2020/01/19

CWまとめ感想(2020/01/19)

予約投稿した釣りシリーズの記事の合間に無理やりねじ込んでいるので、普段なら単独記事にする感想もまとめてます。長文で読みづらくて申し訳ない…。

「ゴブリン・イン・ザ・スカイ(2~4)」作者:十把一絡げさん
飛行機械を手に入れたゴブリンたちを蹴散らす短編シナ。飛行ゴブリンたちが可愛い!グリフォンに乗って空中戦をしたり、ゴブリンの位置を覚えて撃ち落とすミニゲームが楽しめます。それなりに火力がある”波乱の闇鍋”PTで戦闘ルート、打たれ弱い”わんこと散歩中+竜ぐるみ”PTでミニゲームに挑んできました。戦闘では渾身の一撃で相手をしばらく戦線離脱させられるんですが、たぶん毎ラウンド渾身の一撃が配布されてて思いっきりゴブリンたちをかっ飛ばせます。渾身の一撃が白丸なPCが2名いたので戦線離脱させられなくても体力をガンガン削れて楽しい~。一方ミニゲームの方はお試しモードから笑わせてきます。親父が…親父の顔が…(笑)本番はカード表示を一番遅いにしてなんとか判別。たぶん慣れれば普通の速度でも行けそう。ついでに高レベルPTでも行ってみたら、マジでダイジェストモードに!至れり尽くせりの楽しいシナリオでした。

「静寂の部屋にて」作者:消夢さん
人数調整不要の一人用脱出ゲー。知らない部屋で目覚めたPCが、部屋の中の怪物と距離を取りながら脱出法を探ホラーアドベンチャーゲームです。死んでも復活するし、怖さは雰囲気で盛り上げる系なので怖がりさんでも(たぶん)サクッと遊べます。エンディングは2種類あるようで、今回はたぶんベストではなかった…。もう一度行ってみるか!

「進撃のチーズハンバーグ(1)」作者:あだぷすさん
もらったお題で作ったハロウィンシナ。何故ハンバーグにそのような力が…(笑)最初からぶっ飛んだ展開で楽しかったです。デスコックの力も上手く使えば平和利用できるんだね!何気に強いぞ、はぐちゃん!?

「モンスター・クレイマー」作者:fgeさん
報酬を払わなかったことがあるお婆さんからの依頼で、宿の親父の頼みで仕方なく引き受けます。後から考えると誰にも信じてもらえず物音のする家で一人きりとか辛いよな…。解決できてよかった。低レベル向けと油断していたら敵多すぎて全滅しかけたけど逃げればよかったのか~。冒険者の名誉挽回のために頑張りすぎてしまった。

「羊飼いと魔法(1~3)」作者:fgeさん
いかにも貧乏クジを引くことになりそうなニオイがぷんぷんしている依頼。調子に乗ってる若造という感じの依頼人は、すでにいくつものPTが依頼を選んだ後の残り物感が半端ないです(笑)でも嫌なら断れるし、嘘を吐いていたとしても冒険者を始末するための策略とかではないだろうと判断して彼の態度は多めに見ることに。やっぱり冒険者としては、目の前でお宝があるかもしれないとチラつかされたら食いつかないわけにはいかないでしょう。依頼人にはムカつくこともあったけど、途中で往復ビンタ?しても文句を言うだけだったし、遺体を運ぶのは文句も言わず手伝ったから許す。…にしても、あの爺さん生き残るルートはあるんだろうか?入り口の守護者の強さにはビビったけども、謎解きをちゃんとすれば回避出来るのでホッとしました(あってよかったスポイラー)冒険の成果は…まあそうなるよね、という感じでしたが、それもまた一興。しかし図太い依頼人だった(あのスキルを使って逃げ切りそう)。

「老盗の財宝」作者:fgeさん
親父さんの頼みで、もう長くないかつての知り合い(追い出した相手)に会いに行くゴブ洞改変の一種。目的地の村にいる子供たちがとても可愛らしくて、彼らと話してるだけで癒やされました。タバサちゃん可愛いよタバサちゃん。そしてそんな可愛いタバサちゃんを溺愛するお兄ちゃんも可愛い。一緒にいる元気な子も可愛い。素朴な可愛さで依頼を忘れそうになりました。で、死にかけの男に会いに行ったら、口が悪く娘を怒鳴りつけるところが不快でしたね。でも一応話を聞いてみると娘に何か遺してやりたいということだし(嘘かもしれないけど)、親父さんの頼みでもあるから素直に聞いてあげることに。男の話を聞いていればこの洞窟の主が何で何を守ってるのかは予想がつくので、とっとと箱だけ回収して撤退しました。中身はまあお察しでしたが、シナリオに入りなおして鑑定してもらうと思ったより良いものだったり。っていうか、もし自分たちで鑑定できていたとしたら、これをあの人の娘さんに渡したかったですね。お守りとしてはかなりのものでした。

