2019/02/20

CW「碧落飛翔」感想


対象レベル:5~6
作者   :春秋村道の駅さん

仲間の一人がエモーションドラゴンと心を通わせたことから、とある村の代表として空中レースに参加するお話。
これは熱いですね!
アミスタとの運命的な出会いからして、これから何かすごいことが起きそうな予感でいっぱいでした。
しかもドラゴンに乗って空を飛ぶとかネバエンのファルコンが大好きな私にとってはもう…!
こういう異種族間の絆、大好物です。

さらにレースに向けて仲間が一丸となって協力し、支え合う様子が丁寧に描写されていくのもたまんないですね。
役割分担が全員適任でイメージぴったりだったので、かつてないほどにスクショ撮りまくってしまいました。監督役のジャック君がお嬢に”扱き使う”宣言したところとか(笑)
二人でレースの裏で這いずる蛇を監視して、冒険者舐めんなよとお灸を据える姿もかっこいい。
観測役のクライス君と給仕役のシルファも、ここぞというところで二人仲良く駆けつけてバトルに参加。みんなに見せ場があるのが嬉しいです。

そしてそして!やはり燃えるのがレース描写!
ドラゴンの背に乗り大空を翔けると聞くだけで燃えるシチュエーションなのに、さらにこのエモーショナルドラゴンは乗り手と心を通わせることで、同じ空を”視る”ことができるんですよ。
レースはド素人な冒険者が妨害工作にも負けず、ただ相棒の空を自由に飛びたいという想いに同調して勝ちに行く展開は手に汗握るものでした。アミスタと冒険者の真っ直ぐな気持ちに感化され、本気になっていくライバルたちの描写も熱い!
ラストの空の美しさが印象的でした。

クリア後に盗むKCに対応していたことに気付いたけど、興奮冷めやらぬ感じでやり直すのは野暮だなぁと感じるほど。
いつかまた飛びたいと思えるPCが現れたら再プレイしたいです。

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