「流れ着くは、(7~8)」作者:かがちさん
100kb祭り提出作品で”殺人鬼と恋愛、祟る守護者、ふすま、魔法少女、かわいた血痕、雛人形、不治の病、桃の花、日暮れ、常夏、ドラゴン、連なる風鈴、怪談、金木犀、死神との取引、爆弾、ハッピーエンド”のお題に沿って作った短編読み物戦闘シナ。お題が多いためかモンタージュみたいな作風でした。私の頭が悪いせいで、いまいち村で何が起こったのかわかってないかも(汗)でも雰囲気は良かったし、100kbにもかかわらず演出がいつも通りかがちさんでした。ラストでタイトルが出るところが決まってます。
「_6が幻覚見てる(10)」作者:ゆずきちさん
100kb祭り提出作品。試練の塔で瀕死の重傷を負うもコカの葉で一命をとりとめた_6だったが、幻覚が見える状態で最後の試練に挑むことになり…という6人専用のコミカルな短編読み物です。この塔を作った魔道士がいいキャラしてましたね。性格が悪くてお茶目という。熟練の冒険者が一ヶ月さまよっても攻略できない塔とか、気が狂ってもおかしくないでしょう。そんなギリギリの状態であんなゲームをやらせるとかどうかしてる(笑)状況がまず面白いし、まともにやっても揃わないなら_6の答えを予測してそっちに合わせようという発想もすごい。仲良しPTだとより楽しいと思います。いっぱい笑って最後はほっこりでした。
「黒白の夢、銀の刻(3~10)」作者:無名しさん
生贄として差し出された仲間を救うため、単身魔神のいる城へ乗り込む中編シナ。仲間の生命力がじわじわ失われているため時間制限があり、何をするにも緊張しますね。相手は魔神なので無策で突っ込むわけにも行かず、かといって無駄な行動は極力減らさなければならない…。能力判定もちょこちょこ入るので、選んだPCによってはサクッとゲームオーバーに。仕掛けなどもあって、それを解くためのヒントはさり気なく示されてるので記憶力と洞察力が試されます。決して寝不足の時にプレイしてはいけない…。でもいざとなれば攻略情報テキストがあるので安心です。三度目の正直で強大な敵を倒し、事件の全貌がわかると「そういうことだったのか」と色々腑に落ちました。誰かに話したくなる冒険譚。特別な関係の二人を主役に選ぶと盛り上がると思います。
「在庫処分の話」作者:紫野蒼紅さん
知り合いの雑貨屋が大量に貰った柚子をどうにかしたいと相談してくる短編シナ。厄介事を押し付けられがちな冒険者にも、こういう平和な日常があるんだよねぇ。柚子をどう有効活用しようか色々案を出し合う様子がホント平和。済印をつけないこともできるので、全ルート見てみました。お風呂エピソードが好きですね(笑)レベル高めなら料理に挑戦するとお得。何気に済み印付けなくてもお土産もらえるから金策にいいのでは…。アイテム画像がないのが残念!
「黄金のゴブリンの洞窟(3~4)」作者:三升さん
100kb祭り提出作品。ゴブリンらしき妖魔が村から財宝を奪って行ったので討伐&奪還してほしいという依頼です。ゴブ洞改変というわけではなくて、オマージュを交えつつ情報収集や雑談、マルチエンドなどオリジナル要素がアクセントになってます。財宝についてはどうするか選べたので、この状況で駆け出しなら報酬アップをとるかなぁと普通に依頼を達成。あとで怒られるかもしれないけど、証拠はなかったし「気づきませんでした」で済むでしょたぶん。しかしこのゴブリンたちの人生ハードモードだね。
「エントの森(4~6)」作者:スロットさん
微ゴブ洞系短編シナリオ。大切なものを盗んだ盗賊がエントたちが巣食う森へ逃げ込んだので取り戻してほしいという依頼。「鳥の歌が聞こえない」をプレイしているとニヤリとできるシーンも。ウィードやトレントやエントがいっぱいいるけど、割と逃げられるので思ったよりも安全でした。まあ行きは逃げると入り口まで戻ってしまうゴブ洞仕様なので、逃げどころは少ないですが。とりあえず炎系のスキルなどを多めに持っていくと安心。森の最奥に続く道に行けなかったんだけど、行ける方法があったのかどうか気になる…。
「バレンタインの洞窟」作者:生野菜サラダさん
100kb祭りに遅刻参加したゴブ洞改変。依頼だけをこなそうと思えば楽なお仕事でした。しかし、依頼人はきちんと対面で説明すべきだったのでは(汗)なんだかすごく楽しそうな名前?のNPCさんだけど「連続大量失踪事件の真相を解明」クーポンを持ってると何かあるみたい。サクッと経験点が稼げます。
「堕ちた黄金船(2~4)」作者:SARUOさん
マルチエンドの中編探索シナ。依頼人に同行して財宝を積んだ幽霊船を探索します。これは結構難しいですね。情報が手に入る前にそれを見つけたら冒険者ならやることは一つですから。そうすると穏便なルートが消えるっぽいので後味の悪い展開に。でも魔法やら幽霊やらが確かに存在している世界なので、慎重に慎重を重ねるくらいじゃないとこうなるのは当然かもしれない。幽霊船らしい雰囲気とイベントで、冒険者の資質が試されます。
「死せるこの身が朽ちるまで(1)」作者:班地 殴さん
1人専用中編探索シナ。死霊術師に閉じ込められたPCが脱出のために地下墓地内をうろつきます。りどみに”作りたてPC推奨”とあるだけあってPCが結構痛々しいことに。罠を回避する手段は一つしか見つけられなかったけど、他の罠も上手くやれば回避できたんだろうか?謎解きらしきものもありましたが、わからなくて当てずっぽうで突破してしまいました。何とか脱出の助けになりそうなNPCを発見するも、交渉に失敗すると無慈悲なゲームオーバー。かよわいlv1冒険者だというのもあり、相手を怒らせたらおしまいというのがリアリティありました。ボス戦で勝てば、PT唯一の生還者になれます。
「お父さんの日」作者:龍月神威さん
娘さんに代わって親父さんへの父の日のプレゼントを探す短編シナ。だいたい何を選んでも成功なので、とりあえず好きなものを選べばいいみたい。露天商の頼みを聞いたら劇のチケットを貰ったのでそのまま娘さんに渡してみた。これ、もしかして購入費をぜんぶ懐に入れたということ!?悪い冒険者だなぁ。
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