「南ヴェルーズ 囚人護送行(3~5)」作者:fgeさん
妖魔の襲撃を受けた囚人移送隊と出会ったことから始まる長編シナ。西部劇のようなBGMが印象的な渋いシナリオでした。色んなルートがあるっぽいけど、善人PTなので囚人は完全無視して騎士の依頼を受けることに。騎士は手負いのため、囚人を連れていると移動が制限されるわ山賊たちに狙われるわで道中油断なりません。毎晩寝ずの番を二人交代で立てることになり、寝不足になると日中の行動に支障が出るなど緊張感がありました。4日の行程ながら密度が濃く、普段なら省略されそうな道のりも細かく描写されるので旅の大変さが伝わってきます。まあ真面目にやってれば難しくはないので冒険者的には美味しい依頼だったかも。ただ、看板に落書きとか悪人ルートも選べるわりに、道を塞ぐ岩に対して火晶石や鋼鉄の箱が使えないのが少し残念。山賊たちは火晶石でふっ飛ばしましたけど。あと、途中の町でお尋ね者の張り紙を見たら「羊飼いと魔法」の依頼人が殺人罪でお尋ね者に!?そういえばお尋ね者クーポンを持っていた気がするけど、それとこれは同じ罪なんだろうか?

「天空には楽園があった(5~7)」作者:ているさん
空に浮かぶ古代船の調査補助を行う長編探索シナ。空の大冒険というだけでロマンの塊なんですが、作者さんがその絵心を最大限に発揮して序盤からドキドキが止まらない!空の青と雲の白のコントラストがたまらないですね~。ずんぐりとしたサメのような飛行艇も可愛くて、空を泳ぐ魚の気分を味わえます。風を感じるギミック戦闘もテンションあがる!そしてたどり着いた古代船に上陸した後の風景も美しいしロマンにあふれてまして、こういうのが見たかったんだよ…!と感無量でした。探索で少しずつ古代船の過去が明らかになっていくのも上手くて引き込まれます。過去を知り様々な想いがよぎる濃密な時間が瞬く間に過ぎ、いざ帰るとなると寂しさが…。せめて彼らのことは忘れずにいよう、そんなことを決意しながらの帰還となりました。しかし依頼人さんはこれから大丈夫なのかな…。彼の持つ知識が悪い人に目を付けられなければ良いんですが。

「昏き地平(1~15)」作者:我さん
メイリア調査団からの依頼で「昏き地平」という伝承の調査と行方不明になった調査員の消息を調べるというもの。低レベルでも区切りのいいところまでは行けるということでlv5くらいの”お爺ちゃんといっしょ”で突入。序盤からヤバい雰囲気が漂うこのシナリオでは浮いてるPTですが、調査員の足跡を辿って新たな道を見つけ、やがて引き返せなくなってからの緊張感がすごくていつの間にかそんなこと忘れてました。レベル上げに時間をかけすぎたせいで前半の細かいところを忘れてますが、探索の醍醐味が詰まってるんですよ~。しかも、じわじわと異界に入り込んでいっていると肌で感じられて、この判断が運命を分けるかもしれないと何を決めるにも真剣に考えてしまいます。冒険者たちと一心同体になった気分!しかも背景にある物語も引き込まれるものがあって(すべて理解できたかは怪しい)昏き地平というミステリアスな存在も見事な演出で形にしていました。それを目にしたらもう「これは昏き地平以外の何ものでもない」と納得できます。ラスボスは何をされたかわからない勢いで何度か全滅したものの、ヒロインの脳刻みさんを幸せにするためにプライドをどぶに捨てて頑張りましたよ!前に手に入ったチート級装備を残しておいてよかった…。

「鬼人の町(5~8)」作者:品川コータさん
男性一人用長編シナ。ヘビーなお話だと噂に聞いていたので念のため思い入れのないPCで突入しました。確かにエグイ。いちおう黒幕さんは序盤から黒幕だと匂わせてるし、町で聞き込み調査をやれば何が行われているか予想がつくようになっているので心の準備はできるんですが…。否応なく苦渋の選択を突き付けられる状況に追い込まれていくのが、もはやお見事というレベルでした。ただ、PCの言動がいまいちこちらの心情と噛み合わないんですよね。疑わしきは罰せよなのかお人好しなのか態度がコロコロ変わります。感情移入できず傍観者視点になってたので、思ったほどメンタルは削られませんでした。ルートによって展開が変わるようで、今回私が選んだのは「PCだけ司祭たちの護衛」「真実を話す(森の民を逃がす時間稼ぎ)」「止めを刺さない(なんでコイツを楽にしてやる必要が?)」「殺せない(こんな奴の言うことを聞くくらいなら死んだ方がマシ)」。悔いのない選択をしたつもりでしたが、NPCが勝手に手を汚して可哀そうなことに。個人的には命がけで黒幕だけは始末できる自己満足夢オチエンドが欲しかったです。でも、一番助けたかった子は行方不明で生死不明なので、これは黒幕の対抗勢力が雇った別の#Mが保護して、裏で集めていた証拠+彼女の証言により黒幕どもを一網打尽&ヒロイン連れ込みハッピーエンドなのでは!?と脳内補完できたので満足。にしても、今冷静に考えると後半は眠りの雲か飛行スキルあたりで状況を覆せたかも…(たぶん対応してない)

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