2015/12/13

「宿の絵復元依頼」感想

これもよかったです。「くろがねのファンタズマ」で吹雪さんの他のシナリオもやろう!と思って探したら、すでに「サクッと vol.9」に一つ入っていたというね。
親父さんの冒険者時代の絵を復元してほしいという依頼で、短い読み物シナリオなんですけど、役割設定によってはほんのり恋愛シナっぽさも味わえるし、妄想が捗ります。
今回、主人公は回復役の女戦士、相棒には既婚の魔法戦士を選んだので、妻子もちの年上男性を密かに想う女の子と、妹みたいにいつも気にしている鈍い男みたいな感じになって、ひとりでニヤニヤしちゃいました。
それに、たまたま青い目が印象的な子を選んだので、最後の台詞もいい感じ。
吹雪さんお得意の”冒険者たちの過ごしてきた時間”を感じられるシナリオで、またいつか別のメンバーで挑みたいなぁと思えます。
何気に親父さんの過去にホロリときました。

制作者:吹雪さん
推奨レベル:なし
ジャンル:短編よみもの
収穫:余韻にひたれる時間

2015/12/07

爽やかな後味「スティープルチェイサー」

寝る前サクッとシリーズ9も遊びつくしてしまったのに、感想の方を疎かにしていました…。
どれも面白かったけど、とりあえず「スティープルチェイサー」が良かったですね~。まさか、カードワースでレースゲームができるとは!
場所移動するたびに、コースの状態や馬の疲労を考えて、走るスピードや飛び越えるなどを選んでいくだけなのに、なかなかどうしてやりごたえがあります。
最初は6位で、2週目からイージーモードで何度も挑戦したものの、10回くらいやっても1位になれなくて凹みました…。
まあ、感覚でやるのは苦手なタイプなので、場所移動ごとに何を選んで馬の状態はどれくらいで…とメモして、ハセオを疲れさせすぎないよう、全力疾走、ジャンプ、回復のタイミングを調整していって、なんとか1位とれましたが。
たぶん、イージーモードと本編以外で1位を取るのは自分には無理でしょう(汗)

そして、この作品の魅力は”何度でも遊べるレースモード”だけでなく、慣れないレースで優勝しようと頑張る冒険者たちの青春っぷりや、依頼者の感謝の気持ちがあたたかいエピローグにあります。
参加するからには優勝を狙おうと、レースに向けてハセオと特訓する騎手役だけでなく、それを陰ながらサポートしようと別行動する他のメンバーの地道な作業のどちらもみる事ができて、同時進行する物語がある地点で合流した時の爽快感!
「飛べー!!!」の掛け声に、思わずクリックする手に力が入ってしまいました。

そして、レースを終えた騎手役に心の内を語るエピソードも雰囲気があっていいんですよ。
話を進めるアイコンがりんごで、クリックするたびに一齧りしていくんですよね。本当にりんごを齧りながら話を聞いている気分になります。
そして、本当の意味で依頼を達成できたと実感できる、依頼者からの感謝の気持ちにジ~ン。
冒険者やっててよかったと思える瞬間だね!
またいつか別のメンバーでやってみたいです。

制作者:バルドラさん
推奨レベル:なし
ジャンル:中篇・ミニゲーム
収穫:充実感(メダルは依頼者にあげました)

2015/11/28

ドラマティックな展開がニクイ「くろがねのファンタズマ」

今まで、寝る前サクッとシリーズと、有名なシナリオばっかりやってたけど、タイトルに惹かれて初めて新作の「くろがねのファンタズマ」やってみました。
そして思いっきり泣かされましたよ~。あんな可愛い後輩に憧れてるとか言われたら、死ぬ気で幽霊列車にだって死霊術師にだって立ち向かうでしょ!
NPCミカとの出会いや一緒に冒険したという回想がドラマを盛り上げてて、冒険者の宿には、自分のつくった冒険者以外もいるんだという当たり前のことに改めて気付かされました。
いいなぁ、後輩!!

