2020/08/30

CW「さまよえる牢獄」感想

対象レベル:3~10
作者:主計さん
エンジン:Next

3人以上向け中編戦闘シナ。
畑を荒らす猪退治のつもりが、とんでもないものに遭遇するお話です。

初戦で勝つこともできるけど見ごたえあるのは逃げ帰るルート。依頼放棄した冒険者に投げかけられる嘲りの言葉が辛い…。
同じ宿の冒険者にとっても評判に関わることだから良く思われないのは仕方ないけど、こういうのがきっかけでパーティ解散も多いというのがなんとも…。冒頭のほのぼの日常エピソードとの落差が印象的です。

でも、PL的には”普通の依頼だと思ったらヤバい奴がいた”状況は見慣れすぎてて、こういうのを経験したことがなくて嘘と決めつけるPTの方が珍しいのでは…?とちょっと思ってしまいました(笑)

後半は好奇心旺盛な賢者の塔の下っ端研究員のおかげで起死回生のチャンスが。
古代兵器には古代兵器を!
クリア後にエディタで中をのぞいてみたらとんでもない性能でびっくりしました。こんなものがあんな田舎にゴロゴロ転がってると思うと恐ろしい…。うっかり暴発させたらあの村吹き飛ぶのでは?

汚名返上戦では想定外の敵も出てきて結構ギリギリでしたが、あの堅い装甲をゴリゴリ削るのは爽快でした。
亡霊の正体には哀しいものもあり、こんな亡霊がまだどこかで彷徨っているのかもしれない…と思うと恐ろしいやら哀しいやら。

ちなみに戦闘前にヒラガのことを思い出すと、ラストに彼女の可愛いところと末恐ろしいところが見られます。ヒラガさん好きだなぁ。
…そういえば、下っ端さんが欲しがってた丸くて平べったいツルツルしたものってDVDか何かでしょうか。中のデータがポルノだったらどうなるかなと思ったり。最悪、聖北に目を付けられるかも(笑)

0 件のコメント:

コメントを投稿