2021/07/01

CWまとめ感想(2021/07/01)

「奇ダスキン」作者:vip産
下水道で出てくるものがすべてダスキンになっている奇塊改変シナ。ビホルダーの代わりに自滅もするダスキン集団との戦闘が何度も何度も…と思ってたら自滅じゃなくて同行NPCの攻撃だったのか!クリアして数日後に気付きました。いつの間にか変なのが宿帳にいるからびっくりしたよ(笑)手に入るものも全部ダスキンの絵なんだけど、カード情報は本家通りなので、py以外でプレイした場合すでに持っているものなら元の絵に戻ります。魔法の護符以外、全部元絵になっちゃった。

「影の門」作者:(仮)さん
昔懐かしい感じの一人用アドベンチャー短編シナ。結構難しかったです。慣れてないと30分以上かかるかも。アイテムが手に入るたびに使える場所はないかスタート地点から試していくんだけど、かなり高頻度でPCがしょうもない死に方をして面白かったです。幼児の突拍子もない行動みたいな…。一方で正解を引き当てた時には「ここでこう使うのか!」とテンションあがって、選択肢だけのゲームなのに探索してる満足感がありました。面白かったです。

「そこから」作者:バルドラさん
人数調整不要の一人用短編読み物。遺跡で亡くなった父親の遺体を回収するので護衛兼手伝いとして同行してほしいという依頼です。依頼人は一仕事終えたら冒険者になるつもりらしく、冒頭から親父さんに気にかけておいてくれよと頼まれます。こうやって宿に来る前から細やかな配慮を見せる親父さんがいいね。頼れるみんなの親父という感じです。そして、とくに危険のないシンプルな依頼ながら、道中の描写や依頼人との交流が丁寧に描かれていて引き込まれました。とくに彼の父親への思いと冒険者になろうと思い立った理由が、こういう風に冒険者になる人も多いんだろうなと思わせるもので良かったです。サリマンさんのことは顔だけは知ってたけど、その背景が分かって一気に身近に感じられました。

「奴隷市場」作者:ひにせ684さん
熟練冒険者推奨の男性・若者or大人一人用短編シナ。親に売られて悪徳議員に買われることになった少年目線で描かれます。敵の中に一般人が混ざってると全体攻撃が使えなくてもどかしい思いをすることが多かったけど、これは一撃で壊れる鎖を攻撃すればすぐ画面外に逃げてくれるのでいい感じ。絶望一色となった少年の目に映る、一人の冒険者の姿が素敵です。王道展開にスカッとしました。

「爺ちゃんの遺書」作者:私だよさん
若者か大人の男性一人用短編読み物。唯一の身内である爺ちゃんが亡くなり、遺された15枚の遺書を開封して読んでいきます。これ好きですね~。お爺ちゃんがお茶目で楽しかったです。生前の姿からは想像できない数々の想定外な内容に振り回される冒険者が面白い。こんな遺書をもらったら一生お爺ちゃんのこと忘れられないわ。

「冒険者と0の部屋」作者:vip産
まさかの0コンテンツシナ。発想の勝利ですね。画面いっぱいに並ぶ、冒険者たちから娘さんへの贈り物にほっこりしました。

「夜の支配者ども(1~3)」作者:権兵衛74さん
妖魔バリアント向け短編戦闘シナ。妖魔たちの領域に侵入してきて野営する商人の一行を襲撃します。セリフはなくて渋い作品でした。夜の支配者というのがよくわかります。命乞いをする商人をどうするかで手に入るアイテムが変わる模様。

「置いてけ堀の怪(1~2)」作者:ノクタンビュル・シェイクトカンパスさん
大江戸バリアント短編シナ。置いてけ堀の怪しい声の原因解明と解決を頼まれ釣り堀に行きます。まったく予想だにしなかった展開が楽しめました。NPCの依頼を受ける時に再確認されるところで笑った。NPCが2人(?)登場して、どちらも流れるように語りだすからつい聞き入ってしまいます。片方は完全にアウトな犯罪者なのに、どちらも憎めないと思ってしまった。報酬のスキルも可愛げあります。

「やよい駅にて(3~5)」作者:怪獣クドラさん
現代バリアント向け短編シナ。きさらぎ駅に着想を得たホラーな短編でした。元ネタは名前しか知らないので、とりあえず安全そうな選択肢を選んだら無事帰れたけど経験点もなし。ということでやり直して降りてみたところ、結構ハラハラさせられました。どこにいるのかわからない、周りの様子がわからないのは不安になりますね。心細い中、最初に出会ったカラスと道を教えてくれた男性にホッと一安心したのに、次から次へと逆のことを言う人たちが現れ…。なんとか生還できてよかったです。

「つがいの窓」作者:黒々屋さん
酷い目に遭う相方とその人を大切に思う主人公、盗賊の3人を含む6人専用中編シナ。相方が自分の代わりに呪いを受けてしまい、救うために必要な材料を集めます。主従設定をつけたことを忘れかけていた二人をメインに突入したら、忠誠心の高い従者っぷりが見られました。主人の方はちょっと弱弱しすぎでしたけど、まあ呪いで死にかけてたら気丈ではいられないかもしれない。仲間意識の強さとか、その中でも二人は特別なところとか、必ず助けると決意する主人公の凛々しさがよかったです。竜の設定や呪術師のキャラも作りこまれてました。

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