それに、PCたちの会話も良かったです。役割の設定は、ミカと一番仲良しな主人公と、死霊術などに詳しい参謀、探索役のほか、お調子者なマスコット、武闘派な先鋒、主人公の理解者である相棒があって、重複はできないのでパーティによっては当てはめにくいかも。
でも、吹雪さんの描く冒険者たちは魅力的なので、メンバー交代してでも6人全員に当てはめた方が面白いと思います。
かくいう自分も、珍しく一度でベストエンドにたどり着いてしまって、先鋒だけ決めずに進めたことを後悔したので…。
いつか新しいメンバーで挑む時は、この役割に合わせて編制するつもり。

時間制限があるのも緊張感があってよかったですね。みんなが助かる方法を模索しつつ、時間切れになる前に死霊術師の元へ辿りつかなきゃならない。
途中で判明する事実が、さらに緊張感を高めてくれて…!
リミット1でギリギリ目的地に着いた時は嬉しかった~。幽霊列車の閉塞感から解放されて、一気に闘志に変わっていくような高揚感がありました。
探索で手に入るアイテムがあると、ラスボス戦闘も楽になります。

いつもはNPCの連れ込みは積極的には行わないんですが、今回は迷わずミカちゃんをお持ち帰り♪後輩ゲットだぜ!
レベル10に達していた戦士と交代してもらいました。
吹雪さんの他のシナリオもDLせねば。

対象レベル:6
制作者:吹雪さん
ジャンル:中編探索シナリオ
連れ込み:ミカ
収穫:至る道(回復系スキル)、ロケットランチャー、アクアヴィット(お酒)、赤ずきん(お酒)、鉄道教本(双方全体混乱アイテム)

2015/11/24

「祭!」で遊んでみた

なかなか遊び応えのあるシナリオでした。
なんせ、お祭の屋台が道を進んでも進んでも尽きることがない!
金魚すくいや型抜き、射的、ヨーヨー釣り、見世物にお祭定番の食べ物の数々。
あっちのお店をのぞいては、お財布と相談して買い食いしたり、遊んだり、普段買わないようなものを買ってみたりと、実際にお祭を満喫したような気分になれました。

お店の数が尋常じゃないので全部は紹介できないけど、個人的なお気に入りは親父さんの手伝いと、守り石を売るお兄さんのセールストーク、見世物小屋での人形劇のお手伝い、風鈴屋さんが楽しかったです。
あとは、献血やロシアンルーレット(笑)、野良犬の餌付けとか、チョコバナナつくりもよかったし、金魚すくい、射的、ボーリングあたりのオーソドックスな出し物も何度もやってしまった。
後は、花火をおすそ分けしてもらったりね。奥さんは宿待機のCPの台詞にほっこり。連れてこなくてごめん!

アイテムやスキルはお遊び程度のものが多いんだけど、たまに超便利なアイテムやバランスブレイカーなものも。
おもちゃと書いてあっても油断できないです。
オススメは風鈴屋さんかなぁ。値段の割に便利すぎる気もするけど、可愛いし。
楽しかった♪

対象レベル:なし
制作代表:オサールでござ~るさん
ジャンル:お祭屋台村シナリオ
収穫:光精の風鈴(フォウさま頑張る)、白の風鈴(不浄な者の行動を少し止める)、黒の風鈴(コウモリ召喚)、金の風鈴(技能2枚配布、KC:魔法、鑑定、暴露、解読、盗賊の目)、聖水銃(聖水5回分)、わりびきけん、野良犬(噛み癖のあるわんこスキル)、打震(掌破の強化版?)、その他食べ物やおもちゃなどなど

2015/11/19

「冒険者の宿で」フィールド編

いつまで「冒険者の宿で」について書いてるんだろう…と思い始めてきたけど、やっぱりフィールドについても語らないわけにはいかないでしょう。
ちなみに、自分がやったのはver.7.10で、まだ作り途中なのかな?と思えるところもありました。フィールドはそんなにやり込んでないので、ボスやイベントにたどり着けなかっただけかもしれませんが。
とりあえず、フィールドについては情報少ない気がします。自分なんて、どうやったらフィールドに出れるのかもわからなかったし…。
かなり長いこと、朝一番に依頼をチェックしないと探索の依頼が受けられないことに気づかず、そのせいで地図情報も手に入らないし、情報屋さんに地図を売ってもらえなかったんですよね。それとも、他に条件があるのかな?

