2022/03/24

CWまとめ感想(2022/03/24)

「別れ橋(5~7)」作者:にべおさん
短編読み物戦闘シナ。メイリア調査団からの依頼で、とある村で禁足地とされる橋に現れる化生を討伐してほしいという内容です。話を聞いて戦って調査結果、という流れなのでサクッと終わります。今回は人に近い相手なので、調査結果から浮かび上がる過去のドラマがよかったですね。人知を超えた相手との遭遇も面白いけど、人間の情念や信念から生まれる伝承も身近に感じられて好きです。双方にとって良い結果になったと思える後味の良い作品でした。

「_6がおしるこ見てる」作者:ゆずきちさん
100kb祭り参加の6人専用短編読み物シナ。寒くて実入りが悪い依頼で愚痴をこぼしながら帰る途中、_6が屋台のおしるこにくぎ付けで…という可愛いお話でした。_6を子供にするとめちゃくちゃ可愛いです。これは買ってあげたくなっちゃうよね~。でも会計係はそんなのにほだされないタイプだと思ったので「ダメなものはダメ」を選んだら、それでも可愛かったしほっこり展開でした。ナイス、リーダー!

「氷の山と深き迷宮(6~9)」作者:ぐすたふさん
対象消去もありえる難易度高めのマルチエンド長編探索シナ。山からの冷気によって氷に閉ざされたので何とかしてほしいという依頼です。親父さんとPCたちが丁寧口調でちょっと笑ってしまった。この作品は目的地に着くまでの道のりも冒険の一部で、方角や道を間違えると遭難したりするところが面白いですね。旅費もしっかりとられるから貧乏PTだとどうなってたのか…。依頼人に話を聞くまでと、件の洞窟に辿り着くまでに、これほど苦労するとは思わなかったです。当然、冷気の元となる洞窟探索も厳しくて、一人体力が超少ないPCは冷気が吹いてきただけで意識不明に…。能力判定厳しめだし、特徴クーポンによっては試すのすら拒否されます(汗)こまめなセーブでなんとかクリアできましたが、途中の町で買った神のお告げの情報は結局何だったんだろうなぁ…。報酬多めにもらえたからいいけどね。

「餅つきをしよう!2022」作者:スロットさん
「暁の兆し」企画参加の餅つきシナ。バージョンアップして臼が丈夫になりました。やっぱりこういうのは子供が多いPTでわいわいやるのが楽しいです。お年玉のやり取りが親父さんらしくていいなぁ。親父さんが手伝ってくれるので、ソロでもお正月気分を味わえます。ハイクオリティ版は長引きそうな戦闘の前に食べておきたいですね!

「Eureka(8~10)」作者:月並みさん
依頼帰りに立ち寄った酒場で簡単に薬草採取の依頼を受けます。森の木の実を調べようとしたら次々とトラばさみ?に引っかかって、そこへ猪の群れが突っ込んでくる展開に笑いました。能力判定による罠の解除がなかなかスリリング。あと、薬草を見分けるためについてきたハリネズミが可愛いんですよね。目的の薬草だと「ミュー」と可愛く鳴きます。一つ飛行KCがないと採れないのがあって残念でした。仕事が終わったと思ったら、思いがけないトラブルに遭遇して戦闘の厳しさにヒーヒー言う破目に。バフや回復技能が全然こなくてなぁ…。最初の木の実がシナリオ内でしか使えない強力回復アイテムだというのもクリア後に気付いたし…。コミカルで楽しいけど、シリーズ物の序章みたいな感じで終わるのはモヤっとしました。

「親父さんを探せ!」作者:清風りちあさん
100kb祭り参加の短編ミニゲームシナ。宿経営者の寄合に出かけた親父さんが大事な資料を忘れたので届けに行きます。圧の強い娘さんと、逆らえない冒険者の姿に宿の日常が垣間見えますね(笑)ゴブ洞の見張り対処ノリでにゃんこと戯れる冒険者が好き。タイトルと張り紙から中がどうなってるのか予測できるのに、数とインパクトで笑いが…!ヒントに頼らず当てようと頑張ったけど、1回間違えてしまいました。済み印付けずに終われるので別PTで再プレイしよう。近辺だけでこの数なんだから、全親父を集めたら軍隊でも作れそうですね~。

「あゝ果てしない ユキを追い続け」作者:生野菜サラダさん
100kb祭り参加の一発ネタシナ。なんとなくリューンへ出かけたら、仲間の一人が雪下ろしの雪の下敷きに…。落ちてくる雪をカードクルクルで表現してるのがカードワースらしくて好き。あと背景の家シルエットを画像じゃなくてテキストセルで表現してるところに匠の技を感じました。召喚獣欄を埋め尽くすスキルげっと!

「神経廻廊(6~8)」作者:うたさん
3人以上用の長編探索戦闘シナ。廃病院のグール退治に行ったところ、罠だらけな上に奥にはとんでもないものがいて…というお話です。普通に全部倒していってもいいし、賢者の塔に売りつけるために捕縛してもいいということで捕縛することに。瀕死状態にしてから束縛すればよくて、行動順が比較的わかりやすいPTで来て良かったです。束縛アイテムは現地調達できるのも嬉しい。彼等の背景を考えると酷いことをしてるなぁと思うものの、普通に戦うより捕まえる方が楽しそうだったので仕方ない。そしてラスト、盗賊がドン引きするレベルのラスボスは禍々しさがにじみ出てました。なんで賢者の塔の人はあれらに気付かなかったんだ…。雰囲気があったし、探索も戦闘も楽しめる作品でした。

「カンザカイ魔境伝(6~8)」作者:mahipipaさん
6人専用長編シナ。キャラバンの護衛を終え、祭り間近でにぎわう東端の街ヨッドで息抜きをしていたが、この街では何かが起ころうとしていて…というお話です。観光して街の人々と触れ合って、ついでに英雄にもなれます。ヨッドの人々のたくましさが好きですね~。最初から最後まで彼らの街なら大丈夫と思えました。聖北から派遣された修道会の人たちもキャラ立ってたし。彼等との報酬値上げ交渉がめちゃくちゃ楽しかったです。まさか所持金を見破られるとは(笑)話を進めていくと、この街の成り立ちや神話についてのあれこれも分かってきて興味深い。思いがけずワクくんにぴったりの武器も手に入って、なんだか運命を感じてしまう観光になりました。

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