2020/04/12

CWまとめ感想(2020/04/12)

「群馬の洞窟(1~3)」作者:むぅさん
みんな大好きご当地ゴブ洞。今回は群馬です。6人専用で群馬弁をしゃべる人やツッコミ役などを決められます。出発前からみんな群馬ネタでボケまくってくれるので、ツッコミのジャック君が大変そうでした(笑)オリジナル要素の中でも珍しいのが、行く先々で手に入る「上毛かるた」集め。群馬を代表する郷土かるたについて解説役が教えてくれます。シナリオ内で手に入るすべてのかるたを集めると何かお土産がもらえたみたいなんだけど、たぶん見張り対処の選択を間違えて6枚しか集められなかったです。次は頑張る!細かい群馬ネタ(敵の技能解説とか)が面白くて群馬愛に溢れた作品でした。上毛カルタ、調べてみたらカラフルで手描き感がいいなぁ。

「消えた薬、そして男。(1~3)」作者:黒豚和牛さん
探偵バリアント中編シティアドベンチャー。製薬会社から薬を盗んで消えた男を探します。地道に聞き込みを行い、手がかりを探すのが探偵らしいですね。対象と話すたびに話題を選ぶのではなく、先にメニューで聞き込みの話題を選択しておくのが珍しいかも。適正の低いメンバーばかりだったみたいで、聞き出すのに結構苦労しました。探偵バリアントだと解錠もいつもの手が使えなかったりしてあたふた。新米脳筋探偵なので戦闘は得意なんだけど(笑)慣れないお仕事を何とか遂行。封鎖地区や超常的企業などヤバそうな単語も飛び出して面白かったです。とぼけた雰囲気のNPCも好き。

「神降り山の一夜」作者:満月丸さん
Next専用の一人用妖魔駆除依頼。すでに冒険者が一人行方不明になっているのに、余裕こいて一人で依頼を引き受けたために窮地に陥ります。脅威の情報を持ち帰るか脅威を取り除くか極限状態で選択を迫られる展開で、その場にあるものを使って苦難を乗り越えるのがいいですね。罠を作って仕掛けるのはロマン!ダイスロールで成否が決まり、闇に紛れて敵が迫ってくる緊張感がたまりません。1週目は普通に逃げ通しましたが、2周目は別のルートへ。順調に罠を仕掛けられたのが良かったのか見事逆転できました。タイトル回収はこちらのルートだったのか。帰り際にはぐれた一匹にとどめを刺し、宿に戻って荷物袋のなかにお土産発見。こなれて気が緩んできたくらいの冒険者にちょうどいいシナリオでした。

「資料捜索依頼(1~3)」作者:ライゼリィさん
next専用短編シナ。住人が消えた街に行き、残された資料を回収します。もう危険はないということだけど、無人の街は不気味な雰囲気で良かったです。いちおうちょっとした遭遇もあったりで、たぶんあるものを盗もうとするとホラー展開になる。駆け出しのお使いにちょうどいい依頼でした。

「冒険者神社」作者:黒宣さん
おみくじが引ける神社シナ。どこかの神社のHPとかにありそうな凝った演出のおみくじが楽しい。PCだけじゃなくPLも引けるので、今日の運勢とか気になっちゃう人におススメ。あと、森で御霊というのを集めるとお札アイテムとか神社っぽいアイテムと交換できます。御霊と交渉したりぶっ倒したりして集めるのは結構大変ですが、とあるスキルが効くとわかってからザクザク集められるようになりました。頑張って集めるとイベント戦闘で強敵と戦えて、勝つと交換できるものが増えます。巫女さんとの会話(PLを認識する人)も楽しいし、CWの世界に神社があったらこんな感じだろうなという雰囲気を楽しめる作品でした。

「恵方を動かせ」作者:alcanaさん
大凶の方位と重なってしまった恵方を移動させるため、山を動かすミニゲームシナ。軽く山を動かそうとする冒険者に笑う。攻撃時にどの方角か時計回りか反時計回りで選んでいけるので、良いと思ったら動かすを選択すればOK。サクッと遊べる作品でした。

「20本目の花」作者:刻人さん
_2を好きすぎる_1が暴走気味なイチャコラ20コンテント読み物。お花畑で二人きりでいるだけで幸せいっぱいな二人に癒されました。_1の暴走っぷりが楽しい。

「冒険者は早寝が苦手」作者:あめ兎さん
Py4以上専用、眠れないミニゲームシナ。明日は大事な用事があるのに眠れない!という状況を戦闘形式のミニゲームで再現してます。羊の睡魔さんが仕事してウトウトし始めたのに、ストレスやら不安やらが襲ってきて台無しになるのが”眠れないあるある”すぎる!最初、高レベル冒険者でやったら眠りをよけまくってしまったので、lv1冒険者でやり直してなんとか夢の世界へ。その後、やっぱり高レベル冒険者も眠らせてあげたくて、ナベプリン(回避ペナ)を調達してきて何とか快眠。やはり眠れない時は甘味が有効だったか…。アイデアが面白いシナリオです。

「餅つきをしよう!」作者:スロットさん
餅つきができるシナリオ。こねる役とつく役を決めて、戦闘形式でもち米の入った臼に専用アイテムを使用します。上手く「つく→こねる」の順で繰り返すと美味しいお餅ができるから、レベルに関係なく餅つきを楽しめました。二人PTのわんこと散歩中でやったら、息ぴったりの相棒という雰囲気が良かったです。さらに、出来上がったお餅は10spで味付けしてもらえて、磯部餅、あんこ餅、きなこ餅、くるみ餅に。何度でも挑戦できるので全種類作ってしまいました。思いのほか餅つき気分を味わえて楽しかったです。

「小さな炎の石(1~3)」作者:kamuyさん
下水道で何者かに奪われた母の形見を取り戻してほしいという依頼。孤児ながら健気に下水道管理局のバイトに励む依頼人が可愛い。下水道と言えばあの人!というNPCも登場してコミカルほのぼのな作品でした。何となくでネズミと会話するPCに笑いつつ、謎の毛布パワーと微笑ましい顛末に癒されました。トゥルーエンドを見るには1~3のエンディングをすべて見ないといけないのはちょっと大変かなぁ。

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