2020/05/17

CW「The die is cast」感想


対象レベル:1
作者:暁さん

「Wish or Desire」シリーズ一作目にして最終作となった悲しき作品。
童謡にある悪魔に攫われ、元の場所に帰るために謎の遺跡を探索します。

子供か若者一人用中編(私は2時間以上かかった)探索で、いちおう区切りはつくしこの作品だけでも十分楽しめるつくりでした。
古い作品ながら演出面は結構凝っていて、最初にPCの立場(奴隷から王族まで)を決められ、質問に答えると_天真爛漫などのクーポンと専用スキルがもらえる豪華仕様。

さらに、NPCは褐色の姉御肌エルフ(仮)で、仲良くなっていくと別れが惜しくなるキャラクターになってます。
彼女には好感度や信頼度などが設定されており、キャンプ中には彼女の内面に踏み込むような会話イベントが。

戦闘ではかばうシステム、そして相談にのってくれたり調査でも色々と力を貸してくれて、作りたてPCで裸一貫で突入しても遊べるのが嬉しい。
ギミックやリドル、罠いっぱいの塔の試練を乗り越えて、ガッツリ探索できました。

ネタバレテキストもあるけどかなり広いのでマッピング必須。続編がないのでNPCとは今生の別れになってしまうのが悲しいですが、それでも手にとって良かったと思える作品でした。

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