で、やっとフィールドに出られたと思ったら、右も左もわからず、すぐに旅糧が尽きて救助してもらうはめに…。
そこで、最初はマッピングから始めましたよ。リューンや各駅からフィールドに出て、情報屋さんから買った地図を開き、スクリーンキャプチャーしてトリミングして繋げていくという超地道な作業です(笑)
おかげで完璧な1枚の地図が完成し、最寄りの駅から各村やダンジョンまでの歩数の目安も書き込んだわけですけど、さすがにそれを公開するわけにはいかないので、ヒントだけ書いておきます。

基本的には、こちらの方がまとめている「【ネタバレ注意!】冒険者の宿でのフィールド探索攻略自分用超適当メモまとめ(ver.7.10にて検証)」の「フィールド探索をするなら知っているといいかも&便利な場所一覧」を参考にすればいいと思います。自分も大変お世話になりました。

<各駅から行ける場所まとめ>

  • リューン:村3つ、ダンジョン2つ(ひとつは鉱脈)
  • ナイライ:村1つ、ダンジョン3つ
  • クアラント:ダンジョン2つ(ひとつは塩窟)
  • メルクイン:ダンジョン2つ(ひとつは鉱脈)
  • ストラ:村1つ、ダンジョン2つ(ひとつは鉱脈)
  • レスボーア:ダンジョン2つ
  • ハンザス:村1つ、ダンジョン2つ
  • ラーニョン:村1つ、ダンジョン4つ(ひとつは鉱脈、ひとつはラスボスが出てきそうな巨大ダンジョン)
  • クラット:村1つ、ダンジョン3つ

*町も街も村と書きました
*いちおう最寄りの駅と組み合わせたつもりだけど間違っていたらごめんなさい。
*森で何ができるのかよくわからなかったので除外しました。
*地図上には表示されるのに、入れない洞窟がひとつあったので除外しました。(ラーニョン付近)

この中で、何度も行く場所があるとすれば、やはり鍛冶屋があるヘムリーフと、魔女の大釜があるハムラフベルですね。
どちらもリューンから行けるのが良心的!
個人的には、鉱石集めが面倒だったのと、赤塔攻略後で強い装備が揃っていたので鍛冶屋はほとんど使ってませんが、魔女の大釜は良い回復アイテムもあるので結構使えると思います。

調合については、またもや先ほどのまとめ記事(冒険者の宿で薬草の単品調合)が非常に参考になりました。ありがとうございます!
こちらを基に「点数制かな?」と推測し、検証して調合のルールを割り出しました。

<調合のルール>

・素材ごとに”治癒”や”強化”など原素点が1~2点割り振られていて、3点以上になると原素ができる
・打ち消しあう原素点があり、解毒と毒、智慧と惑乱、勇気と恐怖、強化と弱化が対になっている
例)コカの葉(解毒・惑乱)を3つ入れる間に、青ハーブ(毒)を1つ入れると惑乱の原素しか手に入らない
・治癒には対になる原素はないが、マイナス点をもつ素材がある
どの素材かは調べてないので、同じ素材を3つ入れるのが安全。余った場合は、目的の原素点をもつ他の素材で補う。
・原素ができると、その原素の点数はリセットされる
・リセットされるのは原素ができたものだけで、他の原素点は残っている
例)金色ハーブを2つで治癒の原素1つ。3つ目で解毒と勇気の原素が一つづつ。金色ハーブ1に治癒1点の緑ハーブ1を追加しても治癒の原素が出るので、金色ハーブは治癒2点。だが、金色ハーブ3で治癒6点にはならず、2つ目を入れた時に余った治癒1点がリセットされている。治癒1点の青ハーブや、治癒、解毒1点の白ハーブ・アブラナ・しいたけなどと交互に入れれば無駄がない。
・塩は治癒2点にする、どろどろは治癒1点にする効果がある
何点の状態からでも2点もしくは1点になるので、最初に使って、治癒点をもつ素材を1~2つ入れると治癒の原素ができる。どろどろの使い道が見つかった♪

<各原素がとれる素材>

治癒:塩(2点固定)、どろどろ(1点固定)、緑・白ハーブ、金色ハーブ(2点)、ミコカズラ、アブラナ、ブルーフリス、しいたけ、ブルーベリー
解毒:コカの葉、白・金色ハーブ、アブラナ、こなす、しいたけ
毒:青ハーブ、蓮の種、ミズバハエ、フリス、レッドフリス、こなす、野いちご、ブラックしい、ツキヨタケ、ヤマボウシ、ウマゴロシ、スイートピー
智慧:蓮の種、レッドフリス、りんご、クルミソウ、スイートピー、マンドラゴラ(2点)
惑乱:コカの葉、ミコカズラ、こなす、ブラックしい、ツキヨタケ、ウマゴロシ
勇気:金ハーブ、ワスレナグサ、フリス、ヤマボウシ
恐怖:ヒマリ、アザミ、ブラックしい、ツキヨタケ、ブルーベリー
弱化:ワスレナグサ、ブラックしい、ウマゴロシ
強化:ヒマリ、3種フリス、アザミ、ハルシオン、ユウレイタケ(2点)、マンドラゴラ(2点)、カエンタケ(2点)

