「サイレン（3～10）」作者：jimさん
船の護衛をする男性と仲間の二人用短編読み物。夢うつつの中で聞いた奇妙な声に目が覚め、甲板で船員たちにじいさんと慕われる男の昔話を聞きます。最初はくじらが歌なんて…とまるで信じてなかった主人公が、昔話を聞き終わった頃には神秘的なくじらの歌をまた聞けるのではないかと夜の海を眺めているのがいいなぁ。イザークはくじらとなって海の闇の中に行ってしまったのだろうか。某潜水映画のラストを思い出しました。
「城は海へと溶けてゆく（2～4）」作者：jimさん
4人以上専用中編探索シナ。マスコットに報酬の受け取りを頼んだら、そのお金を宝の地図につぎ込んでしまって仕方なく宝さがしに行くお話。マスコットが仲間にお叱りを受けて、しばらくの間ナレーターみたいになってるのが笑う。小さな漁村で漁師のお世話になりつつ、崩れかけている島のお城を探索。結構フナムシやダンゴムシみたいなのが出てくるので、虫嫌いの人は注意が必要ですね。あんなボロボロの城でも仕掛けが生きていたのがすごい。コミカルなやり取りも探索も楽しかったです。そういえば御守りを回収するの忘れた…。心配して持たせてくれたのにゴメンね奥さん。しかしこのシナリオ、フナムシを捕獲できたのかー。
「水のほこら（2～4）」作者：jimさん
村の井戸が枯れた原因の究明と解決に行く短編探索シナ。水源調査で洞窟へ向かうんだけど、最初はゴブ洞みたいな感じで、ゴブリンを排除してからが本番。見張りの対処の仕方が悪かったのか敵に見つかってしまったけど、まっすぐゴブリンのところへ行って倒したので、その後は快適に探索できました。石碑で水精と出会い井戸が枯れた原因と戦うことに。あの地の治水のために封じられていて、彼女自身は嫌がってないのが人間との違いを感じる。恋人を想う彼女が切なかったです。
「蜘蛛退治の依頼（3～5）」作者：jimさん
辺鄙な村の森で猛毒の大蜘蛛が出没し、村人を脅かしているので解決してほしいという探索シナ。3～4レベルのパーティで行ったんですが、かなり厳しかったです。メルーナーと水精召喚アイテムと癒しの錫杖を持って行ったのに！いちおう村長の家で何度でも全快してもらえるんですが、蜘蛛の住処である廃坑が結構広い上に敵が多いので長編シナ並みのプレイ時間が必要になります。そしてしつこいほどの毒攻撃…。非戦闘時には中毒で死亡しないようになっているものの、ちょっと油断すると戦闘中に意識不明（中毒20）みたいな状況に…。でも隠し通路や手記などもあって探索し甲斐があったし、事件の背景を解明していく展開は良かったです。つるはしとニワトリのクルクルげっと！クリア後にリーダーの突撃度とか教えてくれるのが面白いね。トイプードルで運気アップって（笑）
「墓前に捧げる花（3～5）」作者：クエストさん
CardWirthParty vol.6に収録されてる一人用短編読み物シナ。護衛依頼中に立ち寄った村で山賊退治を依頼されます。選択によってはルートが分かれて戦闘が。最初は受ける方を選んだんですが結構苦い展開でした。受けないルートはかなりあっさり目で、こちらを先にやってたとしても気になって受けるルートを見てしまったと思います。そしてどちらを選ぶべきだったか悩むまでが作品という感じ。まあ、冒険者としては今受けている依頼を優先すべきなんでしょうけどねー。
「お菓子をどうぞ！」作者：新矢晋さん
親父さんに代わり子供たちにお菓子を配ることになったので、子供たちの好みのお菓子を渡そうと張り切る一人用短編。子供たちも可愛いんだけど、子供が喜ぶお菓子を渡そうと張り切る冒険者も可愛い。日頃鍛えている観察眼を駆使してぴったりのお菓子を選びます。鑑定KCはなくても大丈夫（というか対応してない）なので、どのPCでも遊べます。喜ぶ子供たちを見てほんわか温かい気持ちになれる作品でした。何気にパーフェクト取った時の賞品？がすごいけど、魔術師系には向かないかも。
「名前のない君の結末」作者：ﾅﾄﾘｳﾑさん
なんちゃってクドラ死霊術師PCで突入したんですが、思うがままに行動させたら見事チェンジしましたねー。自業自得というかなんというか（笑）基本的に目的達成ためなら何でもするし、それに関係ないことなら八方美人に振舞うキャラということにしたので、最初と最後だけ容赦しませんでした。彼女らしい結末なので満足。選択によっては二重人格クーポンがもらえるみたいなので、いつかそれもやってみたいなぁ。
「つきのうら（4）」作者：龍月神威さん
マルチエンドの一人用ホラー短編シナ。リューンに戻る夜の街道で、昼間耳にした怖い話を思い出していたら何か後ろから近付いてきて…というお話です。怖いのを紛らわすかのように道やら枯れ木やらを調査してたら、何気に色々手に入って嬉しい。戦闘は苦手なら逃げてもいいし、火力低めなので対象レベルならまあ勝てそうです。どのルートをクリアしたかで手に入るものも違うので、道をある程度進んだらセーブしておいて全ルート見てみるといいかも。私は叫ぶルートに行きました。しかし、結局あのおつきさまはなんだったんだろう？（怪談の詳細は明かされない）
「たまにはペンを取り」作者：サンガツさん
人数調整不要の頭のいいPCと勉強が苦手なPC二人用ミニゲーム短編シナ。next版とpy3版があります。言葉が通じない地域に行く準備のため、勉強をサボってたPCにマンツーマンでお勉強します。勉強・質問・休憩のコマンドを選んで一日の猛特訓を開始。頑張りを認めてくれる先生がいいですね。何だかんだ面倒見が良くて仲がいいなぁと和みました。解読アイテムげっと！
「たまにはロックピックを取り」作者：サンガツさん
人数調整不要の解錠役＆不器用の二人用ミニゲーム短編シナ。next版とpy3版があります。見よう見まねで解錠しようとしたら扉を壊してしまい、解錠役に特訓してもらうことに。何だかんだ面倒見の良い盗賊さんで、休憩時にお茶を出してくれたり宝箱の中身をくれたりするのが仲良し～って感じでした。難しいところは手伝ってくれるし。不器用さんも意外とやる気で、いい教え子でした。最後の宝箱の中身はもちろん大事にします！
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