2017/03/17

「メレンダ街」巡ってきました

お菓子の甘い香りが漂ってきそうなシナリオでした。
その反面、ふらっとあちら側に紛れ込んでしまいそうな怖さもあって、想像していた以上に魅力的な街でした。

ただ、店ごと、シナリオごとに独立していて、その場を離れるといちいち宿に戻るのは肌に合わなかったです。気が短いもので(汗)
そのせいで何度か放りだし、「飴猫」を完成させた後に手を付けたのに遊びつくすのにこんなに時間がかかってしまった…。

あと、たくさんシナリオが入っていてどれから始めればいいのかわからず、大皿広場から巡ってしまったけど、もしかしてスプーン広場からやった方が良かったのかな?
スプーン広場には、この街の人たちとの面識を得るシナリオが多かったみたいだし。

このスプーン広場の「メレンダ数え歌の歌詞を探す一連のイベント」は、この街の魅力を伝える要素がたくさん詰まってました。
印象的なジュークボックスのウサギさんと吟遊詩人ドロテアのやり取りが楽しいし、妖精人形アリスと一緒に街をあちこち回って個性的な人たちと出会ったり、井戸端でモフモフなウサギの坊やを見守ったり、ふと手にしたアイテムで仲間が大変なことになったり、ふらりとあちら側に踏み込んでしまったり…お祭りの高揚感と集まった人たちの熱気、この街の歴史にも関わる数え歌の謎と不思議がぎゅうっと詰め込まれています。

とくに「向日葵とアリス」でアイテムとして仲間になるアリスがツボでした。女の子にしか見えなくて、幼女PCで突入してたから「わーい百合だー」と喜んでいたんだけど、屑屋さんが「坊主」って呼んでたってことは男の子か(PCを「兄ちゃん」って呼んでたのは…うっかり?)

「ブリッジヘッド」も好きですね~。たぶん2パターンあるので、またいつかやってみたいです。
今回は仲間が一人動かなくなっちゃって、解決のために街を奔走するパターン。こういうの大好き!
病気と闘う兄弟がいて、このシナリオで手に入るアイテムでなんとかなるかなぁ?と思ってたら、タイミングを逃したのか渡せなかった…。これも次回確認したい。

「シュレディンガー婦人の追慕」も雰囲気あって良かったです。ちょっとした邂逅を描いた読み物なんですが、日常と非日常の切り替えが上手くて不思議体験したぞという気分を味わえました。

「井戸端の奥方」でイチオシなのが、もふもふウサギの坊やを見守るイベントですね。ホント可愛いです。あんな子がいたら連れ帰るよ!たぶん「木苺通りの話」の子と同じだよね。ニンジンを貢ごう!
細かいイベントが盛り沢山で、ちょっと難しいのもあるけどread meを読めば何とかなると思います。

もちろん、他の店シナリオも個性的なものが多くて楽しかったです。
とくに飴屋と瓶屋と本屋辺りが好きかなぁ。飴はみんなで作りたくなるし、瓶屋は奥の部屋に入ると店主の笑顔が怖く見えてくるのがいい(笑)
本屋はフクロウが可愛いし、本当に読めるんですよ。むしろ読む以外の使い道はほとんどない。街で聞いた話と関係ある話もあったりして、つい全部買ってしまいました。コレクターズアイテムですね。

コレクターズアイテムと言えば、ジュークボックスで使える音札集めも楽しいです。これを探すためにお店を巡りたくなる。
おべんと屋のばらのシールを集めも楽しい。景品のあおいとりは暴露できるけど割と失敗する子供用アイテム。

売っているのはほとんどが使い切りの食べ物アイテムですが、たまに超便利アイテムも紛れているのでいざという時のために買っておくといいかも。「交渉」キーコードのついたスキル「Discount」や、「亡者感知」のついた「常世の鈴」なんて貰えるから、スキルが揃ってない人には嬉しい。
ペルラの市で買える「荒馬捕縛」は筋力適正の束縛スキルで普通に便利で愛用してます。物理だから「蜘蛛の糸」と違って魔法が効かない相手でも使えるし。あと、冒険者の必需品ロープ(縄)のキーコードが付いたアイテム「開拓の象徴」も持っておきたい。20回も使えてお得。
音箱の「ガムランボール」は、回数無制限でパーティ全体に精神を回復&体力微回復できて便利すぎ。
風流車の墓所でゲットできる「機甲の翼」は「飛行」キーコード付きの賢者の杖みたいな感じでこれまた便利です。

また、「サンダース農場」はメレンダのいろんなお店で使えるアイテムがゲットできるので寄っておきたい場所の一つ。お菓子やお茶の材料とか、指輪の材料とか。お金稼ぎもできるし、竜のウロコで作れる「クギュ人形」は召喚獣に鑑定キーコードもついて結構便利。なお、別の店ではこのウロコからチートアイテムも作れます。

思いついたことをとりとめなく書いてしまったけど、一度はやっておきたいやり応えある街シナだと思いました。
リラクシアはどんなシナリオだったんだろ~?

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