予告通り、クリスマス編その2です。その1はこちらからどうぞ。
「聖夜に走る冒険者」
年をとって一人じゃ配達できなくなったクラウスさんに代わって子供たちにプレゼントを届ける2人用読み物シナ。ほんわかした気持ちになれたし、サンタとトナカイの扮装をする二人を思い浮かべたら笑えた。最後に贈り物だと渡された箱はカードしか入ってなかったんだろうか?そこだけよくわからなかった。
「ひかりの街」
お人好しと下賤の出のちょっとしたクリスマス向け読み物。恋愛ではないけど喫茶店で紅茶を飲んでるので男女の方が違和感ないかも。あっさり目で、でも落ち着いた雰囲気の読みやすい短編でした。プレゼントに何を贈ったのかな?
「聖夜に駆ける配達人」
聖夜に指名で怪しげな依頼があり、プレゼントの配達をすることになる戦闘ありシナリオ。キャラが魅力的だし、PCの性格に合った選択肢(行動理由)を選べるのが良い。お人よしでも利己的でもOK。ラスボスは結構強くて3回目でやっと勝てました。戦闘を通して敵の技を会得するのが痺れます。事の真相はドラマがあってよかったし、聖夜にふさわしいものでした。
「ゆきうさぎのはな」
郊外の村へのお使いの最中に、花を探す女の子を手伝うほのぼの探索シナリオ。お人好しPC(ごおすと)と女の子のやりとりがとても可愛くて癒されました。しかし、妖精さんがやたらと埋まったり閉じこめられたり、仲が悪いんだろうか(汗)あと、親父に戦闘態勢まで取らせた冒険者たちの失態が気になる!あのプレゼントで親父の怒りは収まるかな?終盤の一枚絵もそれだけで物語が伝わってくるような素敵なものでした。
「降誕祭の樹」
親父さんの失敗で聖夜に依頼を押し付けられるお話。ツリーのための木を伐採するだけだけど、依頼主の段取りの悪さと間の悪さで行ったり来たり…。でも、親父さんに一つ貸しができたと思えばね。しばらくはネタにされそうだ(笑)
「Serenade」
娘さんが可愛い!好青年なPCも素敵でした。昔ながらのアドベンチャーゲームを思わせるつくりで「話しかける」「調べる」「移動する」のコマンドとか懐かしかったです。あと、個性的な子供たちのリーダー格がいい味出していて、数学のクイズを仕掛けてくるところが大人びた中に子供っぽさもあって良い。流れるような話運びで切ない部分もあったけど、またクリスマスに遊んでみたいと思いました。
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