*惑乱と強化は使い道が少ない上に、強化はフリス系素材を使っていると余る。
*原素の売値は素材の売値より安い。
*マンドラゴラ、カエンタケ、ブラックしいは素材の中では高く売れる。
*ハーブ類や食材、酒の材料は、原素にするにはもったいないかも。
*3種類以上原素がとれる素材は優先的に使いたい(フリス、レッドフリス、ツキヨタケ、ウマゴロシ、ブラックしい)

<食材・食料になる採集物>
食材:ハーブ、ミコカズラ、アブラナ、しいたけ、ブルーベリー、こなす、野いちご、りんご、ブラックしい、しそわかめ
食料(7歩ぶん程度?):野いちご、りんご、ウマゴロシ、ヤマボウシ、アブラナ、沼蟹、魚

<調合できる薬>

傷薬(治癒)、解毒剤(解毒×2)、冒険者の薬(強化・智慧・勇気)、魔法薬(治癒・智慧・強化)、ニルドの灰汁(恐怖×2)、毒薬(毒×2)、賢者の妙薬(智慧×4)、衰弱の薬(弱化×2)、親愛の薬(弱化、惑乱×4)、英雄の薬(治癒・強化・智慧・勇気×4)、にむみむ秘薬(恐怖・治癒×3)、竜の血(治癒・強化×2)

ただ、ルールがわかったはいいけど、結局使い道は「にむにむ秘薬」と「英雄の薬」、「竜の血」くらいなんですよね。
リューン付近で採れる、どろどろやフリス三種、アザミだけでほしい原素は揃っちゃうんだよなぁ…。

2015/11/13

「冒険者の宿で」ペット(召喚獣)編

召喚獣可愛いですよね~。
カードワースで初めて手に入れた召喚獣が「ジェーンの三毛猫狂想曲」のカサンドラでした。
眠ったらワンワン吠えて起こしてくれるし、攻撃もしてくれるから「召喚獣すごい!」と感動したものです。

それがこの「冒険者の宿で」では3匹もゲットできるんですよ!
しかも有能で、強いボス戦の時は頼りにしまくりです。仲間が倒れると「仲間のピンチだ!」と頑張ってくれるのが可愛くて可愛くて…。それを見るために強い敵に無謀に突っ込んでいってしまうという(笑)

では、そんな心強いペットたちをご紹介!
まずは、怪獣っぽい「えうー」
赤塔をうろうろしてると、低確率でたまごを拾い、それを召喚獣枠で温めていると孵る可愛い奴です。
この子もカサンドラと同じで仲間が眠ったら起こしてくれるし、ママを応援してやる気UPしてくれるし、仲間が倒れると敵を怯ませてくれたりします。
最初は荷物袋に入るサイズでホント可愛いんだけど、さらに成長して、最終的には「お前、○○の子供だったのかー!」と驚かされました。…なんかむごいことさせちゃってごめん(涙)
でも、今は冒険者たちが家族だから!ずっと一緒だから!!

お次は、お魚大好きにゃんこ
宿の前の路地でたまに出会うにゃんこです。お魚をあげてると一緒に冒険についてきてくれるように。
えうーとか普通に連れ帰っているのに、親父さんがうるさいからという理由で宿に連れて帰れないのが玉に瑕…と思いきや!?
ちょくちょく技能カードを配ってくれる可愛いにゃんこにお魚を!

最後は、ケルベロスっぽい「ばうわう」
この子もえうーと同じような能力なんだけど、えうーは全属性攻撃なのに対し、ばうわうは炎と冷気属性。
つまり2匹揃うとかなり強い!
「冒険者の宿で」を普通にやっていれば手に入るんだけど、「これも孵るのかよ!」とマジでビビった(笑)
この子もちっちゃい頃がホント可愛いんだよね~。大きくなっても可愛いけど!

