2021/03/03

CWまとめ感想(2021/03/03)

「ゴブリン無双の洞窟(8~10)」作者:>>230さん
ゴブリン1000体斬りができる一人用ゴブ洞改変無双シナ。敵を攻撃するたびにゲージが溜まっていって、maxになったら必殺技アイテムが配布されるギミックシナリオです。全体攻撃2~3回でゲージmaxになるので、全体攻撃多めに持って行くと爽快。さすがに1000体もいると50Rくらいかかるけど…。必殺技発動時に自分も回復するみたいで、魔術師系PCでも安心して無双できました。

「馬車と復讐者」作者:かがちさん
”変異、ホラー、バッドエンド、強敵、バトル”の要素を禁止した一人専用短編読み物シナ。仕事を終えて馬車に乗っていたら、同乗者が血の付いた抜身のナイフを持っていてどうしようという内容です。まあ疲れてるだろうし、一人であえてトラブルに突っ込んでいくことはないだろうと無難なところを選んだら何も起きませんでした。緊張感はありつつ、風景を楽しむ余裕もあって良い旅だったといえるでしょう。

「手紙配達依頼(1~10)」作者:yourmonoさん
py4専用子供一人用長編シナ。レベル1~10対象となってますが、いくつかのパートに分かれていて戦闘のあるパートでlv6以上とか8以上推奨という風になってます。私みたいに記憶力に自信がないなら、最低でもlv6以上くらいで開始しして一気にプレイした方がいいかも。ストーリーは、不器用すぎるNPCたち(故人含む)のこじれた人間関係を、手紙配達のおつかいを通して解きほぐしていくというもの。個性的なキャラが多くコミカルな展開が多いものの、根底にあるのは親愛と恋愛でドロドロ展開もあったり。なので子供PCは依頼を受けることと話を聞くことくらいしかできなくて、でもその距離感がちょうどよかったと思います。前向きで爽やかなラストでした。…ただレインさんには「旦那にも手紙書いてあげて!そして骨小僧に託しておいて!」と言いたい。

「クリスタルタワー」作者:菅かるさん
さらわれた姫を救うためクリスタルタワーの主ワーロックを倒しに行く一人専用ミニゲームシナ。塔の試練がすべて同じ種類のミニゲームとなってます。9つのクリスタルをすべて青から赤にするんだけど、一つクリックした時に色が変化する配置がそれぞれ違って、結構難しかったです。でも考えるのを放棄してクリックしまくると何故かクリアできるんだよね…。”シャドウゲイト風”ということなので、元ネタを知ってる方が楽しめるかもしれない。大仰なふりして軽いノリで進んでいくストーリーが好きです。とくにドルイドさんに攻略上必須な剣を渡されるところで笑った。

「霖雨」作者:浅那さん
女々しい片想い一人用短編読み物。愛しいあの人に想いを知られて、去ってしまう悪夢を見て暗い気持ちになる片想いさんのお話。ちょっと鬱ってから、今日はあの人と依頼を受けるんだからこんなことじゃいけないと気持ちを切り替えられるところはさすが冒険者。部屋まで迎えに来てくれた想い人に喜んでドアを開けようとするラストは、尻尾フリフリしてるのが見えるようでした(笑)

「万聖節前夜祭」作者:椋鳥さん
子供一人専用ハロウィンシナ。子供だからと一人居残りになってしまったPCが、ハロウィンのお祭りをやっている村へお出かけします。家を回ってお菓子を貰ったり、仮装を楽しんだり、謎解きをしてかぼちゃを召喚したり遊び心にあふれた作品でした。まあ謎解きが難しくてネタバレテキストのお世話になったけども(村のランタンを並び替えるって、どれがどの番号?)

「招待状(5~7)」作者:Leeffesさん
「ハロウィンカーニバル!!」収録の一人用戦闘シナ。教会の子供たちにハロウィンパーティに招待されて…というお話。PCが調査を依頼した理由がやり手の冒険者っぽくてカッコいいです。技能2枚のうちのどちらかを貰えるのが嬉しい。

「男と女の高い壁(7~10)」作者:Dr.タカミネさん
結婚してよその街に移った冒険者が上手くやってるか確認しに行く男女二人用長編シティアドベンチャー。行ってみたら街の住人が男女で別れて暮らしており、例の冒険者カップルを仲直りさせるためにまず街を戻そうと奮闘します。基本的には女性PCが女性側の、男性PCが男性側のの言い分や情報を集め、街の外で情報交換して誤解を解いたり伝言したりしつつ仲直りさせていきます。街の人たちが個性的で、聞き込みをするうちに街の雰囲気が伝わってきますね~。後半は彼らが一緒に暮らしていた頃の様子も想像できて親しみが湧きました。ラスト、出かけて行った娘さんが男と逢っているのではと心配する親父さんが可愛かったです。

「死の館(5~7)」作者:巫女さんさん
死の館の調査を行う長編探索シナ。この方の作品の中ではかなり一般向けで、ザコ敵の強さは丁度いいし簡単に逃げられるから広い館の探索もそれほど苦労しませんでした(マッピングは必須)。さらにイベントでゲームオーバーになっても直前まで戻れる安心設計。ホラーノベル的なゲームオーバーもいい感じだし、ところどころクスリと笑わせてくれることもあって楽しめます。何より館や村を覆っていた呪いが消えて人々に笑顔が戻る展開には開放感ありました。お土産はほとんどないけど満足感は味わえると思います。

「対決戦闘闘技場(2~10)」作者:巫女さんさん
4つのコースがあり、それぞれlv2、lv3、lv6、lv10で丁度よいくらいの敵とランダムで連戦できる闘技場シナ。勝つごとに賞金が手に入るけど、金額はまちまちなので5~6回勝たないと参加費を上回らないようになっています。5回以上勝てば経験点がもらえるし、レベルが上がった時の腕試しに丁度いいです。

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