「嘘と祈りと子守唄」(短編読み物)
「海辺の骨はかく語る」の前日譚ですね。あの二人が出会って、あの日を迎えるまでのお話。
相変わらずマリーは楽しい性格をしているし優しいので安心して読めました。でも、傍から見てるとなんでそこでそんな風に思うの?とやきもきしたり。いい奴なんだから自信持てよ~。”普通のしあわせ”や”平凡な人生”にコンプレックスがあるのかな。
「君に捧ぐ絵」(短編読み物)
さりげなくマリー登場。メレンダで買いあさったお菓子をあげたらモグモグ食べる。生身なら糖尿病になるぞ(笑)
でもメインはそっちじゃなくて、PCふたりと不思議アイテムにまつわるお話ですね。なんだか子供が宝物を見つけて、こそこそやってるみたいで可愛かったです。選んだのがマスコット(男の娘)と保護者(戦士)で、戦士が悪戦苦闘してへったくそな絵を描いてるのかなと想像すると楽しい。
そんなコミカルな始まり方だったのに、まさかあんな展開になるとは…。ちょっとウルウルきてしまいました。
またいつか別の二人でトライしたいような、この二人だけの特別な秘密にしておきたいような、そんな作品です。
「炎の夢」(短編探索)
熱いんだか寒いんだかよくわからない不思議な塔で探し物をするお話。
住んでいる人はどんな奴だろうと想像しながら、ヘンテコな部屋をいろいろ見て回るのが面白かったです。初々しいカップルで挑んだら、年下彼氏がどっさり星くず(だったかな?)を持ってきて笑った。
結構アイテムが見つかるので、金欠パーティやアイテムコレクターにおススメ。
にしても、どうして彼女はあんなのに惚れたんだろうなぁ。それとも昔は違ったの?
この前日譚も読んでみたいと思いました。
「星降る山へ」(短編読み物)
真冬の雪山に一人で挑むお話。読んでるだけで寒くなってくる描写がさすが。短いけど、最後はほっこりできました。
大好きな人(たち)のためなら一途に頑張っちゃうようなPCを選ぶといいかも。…ちょっと頑張りすぎだけどね(汗)
高レベルならこれくらいなんでもないのか。
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