そんなわけで、召喚獣枠が新たに3つも埋まって、さらに赤塔の「恐怖の絶叫きのこ」では付帯能力「深緑の魔力」が(新PC加入で何度でも)手に入るし、召喚獣枠を使うアイテムやスキルも多くなって、深刻な枠不足…。
う~ん、悩ましい!

ちなみに、ペットではないけどフィールドダンジョンで稀に手に入る「生ばーう」もかわいい。
フィールドやダンジョン攻略の際に使ってみると面白いことが起きるよ♪
ノリノリな冒険者と、それに応えてくれるばーうが好きです。

2015/11/11

「冒険者の宿で」お料理編

「冒険者の宿で」と言ったら、お料理も外せないですよね~。そこらの店シナで買える回復アイテムよりも便利かもしれない。
たとえばハーブ類は薬草庵で薬草や解毒剤に調合してもらえるけど、料理して全回復で麻痺・中毒MAX解除できる「くさもち」を作った方が断然お得。
ただ、どの料理が戦闘中に使えて、どの料理は使えないのか、実際に試してみないとよく分からないし、効果が多すぎて覚えられないのが困りもの(汗)

ちなみに戦闘中に使える料理は、ハンバーグ!、焼肉、らぴゅたパン、フルーツタルト、くさもち…くらい。
でも、行動力UPのハンバーグと焼肉は、飾られた宝箱とかを開ける前に使ってた。戦闘中は、8ターン行動抵抗アップできるスキル「英雄の剣(野宿暫定)」を使ってるので。
らぴゅたパンは竜の血の弱版で回復と4ターン自然回復、フルーツタルトは銀酒?の弱版で全回復と能力アップ。赤塔でちょっと強い敵に遭った時に使えそう。
あと、面白いのが失敗料理。何気に敵に使うと強かったりするんだよね。さすが親父さんが卒倒するだけある(笑)

戦闘中に使えない料理は、基本的に移動中の回復か、フィールド探索時の旅糧代わりかな?
赤塔で利用価値ありそうなのは、全員回復で回復量が高いバゲット、ボス戦前に回復&防御UPのポトフ、魔法薬代わりのバターソテーくらいか。
他には、焼き魚はかえるさまにお供え、野菜サラダは即食べて料理熟練度UP。

たくさん料理して熟練度をあげれば料理の成功率もアップしていくんだけど、最初は資金難で材料買ってる場合じゃないと思ってた。赤塔で戦ってれば、肉が大量に手に入るのにね。フィールドでは魚や野菜も。
ハーブも使えるものの、もしかして食材によって難易度が違う?
ハーブはよく失敗する気がする。…というか、くさもちや野菜サラダ、フルーツタルトあたりの難易度が高いのかな。
それと、料理スキルを使うと失敗しないんだろうか?
料理と解錠のキーコードがついてて、戦闘でもいちおう使える「万能ナイフ(駆ける者/綴る者)」が便利。

今回は軽く書こうと思ったのに、結局長くなってしまった…。料理だけでここまで語れるとは、さすが「冒険者の宿で」だ!

2015/11/06

いつまで経っても終わらない「冒険者の宿で」赤塔編

CWに嵌ってから一番長い時間を費やしてるのが、この「冒険者の宿で」ですねー。もう自分がカードワースをやってるのか「冒険者の宿で」をやってるのか、判別がつかなくなってきた(笑)
それくらいやり込み要素が多い街シナリオで、感想もどこから書いていいのかわからないくらいなんだけども、とりあえずこの前ひと段落ついた赤塔について。

最初は「なにこれ、超めんどくせー!」と思ったのに、例のごとくいつしか嵌ってたというね。
「突撃ホイッスル」が手に入ってからが本番で、これがあるとちょっとしたイベントはスルーして、戦闘や宝箱、意味のあるイベントに当たるまでオート探索できるから、一気に探索が楽しくなってきます。
まあ、いいことばかりじゃないし、読んだ事がないイベントまでスルーするのは寂しいので、基本的にはフロアの半分くらいまで探索が終わったら、オフにして手動探索してる。無駄に疲労しないためにも。

