同様メンタルがゴリゴリ削られていくような事件なんだけど、今回は少なくとも新しい犠牲者が出ないようにできるマルチエンド!
ヒント機能もあったので迷わずONにしてAエンド目指しました。たぶんこれ、私がバッドエンドルート見たら3か月は引きずるやつ。
内容はかなり盛沢山で、潜入班と別動隊の二つの視点を切り替えながら村の秘密に迫っていきます。
とくに潜入班は苦労が多く、すでに怪しまれている状況から何とか村に馴染まなければならないし、自分の身を守りつつ情報を引き出さなければいけなくてハラハラしました。…割と最初からバレバレっぽかったけど(笑)
狩りや料理、勉強のミニゲームを挟みつつ、別動隊による探索などもあり一日の密度が本当に濃かったです。
とくに勉強は普通に算数のテストがあって錆びついた脳細胞が悲鳴を上げました(汗)
印象に残ったのは村の子供たちとの交流です。信用を得られると色々と話してくれるんだけど、あんなに小さな子どもが不安に押しつぶされそうになりながら精一杯自分にできることをしようとする姿に涙腺が…。なんとしても子供たちと村人の平穏を取り戻さねば!という気持ちになります。
終盤は連戦かつかなり火力が高い(リューンスキルとアイテムいっぱい)ので帰らぬ人になるところだったんですが、何とかベストエンドに行けました。あの子の笑顔に癒される…!
ただ、最初から異端審問官が村焼き準備をしててもおかしくない状況だったと思うのと、捨て駒さんたちがリスクの高すぎる仕事を最後まで続けたこと、スラムに浮浪児がいくらでもいるだろうに養子縁組を選んだ点は少し気になりました。 とはいえ、それでも一気にプレイさせて感動までもっていく力のある作品でした。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