単調だと思っていた探索がこんなにも楽しく思えてくるのは、やはりサブクエストをこなしていくうちに見えてくる塔にまつわる物語が魅力的だからでしょうね。
宿では酔って親父さんに絡んだり、バカやってる彼らの別の一面…命をかけて冒険に身を投じる冒険者の顔が垣間見えて、これぞ冒険者と思えます。
結構ダークな物語で、雰囲気を盛り上げるjimさんの文章も好き。

ただ、この前やっと51階に到達したら、アイテムが置いてあるだけでエンディングらしいものもなく、まだ何か足りないのか!?と色々探してしまった…。
jimさんの他の街シナリオ「白亜の城」のラストは、ちゃんとクリアしましたとわかる感じだったのになぁ。
でも、赤塔の真のラストはサブクエストの「アナトーの使徒」攻略でしょう。推奨レベル12以上だったし。50階のボスより、よっぽど強い。
いちおう、このシナリオで手に入るスキルやアイテムを十分そろえて挑めば、レベル10メンバーでも勝てるバランス。
本棚や冒険者の店で手に入るスキルや、塔を攻略すると手に入る武器や魔石500個と交換できる杖「追放者」、フィールドの村で買えるスキルとか。「白亜の城」で魔石500個と交換できるグレイスワードもあれば。
あと魔術師さんに、獣の血とイラクサ15個、ティリジウム2個で作ってもらえる「聖戦の薬」をたくさん持ってけば安心。
仲間は、銀酒をたまに使ってくれるグランがいいと思う。

ちなみに、個人的にクシヤ戦で役立ったスキルは、忘れ水の都の「白い檻」と「交渉術」、白亜の城の「癒しの風」かなぁ。取り巻きがウザいので、アレトゥーザの「嵐の暴虐」や野宿暫定の「空閃地走」など戦士系の全体攻撃も役立った。
後から考えたら、全体混乱できる「烈にゃ迅」とか効果的だったのかも?

話は変わるけど、素材を集めて魔術師さんに作ってもらえるアイテム「虹」って、とれる気がしないよね…。
どんなに強いんだろうとデータを見てみたら、人っぽい敵には効かないようにするためなのか、幾つか回復効果がついてて、どんな敵にどれくらい効くのかさっぱり想像できなかった。ホントに強いの?
というわけでそれは諦めて、赤塔クリアした気分を味わうために1階から51階まで一度に登ってやりました。
祓魔の結晶も溜まってきてたし大丈夫かなぁと思ってたら、1個しか使わなかったし(笑)

疲労を溜めないポイントは、
1、スキルを使うのは戦闘中のみ
2、移動中の回復、行動力アップはアイテムで行う
3、無節操に祈る
4、冒険者たちが気分良くなりそうなことは積極的に行う
5、突撃ホイッスルを使わず、1回探索するごとに仲間と話す

これくらいかな。もちろん、全員「韋駄天の靴」は持たせてね。
ちなみに、眠りの花?のイベントがけっこう頻発するので、「よいこの雑貨」というシナリオで入手できる「うさぎ」を荷物袋に入れておくことをオススメします。味方単体に何度でも使える精神回復ペットで、赤塔では大変お世話になりました。
まあ、荷物袋がいっぱいになってもいいなら、消費アイテムでもいいんですけどね。1~51階まで登りきったら、荷物袋が魔石などで新たに15ページくらい埋まってしまうけど(笑)

赤塔についてだけでこんなに書いてしまった…。
本当にやりごたえある作品で、まだまだ遊びつくせないぜ!

2015/10/30

盛りだくさんが嬉しい街シナリオ「碧海の都アレトゥーザ」感想

「寝る前サクッとカードワース」シリーズ第一弾に収録されてたシナリオですね。
『ぜんぜんサクッと終わらねぇ!』と誰もが思うはず(笑)
しかも、ここに収録されたもののバージョンが古いので、途中までイベントを進めてから最新バージョンに気付くと哀しいことに…。
最新バージョンは新しいイベントが追加されてるんだけども、なぜか(ちょっと意地が悪いことに)あるイベントをクリアした後だと発生しないようになってるんですよ。
わたしもそれをクリアしてから最新バージョンを見つけてしまったクチで、ユーティリティーでそれっぽい称号とゴシップをぜんぶ削除しました。最初からやり直し~!!
まあ、一度プレイすればイベント発生条件はわかってるので難なく進められましたが、個人的にRPGで街をうろちょろ周るのが苦手でちょっと疲れました。

でも、それを差し引いても魅力的なシナリオなんですよね。
アレトゥーザという街があたかもそこに実在しているかのような、細やかな設定の数々。
街の歴史や住んでいる人々の生活が見えてきて、自然と感情移入できます。
そんな設定厨っぽい作者さんの情熱が見事に良い方向に発揮されていて、この街のために一肌脱ごう!という冒険者の気持ちになってプレイできました。

あと、レナータちゃんが可愛い♪
思わず嫁にもらっちゃいました。宿の女将さんの怖い部分が見られます(笑)
オルワさんは…仲間にする条件が難しすぎませんか?
どこで何をすればいいのかはわかったけど、人数のことは気付かないでしょ。readmeに書いておいてほしかったなぁ。
でも、彼のイベントは一番好きです。マンティコアを倒した後の石版の裏技がわかった時は「おぉ!」と感動しましたよ。キーコードを把握しておくのって大切だなと改めて思いました。(手に入るスキルも強い!)
最後のイベントはラスボスだけあって強いですが、救済措置もあるし、それが隠しスキル取得にも繋がるし、やり終えた時の達成感もひとしおです。
かなり苦労したけど、その分印象に残ったシナリオでした。

対象レベル:なし
作者:Martさん
ジャンル:依頼付き街シナリオ
連れ込み:レナータ・オルワ
収穫:渓精召喚(全体攻撃&3回敵単体能力低下)・水姫召喚(水精召喚の超強化版みたいな)・海将召喚(6回敵単体に攻撃&色々異常)・大海の慈悲(味方一人色々回復)・呪詛の悪風(魔法使いの敵に有効な全体攻撃)・凍れる悪意(単体攻撃&精神力不能)




*ネタバレ備忘録*
またいつかプレイしたくなった時のために自分用メモ。基本的にはreadmeに従って街をうろちょろしてればわかるので、自分が詰まったところを遠回しな感じで。
ネタバレが嫌な人は読まないでね!

依頼1~3
私は踊り続ける:宿で会話。依頼4を進めないように、情報屋には話しかけない。
依頼4:クリア後にも海賊の情報を買うべし。
デオタトのとっておき:魚人語辞書は「旧き沼の大蛇」で右端の石版を調べて解読失敗→依頼人にもらうか(聖水を持ってないと詰むので注意)、アレトゥーザの砂浜の右端でランダム。「魚人の村」の辞書は対応してません。
ソレントの渓精:お店のレナータちゃんにしつこく聞くべし。
依頼5:実験室に行けるようになったら、教会でスキル購入。スキルの解説をよく読むべし。後々まで活躍できるスキル。
依頼6:readmeにある裏技を行使するにはあるキーコードが必要。不安なら、一度セーブせずに石版まで行ってみるべし。
依頼7:ラスボスの超強いスキルは一度しか使えない。救済措置があるので突っ込むべし。
戦士の旅立ち:彼は悩んでいるので、一緒に連れていってくれと言いやすい状況をつくるべし。

2015/10/29

初泣きシナリオ「晴れ知らず森」感想

きっかけは「忘れ水の都」のreadmeに、あるスキルの出現条件としてこのシナリオの名前が載っていたこと。
なんかいいですよね、こういうの。自分の好きなシナリオを、自分の作品の中でリスペクトするって。
そんな愛されてるシナリオなんですが、プレイしてみてその気持ちがよ~くわかりました。
もう泣ける泣ける。カードワースでこんなに泣かされるとは!

作者のヒロタさんはホラーシナリオが得意な方だそうで、初めから雰囲気がいいんですよ。
じめっとした霧がモニター越しに感じられるような。
おかしな状況と家の主の不可解な言動、身動きが取れなくなった冒険者たちと、次第に募る苛立ち…。
情報がほとんどない中で、冒険者たちと一緒にどういうことなのか推理したり、疑心暗鬼になったり。

そして後半、一気にホラー色が濃くなって背筋が寒くなっていきます。
怖いけれど、とても寂しい亡霊たち。
かつてこの森で起きた悲しい出来事と、今起こっている出来事の理由。それが判明した時はもう! (´;ω;`)ブワッ

最終的には心温まるお話なので、ホラーが苦手な人もいけるんじゃないかなぁ?

対象レベル:不問
ジャンル:ホラー読み物
収穫:霧払いの首飾り(思い出はプライスレス!)
作者ブログ:ダウンロードURLをアドレスバーにコピペするとダウンロードできます。

2015/10/27

CardWirthに嵌ったきっかけのシナリオ「ヒバリ村の救出劇」

この「ヒバリ村の救出劇」はホント、CWの魅力が思いっきり詰め込まれたシナリオだと思います。
初心者だった自分が、CWの世界の奥深さと可能性に気付かされた作品で、初めて人にオススメした作品でもあったり。
readmeの大切さとか、キーコードを意識するようになったのも、これがきっかけだったかな?
まだまだ始めたばかりで、金欠からやっと脱するかもという頃だったので、このために解読キーコードがついた「隠者の瞳」を買ってきたんですよね~。肝心の使い方がわからなくて四苦八苦したけども…。
それもあって、かなり印象に残ってます。

夜のノックから始まる魅力的なストーリー運び。
探索で集めた情報により浮かび上がってくる事件の全貌。
どう行動するかで変わる展開と、理想通りの冒険者たちの振る舞い!
この作品をやるまで、探索って面倒で苦手なイメージだったんですけど、これはまったく苦にならないし、やりこめばやりこむほど新しいことに気付かされるんですよね。
一度クリアしても気になるところがあって、初めて何度もやり直した作品でもあります。

あと、この洞窟の謎を全部解くと手に入るスキル「備える獣」や「考える獣」にもお世話になったし、武器「スティング」はかなり長いこと盗賊が愛用してました。
生命感知ついてることにも、かなり後になってから気付いたり(笑)
CWを始めたばかりの方にオススメのシナリオ(レベル3くらいになってから)。

自分にとっては思い出深い、大好きなシナリオです。

作者:伊礼さん
対象レベル:1~3
ジャンル:探索・戦闘
収穫:スティング(武器)、備える獣(束縛・沈黙対策スキル)、考える獣(使用者に技能3枚配布スキル)、その他売れるアイテム&思い出はプライスレスなアイテム

2015/10/26

CardWirthというフリーゲームに絶賛嵌り中

ツイッターを始めて放置することが多くなってきたこのブログ…。
何か活用法はないかと考えたところ、今嵌ってるフリーゲームCardWirthについて書いてみようかなと思ったり。
2000年くらいからあるフリーゲームで、昔ながらのTRPGの雰囲気を味わえるカードゲームみたいなRPG?
1~6名の冒険者たちが、「ルイーダの酒場」みたいなところを根城に、さまざまな依頼をこなす日々を”シナリオ”をプレイすることで再現してるって感じかなぁ。

このシナリオというのは、CardWirthのユーザーが自分たちで作って発表しているもので、”魔物退治”とか”遺跡の調査”とか、”行方不明者の捜索”など基本的には一つの依頼で物語が完結しています(シリーズものもある)。
普通のRPGでは複数のイベントが連なってストーリーが展開していくけど、CardWirthでは好きなイベントをネットで探してきて好きな順番で遊べるんですよ。
長年多くの人に遊ばれているゲームなのでシナリオの数も無数にあるし、さまざまな冒険をしていくうちにプレイヤーキャラたちに愛着が湧いてきて、もっと彼らの冒険を見ていたい!と思えます。
シナリオによっては、冒険者の作成時に設定した細かい性格や出自を判断して、それに合ったセリフをあてているので、本当に遊べば遊ぶほどキャラクターの個性が生きてくる感じ。

TRPGを知らないと雰囲気わからないかもしれないけど、昔アニメもやってた「フォーチュン・クエスト」とか、最近のゲームだと「世界樹の迷宮」とか雰囲気近いかな。
ただ、ダウンロードしたままの状態ではグラフィックが古臭くで、とくに多くのシナリオにちらっと登場する宿の主人・親父さんの顔は慣れが必要(笑)
探せばプレイヤーキャラ用の今風のイラストもあるし、店シナリオによってはスキルカード眺めてるだけで眼福という美麗イラストが拝めます。
やや敷居の高さはあるものの、好きな人はホント好きになれるゲームだと思うのでオススメ。…このブログに読者はいないと思うから、これを読む人はすでにCardWirthを知ってる人だと思うけど念のため(笑)

いつになるかわからないけど、次は好きなシナリオについて書いていこうかなぁ。
作者さんたちに感想を送る勇気がないので、ここで愛を叫ぶよ!